JP2009286087A - 輪転機及び輪転機における印刷方法 - Google Patents

輪転機及び輪転機における印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】折り部のフォーマーの位置が固定されていても、使用する紙の幅の変更に対応して、フォーマーによる縦折りを適正な位置で行うことができる輪転機を提供すること。
【解決手段】紙を連続的に給紙する給紙部A1〜A3と、給紙部から給紙された紙に印刷を行う印刷部B1〜B3と、印刷部から出た紙を折り部まで搬送するレールフレーム部Cと、レールフレーム部から搬送された紙を印刷物としての頒布形状にする折り部Dとを備え、レールフレーム部Cに設けたスリッターで走行する紙をスリットして分割し、この分割された紙を、折り部に設けたフォーマー70で走行方向に沿って縦折りする輪転機において、使用する紙の幅の変更に対応して、スリッターで分割された紙の進行方向を変え、その紙の中央をフォーマー70の中央に合わせるターンバー30を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、新聞等の印刷に使用する輪転機及びその輪転機における印刷方法に関する。
輪転機は、例えば特許文献1に記載のとおり、紙を連続的に給紙する給紙部と、給紙部から給紙された紙に印刷を行う印刷部と、印刷部で印刷された紙を印刷物としての頒布形状にする折り部とを備える。
かかる輪転機においては、その印刷効率を上げるために、近年、ダブル幅(新聞では4頁幅)の紙の使用が主流となっており、新聞印刷用の輪転機を例に挙げると、4頁幅の紙を使用する場合、印刷部と折り部との間のレールフレーム部に設けたスリッターで走行する紙をスリットして2頁幅に分割し、この2頁幅の紙を、折り部に設けたフォーマーで走行方向に沿って1頁幅に縦折りする。
ところで、我が国における新聞各紙の頁幅はほぼ同一であるため、輪転機で使用する紙の幅も一定である。したがって、従来の輪転機では、折り部におけるフォーマーの位置も固定され、ある特定の紙幅専用として設計されていた。
しかし、海外に目を向けると、一口に新聞と言っても様々な頁幅のものがあるとともに、新聞以外の媒体も印刷することがあり、輪転機で使用する紙の幅も一定ではない。使用する紙の幅が変わると、レールフレーム部のスリッターで分割された後の紙の幅も変わり、その結果、折り部のフォーマーで縦折りすべき分割後の紙の中央位置も変わる。上述のとおり、フォーマーの位置は固定されているので、使用する紙の幅の変更には対応できない。
このため、我が国で設計・製造された輪転機は海外で使用できない場合があり、その場合、別途にその紙幅専用に輪転機を設計・製造する必要があった。
特開2006−281513号公報
本発明が解決しようとする課題は、総括的には、使用する紙の幅の変更に対応可能な輪転機及び輪転機における印刷方法を提供すること、言い換えれば、1台の輪転機で、複数の異なる幅の紙を処理できるようにすることにある。より具体的には、折り部のフォーマーの位置が固定されていても、使用する紙の幅の変更に対応して、フォーマーによる縦折りを適正な位置で行うことができるようにすることにある。
本発明の輪転機は、紙を連続的に給紙する給紙部と、給紙部から給紙された紙に印刷を行う印刷部と、印刷部から出た紙を折り部まで搬送するレールフレーム部と、レールフレーム部から搬送された紙を印刷物としての頒布形状にする折り部とを備え、レールフレーム部に設けたスリッターで走行する紙をスリットして分割し、この分割された紙のそれぞれを、折り部に設けたフォーマーで走行方向に沿って縦折りする輪転機において、使用する紙の幅の変更に対応して、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせ、その紙の中央をフォーマーの中央に合わせるターンバーを設けたことを特徴とするものである。
本発明の輪転機における印刷方法は、紙を連続的に給紙する給紙部と、給紙部から給紙された紙に印刷を行う印刷部と、印刷部から出た紙を折り部まで搬送するレールフレーム部と、レールフレーム部から搬送された紙を印刷物としての頒布形状にする折り部とを備え、レールフレーム部に、走行する紙をスリットして分割するスリッターと、スリッターによって分割された紙のそれぞれの進行方向を変えるターンバーとを設け、折り部に、スリッターによって分割された紙を走行方向に沿って縦折りするフォーマーを設けた輪転機における印刷方法において、使用する紙の幅の変更に対応して、ターンバーによって、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせ、その紙の中央をフォーマーの中央に合わせることを特徴とするものである。
このように、本発明では、使用する紙の幅の変更に対応し、ターンバーを使用して、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせ、その紙の中央をフォーマーの中央に合わせるので、折り部のフォーマーの位置が固定されていても、使用する紙の幅の変更に対応して、フォーマーによる縦折りを適正な位置で行うことができる。したがって、1台の輪転機で、複数の異なる幅の紙を処理することが可能となる。
