JP3129786B2 - 造粒コーティング方法および造粒コーティング用バッフル装置ならびに造粒コーティング装置 - Google Patents

造粒コーティング方法および造粒コーティング用バッフル装置ならびに造粒コーティング装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/12Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic in rotating drums

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は造粒コーティング技術、
特に、略水平軸線の回りで回転する回転ドラム内に粉粒
体を収容して該回転ドラムを回転させることにより粉粒
体の造粒および(または)コーティングを行う技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の造粒コーティング技術として
は、コーティングパンとも呼ばれる回転ドラムを水平軸
線の回りで回転させると共に、その回転ドラムの中にガ
スたとえば熱風を供給、排出することにより、医薬品、
食品、化成品、その他各種の粉粒体の造粒コーティング
を行うものが知られている。
【0003】その場合、1つの技術的課題として、回転
ドラム内における粉粒体を如何に効率良く攪拌、混合
し、所期の造粒コーティング操作を能率良く、しかも均
一に行うかということが挙げられる。この課題を解決す
るため、回転ドラム内に障害物として固定のバッフル部
材を設けることが提案されている(特公昭52−106
65号公報)。
【0004】また、バッフル部材としては、その位置を
軸方向にあるいは粉粒体層の内部と外部とで位置可変す
るものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来技術のうち、前者の従来技術では、バッフル部材
の取付位置が固定されているため、造粒、コーティング
処理を行うにつれて、粉粒体原料がバッフル部材に付着
し、その付着物が回転ドラム内に落下するという現象が
ある。そのため、バッフル部材から落下する付着物が原
因となって、コーティングむらや、いわゆるダブル錠と
呼ばれる過大な製品あるいは製品への落下物付着による
不定形製品を発生させるおそれがある。
【0006】また、前記後者の従来技術においても、バ
ッフル部材による攪拌作用は向上するが、前記した問題
点をすべて解消することはできず、バッフル部材や回転
ドラムの内壁面への粉粒体原料の付着および落下に起因
する欠点があることが本発明者らによって見い出され
た。
【0007】したがって、本発明の1つの目的は、均一
な造粒コーティング製品を得ることのできる技術を提供
することにある。
【0008】本発明の他の1つの目的は、バッフル部材
への粉粒体原料の付着および落下、さらにはそれに起因
する問題点を排除することのできる技術を提供すること
にある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、粉粒体の攪拌
を良好に行うことのできる技術を提供することにある。
【0010】本発明のさらに他の1つの目的は、造粒コ
ーティング製品の生産効率を向上させることのできる技
術を提供することにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0013】すなわち、本発明の造粒コーティング方法
は、粉粒体を収容して略水平軸線の回りで回転する回転
ドラムを備えた造粒コーティング装置により造粒コーテ
ィングを行う方法であって、前記回転ドラム内の粉粒体
の内部でバッフル手段を、前記回転ドラムの回転軸線に
対して角度を有する回転軸線の回りで連続的または間欠
的に回転または回動させながら造粒コーティングを行う
ものである。
【0014】また、本発明の造粒コーティング用バッフ
ル装置は、粉粒体を収容して略水平軸線の回りで回転す
る回転ドラムを備えた造粒コーティング装置に用いるバ
ッフル装置であって、前記回転ドラム内の粉粒体の内部
で、前記回転ドラムの回転軸線に対して角度を有する回
転軸線の回りで連続的または間欠的に回転または回動す
るバッフル手段と、前記バッフル手段を、前記回転ドラ
ムの回転軸線に対して角度を有する回転軸線の回りで連
続的または間欠的に回転または回動させる駆動手段とを
有するものである。
【0015】さらに、本発明の造粒コーティング装置
は、前記バッフル装置を装備してなるものである。
