JP3031762U - 生態系の積ブロック - Google Patents

生態系の積ブロック

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JP3031762U
JP3031762U JP1996001910U JP191096U JP3031762U JP 3031762 U JP3031762 U JP 3031762U JP 1996001910 U JP1996001910 U JP 1996001910U JP 191096 U JP191096 U JP 191096U JP 3031762 U JP3031762 U JP 3031762U
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concrete
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健二 大久保
彰男 逸見
茂明 益田
Original Assignee
開発コンクリート株式会社
彰男 逸見
茂明 益田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 積ブロックの表面に無数の空隙を設け、微生
物や小動物が生息できる自然に近い環境を実現する。 【構成】 本考案の生態系の積ブロックは、積層した状
態で表面に表出する表出面に骨材1が埋設されており、
この骨材1で表面に凹凸面が成形されている生態系の積
ブロックを改良したものである。生態系の積ブロック
は、骨材1と、この骨材1の接点を結合するバインダー
とを混練された空隙骨材ペースト2を、型枠3に所定の
厚さに注入して、骨材1の間に空隙層5Aを設けてい
る。この空隙層5Aを成形する空隙骨材ペースト2の上
に、即時脱型コンクリート4を注入してプレス成形し、
ブロック本体5Bが成形されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として護岸や河川に使用される生態系の積ブロックに関する。本 明細書において「積ブロック」は、擁壁ブロックや法面保護に使用される積ブロ ックを含む広い意味に使用する。さらに、本明細書において「生態系の積ブロッ ク」とは、積層した状態で擁壁等の表面に表出する表出面に、凹凸や無数の空隙 のある積ブロックを意味する。表出面に凹凸や空隙のある積ブロックは、ここに 微生物や小動物が棲息する。これに対して、表面をコンクリートで成形した積ブ ロックは、図1に示すように表出面が平滑面であるために、表面を微生物の棲息 に適した環境にできない。微生物の棲息できない積ブロック5は、自然の環境と 著しく相違して生物を共存できない。生態系の積ブロックは、自然に近い環境を 実現して、生物が共存できる状態を実現する積ブロックである。
【0002】
【従来の技術】
生態系の積ブロックとして、下記の構造のものが開発されている。 表出面をはつりによって凹凸面としたもの この積ブロックは、コンクリートで成形した後、その表面を削って凹凸面とし たものである。 半割して表出面を凹凸面としたもの この積ブロックは、二つの積ブロックを互いの表出面で結合した形状に成形し 、コンクリートが硬化した後、表出面で二つに半割することで、それぞれの表出 面を割跡で凹凸面としたものである。 型枠で表出面に凹凸を成形したもの この構造の積ブロックは、工夫した型枠で製造される。積ブロックを成形する 型枠は、積ブロックの表出面を成形する型枠面を凹凸面とする。この型枠で成形 された積ブロックは、表出面が凹凸面に形成される。 未硬化のときに表出面を凹凸面とするもの この積ブロックは、コンクリートが未硬化のときに、表出面を叩いたり、引っ 掻いたりして、凹凸とするものである。 積ブロックの表面に石等の骨材を埋設したもの この積ブロックの製造方法は、特開平1−275483号公報に記載されてい る。この積ブロックは、表出面を成形するコンクリートに凝固遅延剤を塗布し、 モルタルと骨材を投入して成形した後、未硬化の表出面のコンクリートを水スプ レー等で洗い流して、骨材を表出させて凹凸面とするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上のようにして製造される従来の積ブロックは、表出面を凹凸面とすること ができる。この構造の積ブロックは、表面をコンクリートの平滑面とするものに 比較して、自然環境に近い形状を実現できる。しかしながら、これのようにして 製造される積ブロックは、表出面を凹凸面にできるが、ここに無数の空隙を成形 することはできない。生態系の積ブロックでは、凹凸よりもむしろ無数の空隙を 作ることが大切である。
【0004】 たとえば、天然石を積み重ねた石垣は、石の間に無数の空隙があるので、ここ に微生物や小動物が棲息して自然に近い環境を実現できる。ただ、石垣は、自然 環境には優れているが、崩れないように積むために相当の熟練が必要である。こ のため、高度な施工技術と膨大な手間がかかり、積ブロックのように能率よく安 価に施工できない欠点がある。
