JPH11510444A

JPH11510444A - ターニングバー装置

Info

Publication number: JPH11510444A
Application number: JP9538450A
Authority: JP
Inventors: ベルンハルトミヒャリクホルスト
Original assignee: Koenig and Bauer AG
Current assignee: Koenig and Bauer AG
Priority date: 1996-04-29
Filing date: 1997-04-21
Publication date: 1999-09-14
Anticipated expiration: 2017-04-21
Also published as: ES2179335T3; US6047922A; JP3583145B2; EP0907513A1; WO1997040985A1; EP0907513B1

Abstract

(57)【要約】輪転印刷機のペーパウエブ（２；３９；７１；７２）用のターニングバー装置において、ペーパウエブガイドを変更する際にターニングバーの新たな調整が不要であるようにしなければならない。このことは、本発明によれば、ツー・ペーパウエブ平面・ターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）の第１のペーパウエブ平面（５）の全てのターニングバー（３，４，６６，６７）が、第２のペーパウエブ平面（５０）の全てのターニングバー（４６，４７，６８，６９）に対して９０度だけずらされて配置されている。この場合、ターニングバー（３，４，４６，４７）の端部（６，７，８，９，４２，４３，４４，４５）がターニングバー支持体（１１，１２，１３，１４）を介して直線ガイド（１５，１６，１７，２０）内に移動可能に支承されている。この場合、直線ガイド（１５，１６，１７，２０）の端部（２１，２２，２３，２４）がサイドフレーム（１８，１９）の絶対幅（ｅ）から突出している。

Description

【発明の詳細な説明】ターニングバー装置本発明は、請求の範囲第１項の上位概念に記載の形式の材料ウエブ、特に輪転印刷機のペーパウエブ用のターニングバー装置に関する。ターニングバーを適当な製造交換の際に転換すること、即ちターニングバーの軸方向位置を９０度だけ変更することは一般に公知である。従って、目下ペーパウエブが巻き掛けられている側に空気流出開口が設けられねばならない。このためにドイツ国特許第４０１３２２９号明細書において、ストランド（条材）を重ね合わせて案内するためにターニングバー装置が提案されていて、この場合、アングルターニングバーが第１の平面にかつ平行ターニングバーが第２の平面に配置されている。製造交換の際に前記ターニングバーは転換されかつこの際同時にその機能を交換する。このために、走入するペーパウエブもしくはペーパストランドは別の平面もしくは別の高さに案内される。この場合不都合には、一方の作動位置から伸張した４５度・中間位置を介して他方の作動位置にターニングバーを転換するために、ほぼ５０パーセント大きな構造スペースが必要である。更に、ターニングバーの回動点及び旋回点における構成部材の摩耗によって、作動位置の正確な反復性が得られなくなる。ドイツ国特許第４０１３２２９号明細書の別の構成では、ターニングバーは片持ち式にかつ９０度回転可能にしかも高さ調節可能に支承されている。この場合も同様に前述の欠点が生ずる。上記両公知の構成の別の共通の欠点は、四分の一幅の部分ペーパウエブを全ての位置で新聞内に混入できないということにある。このことを達成できない理由は、ターニングバーの移動及び転換がサイドフレームの内法幅内でのみ行われることにある。本発明の課題は、ターニングバー装置を提供することにある。前記課題は本発明によれば、請求の範囲第１項の特徴部分に記載の本発明の構成によって解決された。本発明によって得られる利点は特に、ターニングバーを転換するための費用のかかる機構並びに構成部分が不要であるということにある。いずれの場合でも、ターニングバーの正確なウエブ変向・角度位置が保証され、これによって、ペーパウエブ幅に亘るペーパウエブの張力差が排除される。同様に、ターニングバーを高さ調節するための機構又は空気流出開口の機能又は位置を変更するための機構は不要である。ペーパウエブガイドを変更する場合に、ターニングバーの変向角度を新たに調整する必要はない。ウエブ変向角度の調整は最初の運転開始時に又はこの運転開始前にのみ必要である。ペーパウエブガイドを変向する場合にターニングバーを回動又は旋回する必要はない。ターニングバーは、それぞれ水平方向でのみ互いに平行に移動させられればよい。この場合、ターニングバーは常時正確に平行に維持される。別の利点は、ターンレベル内に一搬送方向でのみ作用するペーパウエブ引込み装置を取付けることができるということにある。更に、製造交換の際の装備換え時間は、別のウエブ変向角度位置へのターニングバーの面倒な変更が不要であることによって、短縮される。