JPH1072155A - 閉ループ式印刷制御装置 - Google Patents
閉ループ式印刷制御装置Info
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- JPH1072155A JPH1072155A JP9147723A JP14772397A JPH1072155A JP H1072155 A JPH1072155 A JP H1072155A JP 9147723 A JP9147723 A JP 9147723A JP 14772397 A JP14772397 A JP 14772397A JP H1072155 A JPH1072155 A JP H1072155A
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- Japan
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- web
- edge
- lateral
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/02—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
- B65H23/0204—Sensing transverse register of web
- B65H23/0216—Sensing transverse register of web with an element utilising photoelectric effect
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/414—Winding
- B65H2301/4148—Winding slitting
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2553/00—Sensing or detecting means
- B65H2553/40—Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
- B65H2553/42—Cameras
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻帯体上におけるインクの実際の位置に対し
て巻帯体が切り裂かれる及び折り畳まれるように印刷シ
ステムを動作することによって、印刷製品の出力品質を
改善すること。 【解決手段】 印刷ユニットを有する巻帯体給送式印刷
機において、巻帯体の横方向位置を制御する装置。巻帯
体は、一連の印刷像をその上に有する。本制御装置は、
巻帯体上の像の横方向位置を検知し、第１の信号を発生
する光学的スキャナを具備する。また本制御装置は、対
応する巻帯体エッジの横方向位置を検知し、第２の信号
を発生するエッジセンサを具備する。コントローラが第
１及び第２の信号を処理し、制御信号を発生する。本制
御装置は、制御信号に応答して巻帯体を横方向に位置決
めする位置決め手段も具備する。
て巻帯体が切り裂かれる及び折り畳まれるように印刷シ
ステムを動作することによって、印刷製品の出力品質を
改善すること。 【解決手段】 印刷ユニットを有する巻帯体給送式印刷
機において、巻帯体の横方向位置を制御する装置。巻帯
体は、一連の印刷像をその上に有する。本制御装置は、
巻帯体上の像の横方向位置を検知し、第１の信号を発生
する光学的スキャナを具備する。また本制御装置は、対
応する巻帯体エッジの横方向位置を検知し、第２の信号
を発生するエッジセンサを具備する。コントローラが第
１及び第２の信号を処理し、制御信号を発生する。本制
御装置は、制御信号に応答して巻帯体を横方向に位置決
めする位置決め手段も具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、巻帯体（ウ
ェブ）給送式の印刷制御装置に関する。特に本発明は、
巻帯体上の実際のインク位置に対して位置合わせされる
ように、巻帯体を印刷システムの各種装置に対して横方
向に位置合わせするための閉ループ式印刷制御装置に関
する。
ェブ）給送式の印刷制御装置に関する。特に本発明は、
巻帯体上の実際のインク位置に対して位置合わせされる
ように、巻帯体を印刷システムの各種装置に対して横方