【0005】 さらに、自然環境に優れた擁壁構造として、多数の天然石を金網等の網袋に入 れた、通称「蛇籠」と呼ばれる布団籠を敷き詰めた構造も採用される。この構造 の擁壁は、天然石の間に無数の空隙ができるので、自然に近い環境を実現できる 。しかしながら、この構造は、積ブロックのように急勾配の擁壁とすることがで きず、勾配を緩やかにするために、設置面積が著しく増大する欠点がある。設置 面積が増大することは、用地買収等の点で施工コストを著しく増大させる欠点が ある。
【0006】 本考案は、従来のこれ等の欠点を解決することを目的に開発されたもので、本 考案の重要な目的は、能率よく施工できると共に、表出面に無数の空隙を設ける ことによって、自然環境に快適な生態系の積ブロックを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の生態系の積ブロックは、積層した状態で表面に表出する表出面に骨材 1を埋設しており、この骨材1で表面に凹凸面を成形している生態系の積ブロッ クを改良したものである。
【0008】 本考案の生態系の積ブロックは、骨材1と、この骨材1の接点を結合するバイ ンダーと混練りした空隙骨材ペースト2を、型枠3に所定の厚さに注入して空隙 層5Aを成形している。空隙骨材ペースト2は、骨材1をバインダーで結合して 、骨材1の間に空隙を設けるものであるから、バインダーの添加量は、骨材1の 隙間を閉塞しない量に調整される。ただ、バインダーの添加量が少なすぎると、 骨材を充分な強度で結合できない。バインダーの添加量が多すぎると、骨材の間 の空隙が少なくなる。バインダーの添加量は、バインダーの種類によって最適値 に調整される。
【0009】 空隙層5Aを成形する空隙骨材ペースト2の上に、即時脱型コンクリート4を 注入してプレス成形し、ブロック本体5Bが成形されている。即時脱型コンクリ ート4には、即時脱型工法に使用されている流動性の少ない硬練りのコンクリー トが使用される。
【0010】
【作用】
本考案の生態系の積ブロックは、積ブロック5の表出面に骨材1によって無数 の空隙を設けることを特長とする。積ブロック5の表出面を成形する空隙骨材ペ ースト2は、骨材1の接点をバインダーで結合して、骨材1の間に空隙を設けて いる。本考案の生態系の積ブロックは、空隙骨材ペースト2で形成される空隙を 、その後に打設される生コンクリートで閉塞しないことを特長とする。空隙骨材 ペーストを打設した後、その上に生コンクリートを打設して製造される積ブロッ クは、生コンクリートが骨材の空隙に侵入して空隙を閉塞してしまい、生態系の 積ブロックとならない。
【0011】 本考案者は、この弊害を防止するために下記のようにして生態系の積ブロック を試作した。 生コンクリートを打設することで骨材の間にできた無数の空隙が閉塞される のを防止することを目的に、空隙骨材ペーストを打設した後、骨材の間に水溶性 の糊を注入した。糊は、骨材の空隙に生コンクリートが侵入するのを阻止するた めに注入したものである。 糊を注入した後、空隙骨材ペーストの上に生コンクリートを打設した。 生コンクリートが硬化して積ブロックを脱型した後、糊を水洗いして除去し 、表出面に無数の空隙を設けることを試みた。
【0012】 このようにして製造された積ブロックは、骨材の間に充分な空隙を設けて、し かも表出面の骨材を充分な強度で、生コンクリートで成形された本体に強固に結 合することができなかった。骨材の間の空隙が閉塞されないようにするためには 、糊を硬化させた後、生コンクリートを打設する必要がある。このようにすると 、糊が骨材と生コンクリートの境界に介在して、骨材と生コンクリートの結合を 阻害した。糊が未硬化の状態で生コンクリートを打設すると、骨材の間に充填さ れた糊が生コンクリートに押し出されて、骨材の空隙が著しく少なくなった。糊 が生コンクリートで押し出されるのは、生コンクリートの比重が糊に比較して相 当に大きいため、重い生コンクリートが型枠の底に沈んで糊が押し出されるから である。この状態になると、骨材と生コンクリートとは充分に結合されるが、骨 材の空隙がなくなってしまう弊害が発生した。このため、このようにして製造さ れた積ブロックは、表出面に無数の空隙のある生態系積ブロックとならない。
【0013】 本考案の生態系の積ブロックは、欠点を解消する独得の構造をしている。本考 案の積ブロックは、空隙骨材ペースト2で形成される空隙を、その後に注入する 生コンクリートで閉塞しないように、即時脱型コンクリート4を使用して成形し ている。即時脱型コンクリート4は、通常の生コンクリートのように自由に流動 する性質がない。自由に流動する生コンクリートを打設すると、生コンクリート が先に打設された骨材1の隙間に侵入して空隙を閉塞するが、自由に流動しない 即時脱型コンクリート4は、骨材1の間に侵入することがない。このため、空隙 骨材ペースト2の後から打設される即時脱型コンクリート4は、骨材1の空隙を 閉塞することがなく、骨材1に直接に接触して、強固に骨材1に結合される。