本発明のターンバーの第1の態様は、紙の進行方向に対して45度の角度に取り付けられた2本の傾斜バーを備える。この2本の傾斜バーは交差して配置してもよいし、平行に配置してもよい、ただし、2本の傾斜バーを交差して配置する場合は、紙の進行方向に対して90度の角度に取り付けられた1本の直角バーを組み合わせて配置する。このように紙の進行方向に対して45度の角度に取り付けられた2本の傾斜バーを備えるターンバーにおいては、2本の傾斜バーのうち少なくとも一方の紙幅方向の位置を調整することにより、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせることができる。また、傾斜バーの紙幅方向の位置を調整するには位置調整機構を設けることができる。
本発明のターンバーの第2の態様は、平行に配置された2本の傾斜バーを備える。このようなターンバーにおいては、2本の傾斜バーの一端の、紙進行方向の位置を調整し、2本の傾斜バーの紙進行方向に対する傾斜角度を変更することにより、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせることができる。また、2本の傾斜バーの一端の、紙進行方向の位置を調整するには位置調整機構を設けることができる。
そして、これらの位置調整機構による傾斜バーの位置調整は、公知の制御機構を利用することよって、使用する紙の幅の変更の入力に応答して自動的に実行されるようにすることができる。
本発明によれば、折り部のフォーマーの位置が固定されていても、使用する紙の幅の変更に対応して、フォーマーによる縦折りを適正な位置で行うことができる。したがって、使用する紙の幅の変更に対応可能となり、1台の輪転機で複数の異なる幅の紙を処理できるようになる。これによって、輪転機の汎用性が向上し、ひいては印刷コストの削減を図ることができる。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の輪転機の全体を操作側から見た図である。
図1に示す輪転機は、4頁幅の新聞用の紙を処理するもので、3組の給紙部A1〜A3及び印刷部B1〜B3を備える。すなわち、給紙部A1から給紙された紙は印刷部B1で、給紙部A2から給紙された紙は印刷部B2で、給紙部A3から給紙された紙は印刷部B3で、それぞれ印刷される。このうち印刷部B1はフルカラー印刷用であって8カップルの印刷ロールセットを備える。また、印刷部B2,B3は、黒1色又は黒と単色の2色の印刷用であって4カップルの印刷ロールセットを備える。
各印刷部B1〜B3には、印刷後の紙にテンションを印加するアウトフィード紙押え装置10が設けられている。各印刷部B1〜B3のアウトフィード紙押え装置10を出た紙は、レールフレーム部Cを経由して折り部Dに搬送される。
レールフレーム部Cでは、4頁幅の紙がスリッター(後述する図3の符号20)で2頁幅に分割され、分割された紙のそれぞれは、上下方向に進行方向が分けられた後、ターンバー30によって、紙幅方向の進行方向が変えられる。すなわち、ターンバー30は、分割された紙の中央がそれぞれ後述する折り部Dのフォーマーの中央に合うように、分割されたぞれぞれの紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせる。実施例では、各印刷部B1〜B3で印刷された4頁幅の3条の紙を並列に処理するため、それぞれの処理経路に1台のスリッターと2台のターンバー30が配置されている。
このように、各印刷部B1〜B3で印刷された4頁幅の3条の紙はそれぞれ分割されて、2頁幅の6条の紙となる。これらの6条の紙は、搬送ロール群40によって進行方向(紙の長手方向)の位相が調整され、折り部Dの直前で、紙幅方向に並列する2条の紙となるように重ねられる。
折り部Dには、レールフレーム部Cからの2条の紙を折り部Dに引き込むワリス50とワリス50からの紙をスリット可能なスリッター60が設けられている。なお、スリッター60は、ブロード版の新聞を製作する際には使用しない。
ワリス50によって引き込まれた2条の紙は、並列に隣接して配置された2台のフォーマー70によってそれぞれ縦折りされ、ニッピングローラ装置80によってその縦折り部が挟持されることで、折り目が確実に付けられる。その後、紙は1頁長に裁断され、印刷物としての頒布形状(配達される新聞の体裁)に折り畳まれる。そして、この新聞は一部ずつデリバリーベルトに移されて所定の場所まで運ばれる。
この図1に示す輪転機では、上述のとおり、レールフレーム部Cにおいてスリッターによって分割され紙の紙幅方向の進行方向をターンバー30によって紙幅方向にシフトさせることができるようにしており、これによって使用する紙の幅の変更に対応可能となっている。また、このほか、使用する紙の幅の変更に対応するために、印刷部B1〜B3、レールフレーム部C及び折り部Dにおいて紙と接触する部材の位置を調整する位置調整機構を設けている。具体的に対応している紙の幅は、A巻といわれる1640mm、1562mm、1440mm、1360mmの4種であるが、A巻1702mm、1280mmにも対応させることができる。また、C巻、D巻については、A巻の設定で使用することができる。
