JP3173997B2 - 混合機 - Google Patents

混合機

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JP3173997B2
JP3173997B2 JP15350796A JP15350796A JP3173997B2 JP 3173997 B2 JP3173997 B2 JP 3173997B2 JP 15350796 A JP15350796 A JP 15350796A JP 15350796 A JP15350796 A JP 15350796A JP 3173997 B2 JP3173997 B2 JP 3173997B2
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釼 鬼頭
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品、特に混ぜ御飯
における温かい御飯と具の掻き混ぜや、その他の食品、
医薬品、窯業製品等の原料となる粉粒体を混合するため
に用いられる混合機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品、医薬品、窯業製品等の原料
を混合するために使用される混合機としては、混合すべ
き物品を投入する混合容器を、その中心軸で回転させる
自転、及び混合容器の中心軸と直交する軸で回転させる
公転の両回転を合成して、3次元的な回転をさせ、混合
容器内の投入物を混合していた。
【0003】この混合機は、回動ケージ内に支持した混
合容器を自転する様になすと共に、該混合容器と共に回
動ケージを公転する様に構成されているため、混合容器
は回動ケージ内で回転支持できる大きさ、形状に限定さ
れ、混合容器への投入量の変更のためや投入物の素材に
応じた容器形状の変更のための混合容器の取り替えがで
きなかった。
【0004】又、混合容器は、公転の安定を図るため、
自転軸に直交する混合容器の中央部位に対応して公転軸
を配設し、該公転軸の両端を回転自在に支持しており、
したがって混合容器の中央部外周に自転及び公転の機構
部が露出した状態で装備されることとなり、混合機の使
用時及び清掃時において、かかる機構部内に異物や洗浄
液が侵入し、機構部の故障を招来し、又上記の通り公転
軸の両端を支持せねばならないため、その支持フレーム
が混合容器の両側に配設されることとなり、混合機自体
が大型となり、その設置スペースを確保せねばならなか
った。
【0005】又、混合容器の自転駆動については、混合
容器外周に固設した回転用リングに、駆動ローラーを
圧接し、該駆動ローラーによる回転用リングへの摩擦伝
動により、混合容器を自転させる構成であるため、長期
使用により、回転用リング及び駆動ローラーの圧接部位
が極端に摩耗し、所望の回転力が伝動されず、回転性能
の低下を招来しており、かかる場合には駆動ローラーの
圧接度合を調整するか、若しくは回転用リング及び駆動
ローラーを交換する必要があり、かかる調整及び交換作
業は手間、時間を要し、甚だ面倒であった。
【0006】特に、混合容器の回転用リングに対し駆動
ローラーを圧接調整する場合、その圧接度合が自転軸の
回転に支障なく、駆動ローラーの位置を微調整せねば、
混合容器の回転時に自転軸に負担がかかり、混合容器の
安定した回転を得られず、混合機の故障の原因となる欠
点を有していた。
【0007】又、自転及び公転する混合容器によって、
その中の投入物は混合容器の内壁面に衝突して攪拌、混
合されるだけに止まるため、混合効率が悪く、混合容器
の回転時間を短縮できなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は大きさや形状
に拘らず混合容器の交換を可能とし、混合容器の駆動機
構部内への異物の侵入を防止し、又混合容器の自転を駆
動ローラーによる摩擦伝動によらない伝動手段で回転可
能となすと共に、混合機の小型化を図り、又混合効率を