【0016】
【作用】前記した本発明の造粒コーティング技術におい
ては、バッフル手段が粉粒体の内部で、前記回転ドラム
の回転軸線に対して角度を有する回転軸線の回りで連続
的または間欠的に回転または回動することにより、粉粒
体原料がバッフル手段の表面や回転ドラムの内壁面に付
着することは防止され、その付着物の落下に伴う前記問
題点を排除することができる。
【0017】また、バッフル手段の回動により、均一な
造粒コーティング製品を得ることができる。
【0018】さらに、バッフル手段の回動により、粉粒
体原料の攪拌を十分に良好に行うことができる。
【0019】
【実施例】図1は本発明による造粒コーティング装置の
一実施例を示す断面図、図2はその略概念図、図3(a)
〜(g) はバッフル部材の回動位置の変化と粉粒体の流れ
の変化とを順次示す説明図、図4は本発明に用いられる
バッフル部材の一実施例を示す正面図、図5〜図22は
バッフル部材の他の各種実施例を示す図である。
【0020】まず、本発明における造粒コーティング装
置について図1および図2により説明すると、被処理物
である粉体や錠剤の如き粉粒体Mを収容して回転する回
転ドラム1は、モータの如き駆動源2によりベルト3を
介して水平軸線の回りで回転するよう回転ローラ4上に
支持されている。
【0021】本実施例の回転ドラム1は多角形の一例と
して八角形の断面構造よりなり、該回転ドラム1内の粉
粒体Mがスリップを生じることを抑制できる。この八角
形の回転ドラム1の各辺の所定部分には、たとえばパン
チングなどで多孔5が形成されている。この多孔5付き
の回転ドラム1は、所定の寸法の板体に多孔5を形成し
た後で、各多孔板体を互いに溶接などで八角形に結合し
たり、あるいは8枚の多孔5付きの板体を枠に溶接する
ことなどによって形成することができる。
【0022】この回転ドラム1の多孔5付きの八角形の
各辺においては、該多孔5付きのドラム外周面を容易か
つ確実に洗浄できるように、各辺ごとに分割されて個別
的に着脱可能な密封式のジャケットすなわち外囲体6が
形成されている。
【0023】各外囲体6は回転ドラム1の八角形の各辺
に相当する寸法を有し、そして、たとえば、各ドラム辺
の外面に溶接などで固定したフランジ7と、外囲体6の
内側に溶接などで固定したフランジ8とを嵌合させる方
式により、各外囲体6を取手9で保持して回転ドラム1
の各辺に対して密封着脱可能とされている。回転ドラム
1の各辺の外周面と外囲体6の内面と、フランジ7,8
とで囲まれた空間はガス流通空間10として形成されて
いる。
【0024】また、回転ドラム1の内部に対して、ガ
ス、たとえば熱風あるいは冷却ガスなどを供給、排出す
るため、2本のダクト(図示せず)が設けられている。
これらのダクトは図1に実線と破線で示すように回転ド
ラム1の内部へのガスの供給と排出を逆にすることもで
きる。
【0025】さらに、回転ドラム1の内部には、該回転
ドラム1内にコーティング液やバインダ液を供給するた
めのノズルユニット11が軸方向(水平方向)に挿入さ
れている。
【0026】本実施例における回転ドラム1の内部に
は、粉粒体Mの層内に位置するバッフル部材12(バッ
フル手段)が配設されている。このバッフル部材12は
回転ドラム1内の粉粒体Mを攪拌して均一な造粒コーテ
ィング製品を得るためのものである。
【0027】すなわち、バッフル部材12は回転ドラム
1の軸方向の一方の側に取り付けられるアーム13(取
付部材)により支持されるが、本発明のバッフル部材1
2は粉粒体Mの層内で連続的または間欠式に回動可能に
なっている。
【0028】そのため、バッフル部材12はたとえば、
エア作動式のアクチュエータであるロータリアクチュエ
ータなどの回転駆動源14(駆動手段)を介してアーム
13に支持され、その回転軸15はこの回転駆動源14
で回動(すなわち、回転ないし揺動も含む)されるよう
に構成されている。
【0029】前記バッフル部材12,アーム13,回転
駆動源14,回転軸15は造粒コーティング用バッフル
装置を構成する。
【0030】また、バッフル部材12は、回転ドラム1
内における粉粒体Mの運動方向に対して垂直方向に装着
されている。
【0031】さらに、バッフル部材12は、回転駆動源
14により回動されるに際し、該回転駆動源14がたと
えばロータリアクチュエータである場合には、一定の速
度で所定の角度範囲たとえば180度以上の角度範囲内
で揺動される一方、モータの場合には、一定の速度で一
定の方向に回転されることもできる。