次に図示の実施例に基づき本発明を説明する。第１図は、ツー・ペーパウエブ平面・ターンレベルの第１のペーパウエブ平面のターニングバー装置の概略的な平面図、第２図は、ペーパウエブなしの、第１図のターニングバーガイドの拡大横断面図、第３図は、ツー・ペーパウエブ平面・ターンレベルの第２のペーパウエブガイド平面でターニングバーを９０度だけずらして配置した、第１図に相応する図、第４図は、３つのツー・ペーパウエブ平面・ターンレベルを有するターニングバー装置の実施例を、最上部の第１のペーパウエブ平面Ｉにおいて第１図ＩＶ−ＩＶに沿った断面図で並びに最上部の第２のペーパウエブ平面ＩＩにおいて第３図Ｖ−Ｖに沿った断面図で示した側面図、第５図は、ベイ・ウインド（Bay-Window）・作動手段を備えたターニングバー装置の第２実施例の側面図である。第１のペーパウエブ平面Ｉにおいて移動するペーパウエブ２をターンさせるために必要な２つのターニングバー３，４（第１の対５と呼ぶ）は、両端６，７；８，９においてそれぞれターニングバー支持体１１，１２；１３，１４を介して直線ガイド１６；１７内に移動可能に配置されかつ上下に配置されている。直線ガイド１６；１７は、例えば押し出し成形された中空成形体である。直線ガイド１６；１７は、互いに間隔を置いて配置されていてかつ両サイドフレーム１８；１９の間で直角に延びていてかつサイドフレーム１８；１９に例えばＬ字形固定部材１を介して固定されている。直線ガイド１６；１７の端部２１，２２；２３，２４は、サイドフレーム１８；１９に設けられた開口を介して突出しているので、直線ガイド１６；１７の長さは、輪転印刷機の絶対幅ｅよりも大きい。直線ガイド１６；１７の端部２１，２３は協働して、軸受け２６，２７内に配置されたそれぞれ１つのペーパガイドローラ２８を支持している。ターニングバー３；４は、第１のペーパウエブ平面（ペーパガイド平面）Ｉにおいて互いに軸平行にのみ延びている（第１図参照）。半分幅のペーパウエブ２を（常にペーパ移動方向でみて）右から左向きにターンさせる場合、第１の直線ガイド１６内で案内されたターニングバー３；４の端部６；８は、右側のサイドフレーム１９の方向を向く。ターニングバー３；４は、そのターニングバー支持体１１，１２，１３，１４を介して直線ガイド内で移動可能に配置されている。このためにターニングバー支持体１２，１３は、それぞれ１つのねじ孔２９；３１を有していて、このねじ孔内には、直線ガイド１６，１７に対して平行に配置されたねじスピンドル３２；３３が形状結合式に係合している。ねじスピンドル３２；３３は、例えばそれぞれサイドフレームに定置に支承されていてかつ伝動装置（図示せず）を介してハンドル車又はサイドフレームに定置に配置された調節モータ３４；３６に連結されている。各調節モータ３４；３６に対応して、例えば固定ブレーキ（図示せず）並びに回転角度位置センサ３７；３８が配置されている。従って、各ターニングバー３；４は、最大の調節位置Ａ；Ｂの領域（一点鎖線で図示）で直線ガイド１６，１７におけるそれぞれ所要の位置を占める（第１図参照）。この場合、ターニングバー３；４の端部６乃至９は、輪転印刷機のサイドフレーム１８又は１９の絶対幅ｅを越えて突出する。第１の対５のターニングバー３；４を有する第１のペーパウエブ平面Ｉの下側には、第２の対５０のターニングバー４６；４７を有する第２のペーパウエブ平面ＩＩが延びている（第３図参照）。第２のペーパウエブ平面ＩＩは、基本的に第１のペーパウエブ平面Ｉと同じ構造を有している（それ故同じ符号を使用する）が次の点で異なっている。即ち、半分幅のペーパウエブ３９は、（常にペーパ移動方向でみて）左から右向きにターンさせられる。この場合、第１の直線ガイド１５内で案内されたターニングバー４６；４７の端部４１；４３は、左側のサイドフレーム１８の方向を向いているのに対して、ターニングバー４６；４７の他方の端部４２；４４は、直線ガイド２０内で案内される。つまり、ツー・ペーパウエブ平面・ターンレベルＦ（以後それぞれターンレベルと呼ぶ）の第１のペーパウエブ平面Ｉの第１の対５のターニングバー３；４は、第２のペーパウエブ平面ＩＩの第２の対５０のターニングバー４６；４７に対して９０度だずらされかつ旋回不能に配置されている（第１図及び第３図参照）。換言すれば、第１の対５のターニングバー３；４は、垂直な平面１０に対して４５度の角度αを成して水平に配置されている（第１図参照）。第２の対５０のターニングバー４６；４７は、第１の対５のターニングバー３；４の下側で垂直な平面１０に対してα＋９０度＝１３５度の角度βを成して水平に配置されている（第３図参照）。第２のペーパウエブ平面ＩＩ内で案内されたターニングバー４６；４７は、同様にそれぞれ最大の調節位置Ｃ；Ｄの領域（一点鎖線で図示）で直線ガイド１５；２０においてそれぞれの位置を占める（第３図参照）。各ペーパウエブ平面Ｉ又はペーパウエブ平面ＩＩのターニングバー３；４又はターニングバー４６；４７は、それぞれ互いに軸平行でありかつ水平方向に移動可能に配置されている。