向上させた混合機を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、混合容器の大きさ及び形状の限定使用、駆動機
構部の露出による異物の侵入、摩擦伝動手段による混合
容器の自転性能の低下、混合機の大型化、投入物の混合
が非効率な課題に鑑みなされたものである。即ち、請求
項1記載の発明は、公転駆動シャフトと、該公転駆動シ
ャフト内に回転自在に挿通した自転駆動シャフトを夫々
別個の駆動源に連繋し、前記自転駆動シャフトと混合容
器を連繋してなる伝動機構部を被覆形成した回転フレー
ムを、前記公転駆動シャフトに連結固定すると共に、前
記回転フレームの両端に混合容器とバランスウエイトを
配設し、前記混合容器は、その中心軸を自転軸として、
これを前記公転駆動シャフトに対する交差線上に配置す
ると共に、前記混合容器の端部を前記回転フレーム内で
回転自在に支持し、前記混合容器は所定容積を有する蓋
部と胴部からなり、前記混合容器内には、その下方内周
部に多数の支持杆を交差する様に架設し、交差する一方
の支持杆に対して立体交差する梁杆と、該梁杆を両端支
持する支柱杆からなる多数の屈曲杆を、交差する他の支
持杆の蓋部側及び胴部側に、夫々の突出長さを異にして
立設した攪拌羽根を備えたことを特徴とする混合機であ
る。これにより、混合容器の端部支持にて、その大きさ
や形状の規制をなくし、これらの条件に拘らず混合容器
の交換を可能とし、又混合容器を公転駆動シャフトで片
持ち支持して混合機の小型化を図ると共に、回転フレー
ムで伝動機構部を被覆して異物の侵入を防止できるよう
にして、上記欠点を解決せんとし、混合時間を短縮し、
混合効率の向上を図る様にしたものである。請求項2記
載の発明は、前記混合容器の端部はベアリングにて回転
自在に支持したことを特徴とする請求項1の混合機であ
る。これにより、混合容器の端部を恒久的使用が可能な
ベアリングにて自転させる様にして摩擦伝動手段によら
ない安定的な回転を可能とする
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明すると、図1に示す通り、1は本実施形態
に係る混合装置の本体であり、該本体1は混ぜ御飯の御
飯及び具、又は食品、医薬品、窯業製品等の原料となる
2種以上の粉粒体が投入される混合容器2を片持ち支持
して設け、該混合容器2は、その中心軸を自転軸とし
て、これを混合容器2の公転軸に対する交差線上に配置
し、混合容器2を別個の駆動源3(図4参照)にて
自転及び公転する様に構成している。
【0011】5は本体1のベースフレームであり、該ベ
ースフレーム5上には、混合容器2を自転及び公転させ
る駆動伝達機構部6を設けてなる駆動ボックス7を設置
している。
【0012】図4に示す通り、駆動ボックス7内は上下
二段に区画形成され、上段フロア8には、混合容器2の
公転軸で、これを片持ち支持する略筒状の公転駆動シャ
フト9と、該公転駆動シャフト9を回転自在に支持する
ピロー形ユニット1010a、及びブレーキ付きギアード
モートルからなる公転用の駆動源3を配設し、該駆動源
3の駆動軸に平歯車11(図2及び図4参照)を軸着し、
該平歯車11を公転駆動シャフト9に軸着した平歯車12に
噛合している。
【0013】又、公転駆動シャフト9の先端は、駆動ボ
ックス7の前方(図1において左側)を貫通突出すると
共に、公転駆動シャフト9内には、混合容器2を自転さ
せる自転駆動シャフト13が、ベアリング1414a(図5
参照)にて回転自在に挿通され、自転駆動シャフト13の
両端は公転駆動シャフト9より突出し、その基端部にV
プーリ15を軸着している。
【0014】駆動ボックス7内の下段フロア8aには、ブ
レーキ付きギアードモートルからなる自転用の駆動源4
を配設し、該駆動源4の駆動軸にVプーリ16を軸着し、
該Vプーリ16をVベルト17を介して前記自転駆動シャフ
ト13の基端部に設けたVプーリ15に連結している。