【0032】次に、本実施例における造粒コーティング
操作について説明する。
【0033】まず、回転ドラム1の中に所要量の粉粒体
原料を装填し、駆動源2でベルト3を介して回転ドラム
1を回転させながら、回転ドラム1内にノズルユニット
11から所要のコーティング液などを供給し、また必要
に応じて、熱風または冷却ガスなどのガスをダクト(図
示せず)から回転ドラム1に対して給排する。
【0034】この操作を継続することにより、回転ドラ
ム1内では粉粒体Mが転動され、所要の造粒コーティン
グ操作が行われる。
【0035】その際、本実施例では、回転ドラム1の内
部に、回動可能なバッフル部材12が設けられているこ
とにより、処理中の粉粒体は最適な攪拌混合作用を受
け、効率的で均一な造粒コーティング操作が得られる上
に、該バッフル部材12が回動することにより該バッフ
ル部材12の表面や回転ドラム1の内壁面に粉粒体Mが
付着したり、該表面や内壁面から落下したりして製品不
良を発生することを防止できる。
【0036】ここで、本実施例におけるバッフル部材1
2の回動位置と、粉粒体Mの流れを図3(a) 〜(g) に基
づいて説明する。
【0037】すなわち、図3において、バッフル部材1
2は回転軸15に片持ち式に取り付けられた板状体であ
り、図中の矢印は粉粒体Mの流れを示している。
【0038】まず、図3(a) の状態は、バッフル部材1
2が粉粒体Mの流れに対して図の時計方向に45度傾斜
した状態で位置しているものである。この状態において
は、バッフル部材12の一方の側面の方向に運動した粉
粒体Mは該バッフル部材12で攪拌混合されながら、該
バッフル部材12の傾斜に沿って回転軸15側から自由
端の方向に流動する(図3(a) 参照)。
【0039】次いで、この状態のバッフル部材12が図
3(b) に示す如く、反時計回りに約45度だけ回転する
と、粉粒体Mの流れに対して直角方向に配置されてい
る。この時、粉粒体Mの流れはバッフル部材12で邪魔
されて該バッフル部材12の一側面に沿って図の左右に
配分され、該バッフル部材12により最大限に攪拌混合
される(図3(b) 参照) 。
【0040】また、バッフル部材12がさらに45度反
時計回りに回動すると、粉粒体Mはバッフル部材12の
前記一側面に邪魔されて攪拌混合されるが、前記図3
(a) の場合とは逆に、該バッフル部材12の自由端側か
ら回転軸15の方向に流動する(図3(c) 参照) 。
【0041】さらに、バッフル部材12が時計回りに4
5度回動すると、図3(d) に示すように、該バッフル部
材12の向きは粉粒体Mの流れと実質的に平行となる。
したがって、粉粒体Mの流れは主にバッフル部材12の
自由端の端面で偏向されるだけであり、バッフル部材の
両側面に沿って略平行方向から接触しながら流動する
(図3(d) 参照)。
【0042】また、バッフル部材12が時計回りに45
度回動すると、図3(e) に示すように、粉粒体Mの流れ
はバッフル部材12の前記とは反対側の側面に沿って偏
向され、その自由端側から回転軸15の方向に流動し、
攪拌混合される(図3(e) 参照)。
【0043】次に、バッフル部材12がさらに45度、
反時計回りに回動すると、バッフル部材12は前記図3
(b)の状態とは反対側の側面を粉粒体Mの流れに対して
向け、かつ該粉粒体Mの流れに対して垂直方向になる。
したがって、粉粒体Mの流れはバッフル部材12により
邪魔されて攪拌混合される(図3(f)参照)。
【0044】さらに、バッフル部材12が時計回りに4
5度回動すると、図3(g) に示すように、該バッフル部
材12は粉粒体Mの流れに対して45度の傾斜となり、
粉粒体Mはこの傾斜に沿って回転軸15の側から自由端
方向に流動し、攪拌混合される(図3(g) 参照)。
【0045】図3(g) の位置からバッフル部材12には
前記とは逆に時計回りに回動されて図3(a) の状態に戻
り、以降は図3(a) の位置と図3(g) の位置との間で約
270度の角度範囲で揺動される。
【0046】このように、本実施例において、バッフル
部材12が図3(a) 〜(g) の状態の間で反復的に揺動す
ることにより、粉粒体Mは攪拌混合され、均一な造粒コ
ーティング製品が得られる。
【0047】しかも、本実施例のようにバッフル部材1
2が回動されることにより、バッフル部材12の各側面
と粉粒体Mとの接触面および接触方向は変わるので、固
定式のバッフル部材のように粉粒体Mがバッフル部材1
2の側面や回転ドラム1の内壁面に付着することがな
く、そのような付着物の落下ないし離脱に起因する製品
