JP3030576U - 付加的な裁断モジュールを備えた折り機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り機、特に組み合わされた付加的な裁断モ
ジュールの生産能力を高めることである。 【解決手段】 付加的な裁断モジュール４６が、この付
加的な裁断モジュールの入口と出口との間を、真っ直ぐ
な経路に沿って１つのまたは複数のリボン４，５が走行
させるように配置されており、かつ前記付加的な裁断モ
ジュールが、走行する前記１つのまたは複数のリボンの
いずれの側にも、角度を成してずらされた２つの刃を有
する裁断胴３３．１と、対向裁断胴３３．２とを有して
おり、この裁断胴と対向裁断胴とが互いに協働して、胴
の１回転中に２回の連続した裁断作業を行うようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、折り機であって、主折り装置と、組み合わされた付加的な裁断モジ ュールとを有しており、輪転印刷機から送られてくるウェブから形成される少な くとも１つのリボンを折り丁に裁断するように設けられており、このリボンが縦 折りされる形式のものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

このような形式の折り機は、フランス国特許出願公開第２５７５７０１号明細 書よりすでに公知であり、この折り機には付加的な裁断モジュールが配置されて おり、１つのまたは複数のリボンが前記付加的な裁断モジュールの入口と出口と の間のＳ字形の経路に沿って走行するようになっており、Ｓ字形経路の第１の湾 曲部でロッド配列によって保持される。さらに、前記明細書より公知の折り機の 付加的な裁断モジュールは、２つの裁断胴を有しており、これらの裁断胴は第１ の湾曲部でＳ字形の経路に沿って連続して配置されている。各裁断胴は、対向裁 断胴と協働するように規定された刃を有しており、この対向裁断胴は、走行する １つのまたは複数のリボンの別の側に２つの裁断胴の間に配置されており、Ｓ字 形経路に沿って走行するリボンにおいて２回の連続した裁断を行うようになって いる。

【０００３】 前記の折り機の主な欠点は、付加的な裁断モジュールを通って１つのまたは複 数のリボンがたどるＳ字形経路が、長く複雑で、１つのまたは複数のリボンを２ つの裁断胴の間で支持するために少なくとも１つのロッド配列を必要とすること である。

【０００４】 この裁断モジュールの複雑な特定のレイアウトにより、裁断モジュールの性能 は低く、限定されている。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、折り機、特に組み合わされた付加的な裁断モジュールの生産 能力を高めることである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この課題を解決するために本考案の構成では、付加的な裁断モジュールが、こ の付加的な裁断モジュールの入口と出口との間を、真っ直ぐな経路に沿って１つ のまたは複数のリボンを走行させるように配置されており、前記付加的な裁断モ ジュールが、走行する１つのまたは複数のリボンのいずれの側にも、角度をずら された２つの刃を有する裁断胴と、対向裁断胴とを有しており、この裁断胴と対 向裁断胴とが互いに協働して、胴の１回転中に２回の連続した裁断作業を行うよ うにした。

【０００７】

【考案の効果】

付加的な裁断モジュールのこのようなレイアウトは、前記付加的な裁断モジュ ールの折り丁の生産、ひいては折り機全体の生産をかなり高めることができる。

【０００８】 主折り装置と組み合わされた付加的な裁断モジュールとが、互いに独立して交 互に作動することは強調すべきである。付加的な裁断モジュールの処理スピード は、真っ直ぐな経路と二刃裁断胴とによって高められ、これにより、すでに公知 のモジュールと比較して生産をかなり高めることができる。さらに、付加的な裁 断モジュールを貫く真っ直ぐな経路は、裁断胴にロッド配列を分配することを可 能にし、これにより前記モジュールの構造は簡潔になっている。

【０００９】 本考案の折り機の特に有利な構成では、図示された付加的な裁断モジュールの 真っ直ぐな経路は、垂直な経路である。

【００１０】 本考案の折り機の特に有利な構成では、折り丁を収容するための領域が設けら れており、この領域は主折り装置と付加的な裁断モジュールとに共有されており 、付加的な裁断モジュールの出口と共通の収容領域との間には、搬送ベルトが配 置されていて、付加的な裁断モジュールによって形成された折り丁を共通の領域 に搬送する。

【００１１】 さらに、本考案による折り機の付加的な裁断モジュールが、独自の駆動装置を 有しておらず、伝動装置を用いて折り機の駆動装置によって駆動されることがで きることは有利である。