【0015】駆動ボックス7を貫通突出した公転駆動シ
ャフト9の先端は、両端に混合容器2とバランスウエイ
ト18を配設した回転フレーム19を固定すると共に、該回
転フレーム19内に自転駆動シャフト13の先端部が進入
し、該自転駆動シャフト13を回転フレーム19内に設けた
伝動機構部20を介して混合容器2に連繋している。
【0016】回転フレーム19は、公転駆動シャフト9に
固定された立壁19aの下方にして、且つ図1において左
側となる駆動ボックス7の前方側に、基板21を延出形成
している。
【0017】前記基板21は、前方に所定内径を有するホ
ール部21aを設け、該ホール部21a内周に略円環状のハウ
ジング22を固定し、該ハウジング22にクロスローラーベ
アリングである自転用のベアリング23の外輪を固定し、
該ベアリング23の内輪に略円環状の容器固定部24を嵌入
固定する共に、該容器固定部24の下端部にスプロケッ
ト25を固定している。
【0018】伝動機構部20は、回転フレーム19の内部に
進入した自転駆動シャフト13の先端部をマイタ歯車26
26aを介して下方に延びる回転軸27に連結し、該回転軸2
7の下端部にスプロケット28を軸着し、該スプロケット2
8と前記スプロケット25をチェーン29を介して連結して
いる。
【0019】前記回転軸27は前記基板21と、該基板21と
平行で立壁19aより駆動ボックス7前方側へ延出形成し
た支持板30を貫通すると共に、基板21及び支持板30に固
定した軸受3131aに回転自在に装着されている。
【0020】又、バランスウエイト18は回転フレーム19
内の上部に垂下軸32を設け、該垂下軸32に所定枚数のウ
エイト3333a…を貫通保持する様にナットを締結し、
重量調整できる様になしている。
【0021】尚、伝動機構部20及びバランスウエイト18
は、外部からの異物の侵入を防止する様に回転フレーム
19で密閉状に被覆形成されており、又駆動ボックス7及
び回転フレーム19間における公転駆動シャフト9の露出
部位は、駆動ボックス7及び回転フレーム19の夫々に取
付けたシャフトカバー3434aで被覆し、外部からの異
物の侵入を防止する様になしている。
【0022】混合容器2の下方外周には、前記容器固定
部24と略同径で円環状の連結部35を固定し、該連結部35
を容器固定部24を介して前記スプロケット25に連結して
いる。
【0023】連結部35の下部外周にはオイルシール36を
設け、連結部35と回転フレーム19との隙間から回転フレ
ーム19内へ異物が侵入することを防止している。
【0024】又、混合容器2は略断面八角形状の回転体
にして、所定容積を有する蓋部37と胴部38からなり、該
胴部38にヒンジ39(図2及び図3参照)を介して蓋部37
を連結し、蓋部37と胴部38の接合部外周にフランジ40
41を設け、該フランジ4041に締め付け金具4242a…
を設けて密閉時に蓋部37を胴部38に強制的に固定する様
になし、又蓋部37のフランジ41の接合面にはOリング43
を設けている。
【0025】又、蓋部37の頂部には小蓋44を設け、該小
蓋44において蓋部37との接合面にはOリングを設け、蓋
部37と小蓋44の接合部外周にクランプバンド45を周設
し、該クランプバンド45の締付け金具で両者を連結固
定している。
【0026】尚、混合容器2は容積の異なる他の混合容
器2と交換可能に取付けられるものにして、いずれの混
合容器2にも容器固定部24と略同径で円環状の連結部35
を設けてなり、ボルトとナットによる締結で混合容器2
の連結部35を容器固定部24に連結固定している。
【0027】そして、容積の異なる混合容器2を交換す
る際には、その混合容器2の公転が安定する様にバラン
スウエイト18の重量調整をする。
【0028】図6に示す通り、46は混合容器2内に丸棒
を縦横に張り巡らした対称形状の攪拌羽根であり、該攪
拌羽根46は蓋部37の下部内周部において、多数の支持杆
4747a,47b,47cを交差する様に架設し、交差する一