向に位置合わせするための閉ループ式印刷制御装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】一般的な多色巻帯体給送式の印刷制御装
置においては、素材（例えば紙）の巻帯体が複数の印刷
ユニットを通して順次駆動される。各印刷ユニットがそ
れぞれ異なる色のインクを巻帯体に付与して、多色像を
生成する。これら印刷ユニットの上流に位置した給送巻
帯体ガイドが、印刷ユニットに送られる巻帯体の横方向
位置を制御し、それによって巻帯体上におけるインクの
予測位置を制御する。
置においては、素材（例えば紙）の巻帯体が複数の印刷
ユニットを通して順次駆動される。各印刷ユニットがそ
れぞれ異なる色のインクを巻帯体に付与して、多色像を
生成する。これら印刷ユニットの上流に位置した給送巻
帯体ガイドが、印刷ユニットに送られる巻帯体の横方向
位置を制御し、それによって巻帯体上におけるインクの
予測位置を制御する。
【０００３】各インク色間における整合（位置合わせ）
を維持するために、色整合ユニットが用いられる。すな
わち、光学的な走査装置が巻帯体上に印刷された整合マ
ークと組み合わせて用いられ、基準インク色に対する各
インク色の配置を決める。誤差信号が発生され、インク
色間での適切な整合を達成するのに必要な各印刷ユニッ
トの版の位置補正を行なう。このような色整合システム
は、本発明の出願人に譲渡された米国特許第４，８８
７，５３０号に記載されている。
を維持するために、色整合ユニットが用いられる。すな
わち、光学的な走査装置が巻帯体上に印刷された整合マ
ークと組み合わせて用いられ、基準インク色に対する各
インク色の配置を決める。誤差信号が発生され、インク
色間での適切な整合を達成するのに必要な各印刷ユニッ
トの版の位置補正を行なう。このような色整合システム
は、本発明の出願人に譲渡された米国特許第４，８８
７，５３０号に記載されている。
【０００４】巻帯体は一般に、インクを乾燥させる熱ド
ライヤに通された後、巻帯体を冷却してインクを定着さ
せるように動作する一連の冷却ロールに送られる。シリ
コーンを巻帯体に付与する被覆ユニットの前方に、巻帯
体ガイドが配置される。その後、スリッタが巻帯体を縦
方向（巻帯体の移動方向と平行な方向）に切り裂き、２
つのリボン体にする。次いで、これらのリボン体が相互
に重なるように位置合わせされ、リボン体を縦方向に折
り畳むように動作する折り畳み器に差し向けられる。切
断制御装置によって制御される切断ユニットが、折り畳
まれたリボン体を巻帯体の移動方向を横断する方向に適
切な時点で切断するように動作する。このための適切な
切断制御装置は、本発明の出願人に譲渡された米国特許
第４，７３６，４４６号、第４，８８２，７６４号及び
第４，８８５，７８５号に記載されている。
ライヤに通された後、巻帯体を冷却してインクを定着さ
せるように動作する一連の冷却ロールに送られる。シリ
コーンを巻帯体に付与する被覆ユニットの前方に、巻帯
体ガイドが配置される。その後、スリッタが巻帯体を縦
方向（巻帯体の移動方向と平行な方向）に切り裂き、２
つのリボン体にする。次いで、これらのリボン体が相互
に重なるように位置合わせされ、リボン体を縦方向に折
り畳むように動作する折り畳み器に差し向けられる。切
断制御装置によって制御される切断ユニットが、折り畳
まれたリボン体を巻帯体の移動方向を横断する方向に適
切な時点で切断するように動作する。このための適切な
切断制御装置は、本発明の出願人に譲渡された米国特許
第４，７３６，４４６号、第４，８８２，７６４号及び
第４，８８５，７８５号に記載されている。
【０００５】以上説明したようにして、印刷システム
は、各々が８頁からなる多数の「折り丁（製本単位の全
紙）」を出力する。折り丁は順次オフラインで処理さ
れ、雑誌などに製本される。
は、各々が８頁からなる多数の「折り丁（製本単位の全
紙）」を出力する。折り丁は順次オフラインで処理さ
れ、雑誌などに製本される。
【０００６】一般的な印刷システムでは、スリッタが巻
帯体をその所定の横位置、通例巻帯体の中央位置で切り
裂くように動作する。給送巻帯体ガイドが、印刷ユニッ
トに送られる巻帯体を横方向に位置決めし、巻帯体上の
所望の位置に像が印刷されるように動作する；例えば、
像を巻帯体上の中心に位置決めするのが望ましいことが
ある。スリッタの前方に配置された冷却巻帯体ガイド