不良を防止できる。
【0048】次に本発明におけるバッフル部材12の様
々な変形例について図4〜図22を参照しながら説明す
る。
【0049】まず、図4は図1および図2の一部にも示
したように、1つのコーナー部を円弧状に面取りしたバ
ッフル部材12を回転軸15に片持ち式に固設した実施
例である。
【0050】図5は図4の実施例よりもやや広幅のバッ
フル部材12のやや内側において回転軸15に固着した
ものである。
【0051】図6の実施例は角形(矩形)のバッフル部
材12を示している。
【0052】また、図7では、図6と同様の角形のバッ
フル部材12とその長さ方向の略中心位置で回転軸15
に固着している。
【0053】さらに、図8は下縁側が円弧状、図9は楕
円形、図10は略三角形のバッフル部材12の実施例を
示している。
【0054】なお、図10のバッフル部材12の上下を
逆にして逆三角形状の配置とし、粉粒体Mの層の上部を
より多く攪拌混合するようにすれば、良好な攪拌混合効
果が得られる。
【0055】図11の実施例では、バッフル部材12に
例示的に合計4個の開孔16を貫通形成し、粉粒体Mが
これらの開孔16を通過することにより、良好な攪拌混
合を行うようにする構造となっている。
【0056】図12のバッフル部材12はプロペラ状の
構造を有している。
【0057】図13の実施例では、回転駆動源14とし
て電動式のモータが用いられ、その回転駆動源14によ
りベルト17を介して回転軸15およびバッフル部材1
2を一定方向に所定速度で連続的または間欠的に回転さ
せる構造である。しかも、図13では、バッフル部材1
2として3枚の板状体が略120度の角度で配設されて
いる。
【0058】図14(a) の実施例では、3枚の矩形のバ
ッフル部材12を回転軸15の軸方向に食い違い状にか
つ例示的に互いに120度の角度で配設しており、また
図14(b) の実施例では、2枚の矩形のバッフル部材1
2を回転軸15の軸方向にかつ互いに直交状態で固設し
たものである。これらの例においては、粉粒体Mの層の
上層部、中層部および下層部、あるいは上層部と下層部
とを同時に攪拌混合可能な構成としている。
【0059】なお、図14(a) ,(b) の実施例におい
て、二点鎖線で示す如く、上側のバッフル部材12を長
く、下側のバッフル部材12を短くすれば、コーティン
グ液で湿った粉粒体Mの上層部をより良く攪拌混合で
き、良好な攪拌混合が行われる。
【0060】図15〜図19は、バッフル部材12とし
て非板状体の構造を採用した実施例を示している平面図
である。
【0061】すなわち、図15では中心部が厚くなった
例、図16では全体的に厚くなった例、図17は略S字
形の例、図18は平面方向から見て三角形の例、図19
は同じく四角形の例である。
【0062】図20は1枚のV形曲げ板でバッフル部材
12を構成し、該バッフル部材12をスライダ18でア
ーム13に沿って固定した例を示す。
【0063】図21は、2枚の矩形の板をバッフル部材
として個々の回転軸15に互いにハ字状に取り付け、か
つ各スライダ18でアーム13に沿って互いに接近、離
間するよう移動可能としたものである。したがって、本
実施例では、バッフル部材12は回転軸15の回りで回
動可能であることに加えて、スライダ18でアーム13
に沿って移動可能であることにより、広い範囲の粉粒体
Mを攪拌混合するよう位置調整できる。
【0064】図22の実施例は、回転軸15を傾斜状態
で配設した実施例であり、本実施例はこのような場合も
含むものである。
【0065】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0066】たとえば、バッフル部材12の形状や大き
さ、さらに、そのバッフル部材12の取付部材としての
アーム13の構造などは前記実施例に限定されるもので
はない。
【0067】また、回転ドラム1の断面形状は八角形以
外の多角形、さらには円形などでもよい。
【0068】さらに、回転ドラム1の外囲体6の着脱構
造や着脱方式、さらには多孔5を設けた多孔体の組付方
式なども前記実施例に限定されるものではない。
【0069】さらに、回転駆動源14をエア作動式以外
の油圧シリンダあるいはモータ作動式の如き電気作動式
のアクチュエータなどにしたり、その配管方式を変更し
たりすることも任意である。
【0070】また、バッフル部材12は、フッ素樹脂や
シリコーン樹脂などをコーティングしてもよく、あるい
はバッフル部材12をいわゆるエンジニアリングプラス
チックスで作ることなども可能である。