方の支持杆47,47b,47c、又は47aに対して立体交差す
る梁杆48,48c、又は48a,48b,48d,48eと、該梁杆4
848a,48b,48c,48d,48eそれぞれ両端支持する支
柱杆4949a,49b,49c,49d,49e,49f,49g,49h,49i,
48j,48kと、からなる多数の屈曲杆5050a,50b,50
c,50d,50eを、交差する他の支持杆47,47b,47c、又
47aの蓋部37側及び胴部38側に、屈曲杆5050a,50
b,50c,50d,50eを夫々の突出長さ、即ち支柱杆4949
a,49b,49c, 49d,49e,49f,49g,49h,49i,48j,48k
の長さを異にして立設したものである
【0029】次に、攪拌羽根46の具体例を図6乃至図9
に基づいて説明すると、支持杆4747a,47b,47cは、
蓋部37の下方内周部を含む平面上において、混合容器2
の自転軸と交わる中心で直交する2本の支持杆4747a
と、一方の支持杆47を対称軸として、他方の支持杆47a
に直交する支持杆47b47cとからなり、中心で交差する
支持杆4747aの蓋部37側及び胴部38側に屈曲杆5050
a,50b,50cを立設し、又支持杆47aに中心でない位置で
直交する支持杆47b47cの胴部38側に、屈曲杆50d50
eを立設している。
【0030】又、蓋部37側に立設した屈曲杆5050aの
夫々は、その梁杆4848aを同一長となし、又胴部38側
に立設した屈曲杆50b50c,50d,50eで突出長さの長い
もの程、梁杆48b48c,48d,48eを長大となし、又最も
突出長さの長い屈曲杆50bは、梁杆48bを胴部38の下部断
面に略対応する様に屈曲形成しており、この様に攪拌羽
根46は混合容器2の形状を配慮して形成されている。
【0031】図3に示す通り、51は蓋部37の開度保持用
の折曲アーム、又52は蓋部37の把手、又53は小蓋44の把
手、又、図1に示す通り、54はチェーン29のテンション
調節用のスプロケットである。
【0032】次に本実施形態に係る混合機の作用につい
て説明すると、図2及び図4に示す通り、公転用の駆動
源3を作動させると、平歯車1112を介して公転駆動シ
ャフト9が回転し、該公転駆動シャフト9に連結固定さ
れた回転フレーム19が回転する。
【0033】図1に示す通り、回転フレーム19の一端に
配設された混合容器2は、公転駆動シャフト9を公転軸
として公転し、かかる回転において、回転フレーム19の
他端に配設したバランスウエイト18によって周期的な変
動を少なくし、その回転数、回転速度を一様にしてい
る。
【0034】又、図4に示す自転用の駆動源4を作動さ
せると、Vベルト17を介して自転駆動シャフト13が回転
し、図1に示す通り、該自転駆動シャフト13にマイタ歯
車2626aで連結された回転軸27を回転させると共に、
チェーン29を介して混合容器2を、その中心軸を自転軸
として自転させる。
【0035】又、混合容器2内の攪拌羽根46における支
持杆4747a,47b,47c、梁杆4848a,48b,48c,48
d,48e、支柱杆4949a,49b,49c, 49d,49e,49f,49
g, 49h ,49i, 49j,49kは、混合容器2の自転によっ
て、自転軸を中心に回転する。具体的には自転軸の交差
線上にある支持杆4747a及び梁杆4848a,48cは各階
層で円板状、又梁杆48bに限っては断面円錐台状の軌跡
を描く。自転軸の交差線上にない支持杆47b47c及
び梁杆48d48eは各階層で自転軸を中心とした円環状の
軌跡を描く。支柱杆4949a,49b,49c, 49d,49
e,49f,49g, 49h,49i, 49j,49kは自転軸を中心とし
た高さが異なった同心円筒状の軌跡を描く。
【0036】同時に混合容器2が公転するため、支持杆
4747a,47b,47c、梁杆4848a,48b,48c,48d,48