直線ガイド１５；２０の端部２１；２３は、軸受け２６；２７内に配置されたそれぞれ１つのペーパガイドローラ３０を支持する。各直線ガイド１６，１７；１５；２０は、例えば（例えばアルミニウムから）押し出し成形されたマルチチャンバ・中空成形体としてほぼ方形輪郭の横断面をもって構成されている（第２図参照）。各マルチチャンバ・中空成形体は、サイドフレーム１８；１９に面した第１の縦側４８で、固定エレメント、例えば固定ねじ５３用のねじ孔を有するそれぞれ１つの条片５２を受容するために上下に配置された２つの溝４９；５１を有している。前記固定ねじ５３は中空成形体をＬ字形固定部材１に連結する。溝４９；５１の代わりにＣ字形の成形体を配置することもできる。同じ縦側４８で溝４９；５１の間に、供給導路及び／又は圧力空気を受容するための中空スペース５４を設けることができる。直線ガイド１６，１７；１５；２０の中空成形体は、ターニングバー３，４；４６；４７に面した第２の縦側５６で、横断面をＣ字形に形成された上下に配置された２つの成形体５７；５８を有していて、この成形体５７；５８は、第２の縦側５６の方向に開いている。Ｃ字形の成形体５７；５８内では、例えばプラスチックから成る滑子又はスライド片５９が移動し、この滑子は、Ｃ字形の成形体５７；５８の開口から突出するピン６１を介してターニングバー支持体１１乃至１４の第１の端部６２に連結されている。ターニングバー支持体１１乃至１４の第２の端部６３は、それぞれターニングバー３，４；４６；４７の端部６，７；８，９に不動にもしくは剛性的に連結できる。別の実施例によれば、ターニングバー支持体１１乃至１４の第２の端部６３は、それぞれ角度調整装置を介してターニングバー３，４；４６；４７の端部６，７；８，９に連結されている。このような角度調整装置は、例えば偏心体６４から形成でき、この場合、ピンはほぼ長さの半分まで偏心的ｉに構成されている（第２図左上側参照）。従って、特に構成部分、例えば端部８；端部６３は、互いに相対的に可動である。ターニングバー３，４；４６；４７のウエブ変向角度位置α／βを一度調整した後で、偏心体６４は、例えば割ピンのような確保手段の配置により、ターニングバー３，４；４６；４７の端部６，７；８，９に対し回動を防止される。従って、全てのターニングバー３，４；４６；４７の第１の端部６，６３，６２；８，６３，６２及び第２の端部７；６３，６２；９，６３，６２は、直接対応配置された滑子５９；６０又は間接的にターニングバー支持体１１乃至１４を介して対応配置された滑子５９；６０に連結されている。後者の場合、変向角度調節能及び確保手段４５を介したターニングバー３，４；４６；４７のウエブ変向角度位置の固定能が得られる。従って、各ペーパウエブ平面Ｉ又はＩＩのターニングバー３；４又は４６；４７は、互いに無関係にＣ字形のガイド５７；５８内で移動可能に支承されている。滑子５９；６０は、ターニングバー支持体１１乃至１４を介して並びにねじスピンドル３２；３３及び調節モータ３４；３６のブレーキを介してロック可能に配置されている。更に、直線ガイド１６，１７；１５，２０のマルチチャンバ・中空成形体は、別の中空スペース又は通路を有することができる。各ターニングバー３，４；４６；４７は、調節及び位置応答機構３２，３３，３４及び３６，３７，３８を備えているので、コンピュータを介して又は機械コントロールステーションから所望の製造形式のための最大調節位置Ａ，Ｂ；Ｃ，Ｄ範囲で各位置に移動できる。まず、駆動装置３４，３２；３６，３３によってターニングバー３，４；４６；４７は基本位置に移動する。製造中に駆動装置３４，３２；３６，３３によって走出するペーパウエブ３；３９において調整が行われる。ターニングバー３，４；４６；４７に供給されるブロー空気は、例えばマルチチャンバ・中空成形体１６，１７；１５，２０の第３の中空スペース５４又は別の中空スペース（図示せず）から取り出されかつチューブ等のような周知の手段により案内される。各ターンレベルＦ；Ｇ；Ｈは、それぞれ２つのペーパウエブ平面Ｉ；ＩＩから形成され、各ペーパウエブ平面Ｉ又はＩＩは、モジュール構造で製作されかつ組み立てられる。多数のターンレベルＦ；Ｇ；Ｈは、上下に配置できる（第４図参照）。第１図及び第３図で図示の第１及び第２のペーパウエブ平面Ｉ及びＩＩは、ターンレベルＦ内に配置されている（第４図参照）。ターンレベルＧ；Ｈ内には、それぞれ４つのターニングバー６６，６７，６８，６９が位置し、これらターニングバーのうちターニングバー６６，６７は、それぞれペーパウエブ平面Ｉ内に第１の対５としてかつターニングバー６８，６９は、それぞれペーパウエブ平面ＩＩ内に第２の対５０として設けられる。従ってターンレベルＦにおいては、ペーパウエブ平面Ｉがペーパウエブ２を右側１９から左側１８にターンさせ（第１図参照）かつペーパウエブ平面ＩＩではペーパウエブ３８は左側１８から右側１９にターンさせられる（第２図参照）。ターンレベルＧにおいては、ペーパウエブ平面ＩＩがペーパウエブ７１を左側１８から右側１９にターンさせかつターンレベルＨにおいては、ペーパウエブ平面Ｉがペーパウエブ７２を右側１９から左側１８に（第１図参照）ターンさせる。