以下、紙の進行方向に沿って各部の詳細な構成を説明する。
図2は、印刷部B1〜B3のアウトフィード紙押え装置10における位置調整機構を示し、(a)はその正面図、(b)は(a)のA−A矢視図である。
アウトフィード紙押え装置10は、上述のとおり印刷後の紙にテンションを印加する装置であり、そのために紙押えロール11を備える。この紙押えロール11は紙の非印刷部に接触するように配置される。したがって実施例のように4頁幅での印刷を行う場合は、5個の紙押えロール11が配置される。これらの紙押えロール11は、ロール支持軸12の軸方向(紙幅方向)に沿って移動可能に設けられており、各紙押えロール11には使用する紙の幅に応じて紙幅方向の位置を調整可能とするために、位置調整機構としてクランプレバー13が設けられている。すなわち、クランプレバー13を緩めることで紙押えロール11を紙幅方向に移動可能とし、使用する紙の幅に適した所定位置に移動させた後、クランプレバー13を締めることでその所定位置に固定する。なお、紙押えロール11は、ロール支持軸12に対して軸方向に移動可能であり、軸周りには回転しない構造になっている。
図2では、本実施例で使用する紙の最大幅(1640mm)に対応させた紙押えロール11の位置を実線で示し、最小幅(1360mm)に対応させた紙押えロール11の位置を破線で示す。なお、使用する紙の幅が変更になっても、その中央の位置は変わらないので、中央の紙押えロール11は位置調整する必要はない。
図3は、レールフレーム部Cのターンバー30部分の構成を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA方向の部分矢視図である。
レールフレーム部Cにおいて、4頁幅の紙はスリッター20によって2頁幅×2枚に分割され、これらの分割された紙は、上下方向に進行方向が分けられた後、それぞれターンバー30によって、紙幅方向の進行方向が変えられる。図3には、その一方(操作側)のターンバー30を示す。他方(駆動側)のターンバーは、図3に示すターンバー30と対称に配置されるが、その構成は同一であるので、図3によってターンバーの構成を説明する。
ターンバー30は、紙の進行方向に対して45度の角度に取り付けられた交差する2本の傾斜バー30a,30bと、90度の角度に取り付けられた回転可能なローラからなる直角バー30cとを備える。スリッター20によって分割された一方(操作側)の紙Pの進行方向は、帯矢印P1で示すように、まず傾斜バー30aによって操作側に90度変えられ、直角バー30cによって180度転回されて駆動側に折り返された後に、傾斜バー30bによって進行方向に90度変えられる。これによって、紙Pの進行方向はターンバー30に入る前の方向と平行な方向になるが、傾斜バー30bの紙幅方向の位置を変えることで、紙Pの進行方向を紙幅方向にシフトさせることができる。例えば、傾斜バー30bを操作側に移動させると、紙Pの進行方向も操作側に移動(シフト)する。
このように本実施例では、傾斜バー30bの紙幅方向の位置を調整することで、紙Pの進行方向を紙幅方向にシフトさせることができる。したがって、使用する紙の幅が変わって、紙Pの中央の位置が変わったとしても、紙Pの進行方向を紙幅方向にシフトさせることで、フォーマー70による縦折りを適正な位置で行うことができる。
また本実施例では、傾斜バー30bの紙幅方向の位置を調整可能とするために、傾斜バー30bを傾斜バー支持軸31の軸方向(紙幅方向)に沿って移動可能に設け、さらに使用する紙の幅に応じて傾斜バー30bの紙幅方向の位置を調整可能とするために、位置調整機構としてモータ33を設けている。加えて本実施例では、図3(b)に示すように、使用する紙の幅に応じた目盛を付した目盛板34をフレームF側に固定するとともに、指示針35を傾斜バー30b側に固定している。そして、モータ33を操作することで傾斜バー30bを紙幅方向に移動させ、それとともに移動する指示針35の位置を使用する紙の幅に応じた目盛の位置に合わせることで、使用する紙の幅に適した所定位置に傾斜バー30bの位置を調整可能としている。
なお、使用する紙の幅が変更になっても、その中央の位置は変わらないので、スリッター20及び傾斜バー30aの位置は固定で構わない。ただし、本実施例では、運転開始時の初期調整を行いやすくするために、傾斜バー30aも傾斜バー30bと同様に、傾斜バー支持軸31の軸方向(紙幅方向)に沿って移動可能に設け、その位置調整機構として手動ノブ32を設けている。すなわち、運転開始時に手動ノブ32によって傾斜バー30aの位置を微調整し、その位置で固定する。
一方、傾斜バー30bの位置については、モータ33によって運転中にも微調整可能である。この微調整は、ターンバー30出側の紙Pの紙幅方向の位置を確認しながらモータ33を作動させることにより行う。