【００１２】 付加的な裁断モジュールは付属のモジュールとして構成されており、伝動装置 によって簡単に主折り装置の駆動装置に連結することができる。

【００１３】 伝動装置は、ベルトタイプ伝動装置またはチェーンタイプ伝動装置であると有 利である。

【００１４】

【考案の実施の形態】

以下に本考案の実施の形態を図面につき詳しく説明する。

【００１５】 図１には、図示されていない輪転印刷機から搬送されてきたウェブ１が示され ており、このウェブは矢印２で示された進行方向に進む。簡単に示したように、 このウェブ１は縦断ち装置３によって２つに裁断される。印刷された２つのリボ ン４，５は、一般的に“ウェブターナ”(ｗｅｂ ｔｕｒｎｅｒ）として知られ る案内装置に送られ、この案内装置は、水平にまたは斜めに配置された複数のタ ーンローラまたはターンバー７より成っている。このウェブターナ６（案内装置 ）によって、リボン４，５は方向転換され、また場合によっては裏返され、これ により互いに対して長さ方向に２つのリボン４，５を方向付けすることができる 。２つのリボン４，５は次にそれぞれ三角板８，９に送られる（図２参照）。リ ボン４は三角板８に達し、この三角板で縦に折られる。縦折りは、リボンの進行 方向の折りに対応する。同時に、リボン５は三角板９に達し、この三角板で縦に 折られる。２つのリボンは次に、２つの別の処理形態において処理されるために 重ね合わせられる。

【００１６】 図１に示された第１の形態では、リボン５の経路は、このリボンがターンロー ル４２の周りを部分的に巻き付け、次いで引張りローラ３０の周りを巻き付け（ この経路は図２および図３の矢印４３によっても示されている）、リボン４に対 して接触するように延びており、したがって２つのリボン４および５は重ね合わ せられ、付加的な裁断モジュール４６により処理される。これについては、後で さらに詳しく説明する。

【００１７】 第２の形態では、リボン４が、引張りローラ３０の周りを部分的に巻き付け、 次いでターンローラ４２の周りを部分的に巻き付け（この経路は図２および図３ の矢印４４によって示されている）、リボン５に対して接触するようになってい る。したがって、２つのリボン４および５は、後でさらに詳しく述べられている ように、主折り装置１２によって処理されるために重ね合わせられる。

【００１８】 三角板８は固定されているのに対して、三角板９は深さ方向に、つまり図１の 矢印４５で示された方向に移動することができるので、２つの三角板を整合させ ることもずらすこともできることは強調すべきである。

【００１９】 ２つの三角板の整合時、折られた２つのリボン４，５は正確に重ね合わせられ 、後で詳しく説明するように、第１の形態において唯一のずり重ね列で“４×４ ページ”と呼ばれる完成品を形成する。

【００２０】 ２つの三角板がずれている場合、折られた２つのリボン４，５は正確に重ね合 っているのではなく、互いにずれているので、リボンを処理することによって続 いて得られる折り丁は、簡単に分けられ、後で詳しく説明するように、“２×４ ページ”と呼ばれる完成品を平行な２つのずり重ね列で形成する。

【００２１】 図示されていない別の経路に基づき、リボン４，５が、重ね合わせられて、両 リボンが三角板９または三角板８のどちらかに送られるように、ウェブターナ６ においてリボン４，５が方向転換されるようになっていてもよい。該当する三角 板８または９は、次いで重ね合わせられた２つのリボン４，５を縦に折る。

【００２２】 この場合、完成品は、後で詳しく説明するように、“２×８ページ”と呼ばれ ている。

【００２３】 図２には、折り機１１が概略的に示されており、この折り機は三角板９（図１ にも示されている）と、主折り装置１２とを有している。折り機１１に、またこ れにより主折り装置１２に組み合わされて、付加的な裁断モジュール４６が設け られている。この付加的な裁断モジュール４６は、三角板８（図１にも示されて いる）と、裁断装置１３とを有している。前記付加的な裁断モジュール４６は折 り機１１から独立しており、必要に応じて、オプションとして折り機に付加する こともでき、必要なくなった場合には取り除くこともできる。

【００２４】 このような付加的な裁断モジュールは、一般的に“４ページモジュール”と呼 ばれている。この付加的な裁断モジュール４６は独自の駆動装置を有しておらず 、伝動装置１４により折り機１１に連結されている。伝動装置１４は、ベルトタ イプ伝動装置１６または択一的にチェーンタイプ伝動装置または歯車であっても よい。