e、支柱杆4949a,49b,49c, 49d,49e,49f,49g, 49
h,49i, 49j,49kの上記軌跡が公転軸である公転駆動シ
ャフト9を中心とした軌跡を描き、混合容器2の自転及
び公転が合成された3次元的な回転によって生ずる遠心
力により、混合容器2内の投入物が混合容器2の内壁
と、上記軌跡を描く支持杆4747a,47b,47c、梁杆4
848a,48b,48c,48d,48e、支柱杆4949a,49b,49
c, 49d,49e,49f,49g, 49h,49i, 49j,49kに衝突し
て、攪拌、混合される。
【0037】(実施形態の効果) 要するに本実施形態は、筒状の公転駆動シャフト9と、
該公転駆動シャフト9内に回転自在に挿通した自転駆動
シャフト13を夫々別個の駆動源34に連繋し、自転駆
動シャフト13と混合容器2を連繋してなる伝動機構部20
を被覆形成した回転フレーム19を、公転駆動シャフト9
に連結固定したので、回転フレーム19で伝機構部20を
被覆して異物の侵入防止できるため、本体1の使用時
及び清掃時において、回転フレーム19内への異物や洗浄
液の侵入を阻止して、異物や洗浄液の侵入による伝
構部20の故障を未然に防止できる。
【0038】又、回転フレーム19の両端に混合容器2と
バランスウエイト18を配設したので、バランスウエイト
18により混合容器2の公転による周期的な変動を少なく
し、その回転数、回転速度を一様にして、混合容器2の
端部を支持する構成であっても安定的な自転及び公転を
可能としている。
【0039】又、混合容器2は、その中心軸を自転軸と
して、これを公転駆動シャフト9に対する交差線上に配
置すると共に、混合容器2の端部を回転フレーム19内で
回転自在に支持したので、混合容器2はその端部で支持
されているだけのため、その大きさや形状に規制のない
混合容器2の交換を可能とし、又混合容器2を公転駆動
シャフト9で片持ち支持できるため、本体1の小型化を
図ることが出来、混合容器を両持ち支持していた従来品
に比し、大きな設置スペースを確保する必要がない。
【0040】又、混合容器2の端部はベアリング23にて
回転自在に支持したので、従来の様に混合容器に周設し
た回転用リング及び駆動ローラーを用いた摩擦伝動手段
による自転でなく、ベアリング23にて自転するため、従
来の様な回転用リング及び駆動ローラーの圧接度合の調
整の必要がなく、圧接不良による自転性能の低下のない
安定した混合容器2の回転を得ることが出来、又頻度の
高い部品交換を不要とすることが出来る。
【0041】又、図6に示す通り、混合容器2は所定容
積を有する蓋部37と胴部38からなり、蓋部37には、その
下方内周部に多数の支持杆4747a,47b,47cを交差す
る様に架設し、交差する一方の支持杆47,47b,47c、又
47aに対して立体交差する梁杆48,48c、又は48a,48
b,48d,48eと、該梁杆4848a,48b,48c,48d,48e
両端支持する支柱杆4949a,49b,49c,49d,49e,49
f,49g,49h,49i,49j,49kからなる多数の屈曲杆50
50a,50b,50c,50d,50eを、交差する他の支持杆47,4
7b,47c、又は47aの蓋部37側及び胴部38側に、夫々の突
出長さを異にして立設した混合容器2の自転によっ
、自転軸を中心として各屈曲杆5050a,50b,50c,5
0d,50eの支柱杆4949a,49b,49c, 49d,49e,49f,4
9g, 49h,49i, 49j,49kは回転半径の異なる同心の円筒
面状の軌跡を描き、又各屈曲杆5050a,50b,50c,50
d,50eは支持杆4747a,47b,47cからの突出長さが異
なるため、支持杆4747a,47b,47c及び梁杆4848a
48b,48c,48d,48eは各階層で回転面状の軌跡を描く。
同時に混合容器2が公転するため、支持杆4747a,4 7
b,47c、梁杆4848a,48b,48c,48d,48e、支柱杆4