別の実施例によれば、ペーパウエブ２はターンレベルＦから側方にペーパガイドローラ２８；７３を介して走出しかつターンレベルＨで再び混入されることができる（ベイ・ウインド）。この場合、ペーパウエブ２は同時に右側１９から左側１８に向けてターンさせられる（第５図参照）。この過程に付加的に必要とされるペーパウエブガイドローラ７３は、直線ガイド１６；１７の端部に固定された付加的な直線ガイド７４を介して支承できる。更に、半分のペーパウエブ７１は、ターンレベルＧのペーパウエブ平面Ｉの右側１９からターンレベルＧのペーパウエブ平面ＩＩの右側１９に混入（ベイ・ウインド）される。第１実施例（第４図）とは異なって、ターニングバー６９；６６，６８（第５図参照）は変更された位置を占める。更に、ペーパウエブの戻し転回（Rueckstuerz）も可能である。ターニングバー３，４又は４６，４７を巡ってペーパウエブ２；３９を引き込むために、ヨーロッパ特許第０５５３７４０号明細書で記載されているようなガイドが特に適する。更に、調節可能なターニングバーを巡って案内する無段に調節可能なガイドも可能である。符号リスト１Ｌ字形固定部材２ペーパウエブ３ターニングバー４ターニングバー５ターニングバーの第１の対６ターニングバーの端部７ターニングバーの端部８ターニングバーの端部９ターニングバーの端部１０平面１１ターニングバー支持体１２ターニングバー支持体１３ターニングバー支持体１４ターニングバー支持体１５直線ガイド１６直線ガイド１７直線ガイド１８サイドフレーム１９サイドフレーム２０直線ガイド２１直線ガイドの端部２２直線ガイドの端部２３直線ガイドの端部２４直線ガイドの端部２６軸受け２７軸受け２８ペーパガイドローラ２９ねじ孔３０ペーパガイドローラ３１ねじ孔３２ねじスピンドル３３ねじスピンドル３４調節モータ３６調節モータ３７回転角度位置センサ３８回転角度位置センサ３９ペーパウエブ４１ターニングバーの端部４２ターニングバーの端部４３ターニングバーの端部４４ターニングバーの端部４５確保手段４６ターニングバー４７ターニングバー４８縦側４９溝５０ターニングバーの第２の対５１溝５２条片５３固定ねじ５４中空スペース５６縦側５７Ｃ字形成形体５８Ｃ字形成形体５９滑子６０滑子６１ピン６２ターニングバー支持体の端部６３ターニングバー支持体の端部６４偏心体６６ターニングバー６７ターニングバー６８ターニングバー６９ターニングバー７１ペーパウエブ７２ペーパウエブ７３ペーパガイドローラ７４直線ガイドＡ；Ｂ最大調節位置Ｃ；Ｄ最大調節位置Ｆツー・ペーパウエブ平面・ターンレベルＧツー・ペーパウエブ平面・ターンレベルＨツー・ペーパウエブ平面・ターンレベルｅ機械幅ｉ偏心率Ｉペーパウエブ平面ＩＩペーパウエブ平面 α 変向角度 β 変向角度

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９８年３月２６日【補正内容】明細書ターニングバー装置本発明は、請求の範囲第１項、第２項、第３項、第６項及び第７項の上位概念に記載の形式の材料ウエブ、特に輪転印刷機のペーパウエブ用のターニングバー装置に関する。ターニングバーを適当な製造交換の際に転換すること、即ちターニングバーの軸方向位置を９０度だけ変更することは一般に公知である。従って、目下ペーパウエブが巻き掛けられている側に空気流出開口が設けられねばならない。このためにドイツ国特許第４０１３２２９号明細書において、ストランド（条材）を重ね合わせて案内するためにターニングバー装置が提案されていて、この場合、アングルターニングバーが第１の平面にかつ平行ターニングバーが第２の平面に配置されている。製造交換の際に前記ターニングバーは転換されかつこの際同時にその機能を交換する。このために、走入するペーパウエブもしくはペーパストランドは別の平面もしくは別の高さに案内される。この場合不都合には、一方の作動位置から伸張した４５度・中間位置を介して他方の作動位置にターニングバーを転換するために、ほぼ５０パーセント大きな構造スペースが必要である。更に、ターニングバーの回動点及び旋回点における構成部材の摩耗によって、作動位置の正確な反復性が得られなくなる。ドイツ国特許第４０１３２２９号明細書の別の構成では、ターニングバーは片持ち式にかつ９０度回転可能にしかも高さ調節可能に支承されている。この場合も同様に前述の欠点が生ずる。上記両公知の構成の別の共通の欠点は、四分の一幅の部分ペーパウエブを全ての位置で新聞内に混入できないということにある。このことを達成できない理由は、ターニングバーの移動及び転換がサイドフレームの内法幅内でのみ行われることにある。ドイツ国特許公開第２４４７６５６号明細書から、互いに交差して上下に配置された２対のターニングバーを備えたターニングバー装置が公知である。更に、アメリカ合衆国特許第３８０９３０３号明細書から、縦ガイド内で調節可能なターニングバーが公知である。本発明の課題は、ターニングバー装置を提供することにある。前記課題は本発明によれば、請求の範囲第１項、第２項、第３項、第６項及び第７項の特徴部分に記載の本発明の構成によって解決された。