JPH05105239A - 粉粒体用供給排出装置 - Google Patents

粉粒体用供給排出装置

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JPH05105239A
JPH05105239A JP33751091A JP33751091A JPH05105239A JP H05105239 A JPH05105239 A JP H05105239A JP 33751091 A JP33751091 A JP 33751091A JP 33751091 A JP33751091 A JP 33751091A JP H05105239 A JPH05105239 A JP H05105239A
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JP
Japan
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discharge port
supply
powder
container
rotary disk
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Application number
JP33751091A
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English (en)
Inventor
Katsuya Mizui
克也 水井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で粉粒体を架橋させずに、しかも
分散させながら連続的に安定して供給排出する装置を提
供する。 【構成】 容器底部の中央に排出口2を設け、その排出
口2の口径より大きな外径を持ち、かつ回転自在に装着
する回転盤3を有する粉粒体用供給排出装置において、
回転盤3の下面にはスクレーパー4を固着し、回転盤3
の上方にはその回転盤の上面に沿うように静止したフィ
ン5を配すると共に、回転盤3から排出口2に至る間に
分散部材7と開閉部材6を回転盤3と同心状に装着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の底部に排出口を
有し、該排出口を覆う回転盤を具備した粉粒体の供給排
出装置に関する。
【0002】
【従来技術】容器下部に回転式スクレーパーと排出口を
持ち、該排出口を覆う固定したカバーを有するものがあ
る。(例えば、特開昭63−1636)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような粉粒体用
供給装置においては、粉粒体の種類によって容器中央部
のコーンが静止しているため架橋が生じ易い上、粉体重
量が直接粉粒体落下口にかかるため供給量が貯槽高さに
影響される、排出した粉粒体の塊がほぐれない、また停
止した間も粉粒体が振動などにより落下排出される等の
課題が想定されていた。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明は容器1の底部中
央付近の排出口2の上方位置に排出口の口径より大きな
外径を持つ回転盤3を設け、その下面側には容器1の底
部内面に接するようなスクレーパー4を固着していると
共にその上面には該回転盤3に沿う静止したフィン5を
配し、また、該回転盤3から該排出口2に至る間には開
閉部材6と分散部材7を上下移動自在あるいは回転自在
なように装着することを特徴とする。
【0005】
【作 用】粉粒体を定量で供給排出するためには粉粒体
の見かけ密度を一定にして、定容積ずつ掻きだす方法が
ある。以上のような構成手段により、後記するように容
器1内の粉粒体重量は概ね回転盤3と容器1の内壁によ
って支えられるため、貯槽高さに影響されずに回転盤3
の下方では粉粒体の見かけ密度が一定になる。すなわ
ち、内壁近傍は主として内壁との壁面摩擦抵抗により、
また回転盤の近傍や上方は主として回転盤3の支持によ
りそれぞれ支えられている。さらに回転盤3は別途回転
軸などにより支えられる。したがって、固定した内壁と
回転している回転盤3の間の領域では途中で粉粒体同士
の相互作用の方向が変化するが、フィン5によってその
変化する領域が回転盤3とフィン5との間に特定され
る。そのため、粉粒体はこの領域で粉粒体同士あるいは
粉粒体と回転盤との一定の相互作用力を受けながら回転
盤3の周辺より少量ずつ落下し、結果として見かけ密度
が一定になる。容器1の内壁と回転盤3の間のクリアラ
ンスあるいは該回転盤3の上面の形状は任意に決定でき
るが、該回転盤3が静止した時は粉粒体が架橋し、回転
盤が回転しだすと排出するような距離や形状にする。実
際上はこの距離は粉粒体の種類や容器寸法により異なる
ので何種類かの回転盤径が選択される。また、回転盤3
の上部の貯槽中の粉粒体には回転しないフィン5によっ
て回転盤3からの回転力が抑えられ、粉粒体に無理な力