が、巻帯体のエッジを基準として用い、巻帯体をスリッ
タに対して位置決めするように動作する。引き裂き工程
は、このように巻帯体のエッジに対して行なわれるか、
あるいは巻帯体上におけるインクの予測位置に対して間
接的に行なわれる。
帯体をその所定の横位置、通例巻帯体の中央位置で切り
裂くように動作する。給送巻帯体ガイドが、印刷ユニッ
トに送られる巻帯体を横方向に位置決めし、巻帯体上の
所望の位置に像が印刷されるように動作する；例えば、
像を巻帯体上の中心に位置決めするのが望ましいことが
ある。スリッタの前方に配置された冷却巻帯体ガイド
が、巻帯体のエッジを基準として用い、巻帯体をスリッ
タに対して位置決めするように動作する。引き裂き工程
は、このように巻帯体のエッジに対して行なわれるか、
あるいは巻帯体上におけるインクの予測位置に対して間
接的に行なわれる。
【０００７】同じく、折り畳み器が上記のリボン体を、
リボン体上におけるインクの予測位置に対して所定の横
位置で折り畳むように動作する。一般に、それ以後のオ
フラインによる仕上げ工程時における折り丁の取り扱い
を容易とするため、一方のリボンエッジが他方のリボン
エッジと重複するのが望ましいことが多いので、所望の
折り畳み位置はリボン体の中央でない。
リボン体上におけるインクの予測位置に対して所定の横
位置で折り畳むように動作する。一般に、それ以後のオ
フラインによる仕上げ工程時における折り丁の取り扱い
を容易とするため、一方のリボンエッジが他方のリボン
エッジと重複するのが望ましいことが多いので、所望の
折り畳み位置はリボン体の中央でない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記したような印刷シ
ステムは通例、ほぼ毎分１６００フィート以上の巻帯体
速度で動作する。こうした高速度では、巻帯体が印刷シ
ステムにおけるさまざまな地点で横方向のずれ移動を蒙
ることがある。給送巻帯体ガイドと印刷ユニットとの間
で生じる巻帯体の横方向のずれ移動は、巻帯体上におけ
るインクの実際の横方向位置（巻帯体のエッジに対して
測定された位置）を、その予測位置から変化させてしま
う。上記の印刷システムにおけるスリッタと折り畳み器
は巻帯体上におけるインクの予測位置に対して動作する
ので、インクの実際の横方向位置がその予測位置から著
しく異なると、引き裂き位置と折り畳み位置が像位置に
対して正しい位置でなくなる。例えば、最終的な印刷製
品において、隣接する頁上の各像が一致しなくなり、各
像の周囲の余白の寸法が一様でなくなる。
ステムは通例、ほぼ毎分１６００フィート以上の巻帯体
速度で動作する。こうした高速度では、巻帯体が印刷シ
ステムにおけるさまざまな地点で横方向のずれ移動を蒙
ることがある。給送巻帯体ガイドと印刷ユニットとの間
で生じる巻帯体の横方向のずれ移動は、巻帯体上におけ
るインクの実際の横方向位置（巻帯体のエッジに対して
測定された位置）を、その予測位置から変化させてしま
う。上記の印刷システムにおけるスリッタと折り畳み器
は巻帯体上におけるインクの予測位置に対して動作する
ので、インクの実際の横方向位置がその予測位置から著
しく異なると、引き裂き位置と折り畳み位置が像位置に
対して正しい位置でなくなる。例えば、最終的な印刷製
品において、隣接する頁上の各像が一致しなくなり、各
像の周囲の余白の寸法が一様でなくなる。
【０００９】本発明は、巻帯体上におけるインクの実際
の位置に対して巻帯体が切り裂かれるように印刷システ
ムを動作することによって、印刷製品の出力品質を改善
するものである。同様に、リボン体がリボン体上におけ
るインクの実際の位置に対して折り畳まれるようにする
ものである。
の位置に対して巻帯体が切り裂かれるように印刷システ
ムを動作することによって、印刷製品の出力品質を改善
するものである。同様に、リボン体がリボン体上におけ
るインクの実際の位置に対して折り畳まれるようにする
ものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例では、
色整合ユニットの光学的スキャナが巻帯体のインクの横
方向位置を同時進行方式で求める。すなわち、巻帯体が
光学的スキャナを通過するにつれ、インクの横方向位置
が異なる地点で周期的にサンプリングされる。同時にエ
ッジセンサが、サンプリングされた各横方向インク位置