図4は、図3に示したターンバー30部分(操作側)の変形例を示す平面図である。この例は、2本の傾斜バー30a,30bのうち出側の傾斜バー30bを駆動側に大きく移動させ、スリッター20によって分割された2条の紙のうち、操作側の紙Pを駆動側の紙に重ねるようにしたものである。
図4の例においても、傾斜バー30bの紙幅方向の位置を変えることで、紙Pの進行方向を紙幅方向にシフトさせることができ、上述のとおり、操作側の紙Pを駆動側の紙に重ねる。なお、図4の例では、傾斜バー30bの紙幅方向の位置を調整可能する位置調整機構としてのモータ33は、駆動側に設けられている。
一方、駆動側の紙は、図3と同様の構成を有する駆動側のターンバーによって、使用する紙の幅の変更に対応して、その紙の中央がフォーマーの中央に合うようにその進行方向が紙幅方向にシフトされる。すなわち、駆動側の紙と操作側の紙は重ねられて1条の紙となり、かつその紙の中央がフォーマーの中央に合うように、その進行方向が紙幅方向にシフトされる。なお、この場合、駆動側の紙と操作側の紙が重ねられて1条の紙となるので、並列に隣接して配置された2台のフォーマーのうち、一方のフォーマーのみが使用される。
図5は、ターンバー30部分の他の実施例を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA方向の部分矢視図である。この例では図4の例と同様に、スリッター20によって分割された2条の紙のうち、駆動側の紙Pを操作側の紙に重ねるようにしたものである。
ターンバー30は、紙の進行方向に対して45度の角度に取り付けられた平行な2本の傾斜バー30a,30bを備える。スリッター20によって分割された駆動側の紙Pの進行方向は、まず傾斜バー30aによって操作側に90度変えられ、次に傾斜バー30bによって進行方向に90度変えられる。これによって、紙Pの進行方向はターンバー30に入る前の方向と平行な方向になるが、傾斜バー30bの紙幅方向の位置を変えることで、紙Pの進行方向を紙幅方向にシフトさせることができる。例えば、傾斜バー30bを操作側に移動させると、紙Pの進行方向も操作側にシフトする。
また図5の例では、傾斜バー30bの紙幅方向の位置を調整可能とするために、傾斜バー30bを傾斜バー支持軸31の軸方向(紙幅方向)に沿って移動可能に設け、さらに使用する紙の幅に応じて傾斜バー30bの紙幅方向の位置を調整可能とするために、位置調整機構としてモータ33を設けている。加えて本実施例では、図5(b)に示すように、使用する紙の幅に応じた目盛を付した目盛板34をフレームF側に固定するとともに、指示針35を傾斜バー30b側に固定している。そして、モータ33を操作することで傾斜バー30bを紙幅方向に移動させ、それとともに移動する指示針35の位置を使用する紙の幅に応じた目盛の位置に合わせることで、使用する紙の幅に適した所定位置に傾斜バー30bの位置を調整可能としている。
なお、使用する紙の幅が変更になっても、その中央の位置は変わらないので、スリッター20及び傾斜バー30aの位置は固定で構わない。ただし、本実施例では、運転開始時の初期調整を行いやすくするために、傾斜バー30aも傾斜バー30bと同様に、傾斜バー支持軸31の軸方向(紙幅方向)に沿って移動可能に設け、その位置調整機構として手動ノブ32を設けている。すなわち、運転開始時に手動ノブ32によって傾斜バー30aの位置を微調整し、その位置で固定する。
一方、傾斜バー30bの位置については、モータ33によって運転中にも微調整可能である。この微調整は、ターンバー30出側の紙Pの紙幅方向の位置を確認しながらモータ33を作動させることにより行う。
なお、操作側の紙は図4の例と同様に、図3と同様の構成を有する操作側のターンバーによって、使用する紙の幅の変更に対応して、その紙の中央がフォーマーの中央に合うようにその進行方向が紙幅方向にシフトされる。
上記実施例では、駆動側の紙を操作側の紙に重ねる例を示したが、45に傾斜させた傾斜バー30a,30bを使用して駆動側の紙を駆動側に移動させることもできる。具体的には、傾斜バー30a,30bの傾斜を上記実施例とは交差する45度にすれば、駆動側の紙を駆動側に移動させて紙の中央をフォーマーの中央に合わせることができる。
図6は、ターンバー30部分の他の実施例を示し、(a)はその平面図、(b)は紙の進行方向を示す側面図である。
図6には、駆動側と操作側のターンバーのうち操作側のターンバー30を示す。駆動側のターンバーは、図6に示すターンバー30と対称に配置されるが、その構成は同一であるので、図6によってターンバーの構成を説明する。
ターンバー30は、平行に配置された2本の傾斜バー30a,30bを備える。スリッター20によって分割され操作側の紙Pの進行方向は、まず出側の傾斜バー30aによって180度転回されて入側に折り返された後、入側の傾斜バー30bによって再度180度転回されて出側に折り返される。これによって、紙Pの進行方向はターンバー30に入る前の方向と平行な方向になるが、2本の平行な傾斜バー30a,30bの紙進行方向に対する傾斜角度を変更することで、紙Pの進行方向を紙幅方向にシフトさせることができる。例えば、図6に示すように、傾斜バー30a,30bの操作側の一端が操作側の他端に比べ入側に位置するように傾斜させると、紙Pの進行方向は操作側にシフトする。そして、傾斜バー30a,30bの傾斜角度を大きくすると、紙Pのシフト量も大きくなる。