本発明によって得られる利点は特に、ターニングバーを転換するための費用のかかる機構並びに構成部分が不要であるということにある。請求の範囲１．材料ウエブ（２；３９；７１；７２）用のターニングバー装置であって、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）と、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）の下側に配置された第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）とを有する少なくとも１つのターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）が設けられており、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）が、２つのサイドフレーム（１８，１９）に対してしかも走入する材料ウエブ（２；３９；７１；７２）の移動方向に対して４５度の角度を成して水平に配置されており、第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）が、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）に対して９０度だけずらされて配置されている形式のものにおいて、ターニングバー（３，４；６６，６７；４６，４７；６８，６９）が、製造交換のためにそれぞれ水平方向に移動可能に配置されており、各ターニングバー（３，４；６６，６７；４６，４７；６８，６９）のために位置決め用の駆動装置（３４，３２，３６，３３）が設けられており、該駆動装置（３４，３２，３６，３３）に対応して、それぞれ１つの位置応答機構（３６，３７，３８，３９）が配置されていることを特徴とする、材料ウエブ用のターニングバー装置。２．材料ウエブ（２；３９；７１；７２）用のターニングバー装置であって、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）と、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）の下側に配置された第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）とを有する少なくとも１つのターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）が設けられており、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）が、２つのサイドフレーム（１８，１９）に対してしかも走入する材料ウエブ（２；３９；７１；７２）の移動方向に対して４５度の角度を成して水平に配置されており、第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）が、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）に対して９０度だけずらされて配置されている形式のものにおいて、ターニングバー（３，４；６６，６７；４６，４７；６８，６９）が、それぞれ水平方向に移動可能に配置されており、それぞれ２対（５，５０）のターニングバー（３，４；４６，４７）を有する少なくとも２つのターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）が、上下に配置されていることを特徴とする、材料ウエブ用のターニングバー装置。３．材料ウエブ（２；３９；７１；７２）用のターニングバー装置であって、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）と、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）の下側に配置された第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）とを有する少なくとも１つのターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）が設けられており、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）が、２つのサイドフレーム（１８，１９）に対してしかも走入する材料ウエブ（２；３９；７１；７２）の移動方向に対して４５度の角度を成して水平に配置されており、第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）が、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）に対して９０度だけずらされて配置されている形式のものにおいて、ターニングバー（３，４；６６，６７；４６，４７；６８，６９）が、それぞれ水平方向に移動可能に配置されており、ターニングバー（３，４；４６，４７）の両端部（６，７；８，９；４１，４２；４３，４４）がそれぞれ、直接又は間接的に直線ガイド（１６，１７；１５，２０）内で案内されていることを特徴とする、材料ウエブ用のターニングバー装置。