949a,49b,49c,49d,49e,49f,49g,49h,49i,49j,
49kは上記軌跡が公転軸である公転駆動シャフト9を中
心とした軌跡を描き、混合容器2の自転及び公転が合成
された3次元的な回転によって生ずる遠心力により、混
合容器2内の投入物を混合容器2内壁面と、上記の軌跡
を描く支持杆4747a,47b,47c、梁杆4848a,48b,4
8c,48d,48e、支柱杆4949a,49b,49c,49d,49e,49
f,49g,49h,49i,49j,49kに衝突させて、混合容器2の
中心部に限らず、内部全体で攪拌することを可能とし、
効率の良い攪拌混合することが出来、よって混合容
器2の作動時間を短縮することが出来る。
【0042】又、屈曲杆5050a,50b,50c,50d,50e
を設けた支持杆4747a,47b,47cを蓋部37に固定して
いるため、混合容器2内の清掃時において、混合容器2
の容積の大半を占める胴部38を簡単に洗浄できる等その
実用的効果甚だ大なるものである。
【0043】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明により、大き
さや形状に拘らず混合容器の交換を可能とし、混合容器
の駆動機構部内への異物の侵入を防止でき、混合機の小
型化を図ることができる。また、混合時間を短縮し、混
合効率を向上させることができる。請求項2記載の発明
により、混合容器の自転を駆動ローラーによる摩擦伝動
によらない伝動手段で回転可能となすことができ、安定
的な回転を可能とする
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る混合機の正面断面図である。
【図2】混合機の一部断面平面図である。
【図3】混合機の左側面図である。
【図4】混合機の右側面図である。
【図5】伝動経路の一部の拡大断面図である。
【図6】攪拌羽根の斜視図である。
【図7】攪拌羽根の平面図である。
【図8】攪拌羽根の正面図である。
【図9】攪拌羽根の側面図である。
【符号の説明】
2 混合容器 3 駆動源 4 駆動源 9 公転駆動シャフト 13 自転駆動シャフト 18 バランスウエイト 19 回転フレーム 20 伝動機構部 23 ベアリング 37 蓋部 38 胴部 4747a,47b,47c 支持杆 4848a,48b,48c,48d,48e 梁杆 4949a,49b,49c,49d,49e,49f,49g,49h,49i,49
j,49k 支柱杆 5050a,50b,50c,50d,50e 屈曲杆

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公転駆動シャフトと、該公転駆動シャフ
    ト内に回転自在に挿通した自転駆動シャフトを夫々別個
    の駆動源に連繋し、 前記自転駆動シャフトと混合容器を連繋してなる伝動機
    構部を被覆形成した回転フレームを、前記公転駆動シャ
    フトに連結固定すると共に、前記回転フレームの両端に
    混合容器とバランスウエイトを配設し、 前記混合容器は、その中心軸を自転軸として、これを前
    記公転駆動シャフトに対する交差線上に配置すると共
    に、前記混合容器の端部を前記回転フレーム内で回転自
    在に支持し 前記混合容器は所定容積を有する蓋部と胴部からなり、
    前記混合容器内には、その下方内周部に多数の支持杆を
    交差する様に架設し、交差する一方の支持杆に対して立
    体交差する梁杆と、該梁杆を両端支持する支柱杆からな
    る多数の屈曲杆を、交差する他の支持杆の蓋部側及び胴
    部側に、夫々の突出長さを異にして立設した攪拌羽根を
    備え たことを特徴とする混合機。
  2. 【請求項2】 前記混合容器の端部はベアリングにて回
    転自在に支持したことを特徴とする請求項1の混合機。
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