に対応した巻帯体のエッジの横方向位置をモニターす
る。つまり、巻帯体のエッジに対するインクの実際の横
方向位置が同時進行方式で求められる。実際及び予測両
方のエッジ−インク位置（寸法）間の差を示す寸法が、
各サンプリング地点毎に求められる。この寸法が下流側
の各種巻帯体位置決め制御ユニットに送られ、スリッタ
及び折り畳み器における巻帯体の横方向の位置合わせが
巻帯体上のインクの実際位置に対して維持される。さら
に、上記寸法は上流側の給送巻帯体ガイドにも送られ、
給送される巻帯体のガイドがより正確に行なわれる。
色整合ユニットの光学的スキャナが巻帯体のインクの横
方向位置を同時進行方式で求める。すなわち、巻帯体が
光学的スキャナを通過するにつれ、インクの横方向位置
が異なる地点で周期的にサンプリングされる。同時にエ
ッジセンサが、サンプリングされた各横方向インク位置
に対応した巻帯体のエッジの横方向位置をモニターす
る。つまり、巻帯体のエッジに対するインクの実際の横
方向位置が同時進行方式で求められる。実際及び予測両
方のエッジ−インク位置（寸法）間の差を示す寸法が、
各サンプリング地点毎に求められる。この寸法が下流側
の各種巻帯体位置決め制御ユニットに送られ、スリッタ
及び折り畳み器における巻帯体の横方向の位置合わせが
巻帯体上のインクの実際位置に対して維持される。さら
に、上記寸法は上流側の給送巻帯体ガイドにも送られ、
給送される巻帯体のガイドがより正確に行なわれる。
【００１１】本発明の主な利点は、巻帯体上の横方向の
ずれによる用紙の無駄を最小限としつつ、印刷製品の品
質を向上せしめる閉ループ式印刷制御装置を提供するこ
とにある。
ずれによる用紙の無駄を最小限としつつ、印刷製品の品
質を向上せしめる閉ループ式印刷制御装置を提供するこ
とにある。
【００１２】本発明のその他の特徴と利点は、以下の詳
細な説明、特許請求の範囲の記載、及び添付の図面を参
照することで、当業者にとって明かとなろう。
細な説明、特許請求の範囲の記載、及び添付の図面を参
照することで、当業者にとって明かとなろう。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を詳しく説明す
る前に、本発明の用途は、以下の説明で記述するあるい
は添付の図面に示す構造の詳細及び構成部品の配置に制
限されないことが理解されるべきである。本発明は例示
以外の実施例も可能であり、さまざまな方法で実用及び
実施化可能である。また、ここで用いる表現と用語は説
明を目的としており、制限の意に解されるべきでない。
る前に、本発明の用途は、以下の説明で記述するあるい
は添付の図面に示す構造の詳細及び構成部品の配置に制
限されないことが理解されるべきである。本発明は例示
以外の実施例も可能であり、さまざまな方法で実用及び
実施化可能である。また、ここで用いる表現と用語は説
明を目的としており、制限の意に解されるべきでない。
【００１４】給送巻帯体ガイド１２と印刷機１４を含む
巻帯体給送式印刷システム１０が、図１に示してある。
一般に紙からなる巻帯体１６が、リールスタンド１８か
ら給送巻帯体ガイド１２を介して印刷機１４に送られ
る。印刷機１４は、複数の直列に配設された通常の印刷
ユニット２０、２２、２４、２６で構成されている。巻
帯体オフセット印刷機においては、これら印刷ユニット
の各々が当該分野でよく知られているように、上方ブラ
ンケットシリンダ３０、上方版シリンダ３２、下方ブラ
ンケットシリンダ３４、及び下方版シリンダ３６を具備
する。印刷ユニット２０、２２、２４、２６は協働し
て、巻帯体１６の上下面に多色像を印刷する。各印刷ユ
ニットはそれぞれ割り当てられたインクの色を印刷す
る；一般に印刷ユニット２０は黒色を印刷し、その後の
印刷ユニット２２、２４、２６がシアン、マゼンタ、イ
エローの各色を印刷する。本発明の用途は４色の印刷プ
ロセスに限られず、単色の印刷プロセスあるいは任意の
数の印刷ユニットを有する多色の印刷プロセスとも組み
合わせて使える。
巻帯体給送式印刷システム１０が、図１に示してある。
一般に紙からなる巻帯体１６が、リールスタンド１８か
ら給送巻帯体ガイド１２を介して印刷機１４に送られ
る。印刷機１４は、複数の直列に配設された通常の印刷
ユニット２０、２２、２４、２６で構成されている。巻
帯体オフセット印刷機においては、これら印刷ユニット
の各々が当該分野でよく知られているように、上方ブラ