【００２５】 図２によれば、主折り装置１２は引張りローラ１７を有しており、この引張り ローラはリボン４，５の走行経路のどちらの側にも配置され、三角板９の出口に 隣接している。これらの引張りローラ１７には、リボン４，５の経路のどちらの 側にも縦目打ち胴１８も後置されている。縦目打ち胴１８には、走行方向（矢印 ２）に、横目打ち胴１９が接続されている。この横目打ち胴１９には、引張りロ ーラ２０が後置されており、この引張りローラには、裁断胴４０が後置されてお り、この裁断胴は１回転するごとにリボン４，５を種々の折り丁に横方向で１回 裁断するように意図されている。横方向は紙の進行方向に対して垂直方向に対応 する。裁断胴４０は展開距離Ｃを有しており、この展開距離が裁断される折り丁 の長さＣを規定する。折り丁の経路において裁断胴４０の後には、折りブレード を有する胴２１が設けられており、この胴はジョーを有する胴２２と協働する。 ロッド配列４１が、折り丁を折りブレードを有する胴２１に対して保持するため に設けられている。さらに、付加的な折り胴２３が設けられており、この折り胴 にはロッド配列２４（搬送ベルト装置）が組み合わされている。羽根車２７が、 ジョーを有する胴２２または付加的な折り胴２３の出口に組み合わされており、 折られた折り丁を搬送ベルト２８に置くことができる。さらに、受取装置２５が 設けられており、この受取装置により折り丁は縦折り装置２６に達し、この縦折 り装置には羽根車２９が組み合わされていて、この羽根車は搬送ベルト２８と協 働する。搬送ベルト２８は収容領域または収容ベルト３７に接続されている。

【００２６】 折り機１１の三角板９の出口と、付加的な裁断モジュール４６の入口の三角板 ８の出口との間に、搬送装置が設けられており、この搬送装置は、三角板９の出 口に配置されていて自由に取り付けられたターンローラ４２から成っており、三 角板８の出口に配置された引張りローラ３０と組み合わされていることが判る。 このような搬送装置は、付加的な裁断モジュール４６の三角板８によって縦に折 られたリボン４を、主折り装置に向かって矢印４４の方向に迂回させるために、 または主折り装置１２から付加的な裁断モジュール４６に向かってリボン５を迂 回させるために働く。

【００２７】 主折り装置１２は、次のように働く。

【００２８】 ローラ４２のところで重ね合わせられるかまたは三角板９の上流で重ね合わせ られて、同時に三角板９により折られたリボン４，５は、２つの引張りローラ１ ７の間から主折り装置１２に走入する。次に、リボン４，５は縦目打ち胴１８に より縦目打ちされ、次に横目打ち胴１９により横目打ちされる。リボンは次に２ つの引張りローラ２０の間を通過し、裁断胴４０により横方向に裁断される。裁 断胴４０からの走出時、リボン４，５は長さＣの折り丁に変形されている。

【００２９】 折り丁は続いて進行し、折りブレード胴２１の周りに巻き付けられ、その間こ の折りブレード胴２１に対してロッド配列４１により支持される。ジョーを有す る胴２２と協働する折りブレードを有する胴２１は、折り丁を横に折る。

【００３０】 場合によっては折り丁はロッド配列２４により付加的な折り胴２３に搬送され てもよく、または一般的に受取装置２５に直接搬送されてもよい。このように、 折り丁は縦折り装置２６に達し、この縦折り装置により第２の縦折りが行われる 。

【００３１】 対応する製品は、当業者により一般的に“１×３２ページ”と呼ばれている。

【００３２】 折り丁が縦折り装置２６を出ると、この折り丁は羽根車２９のポケットに挿入 され、この羽根車は折り丁をずり重ね列として収容ベルト２８に置き、この収容 ベルト２８は折り丁を収容ベルト３７に向かって搬送する。

【００３３】 折り丁が、第２の縦折りをされずに、収容ベルト２８と協働する羽根車２７に 直接搬送されることが可能であり、この収容ベルトは収容ベルト３７に向かって 折り丁を搬送する。

【００３４】 主折り装置によって収容ベルト２８に得られる種々の製品は次のようなもので ある。

【００３５】 リボン４，５が三角板９で重ね合わせられた場合、得られた製品は“横長判１ ×１６ページ”と呼ばれている。これらの製品は排紙ずり重ね列として出ていく 。

【００３６】 リボン４，５が、それぞれ三角板８および９で折られた場合、また、三角板９ が三角板８に対してずらされている場合、得られる製品は“横長判２×８ページ ”と呼ばれている。一連の８ページの折り丁が得られ、この折り丁は収容ベルト ３７で平行な２つのずり重ね列に分けられる。