【0014】 したがって、本考案の生態系の積ブロックは、製造後に糊を除去する等の余分 の手間がかからず、極めて能率よく安価に多量生産して、しかも表面に無数の空 隙を設けることができる特長がある。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例 は、本考案の技術思想を具体化するための生態系の積ブロックを例示するもので あって、本考案の積ブロックは、使用する材質、積ブロックの形状、積ブロック の用途などを下記のものに特定するものでない。
【0016】 さらに、この明細書は、実用新案登録請求の範囲を理解し易いように、実施 例に示される部材に対応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、および 「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、実用 新案登録請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決して ない。
【0017】 図2は、本考案の生態系の積ブロックの斜視図である。この図に示す積ブロッ ク5は、「間知ブロック」と呼ばれる積ブロックである。この積ブロック5は、 ブロック本体5Bの前面の表出面に、骨材1の空隙層5Aを設けている。この形 状の積ブロック5は、図3の断面図で示すように積層されて擁壁を構築する。図 3に示す擁壁は、基礎コンクリート6の上に積ブロック5を複数段に積み重ね、 積ブロック5の間に胴込めコンクリート7を入れて、上下左右の積ブロック5を 連結固定している。
【0018】 本考案の生態系の積ブロックは、積ブロックを間知ブロックに特定しない。積 ブロックには、図示しないが、たとえば擁壁ブロックや法面を保護する大きなブ ロックとすることもできる。
【0019】 生態系の積ブロックは、下記のようにして製造される。 空隙骨材ペーストを混練りする。 空隙骨材ペースト2は、骨材1にバインダーを混合したものである。骨材1に は、天然石、天然石を粒状に破砕した砕骨材等が使用できる。骨材1の大きさは 、空隙の大きさを決定する。骨材に大きいものを使用すると空隙は大きくなる。 反対に、骨材を小さくすると、小さい空隙が多数できるようになる。空隙の大き さは、生態系の積ブロックの用途に最適な大きさに設計される。微生物等を効率 よく棲息させるためには、微細な空隙を多く設けるのが良いので、使用する骨材 を小さくする。微生物よりも、魚等の小さい動物の棲息環境を良くするためには 、比較的大きな骨材を使用する。用途を考慮して、骨材1の平均粒子径は、たと えば2〜30mm、好ましくは3〜20mm、さらに好ましくは3〜15mm、 最も一般的には5〜10mmのものが使用される。
【0020】 骨材1に添加されるバインダーは、骨材1を接点で結合して、骨材1の間に空 隙ができるように骨材1を結合する。バインダーには、セメントが最適であるが 、エポキシ樹脂等の耐水性の合成樹脂接着剤も使用できる。さらに、セメントに 合成樹脂を混合した接着剤も使用できる。バインダーの添加量は、多すぎると骨 材の空隙が閉塞されて空隙率が低くなり、少なすぎると充分な強度で骨材を結合 できなくなる。バインダーの添加量は、骨材1の結合強度と、要求される空隙率 とを考慮して最適値に調整される。バインダーにセメントを使用する場合、10 0重量部の骨材1に対して、たとえば3〜50重量部、好ましくは5〜30重量 部、さらに好ましくは5〜20重量部に設定される。バインダーにセメントを使 用する場合、骨材1とセメントと水を混練りして空隙骨材ペースト2とする。
【0021】 図4に示すように、空隙骨材ペーストを型枠の底面に打設する。 空隙骨材ペースト2を型枠3に打設する厚さは、図2に示す積ブロック5の表 出面に設けられる空隙層5Aの厚さを決定する。空隙層5Aを厚くすると表出面 に多くの空隙を設けることができる。ただ、空隙層5Aはブロック本体5Bに比 較して強度が弱いので、空隙層5Aを厚くすると、積ブロック5として強度が低 下する。積ブロック5は積層した状態で充分な強度が要求される。強度、空隙量 、用途、外形、大きさ等を考慮して、空隙層5Aの厚さ、すなわち、空隙骨材ペ ースト2を打設する厚さは、例えば1〜10cm、好ましくは1〜8cm、さら に好ましくは1.5〜5cmに設計される。さらに、間知ブロックの空隙層5A の厚さは、最適には1〜4cmの範囲に設計される。
【0022】 図5に示すように、即時脱型コンクリートを空隙骨材ペーストの上に打設す る。 即時脱型コンクリート4は、空隙骨材ペースト2が未硬化の状態で、あるいは 空隙骨材ペースト2を硬化させた後、打設される。空隙骨材ペースト2を未硬化 の状態で即時脱型コンクリート4を打設すると、即時脱型コンクリート4と空隙 骨材ペースト2とを強固に結合できる。空隙骨材ペースト2を硬化させた後に、 即時脱型コンクリート4を打設すると、即時脱型コンクリート4を打設する圧力 で、空隙骨材ペースト2で形成される空隙が押し潰されることがなく、空隙率を 高くできる。