ンケットシリンダ３０、上方版シリンダ３２、下方ブラ
ンケットシリンダ３４、及び下方版シリンダ３６を具備
する。印刷ユニット２０、２２、２４、２６は協働し
て、巻帯体１６の上下面に多色像を印刷する。各印刷ユ
ニットはそれぞれ割り当てられたインクの色を印刷す
る；一般に印刷ユニット２０は黒色を印刷し、その後の
印刷ユニット２２、２４、２６がシアン、マゼンタ、イ
エローの各色を印刷する。本発明の用途は４色の印刷プ
ロセスに限られず、単色の印刷プロセスあるいは任意の
数の印刷ユニットを有する多色の印刷プロセスとも組み
合わせて使える。
【００１５】個々の印刷ユニットによってそれぞれ発生
される各像を整合（位置合わせ）するため、色整合ユニ
ット３８が用いられる。本発明の好ましい実施例におい
ては、米国ウィスコンシン州サセックス所在の Quad/Te
ch, Inc.から入手可能な市販のＲＧＳ Ｖ （整合器案内
系）が色整合を行なうのに使われる。色整合ユニット３
８は光学的線スキャナ４０を用い、印刷ユニット２０、
２２、２４、２６によってそれぞれ巻帯体１６上に印刷
された整合マークの位置を求める。一般に、１つのイン
クの色が基準として選択され、その他のインクの色の各
位置が基準のインク色に対して確認される。各版シリン
ダに連結されたそれぞれの電気モータ（図示せず）に適
切な制御信号が発生され、各インク色間での整合を維持
するのに必要な各版シリンダの横及び縦方向の位置を制
御する。
される各像を整合（位置合わせ）するため、色整合ユニ
ット３８が用いられる。本発明の好ましい実施例におい
ては、米国ウィスコンシン州サセックス所在の Quad/Te
ch, Inc.から入手可能な市販のＲＧＳ Ｖ （整合器案内
系）が色整合を行なうのに使われる。色整合ユニット３
８は光学的線スキャナ４０を用い、印刷ユニット２０、
２２、２４、２６によってそれぞれ巻帯体１６上に印刷
された整合マークの位置を求める。一般に、１つのイン
クの色が基準として選択され、その他のインクの色の各
位置が基準のインク色に対して確認される。各版シリン
ダに連結されたそれぞれの電気モータ（図示せず）に適
切な制御信号が発生され、各インク色間での整合を維持
するのに必要な各版シリンダの横及び縦方向の位置を制
御する。
【００１６】従来の動作において、色整合ユニット３８
は各インク色の位置を、基準のインク色に対して求め
る。しかしながら本発明の好ましい実施例において、色
整合ユニット３８はエッジセンサ５２と協働してコント
ローラ５６にデータを与え、コントローラ５６が巻帯体
上のインクの実際の横方向位置を巻帯体エッジからの測
定値として求める。巻帯体上のインクの実際の横方向位
置を示すデータを与えるのに、巻帯体上のインクを検知
可能な光学的スキャナであればどんな種類のものでも使
えるが、好ましい実施例では色整合ユニット３８の光学
的スキャナ４０を用い、システム内で必要な光学的スキ
ャナの数を最小限とする。
は各インク色の位置を、基準のインク色に対して求め
る。しかしながら本発明の好ましい実施例において、色
整合ユニット３８はエッジセンサ５２と協働してコント
ローラ５６にデータを与え、コントローラ５６が巻帯体
上のインクの実際の横方向位置を巻帯体エッジからの測
定値として求める。巻帯体上のインクの実際の横方向位
置を示すデータを与えるのに、巻帯体上のインクを検知
可能な光学的スキャナであればどんな種類のものでも使
えるが、好ましい実施例では色整合ユニット３８の光学
的スキャナ４０を用い、システム内で必要な光学的スキ
ャナの数を最小限とする。
【００１７】図２を参照すれば、巻帯体の移動方向はｙ
軸の正方向として示してあり、巻帯体の横方向はｘ軸に
沿った方向である。固定された移動しない基準である静
止軸５０は、巻帯体の移動方向と実質上平行である。
軸の正方向として示してあり、巻帯体の横方向はｘ軸に
沿った方向である。固定された移動しない基準である静
止軸５０は、巻帯体の移動方向と実質上平行である。
【００１８】多色像４２、４４、４６及び４８が印刷ユ
ニット２０、２２、２４及び２６によってそれぞれ巻帯
体１６上に印刷され、これらの像は実線で示してある。
巻帯体１６上における横方向の中心位置である多色像の
所望つまり公称の印刷位置は、破線で示してある。巻帯
体上における像の公称印刷位置は、異なる印刷作業に応
じて変化することがある。破線４９は引き裂きの所望つ