が働かないため余分の圧密などによる架橋が起こりにく
くほぼ全量に近い程度にまで排出ができる。回転盤下に
移動した粉粒体は容器中の貯槽粉粒体の重量から開放さ
れ、スクレーパーにて中央部に掻き寄せられながら、更
に見かけ密度が一定となっていく。その後、嵩容積を一
定とするすり切りによって一定容積ずつ供給排出され
る。更に分散部材7により強制的に塊をほぐされ、切れ
目のない連続した供給排出をすることができる。又、開
閉部材6により排出口2を外部から開閉することができ
る。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1〜3は本発明の一実施例である粉粒体用供給排
出装置を示す。図1は要部の縦断面図、図2は図1のI
I−II線における横断面を、図3は図1のIII−I
II線における横断面を示している。容器1の底部の中
央付近に排出口2を設け、該排出口2の上方位置には該
排出口2の口径より大きな外径をもつ回転盤3を有して
いる。該回転盤3の上面はコーン状で下面には該容器1
の底部内面に沿い、かつ回転することにより粉粒体を外
側から内側に寄せるように作用するスクレーパー4が固
着している。また該回転盤3の上面に沿うようにして一
体形状のフィン5が該回転盤3の回転軸上に例えば樹脂
製の軸受け11により回転自在にあって、しかも該回転
盤3とは一緒に回転しないよう容器1の相対する位置に
ストッパー12が付けられている。本実施例では回転盤
3は矢印16の方向に回転される。さらに該回転盤3の
下側にあって上下移動することにより該排出口2を開閉
する開閉部材6と直接粉粒体に作用して粉粒体を分散さ
せる回転自在な分散部材7とが装置される。
【0007】また本実施例では回転盤3を回転させる回
転シャフト10と開閉部材6を上下移動させる開閉シャ
フト9ならびに分散部材7を回転させる分散シャフト8
を同心状に配し、それぞれの間は例えば樹脂性の軸受け
11により保持され上部から駆動するように図示してい
るが、これに限るものではない。また分散部材7は回転
盤3より同方向もしくは逆方向に高速度で回転すること
も、振動することもできるし開閉部材6とまとめて一体
化することもできる。さらに本実施例ではフィン5、ス
クレーパー4の枚数や角度は図示するようにそれぞれ2
枚、4枚等としているがこれに限るものではない。また
開閉部材6については前記した本実施例のほか排出口2
を直接開閉するなど各種の方法があるがここでは限定し
ない。さらに回転盤3は必ずしも円形である必要はな
い。また分散部材7の形状については粉粒体の塊をほぐ
すため一例を図示しているがこれに限るものではない。
【0008】
【別実施例】図4〜5は別実施例の粉粒体用供給排出装
置を示す。図4は要部の縦断面図、図5は図4のv−v
線における横断面を示している。本実施例ではフィン5
は該回転盤3の上面に沿うように容器1の器壁に固定さ
れている。また容器1底部は同心状の角度の異なる底面
が連なっており、これに沿ったスクレーパー4が該回転
盤3の下面に固着されている。これはスクレーパー4に
よって掻き寄せられた粉粒体を更にスムースに排出する
もので排出口2の大きさや容器1底部の角度、そしてス
クレーパー4の形状と枚数等に関係する。従って、図示
していないが部分的にスクレーパー4の枚数を付加した
り、滑らかなロート状にしてより排出し易くしたり、逆
に粉粒体の流動性が良く定量性が保てない時には底部が
上方に凸の形状としたり、スクレーパー4の向きを変え
て排出しにくくすることもできる。
【0009】次にさらに別の実施例を示す(図6〜
8)。図6は別実施例の要部の縦断面図、図7は図6の
vii−vii線における横断面、図8は図6のvii
i−viii線における横断面を示す。本実施例では容
器1底部に同心状の段差1bを設けこれに沿う図示する
ようなスクレーパー4にて内側に掻き寄せ段差1b内の
粉粒体をすり切り部4aによってすり切りして嵩容積を
一定としたのちスクレーパー4(部位4cで示す)にて
排出口2より排出するものである。図7での一点鎖線1
5が粉粒体の経路の一部を示している。すなわち、本実
施例でのスクレーパー4の機能としては従来のスクレー
パーの機能のほか、粉粒体の見かけ密度を一定としたの
ち嵩容積を一定にして排出することであり、その形状は
本実施例のみに限るものではない。その目的のために段
差1bの高さや底部の角度やそれらの個数なども変える
ことができる。また、本実施例ではフィン5は外側より
交換可能な例を示している。更に付着防止用として振動
源14を付帯することもできる。
【0010】さらに別の実施例を示す。図9は回転盤に
固着するスクレーパーの一実施例の部分断面図を示して
いる。該スクレーパーをブレード状のほかワイヤー状や
チェイン状、あるいはブラシ状などにすることもでき
る。図9ではチェインの実施例のひとつを示している
が、各種チェインは勿論、チェインの他端に重りを付け
たりすることもできる。この他該スクレーパーについて