【0071】さらに、バッフル部材12の位置を回転ド
ラム1内の粉粒体の層内と層外との間で変位させてもよ
い。
【0072】勿論、バッフル部材12の高さ方向の一部
のみを粉粒体Mの層内に挿入させて用いてもよい。
【0073】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその利用分野である医薬品や食品、化成
品の造粒コーティングに適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、他の粉粒体の造粒
コーティング、さらには乾燥、混合などの粉粒体処理に
も広く適用できる。
【0074】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0075】(1).バッフル手段を粉粒体の内部で、回転
ドラムの回転軸線に対して角度を有する回転軸線の回り
で連続的または間欠的に回転または回動させることによ
り、粉粒体原料がバッフル手段や回転ドラムの内壁面に
付着することが防止され、その付着物が落下することに
起因するコーティングの不良を防止できる。
【0076】(2).前記(1) により、付着物の落下による
過大な製品や、不定形ないし異形製品の発生を防止でき
る。
【0077】(3).バッフル部材が回動することにより、
粉粒体は均一かつ理想的に攪拌される。
【0078】(4).前記(3) により、コーティング液の展
延性が良好となり、均一なコーティングが得られる。
【0079】(5).前記(3) ,(4) により、コーティング
むらが排除され、一定品質のコーティング製品を製造す
ることができる。
【0080】(6).前記(1) 〜(5) により、汚染のない均
質な製品が得られ、たとえば医薬品の製造に適用した場
合、GMP(Good Manufacturing Practice )上も極め
て有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による造粒コーティング装置の一実施例
を示す断面図である。
【図2】その略概念図である。
【図3】図3(a) 〜(g) はバッフル部材の回動位置の変
化と粉粒体の流れの変化とを順次示す説明図である。
【図4】本発明に用いられるバッフル部材の一実施例を
示す正面図である。
【図5】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図6】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図7】(a) はバッフル部材の他の実施例を示す正面
図、(b) はその平面図である。
【図8】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図9】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図10】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図11】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図12】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図13】バッフル部材の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図14】(a) ,(b) はバッフル部材の他の2つの実施
例を示す斜視図である。
【図15】本発明に用いられるバッフル部材の他の実施
例の平面図である。
【図16】本発明に用いられるバッフル部材の他の実施
例の平面図である。
【図17】本発明に用いられるバッフル部材の他の実施
例の平面図である。
【図18】本発明に用いられるバッフル部材の他の実施
例の平面図である。
【図19】本発明に用いられるバッフル部材の他の実施
例の平面図である。
【図20】本発明に用いられるバッフル部材の他の実施
例の平面図である。
【図21】本発明に用いられるバッフル部材の他の実施
例の平面図である。