このように図6の例では、傾斜バー30a,30bの紙進行方向に対する傾斜角度を調整することで、紙Pの紙幅方向のシフト量を調整することができる。したがって、使用する紙の幅が変わって、紙Pの中央の位置が変わったとしても、紙Pの進行方向を紙幅方向にシフトさせることで、フォーマー70による縦折りを適正な位置で行うことができる。
また図6の例では、傾斜バー30a,30bの紙進行方向に対する傾斜角度を調整可能とするために、傾斜バー30a,30bを傾斜バー支持軸31に取り付け、その操作側の一端をフレームFに支持させるとともに、その紙進行方向の位置を調整可能としている。具体的には、位置調整機構として手動ノブ32を設け、手動のノブ32を操作することで、傾斜バー30a,30b(傾斜バー支持軸31)の一端の、紙進行方向の位置を調整し、これによって2本の傾斜バー30a,30bの紙進行方向に対する傾斜角度を変更する。加えて図6の例では、使用する紙の幅に応じた目盛を付した目盛板34をフレームF側に固定するとともに、指示針35を傾斜バー30a,30b側に固定している。そして、手動ノブ32を操作することで傾斜バー30a,30b(傾斜バー支持軸31)の一端を紙進行方向に移動させ、それとともに移動する指示針35の位置を使用する紙の幅に応じた目盛の位置に合わせることで、使用する紙の幅に適した所定位置に傾斜バー30a,30bbの位置を調整可能としている。
なお、傾斜バー支持軸31の他端の、紙進行方向の位置は固定されているが、傾斜バー支持軸31の他端は、傾斜バー支持軸31の一端の位置調整を許容できるようにフレームFに取り付けられている。
この図6の例は、図3の例に比べ、紙幅方向のシフト量を大きくすることは困難であるが、その構成は図3の例に比べ簡単であるので、使用する紙の幅の変更量が小さく、紙幅方向のシフト量が小さい場合に適している。
図7は、折り部Dのワリス50における位置調整機構を示す正面図である。
ワリス50は、レールフレーム部Cからの紙を折り部Dに引き込むためのコロ部材であり、紙の非印刷部に接触するように配置される。本実施例では、4頁幅だけでなく2頁幅やタブロイド版用の紙にも対応できるように8個のワリス50を設けている。
4頁幅の紙の場合を例に説明すると、2頁幅に分割された紙のそれぞれの中央に対応するワリス50(図7において左から2,3番目のワリス30と6,7番目のワリス50)は、隣接させて固定している。これ以外のワリス50は、ワリスアーム50aを介して、ワリス支持軸51の軸方向(紙幅方向)に沿って移動可能に設けられており、各ワリス50(ワリスアーム50a)には使用する紙の幅に応じて紙幅方向の位置を調整可能とするために、位置調整機構としてロックボルト52及びクランプレバー53が設けられている。すなわち、ロックボルト52を緩めクランプレバー53を締め込むことで、ワリスアーム50aの穴径が拡げられ、ワリス50が紙幅方向に円滑に移動可能となる。そして、ワリス50を使用する紙の幅に適した所定位置に移動させた後、クランプレバー53を緩め、ロックボルト52を締め込むことでその所定位置に固定する。
なお、使用する紙の幅が変更になっても、分割後に紙の進行方向が上述のターンバー30部分で紙幅方向にシフトされ、分割後の紙の中央の位置は変わらないので、分割後の紙の中央に対応するワリス50は上述のとおり位置調整する必要はない。また、4頁幅以外の紙の場合、使用しないワリス50は、ワリスアーム50aを拡げ、ワリス支持軸51の軸周りに回転させて逃がしておく。
また、実施例では、使用する紙の最大幅(1640mm)に適した位置にワリス50を容易に位置決めできるようにストッパ54を設けるとともに、使用する紙の最小幅(1360mm)に適した位置にワリス50を容易に位置決めできるようにストッパ55を設けている。使用する紙の幅が最大幅(1640mm)の場合は、分割後の紙の中央に対応する2個のワリス50以外のワリス50をストッパ54側に突き当て、使用する紙の幅が最小幅(1360mm)の場合は、分割後の紙の中央に対応する2個のワリス50以外のワリス50をストッパ55側に突き当てる。なお、紙の幅が最大幅と最小幅の中間の場合は、ストッパ54又はストッパ55の位置を基準としゲージ等を使用して、その紙幅に応じてワリス50の位置調整を行う。
図8は、折り部Dのスリッター60を示す正面図である。
この折り部Dのスリッター60は、ブロード版の新聞を製作する際には使用しないが、タブロイド版を製作する際に、レールフレーム部Cで2分割された2頁幅の紙を、さらに1頁幅に2分割するために使用する。すなわち、スリッター60は2頁幅の紙を1頁幅に分割できるように、2頁幅の紙の中央に対応する位置に2個設けられている。ただし、使用する紙の幅が変更になっても、上述のとおり分割後の紙の中央の位置は変わらないので、その位置を調整する必要はなく、スリッター60は、ブラケット60aを介してスリッター支持軸61に固定されている。