まり公称の設定位置を示しており、この設定位置も異な
る印刷作業に応じて変化することがある。印刷の際、像
４２の実際の横方向位置は、巻帯体１６の横方向の移動
によりその公称位置からずれる。そこで、光学的スキャ
ナ４０がインクの実際の横方向位置を、静止軸５０に対
して求める。静止軸５０と像４２の実際の横方向インク
位置との間の距離が、図２中Ａで示してある。尚、イン
クの実際の横方向位置は必ずしも図示のように像のエッ
ジから測定しなくてもよく、光学的スキャナ４０に対す
る横方向の基準として機能可能であれば、像内の任意の
適切な地点から測定できる。例えば、色整合ユニット３
８で用いるために通例印刷される整合マーク（図示せ
ず）を、該当の横方向基準として用いてもよい。
ニット２０、２２、２４及び２６によってそれぞれ巻帯
体１６上に印刷され、これらの像は実線で示してある。
巻帯体１６上における横方向の中心位置である多色像の
所望つまり公称の印刷位置は、破線で示してある。巻帯
体上における像の公称印刷位置は、異なる印刷作業に応
じて変化することがある。破線４９は引き裂きの所望つ
まり公称の設定位置を示しており、この設定位置も異な
る印刷作業に応じて変化することがある。印刷の際、像
４２の実際の横方向位置は、巻帯体１６の横方向の移動
によりその公称位置からずれる。そこで、光学的スキャ
ナ４０がインクの実際の横方向位置を、静止軸５０に対
して求める。静止軸５０と像４２の実際の横方向インク
位置との間の距離が、図２中Ａで示してある。尚、イン
クの実際の横方向位置は必ずしも図示のように像のエッ
ジから測定しなくてもよく、光学的スキャナ４０に対す
る横方向の基準として機能可能であれば、像内の任意の
適切な地点から測定できる。例えば、色整合ユニット３
８で用いるために通例印刷される整合マーク（図示せ
ず）を、該当の横方向基準として用いてもよい。
【００１９】同時にエッジセンサ５２が、巻帯体１６の
エッジ５４の位置をモニターする。エッジセンサ５２は
光学的スキャナ４０の横方向に位置し、静止軸５に対す
る寸法Ｂを求める。このようにして、巻帯体のエッジ５
４を基準とした巻帯体上におけるインクの印刷位置が求
められる。
エッジ５４の位置をモニターする。エッジセンサ５２は
光学的スキャナ４０の横方向に位置し、静止軸５に対す
る寸法Ｂを求める。このようにして、巻帯体のエッジ５
４を基準とした巻帯体上におけるインクの印刷位置が求
められる。
【００２０】図１に戻れば、コントローラ５６は色整合
ユニット３８及びエッジセンサ５２と交信するように配
設されている。横方向のインク寸法Ａを示す信号と横方
向の巻帯体エッジ寸法Ｂを示す信号が、コントローラ５
６に送られる。これら２つの寸法から、コントローラ５
６はエッジからインクまでの寸法（Ａ−Ｂ）を演算す
る。一方、図２に寸法Ｄとして示した公称のエッジ−イ
ンク寸法が、制御変数としてコントローラ５６に入力さ
れる。尚寸法Ｄは、オペレータによってコントローラ５
６に入力される所望のエッジ−インク寸法とすることも
できる。あるいは寸法Ｄを相対的なものとし、例えば当
該分野で周知なように、印刷した最初のいくつかの像の
エッジ−インク寸法を平均化し、下流側システムの各構
成装置を位置合わせするのに必要な調整をオペレータに
行なわせて決めてもよい。
ユニット３８及びエッジセンサ５２と交信するように配
設されている。横方向のインク寸法Ａを示す信号と横方
向の巻帯体エッジ寸法Ｂを示す信号が、コントローラ５
６に送られる。これら２つの寸法から、コントローラ５
６はエッジからインクまでの寸法（Ａ−Ｂ）を演算す
る。一方、図２に寸法Ｄとして示した公称のエッジ−イ
ンク寸法が、制御変数としてコントローラ５６に入力さ
れる。尚寸法Ｄは、オペレータによってコントローラ５
６に入力される所望のエッジ−インク寸法とすることも
できる。あるいは寸法Ｄを相対的なものとし、例えば当
該分野で周知なように、印刷した最初のいくつかの像の
エッジ−インク寸法を平均化し、下流側システムの各構
成装置を位置合わせするのに必要な調整をオペレータに
行なわせて決めてもよい。
【００２１】コントローラ５６は、寸法Ｃ［Ｃ＝（Ａ−
Ｂ）−Ｄ］として図２に示した、実際と公称両方のエッ
ジ−インク寸法間の差の大きさと方向を演算する。巻帯
体１６が光学的スキャナ４０の下方を通過するにつれ、
エッジセンサ５２と色整合ユニット３８が、巻帯体１６