【図22】バッフル部材の他の実施例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 駆動源 3 ベルト 4 回転ローラ 5 多孔 6 外囲体 7 フランジ 8 フランジ 9 取手 10 ガス流通空間 11 ノズルユニット 12 バッフル部材(バッフル手段) 13 アーム(取付部材) 14 回転駆動源(駆動手段) 15 回転軸 16 開孔 17 ベルト 18 スライダ M 粉粒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 収里 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フロイント産業株式会社内 (72)発明者 小川 正紀 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フロイント産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−11174(JP,A) 特開 平2−56232(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 2/12

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を収容して略水平軸線の回りで回
    転する回転ドラムを備えた造粒コーティング装置により
    造粒コーティングを行う方法であって、前記回転ドラム
    内の粉粒体の内部でバッフル手段を、前記回転ドラムの
    回転軸線に対して角度を有する回転軸線の回りで連続的
    または間欠的に回転または回動させながら造粒コーティ
    ングを行うことを特徴とする造粒コーティング方法。
  2. 【請求項2】 粉粒体を収容して略水平軸線の回りで回
    転する回転ドラムを備えた造粒コーティング装置に用い
    るバッフル装置であって、前記回転ドラム内の粉粒体の
    内部で、前記回転ドラムの回転軸線に対して角度を有す
    る回転軸線の回りで連続的または間欠的に回転または
    動されるバッフル手段と、該バッフル手段を、前記回転
    ドラムの回転軸線に対して角度を有する回転軸線の回り
    で連続的または間欠的に回転または回動させるための駆
    動手段とを有することを特徴とする造粒コーティング用
    バッフル装置。
  3. 【請求項3】 前記バッフル手段は、一定の速度で18
    0度以上の角度範囲内で揺動されることを特徴とする請
    求項2記載の造粒コーティング用バッフル装置。
  4. 【請求項4】 前記バッフル手段は、板状体であること
    を特徴とする請求項2記載の造粒コーティング用バッフ
    ル装置。
  5. 【請求項5】 前記板状体は、開孔を有することを特徴
    とする請求項記載の造粒コーティング用バッフル装
    置。
  6. 【請求項6】 前記バッフル手段は、非板状体であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の造粒コーティング用バッ
    フル装置。
  7. 【請求項7】 前記バッフル手段は、複数設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載の造粒コーティング用
    バッフル装置。
  8. 【請求項8】 前記バッフル手段は、その取付部材の軸
    方向に複数食い違い状に配設されていることを特徴とす
    る請求項記載の造粒コーティング用バッフル装置。
  9. 【請求項9】 前記複数のバッフル手段は、上側のバッ
    フル手段の方が下側のバッフル手段よりも長く構成され
    ていることを特徴とする請求項記載の造粒コーティン
    グ用バッフル装置。
  10. 【請求項10】 前記バッフル手段は、取付部材の軸方
    向への装着位置が可変であることを特徴とする請求項2
    記載の造粒コーティング用バッフル装置。
  11. 【請求項11】 前記バッフル手段が複数設けられ、こ
    れらの複数のバッフル手段の各々は、前記取付部材の軸
    方向への装着位置がそれぞれ可変であることを特徴とす
    る請求項10記載の造粒コーティング用バッフル装置。
  12. 【請求項12】 粉粒体を収容して略水平軸線の回りで
    回転する回転ドラムを備えた造粒コーティング装置であ
    って、請求項2〜11のいずれか一つに記載のバッフル
    装置を有することを特徴とする造粒コーティング装置。
  13. 【請求項13】 前記バッフル手段は、粉粒体の運動方
    向に対して垂直方向に装着されていることを特徴とする
    請求項12記載の造粒コーティング装置。
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