図9は、折り部Dのフォーマー70を折り部Dの操作側から見た図である。
同図に示すように本実施例では、2頁幅の2条の紙をそれぞれ走行方向に沿って縦折りできるように、2台のフォーマー70を並列に隣接して設けている。この2台のフォーマー70の位置は固定されているが、上述のとおり、使用する紙の幅の変更に対応して、ターンバー30によって、2頁幅の2条の紙のそれぞれの進行方向を紙幅方向にシフトさせるので、使用する紙の幅が変更になってもフォーマー70による縦折りを適正な位置で行うことができる。
図10は、折り部Dのニッピングローラ装置80における位置調整機構を示す正面図である。
ニッピングローラ装置80は、一方のローラセット80aとこれに対向する他方のローラセット80bとからなり、上述のとおりフォーマー70によって縦折りされた紙をこれらのローラセット80a,80bで挟み込んでその折り目を確実に付けるための装置であり、実施例では、図9に示すように4箇所に設けられている。
一方のローラセット80aは、図10(a)〜(d)に示すように紙の折り目を挟み込むためのニッピングローラ(ダイヤ目ローラ)81、及び折り目と反対側の紙の自由端を挟持するニッピングローラ(ダイヤ目ローラ)82を備え、さらにニッピングローラ81,82間及びニッピングローラ82の外側には紙と軽く接触する割カラー83を備える。このうちニッピングローラ82の外側に隣接する割カラー83はニッピングローラ82と一体化され、ニッピングローラ81に隣接する割カラー83はニッピングローラ81と一体化されている。そして、少なくともニッピングローラ82とその両側の割カラー83は、ローラ支持軸84の軸方向(紙幅方向)に沿って移動可能に設けられており、紙の幅に応じて紙幅方向の位置を調整するために、位置調整機構としてロックボルト85が設けられている。このロックボルト85を緩めることでニッピングローラ82及び割カラー83を紙幅方向に移動可能とし、使用する紙の幅に適した所定位置に移動させた後、ロックボルト85を締めることでその所定位置に固定する。
図10において、(a)は紙幅が1640mmの場合、(b)は紙幅が1562mmの場合、(c)は紙幅が1440mmの場合、(d)は1360mmの場合を示す。なお、紙幅が1440mm以下の場合は、図10の(c),(d)に示すように、割カラー83を1個取り外す。
図10(e)は、他方のローラセット80bを示すもので、他方のローラセット80bは、一方のローラセット80aのニッピングローラ81に対向するニッピングローラ81aと、一方のローラセット80aのニッピングローラ82に対向し、その移動幅に応じた幅広のニッピングローラ82aと、一方のローラセット80aと同様の割カラー83を備える。
ニッピングローラ装置80を通過した紙(縦折りされた紙)は、図9に示すジョウフォルダー100によって1頁長に裁断され、印刷物としての頒布形状(配達される新聞の体裁)に折り畳まれる。
ジョウフォルダー100は、のこ胴101と、折り胴102と、くわえ胴103とを備え、本実施例の新聞輪転機ではこれら3つの胴の円周比は2:3:3である。これら3つの胴の構成は周知であるので詳細な構成は図示しないが、のこ胴101には2組ののこ台が、折り胴102には3組のゴム台、針機構及びタッカーブレードが組み込まれている。くわえ胴103には3組のくわえ装置(固定ジョウプレートとスプリングの利いた可動ジョウプレート)が備わっている。
紙は折り胴102の針機構で引っ張られ、折り胴102の表面に沿って移動し、のこ胴101ののこ台との接触により裁断された後に、折り胴102とくわえ胴103との接点で折り胴102からタッカーブレードが突き出て、くわえ胴103のくわえ装置が紙の中央部をくわえる。このとき折り胴102の針機構はタイミング良く紙より抜ける。くわえ装置によって横折りにされた紙は、くわえ胴103の回転方向に進み、デリバリーファン90の付近で離れ、デリバリーファン90に落とされる。
図11は、上述した折り胴102の針機構における針の配置と紙幅の関係を示す説明図である。同図に示すように、針102aは本実施例で使用する紙の最大幅(1640mm)から最小幅(1360mm)のいずれの紙幅にも対応できるように配置されている。なお、この針機構では、各紙の1頁幅(A巻の4分の1幅)に折られていることから、図示した紙幅となっている。また、破線の針102aは使用する紙の幅が1702mmの場合に対応するものを示す。
図12は、デリバリーファン90におけるファンの位置調整機構を示す説明図である。同図に示すようにデリバリーファン90は、上述のジョウフォルダー100によって印刷物としての頒布形状(配達される新聞の体裁)に折り畳まれた紙を1部ずつ受け取り、これを保持するためにファン91を備える。このファン91は、図9に示すようにデリバリーファン90の円周方向に間隔を開けて設けられるとともに、図12に示すようにデリバリーファン90の円周方向と直交する方向に間隔を開けて設けられる。