上の一連の地点Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２に関する情報をコン
トローラ５６に与える。巻帯体１６には見かけ上横方向
のずれが生じるので、寸法Ａと寸法Ｂは巻帯体上の異な
るサンプリング地点に応じて変化する。尚、サンプリン
グの頻度は図２に示すように１つおきの像でなくともよ
い。サンプリングの頻度はむしろ、ある一定の時間内で
巻帯体がどれ位の大きさのずれを生じるか、コントロー
ラ５６の処理能力、及び色整合ユニット３８の処理能力
に基づいて選ばれる。
Ｂ）−Ｄ］として図２に示した、実際と公称両方のエッ
ジ−インク寸法間の差の大きさと方向を演算する。巻帯
体１６が光学的スキャナ４０の下方を通過するにつれ、
エッジセンサ５２と色整合ユニット３８が、巻帯体１６
上の一連の地点Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２に関する情報をコン
トローラ５６に与える。巻帯体１６には見かけ上横方向
のずれが生じるので、寸法Ａと寸法Ｂは巻帯体上の異な
るサンプリング地点に応じて変化する。尚、サンプリン
グの頻度は図２に示すように１つおきの像でなくともよ
い。サンプリングの頻度はむしろ、ある一定の時間内で
巻帯体がどれ位の大きさのずれを生じるか、コントロー
ラ５６の処理能力、及び色整合ユニット３８の処理能力
に基づいて選ばれる。
【００２２】こうして、巻帯体１６上の一連の地点
（Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２など）の各々について、これらの
地点が光学的スキャナ４０とエッジセンサ５２を通って
移動するとき上記の寸法差が計算される。各地点毎に計
算された差（寸法Ｃ）は、その差を巻帯体１６上の長さ
方向位置と対応付けるための時間あるいは長さ方向の寸
法と共に、コントローラ５６によって記憶される。
（Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２など）の各々について、これらの
地点が光学的スキャナ４０とエッジセンサ５２を通って
移動するとき上記の寸法差が計算される。各地点毎に計
算された差（寸法Ｃ）は、その差を巻帯体１６上の長さ
方向位置と対応付けるための時間あるいは長さ方向の寸
法と共に、コントローラ５６によって記憶される。
【００２３】図１に戻れば、巻帯体１６は熱ドライヤ５
８、一連の冷却ロール６０、及び巻帯体ガイド６２を通
して送られる。ドライヤ５８は巻帯体１６を加熱し、イ
ンクの各種溶媒を蒸発させる。冷却ロール６０は、イン
クを定着するための乾燥工程後、巻帯体を急速に冷却す
るように動作する。
８、一連の冷却ロール６０、及び巻帯体ガイド６２を通
して送られる。ドライヤ５８は巻帯体１６を加熱し、イ
ンクの各種溶媒を蒸発させる。冷却ロール６０は、イン
クを定着するための乾燥工程後、巻帯体を急速に冷却す
るように動作する。
【００２４】巻帯体ガイド６２は、スリッタ６６に送ら
れる巻帯体を横方向に位置決めするように動作し、コン
トローラ５６からライン６３を経て入力される制御信号
に応答する。スリッタ６６は図３に示すごとく、巻帯体
１６を長さ方向（巻帯体の移動方向と実質上平行な方
向）に切り裂き、２つのリボン体６８、７０にするよう
に動作する。スリッタ６６は固定式で、その巻帯体ガイ
ド６２に対する位置は既知である。巻帯体ガイド６２内
のエッジセンサ６４は、スリッタ６６に対して公称位置
に配置されている。エッジセンサ６４は巻帯体エッジ５
４の横方向位置を、その公称位置を基準としてトラック
（追跡）する。このトラッキングは、巻帯体上の地点Ｐ
及びそれに続くサンプリング地点について順次行なわれ
る。コントローラ５６はライン６３を介し、巻帯体上の
地点Ｐ及びそれに続くサンプリング地点で測定された差
（寸法Ｃ）を表わす制御信号を巻帯体ガイド６２に送
る。巻帯体ガイド６２は、この受信した制御信号とエッ
ジセンサ６４によって測定された実際の横方向エッジ位
置とに基づき、巻帯体を横方向に移動する。地点Ｐに対
応する適切な制御信号が適切な時点、すなわち地点Ｐが
巻帯体ガイド６２に達した時点で巻帯体ガイド６２に送
られるように、適切なタイミング信号がコントローラ５
６内に維持されている。上記の差は実際と公称両方のエ
ッジ−インク寸法間の横方向差であるから、巻帯体１６