【００３７】 図２または図３に基づき、“４ページモジュール”と呼ばれる付加的な裁断モ ジュール４６が示されている。すでに説明したように、図示された実施例に基づ き、付加的な裁断モジュール４６は三角板８を有しており、この三角板は三角板 ９に対して平行な垂直軸線Ｘに沿って位置している。この三角板８の下方に近接 して、１組の引っ張りローラ３０が真っ直ぐな垂直経路Ｘのいずれの側にも配置 されている。これらの引張りローラ３０は、三角板８から付加的な裁断モジュー ル４６に走入してくるリボンを引っ張り、また折り機１１の三角板９により縦折 りされたリボン５を付加的な裁断モジュール２６に向かって矢印４３の方向に搬 送するために働く。

【００３８】 付加的な裁断モジュールに走入する重ね合わせられたリボン４，５は、軸線Ｘ に沿って垂直方向の真っ直ぐな経路をたどる。この経路では、リボンは、経路Ｘ に沿って（矢印２の方向）走行するリボンのいずれの側にも位置する２つのフォ ルダローラ３２の間を通過する。これらのフォルダローラ３２は、リボン４，５ を裁断装置に走入させるように準備する。裁断装置は、重ね合わせられたリボン ４，５の一方の側に位置する裁断胴３３．1と、走行するリボンの他方の側に裁 断胴３３．１と同じ水準で配置された対向裁断胴３３．２とを有しており、これ らの裁断胴は互いに協働する。裁断胴３３．１は２つの刃４７を有しており、こ れらの刃は、図３により詳しく示されているように、角度を（半回転分）ずらさ れている。対向裁断胴３３．２は，２つの同一の裁断対向部品４８が取り付けら れており、この裁断対向部品は角度を（同様に半回転分）ずらされている。裁断 胴３３．１および対向裁断胴３３．２の展開距離は、主折り装置１２の裁断胴４ ０の展開距離であるＣと同じである。対向裁断胴３３．２と協働する裁断胴３３ ．１は、重ね合わせられたリボン４，５を、胴の１回転につき２回，すなわち、 展開距離Ｃの半分ごとに横断ちする。

【００３９】 重ね合わせられたリボンまたは複数のリボン４，５が、付加的な裁断モジュー ル４６の入口（引張りローラ３０より成っている）と、前記裁断モジュール４６ の出口（裁断胴３３．１と対向裁断胴３３．２との出口より成っている）との間 を進行し、真っ直ぐな垂直な経路をたどることは強調すべきである。このような レイアウトは、ロッド配列を必要としないより短い経路を有する簡潔な付加的な 裁断モジュール４６を可能にする。付加的な裁断モジュール４６を出ると、得ら れた折り丁はロッド配列３４により羽根車３５のポケットの中に搬送され、この 羽根車はこれらの折り丁を搬送ベルト３６に鱗片状に置いていく。この搬送ベル ト３６により、折り丁は搬送ベルト３７に搬送される。

【００４０】 搬送ベルト３７は、折り機１１と、付加的な裁断モジュール４６とに共有して 用いられる。

【００４１】 付加的な裁断モジュール４６の出口で得られる種々の製品は、次のようなもの である。

【００４２】 縦に、独立して折られたリボン４，５が三角板８の下流で正確に重ね合わせら れると、当業者により“４×４ページ”と呼ばれる製品、すなわち排紙ずり重ね 列として出てくる一連の４ページの４つの折り丁が得られる。

【００４３】 縦に、独立して折られたリボン４，５が、三角板８の下流で互いに相対的に僅 かにずらされて重ねられる場合、得られる製品は当業者により“２×４ページ” と呼ばれ、すなわち一連の４ページの２つの折り丁であり、この折り丁は搬送ベ ルト３７で２つのずり重ね列に分けられる。

【００４４】 リボン４，５が、三角板９または三角板８のどちらかで重ね合わせられる場合 、得られる製品は“２×８ページ”と呼ばれ、すなわち一連の８ページの折り丁 である。

【００４５】 本考案は上記の実施例に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】輪転印刷機から搬送されてくる紙ウェブを案内
するための装置を示す図である。

【図２】付加的な裁断モジュールが付加された折り機
（主折り装置）の概略的な縦断面図である。

【図３】付加的な裁断モジュールの縦断面図である。

【符号の説明】

１ ウェブ、 ２ 矢印、 ３ 縦断ち装置、 ４，５
リボン、 ６ ウェブターナ、 ７ ターンローラま
たはターンバー、 ８，９ 三角板、 １１折り機、
１２ 主折り装置、 １３ 裁断装置、 １４ 伝動装
置、 １５駆動装置、 １６ ベルトタイプ伝動装置、
１７ 引張りローラ、 １８ 縦目打ち胴、 １９
横目打ち胴、 ２０ 引張りローラ、 ２１，２２
胴、２３ 折り胴、 ２４ ロッド配列、 ２５ 受取
装置、 ２６ 縦折り装置、２７ 羽根車、 ２８ 搬
送ベルト、 ２９ 羽根車、 ３０ 引張りローラ、
３２ フォルダローラ、 ３３ 裁断胴、 ３４，４１
ロッド配列、 ３５ 羽根車、 ３６ 搬送ベルト、
３７ 収容ベルト、 ４２ ターンローラ、 ４３，
４４，４５ 矢印、 ４６ 付加的な裁断モジュール、
４７ 刃、４８ 裁断対向部品