ここで、使用する紙の幅が変わると、デリバリーファン90のファン91で保持すべき印刷物の幅も変わるので、これを確実に保持するためには、デリバリーファン90の円周方向と直交する方向、すなわち印刷物の幅方向におけるファン91どうしの間隔を調整可能とすることが好ましい。そこで、本実施例では、4つあるファン91のうち、折り部Dの駆動側の2つのファン91をデリバリーファン90の円周方向と直交する方向(図12において左右方向)に沿って移動可能とし、その位置(間隔)を調整可能としている。具体的には、位置調整機構としてファン移動ボス固定ボルト92を設け、このファン移動ボス固定ボルト92を緩めることで、駆動側FGSの2つのファン91をファン移動ボス93とともに移動可能とし、使用する紙の幅(印刷物の幅)に適した所定位置に移動させた後、ファン移動ボス固定ボルト92を締めることでその所定位置に固定する。
本実施例では、使用する紙が最小幅(1360mm)の場合に、図12(a)に示す位置としてファン91の間隔を狭くし、それ以外は図12(b)に示す位置としてファン91の間隔を広くする。
また、本実施例では、図12(a),(b)に示す位置にファン91を容易に位置決めできるようにストッパを設けている。すなわち、図12(b)に示す位置にするには、ファン移動ボス93をストッパ94に突き当たるまで移動させる。図12(a)に示す位置にするには、ストッパ94と反対側にあるストッパ(図面には現れていない)に突き当たるまで移動させる。
デリバリーファン90のファン91によって一部ずつ保持された印刷物は、デリバリーファン90が1回転する途中で、係合部材と係合することによりデリバリーファン90から払い出される。
図13は、デリバリーファン90のファン91と係合部材95との位置関係を示す説明図である。同図に示すように、係合部材95はファン91どうしの間に入り込み可能に配置されており、ファン91で支持されている印刷物と係合することにより印刷物をデリバリーファン90から払い出す。このため、図12で説明したようにファン91の位置を調整したら、これに応じて係合部材95の位置も調整する必要がある。
そこで、本実施例では最も折り部Dの駆動側の係合部材95を係合部材支持軸96に沿って移動可能とし、その位置を調整可能としている。具体的には、位置調整機構として固定レバー97を設け、この固定レバー97を緩めることで、最も折り部Dの駆動側の係合部材95を移動可能とし、ファン91の位置に応じた所定位置に移動させた後、固定レバー97を締めることでその所定位置に固定する。すなわち、使用する紙が最小幅(1360mm)の場合(図12(a)の場合)は、図13において破線で示す位置とし、それ以外(図12(b)の場合)は、実線で示す位置とする。
また本実施例では、最も折り部Dの駆動側の係合部材95を上述の各位置に容易に位置決めできるようにストッパを設けている。図13において係合部材95を実線の位置に位置決めするにはストッパ98aに突き当て、破線の位置に位置決めするにはストッパ98bに突き当てる。
デリバリーファン90から払い出された印刷物は、図9に示すデリバリーベルト110の上に落とされる。
ここで本実施例では、図12に示すようにデリバリーファンが一部ずつ受け取る印刷物の両側部をガイドするガイド側板120を設けている。そして、このガイド側板120どうしの間隔を調整可能としている。具体的には、使用する紙が最小幅(1360mm)の場合には、図12(a)に示す位置としてガイド側板120の間隔を狭くし、それ以外は図12(b)に示す位置としてガイド側板120の間隔を広くする。なお、ガイド側板120どうしの間隔を調整する位置調整機構は図示していないが、操作ハンドル等の周知の機構を適宜採用できる。
以上説明したように本発明では、使用する紙の幅の変更に対応して、ターンバー30によって、分割後の紙のそれぞれの進行方向を紙幅方向にシフトさせるので、使用する紙の幅が変更になってもフォーマー70による縦折りを適正な位置で行うことができる。このほか、本実施例では、使用する紙の幅の変更に対応して、紙と接触する部材の位置を調整する各種の位置調整機構を設けたので、使用する紙の幅の変更に対し、より安定的に対応可能である。
なお、実施例では各位置調整機構を個別に操作するようにしたが、各位置調整機構による位置調整は、公知の制御機構を利用することよって、使用する紙の幅の変更の入力に応答して自動的に実行されるようにすることができる。
本発明は新聞の印刷に限らず、小冊子や雑誌等の各種印刷物の印刷に利用可能である。
本発明の輪転機の全体を操作側から見た図である。 印刷部のアウトフィード紙押え装置における位置調整機構を示し、(a)はその正面図、(b)は(a)のA−A矢視図である。 レールフレーム部のターンバー部分の構成を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA方向の部分矢視図である。 図3に示したターンバー部分(操作側)の変形例を示す平面図である。 ターンバー部分の他の実施例を示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のA方向の部分矢視図である。 ターンバー30の他の実施例を示し、(a)はその平面図、(b)は紙の進行方向を示す側面図である。 折り部のワリスにおける位置調整機構を示す正面図である。 折り部のスリッターを示す正面図である。 折り部のフォーマーを折り部の操作側から見た図である。 折り部のニッピングローラ装置における位置調整機構を示す正面図である。 折り胴の針機構における針の配置と紙幅の関係を示す説明図である。 デリバリーファンにおけるファンの位置調整機構を示す説明図である。 デリバリーファンのファンと係合部材との位置関係を示す説明図である。