【0023】 即時脱型コンクリート4は、骨材1とセメントに水を混練りしたものである。 即時脱型コンクリート4は、空隙骨材ペースト2の上に打設して、空隙骨材ペー スト2の骨材1の間に流入しないように、スランプ値を0〜2に調整される。即 時脱型コンクリート4は、現在すでに即時脱型工法で積ブロックを製造している ものをそのまま使用することもできる。即時脱型コンクリート4は流動性がない ので、加圧して型枠3に打設する。さらに、打設するときに振動を与えることも できる。
【0024】 型枠で成形された積ブロックを脱型する。 即時脱型コンクリート4は、打設した後直ちに脱型できる。空隙骨材ペースト 2のバインダーに少量の水を添加したセメントを使用する場合、空隙骨材ペース ト2も打設して成形した後、直ちに脱型が可能である。空隙骨材ペースト2と即 時脱型コンクリート4の両方に、成形後に直ちに脱型できる材料を使用すると、 能率よく積ブロック5が多量生産できる。ただ、空隙骨材ペースト2のバインダ ーに合成樹脂接着剤を使用する場合は、バインダーが硬化するのを待って成形さ れた積ブロック5を脱型する。
【0025】
【考案の効果】
本考案の生態系の積ブロックは、表出面に無数の空隙をがあって、しかも安価 に能率よく多量生産できる特長がある。それは、本考案の積ブロックが、骨材と 、骨材の接点を結合するバインダーを混合している空隙骨材ペーストを型枠に注 入し、その後、即時脱型コンクリートを注入して、表出面に無数の空隙を形成し ているからである。特に、本考案の生態系の積ブロックは、空隙骨材ペーストを 注入た後に、生コンクリートを注入するのに代わって、即時脱型コンクリートを 注入して製造したものである。即時脱型コンクリートは、骨材の間に注入される ことがない。即時脱型コンクリートは、通常の生コンクリートのように流動性が ないからである。型枠に後から注入される即時脱型コンクリートは、先に注入さ れた空隙骨材ペーストの裏面に直接に接触して、これに強固に結合されるが、骨 材の間に侵入することはなく、骨材の空隙を閉塞しない。さらに、表出面を成形 する空隙骨材ペーストは、骨材と、骨材の接点を結合するバインダーとの混合体 であるから、骨材が無数の空隙のある状態にバインダーで強固に結合される。し たがって、空隙骨材ペーストによって、生態系の積ブロックの表出面には、立体 的に無数の空隙が設けられる。特に、本考案の生態系の積ブロックは、必要なら ば、空隙骨材ペーストを充填する厚さを調整して、表出面の厚い空隙層を形成す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 表出面が平滑面である従来の積ブロックを示
す斜視図
【図2】 本考案の生態系の積ブロックを示す斜視図
【図3】 本考案の生態系の積ブロックが積層されて擁
壁を構築する状態を示す断面図
【図4】 本考案の生態系の積ブロックの製造工程を示
す断面図
【図5】 本考案の生態系の積ブロックの製造工程を示
す断面図
【符号の説明】
1…骨材 2…空隙骨材ペースト 3…型枠 4…即時脱型コンクリート 5…積ブロック 5A…空隙層
5B…ブロック本体 6…基礎コンクリート 7…胴込めコンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大久保 健二 香川県観音寺市瀬戸町二丁目14番16号 開 発コンクリート株式会社内 (72)考案者 逸見 彰男 愛媛県松山市来住町645−20 (72)考案者 益田 茂明 徳島県板野郡松茂町豊岡字山ノ手16番地の 7

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層した状態で表面に表出する表出面に
    骨材(1)が埋設されており、この骨材(1)で表出面に凹凸
    面が成形されてなる生態系の積ブロックにおいて、 骨材(1)と、この骨材(1)の接点を結合して、骨材(1)の
    間に空隙ができる状態に結合するバインダーとが混練さ
    れた空隙骨材ペースト(2)が型枠(3)に所定の厚さに注入
    されて空隙層(5A)が成形されており、 この空隙層(5A)を成形するこの空隙骨材ペースト(2)の
    上に、即時脱型コンクリート(4)が注入、プレス成形さ
    れてブロック本体(5B)が成形されてなることを特徴とす
    る生態系の積ブロック。
JP1996001910U 1996-02-22 1996-02-22 生態系の積ブロック Expired - Lifetime JP3031762U (ja)

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