粉粒体を移動させる機能を持つものなら何でも適用可能
である。こうすることにより、微粉以外にペレットやビ
ーズあるいは繊維状のもの等も供給排出が可能となる。
以上、各実施例の例示において、各部位の一例を示して
いるが、各部位や要素は各々別個に適用できるものであ
り、上記の各例にのみ限るものではない。更に、特許請
求の範囲の項に図面との対象を便利にするための符号を
記すが、この記入により本発明は添付図面の構成に限定
されるものではない。
【0011】
【発明の効果】この発明は簡単な構造で微粉の他、ペレ
ットやビーズなど多くの粉粒体に適用でき、架橋を生じ
ないで最後まで定量性良く供給排出できる。また分散盤
により分散され切れ目のない連続供給が可能で、エアー
等を用いない分散粉体が直接得られる効果は大きい。し
かも、開閉部材により排出口を完全密閉できるため、持
運びの他、他器との接続も容易である。更に分解・掃除
が容易である等多くの利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図1 本発明に係る粉粒体用供給排出装置の一実施例の要部の
縦断面図 図2 図1のII−II線における横断面図 図3 図1のIII−III線における横断面図 図4 本発明に係る粉粒体用供給排出装置の別実施例の要部の
縦断面図 図5 図4のv−v線における横断面図 図6 本発明に係る粉粒体用供給排出装置の別実施例の要部の
縦断面図 図7 図6のvii−vii線における横断面図 図8 図6のviii−viii線における横断面図 図9 本発明に係る粉粒体用供給排出装置のスクレーパーの実
施例の部分断面図
【符号の説明】
1…容器 1b…段差 2…排出口 3…回転盤 4…スクレーパー 4a…すり切り部 5…フィン 6…開閉部材 7…分散部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器(1)の底部の中央付近に排出口
    (2)を設け、該排出口(2)の上方位置には該排出口
    (2)の口径より大きな外径を持つ回転盤(3)を有す
    る粉粒体用供給排出装置において、該回転盤(3)の下
    面には該容器(1)の底部内面に沿うようなスクレーパ
    ー(4)を固着し、該回転盤(3)の上方には該回転盤
    (3)に沿うような静止したフィン(5)を設けてなる
    ことを特徴とする粉粒体用供給排出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の粉粒体用供給排出装置であっ
    て、該回転盤(3)から該排出口(2)に至る間には回
    転自在に支軸された分散部材(7)と該排出口(2)を
    開閉する開閉部材(6)を該回転盤(3)と同心状に装
    着し、それぞれを駆動するべく構成したことを特徴とす
    る粉粒体用供給排出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2の粉粒体用供給
    排出装置であって、該容器(1)の底部には同心状に一
    個以上の段差(1b)を形成し、その内少なくとも一個
    の段差(1b)において、すり切り部(4a)を設け上
    記底部に沿うスクレーパー(4)で掻き取ることにより
    供給の嵩容積を一定としたことを特徴とする粉粒体用供
    給排出装置。
JP33751091A 1991-10-21 1991-10-21 粉粒体用供給排出装置 Pending JPH05105239A (ja)

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JP (1) JPH05105239A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5984018A (en) * 1996-11-18 1999-11-16 Komatsu Ltd. Dozing system for controlling a cutting angle of a bulldozer blade during dozing operation
GB2388590A (en) * 2002-05-17 2003-11-19 Yoshikawa Corp Material Feeder
JP2009057146A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Izumi Food Machinery Co Ltd 粉体供給装置

Cited By (4)

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GB2388590B (en) * 2002-05-17 2004-03-31 Yoshikawa Corp Powder and grain feeder
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