４．直線ガイド（１６，１７；１５，２０）が、押し出し成形された中空成形体として構成されている、請求項３記載のターニングバー装置。５．直線ガイド（１６，１７；１５，２０）の長さが、対応配置されたサイドフレーム（１８，１９）の間隔よりも大きい、請求項３記載のターニングバー装置。６．材料ウエブ（２；３９；７１；７２）用のターニングバー装置であって、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）と、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）の下側に配置された第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）とを有する少なくとも１つのターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）が設けられており、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）が、２つのサイドフレーム（１８，１９）に対してしかも走入する材料ウエブ（２；３９；７１；７２）の移動方向に対して４５度の角度を成して水平に配置されており、第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）が、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）に対して９０度だけずらされて配置されている形式のものにおいて、ターニングバー（３，４；６６，６７；４６，４７；６８，６９）が、それぞれ水平方向に移動可能に配置されており、少なくとも一方の作動位置で、ターニングバー（３，４；４６，４７）の端部（６，７；８，９；４１，４２；４３，４４）が対応配置されたサイドフレーム（１８，１９）から突出することを特徴とする、材料ウエブ用のターニングバー装置。７．材料ウエブ（２；３９；７１；７２）用のターニングバー装置であって、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）と、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）の下側に配置された第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）とを有する少なくとも１つのターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）が設けられており、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）が、２つのサイドフレーム（１８，１９）に対してしかも走入する材料ウエブ（２；３９；７１；７２）の移動方向に対して４５度の角度を成して水平に配置されており、第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）が、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）に対して９０度だけずらされて配置されている形式のものにおいて、ターニングバー（３，４；６６，６７；４６，４７；６８，６９）が、それぞれ水平方向に移動可能に配置されており、作動状態（ベイ・ウインド）で、ターニングバー対（５もしくは５０）のそれぞれ１つのターニングバー（４もしくは６６）のみが作動するようになっていることを特徴とする、材料ウエブ用のターニングバー装置。８．材料ウエブ（２；７１）を第１の対（５）のターニングバー（４，６６）から第２の対（５０）のターニングバー（６９；６８）に案内するガイドローラ（２８；３０；７３）が配置されている、請求項７記載のターニングバー装置。９．第２の対（５０）の上方に配置された第１の対（５）のターニングバー（４，６６）及び第１の対（５）の下側に配置された第２の対（５０）のターニングバー（６９；６８）が、それぞれ１つの材料ウエブ（２；７１）を案内するよう配置されている、請求項７記載のターニングバー装置。 10．全てのターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の第１の端部（６，６３，６２；８，６３，６２）及び第２の端部（７，６３，６２；９，６３，６２）が、直接又は間接的に滑子（５９，６０）に連結されている、請求項３記載のターニングバー装置。 11．ターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の第１の端部（６，６３，６２；８，６３，６２）及び／又は第２の端部（７，６３，６２；９，６３，６２）が、直接又は間接的にこれら端部に対応配置された滑子（５９，６０）に剛性的に連結されている、請求項１０記載のターニングバー装置。 