符号の説明
A1〜A3 給紙部
B1〜B3 印刷部
C レールフレーム部
D 折り部
F フレーム
10 アウトフィード紙押え装置
11 紙押えロール
12 ロール支持軸
13 クランプレバー
20 スリッター
30 ターンバー
30a,30b 傾斜バー
30c 直角バー
31 傾斜バー支持軸
32 手動ノブ
33 モータ
34 目盛板
35 指示針
40 搬送ロール群
50 ワリス
50a ワリスアーム
51 ワリス支持軸
52 ロックボルト
53 クランプレバー
54,55 ストッパ
60 スリッター
60a ブラケット
61 スリッター支持軸
70 フォーマー
80 ニッピングローラ装置
80a 一方のローラセット
80b 他方のローラセット
81,81a,82,82a ニッピングローラ
83 割カラー
84 ローラ支持軸
85 ロックボルト
90 デリバリーファン
91 ファン
92 ファン移動ボス固定ボルト
93 ファン移動ボス
94 ストッパ
95 係合部材
96 係合部材支持軸
97 固定レバー
98a,98b ストッパ
100 ジョウフォルダー
101 のこ胴
102 折り胴
102a 針
103 くわえ胴
110 デリバリーベルト
120 ガイド側板

Claims (9)

  1. 紙を連続的に給紙する給紙部と、給紙部から給紙された紙に印刷を行う印刷部と、印刷部から出た紙を折り部まで搬送するレールフレーム部と、レールフレーム部から搬送された紙を印刷物としての頒布形状にする折り部とを備え、レールフレーム部に設けたスリッターで走行する紙をスリットして分割し、この分割された紙を、折り部に設けたフォーマーで走行方向に沿って縦折りする輪転機において、
    使用する紙の幅の変更に対応して、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせ、その紙の中央をフォーマーの中央に合わせるターンバーを設けた輪転機。
  2. ターンバーが、紙の進行方向に対して45度の角度に取り付けられた2本の傾斜バーを備え、使用する紙の幅の変更に対応して、2本の傾斜バーのうち少なくとも一方の傾斜バーの紙幅方向の位置を調整する位置調整機構を設けた請求項1に記載の輪転機。
  3. 2本の傾斜バーが交差して配置されており、さらにターンバーが、紙の進行方向に対して90度の角度に取り付けられた1本の直角バーを備える請求項2に記載の輪転機。
  4. 2本の傾斜バーが平行に配置されている請求項2に記載の輪転機。
  5. ターンバーが、平行に配置された2本の傾斜バーを備え、使用する紙の幅の変更に対応して、2本の傾斜バーの一端の、紙進行方向の位置を調整し、2本の傾斜バーの紙進行方向に対する傾斜角度を変更する位置調整機構を設けた請求項1に記載の輪転機。
  6. 使用する紙の幅の変更の入力に応答して、位置調整機構による傾斜バーの位置調整を自動的に行う制御機構を設けた請求項2から請求項5のいずれかに記載の輪転機。
  7. 紙を連続的に給紙する給紙部と、給紙部から給紙された紙に印刷を行う印刷部と、印刷部から出た紙を折り部まで搬送するレールフレーム部と、レールフレーム部から搬送された紙を印刷物としての頒布形状にする折り部とを備え、レールフレーム部に、走行する紙をスリットして分割するスリッターと、スリッターによって分割された紙の進行方向を変えるターンバーとを設け、折り部に、スリッターによって分割された紙を走行方向に沿って縦折りするフォーマーを設けた輪転機における印刷方法において、
    使用する紙の幅の変更に対応して、ターンバーによって、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせ、その紙の中央をフォーマーの中央に合わせる輪転機における印刷方法。
  8. ターンバーを構成する2本の傾斜バーのうち少なくとも一方の傾斜バーの紙幅方向の位置を調整することにより、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせる請求項7に記載の輪転機における印刷方法。
  9. ターンバーを構成する平行な2本の傾斜バーの一端の、紙進行方向の位置を調整し、2本の傾斜バーの紙進行方向に対する傾斜角度を変更することにより、スリッターで分割された紙の進行方向を紙幅方向にシフトさせる請求項7に記載の輪転機における印刷方法。
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