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 390009232 ハイデルベルガー ドルツクマシーネン アクチエンゲゼルシヤフト ＨＥＩＤＥＬＢＥＲＧＥＲ ＤＲＵＣＫＭ ＡＳＣＨＩＮＥＮ ＡＫＴＩＥＮＧＥＳＥ ＬＬＳＣＨＡＦＴ ドイツ連邦共和国 ハイデルベルグ クア フユルステン−アンラーゲ 52−60 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅｄｅ ｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒ ｍａｎｙ (72)考案者 ギュイ ロケ フランス国 リアンクル リュ ジャン ジャック ルソー 12 (72)考案者 ルネ ルナール フランス国 モンテニ レ コルメイェ アンパス デ カンパニュレ ７ (72)考案者 セルジュ ランヴァン フランス国 スィレ レ メロ リュ デ サカスィア ６

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 折り機であって、主折り装置と、組み合
   わされた付加的な裁断モジュールとを有しており、輪転
   印刷機から送られてくるウェブから形成された少なくと
   も１つのリボンを折り丁に裁断するようになっており、
   前記リボンが縦折りされる形式のものにおいて、 付加的な裁断モジュール（４６）が、該裁断モジュール
   の入口と出口との間を、真っ直ぐな経路に沿って１つの
   または複数のリボン（４，５）を走行させるように配置
   されており、かつ前記付加的な裁断モジュール（４６）
   が、走行する前記１つのまたは複数のリボン（４，５）
   のどちらの側にも、角度を成してずらされた２つの刃
   （４７）が設けられた裁断胴（３３．１）と、対向裁断
   胴（３３．２）とを有しており、該裁断胴と該対向裁断
   胴が互いに協働して、胴の１回転中に２回の連続した裁
   断作業を行うようになっていることを特徴とする、付加
   的な裁断モジュールを備えた折り機。
2. 【請求項２】 付加的な裁断モジュールを貫く真っ直ぐ
   な経路が、垂直な経路である、請求項１記載の折り機。
3. 【請求項３】 折り丁を収容するために領域（３７）が
   設けられており、該領域が主折り装置（１２）と付加的
   な裁断モジュール（４６）とに共有されており、付加的
   な裁断モジュール（４６）と、共通の収容領域（３７）
   との間には搬送ベルト（３６）が配置されていて、付加
   的な裁断モジュール（４６）によって形成された折り丁
   を共通の収容領域（３７）に搬送するようになってい
   る、請求項１または２記載の折り機。
4. 【請求項４】 付加的な裁断モジュール（４６）が、出
   口に羽根車（３５）を有しており、該羽根車は、形成さ
   れた折り丁を受け取って、該折り丁を搬送ベルト（３
   ６）にずり重ね式に配列するようになっている、請求項
   １から３までのいずれか１項記載の折り機。
5. 【請求項５】 付加的な裁断モジュール（４６）が、伝
   動装置（１４）を用いて折り機（１１）の駆動装置によ
   って駆動することができるようになっている、請求項１
   から４までのいずれか１項記載の折り機。
6. 【請求項６】 伝動装置（１４）が、ベルトタイプ伝動
   装置またはチェーンタイプ伝動装置または歯車である、
   請求項５記載の折り機。
7. 【請求項７】 折り機であって、主折り装置（１２）
   が、三角板（９）を有しており、該三角板は、輪転印刷
   機から搬送されてくるウェブから形成される少なくとも
   １つのリボン（４，５）を縦折りすることができる形式
   のものにおいて、 主折り装置（１２）の三角板（９）の出口と、付加的な
   裁断モジュール（４６）の入口との間にリボンを搬送す
   るために装置（３０，４６）が設けられている、請求項
   １から６までのいずれか１項記載の折り機。
8. 【請求項８】 付加的な裁断モジュール（４６）が、三
   角板（８）を有しており、該三角板により、輪転印刷機
   から搬送されてくるウェブから形成される少なくとも１
   つのリボン（４，５）を縦折りすることができるように
   なっている、請求項１から７までのいずれか１項記載の
   折り機。