12．ターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の第１の端部（６，６３，６２；８，６３，６２）及び／又は第２の端部（７，６３，６２；９，６３，６２）が、変向角度を調整可能にかつ固定可能に滑子（５９，６０）に枢着されている、請求項１０記載のターニングバー装置。 13．ターニングバーの端部（６，７，８，９；６３，６２）が、ウエブ変向角度位置を調整するためのそれぞれ１つの調節可能な偏心体（６４）を有しており、各偏心体（６４）が、確保手段（４５）によりターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の端部（６，７，８，９）に対し回動を防止されている、請求項４記載のターニングバー装置。 14．ターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の全ての端部（６，６３，６２；８，６３，６２；７，６３，６２；９，６３，６２）の滑子（５９，６０）が、それぞれ平行にしかも互いに間隔を置いてフレームに定置に配置された直線ガイド（１６，１７；１５，２０）内に移動可能にかつロック可能に配置されている、請求項１０記載のターニングバー装置。 15．ターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）に対応して、無段で調節可能なウエブ引込み装置が配置されている、請求項１、２、３、６又は７記載のターニングバー装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＪＰ，ＵＳ

Claims

【特許請求の範囲】１．材料ウエブ、特に輪転印刷機のペーパウエブ（２；３９；７１；７２）用のターニングバー装置において、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）と、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）の下側に配置された、それぞれ水平方向に移動可能な第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）とを有する少なくとも１つのターンレベル（３，４；６６，６７）が設けられており、第１の対（５）のターニングバー（３，４；６６，６７）が、垂直な平面（１０）に対して４５度の変向角度（α）を成して水平に配置されており、第２の対（５０）のターニングバー（４６，４７；６８，６９）が、垂直な平面（１０）に対して１３５度の変向角度（β）を成して配置されていることを特徴とする、材料ウエブ、特に輪転印刷機のペーパウエブ用のターニングバー装置。２．全てのターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の第１の端部（６，６３，６２；８，６３，６２）及び第２の端部（７，６３，６２；９，６３，６２）が、直接又は間接的に滑子（５９，６０）に連結されている、請求項１記載のターニングバー装置。３．ターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の第１の端部（６，６３，６２；８，６３，６２）及び／又は第２の端部（７，６３，６２；９，６３，６２）が、直接又は間接的にこれら端部に対応配置された滑子（５９，６０）に剛性的に連結されている、請求項１又は２記載のターニングバー装置。４．ターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の第１の端部（６，６３，６２；８，６３，６２）及び／又は第２の端部（７，６３，６２；９，６３，６２）が、変向角度を調整可能にかつ固定可能に滑子（５９，６０）に枢着されている、請求項１から３までのいずれか１項記載のターニングバー装置。５．多数のターンレベル（Ｆ；Ｇ；Ｈ）が、上下に配置されている、請求項１から４までのいずれか１項記載のターニングバー装置。６．ターニングバーの端部（６，７，８，９；６３，６２）が、ウエブ変向角度位置を調整するためのそれぞれ１つの調節可能な偏心体（６４）を有しており、各偏心体（６４）が、確保手段（４５）によりターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の端部（６，７，８，９）に対し回動を防止されている、請求項４記載のターニングバー装置。７．ターニングバー（３，４；４６，４７；６６，６７；６８，６９）の全ての端部（６，６３，６２；８，６３，６２；７，６３，６２；９，６３，６２）の滑子（５９，６０）が、それぞれ平行にしかも互いに間隔を置いてフレームに定置に配置された直線ガイド（１６，１７；１５，２０）内に移動可能にかつロック可能に配置されている、請求項１から６までのいずれか１項記載のターニングバー装置。