はその差の量だけスリッタ６６に対して公称位置から横
方向に移動され、その結果スリッタ６６が巻帯体１６上
のインクの実際の位置に対して巻帯体１６を切り裂くよ
うに制御なる。
れる巻帯体を横方向に位置決めするように動作し、コン
トローラ５６からライン６３を経て入力される制御信号
に応答する。スリッタ６６は図３に示すごとく、巻帯体
１６を長さ方向（巻帯体の移動方向と実質上平行な方
向）に切り裂き、２つのリボン体６８、７０にするよう
に動作する。スリッタ６６は固定式で、その巻帯体ガイ
ド６２に対する位置は既知である。巻帯体ガイド６２内
のエッジセンサ６４は、スリッタ６６に対して公称位置
に配置されている。エッジセンサ６４は巻帯体エッジ５
４の横方向位置を、その公称位置を基準としてトラック
（追跡）する。このトラッキングは、巻帯体上の地点Ｐ
及びそれに続くサンプリング地点について順次行なわれ
る。コントローラ５６はライン６３を介し、巻帯体上の
地点Ｐ及びそれに続くサンプリング地点で測定された差
（寸法Ｃ）を表わす制御信号を巻帯体ガイド６２に送
る。巻帯体ガイド６２は、この受信した制御信号とエッ
ジセンサ６４によって測定された実際の横方向エッジ位
置とに基づき、巻帯体を横方向に移動する。地点Ｐに対
応する適切な制御信号が適切な時点、すなわち地点Ｐが
巻帯体ガイド６２に達した時点で巻帯体ガイド６２に送
られるように、適切なタイミング信号がコントローラ５
６内に維持されている。上記の差は実際と公称両方のエ
ッジ−インク寸法間の横方向差であるから、巻帯体１６
はその差の量だけスリッタ６６に対して公称位置から横
方向に移動され、その結果スリッタ６６が巻帯体１６上
のインクの実際の位置に対して巻帯体１６を切り裂くよ
うに制御なる。
【００２５】好ましい実施例においては、シリコーン被
覆を巻帯体１６に付与する被覆ユニット７２が、巻帯体
ガイド６２とスリッタ６６との間に配置されている。巻
帯体ガイド６２はスリッタ６６の間近に配置されるのが
最も好ましいが、一部の工程ラインではそのように配置
できないこともある。二次的なループ制御を行なうた
め、追加のエッジセンサ７４がスリッタ６６に配置さ
れ、上流側でエッジセンサ５２によってモニターされた
のと同じ巻帯体エッジ５４をモニターする。エッジセン
サ７４は、２つの目的で有用な情報を与える。第１に、
エッジセンサ７４はコントローラ５６を介した間接的な
フィードバックループを巻帯体ガイド６２に与えて、巻
帯体ガイド６２とスリッタ６６との間で生じる巻帯体の
システムに起因した横方向移動を調整可能とする。この
横方向移動は、ライン６３を介して巻帯体ガイド６２に
送られる制御信号を補正することによって算入できる。
第２に、エッジセンサ７４の位置は一定でスリッタ６６
に対して既知であるから、コントローラ５６はエッジセ
ンサ７４から与えられる情報を処理し、外側の巻帯体エ
ッジ５４とリボン体６８の切り裂きエッジとの間の横方
向距離を表わす寸法Ｅ（図３参照）を求める。
覆を巻帯体１６に付与する被覆ユニット７２が、巻帯体
ガイド６２とスリッタ６６との間に配置されている。巻
帯体ガイド６２はスリッタ６６の間近に配置されるのが
最も好ましいが、一部の工程ラインではそのように配置
できないこともある。二次的なループ制御を行なうた
め、追加のエッジセンサ７４がスリッタ６６に配置さ
れ、上流側でエッジセンサ５２によってモニターされた
のと同じ巻帯体エッジ５４をモニターする。エッジセン
サ７４は、２つの目的で有用な情報を与える。第１に、
エッジセンサ７４はコントローラ５６を介した間接的な
フィードバックループを巻帯体ガイド６２に与えて、巻
帯体ガイド６２とスリッタ６６との間で生じる巻帯体の
システムに起因した横方向移動を調整可能とする。この
横方向移動は、ライン６３を介して巻帯体ガイド６２に
送られる制御信号を補正することによって算入できる。
第２に、エッジセンサ７４の位置は一定でスリッタ６６
に対して既知であるから、コントローラ５６はエッジセ
ンサ７４から与えられる情報を処理し、外側の巻帯体エ
ッジ５４とリボン体６８の切り裂きエッジとの間の横方
向距離を表わす寸法Ｅ（図３参照）を求める。
【００２６】図１と図３を参照すれば、スリッタ６６を
出た後、リボン体６８と７０は一方の上に他方が重なる
ように位置合わせされる。次いで、重ね合わされた両リ
ボン体６８と７０は、これらリボン体６８と７０を長さ
方向に沿って折り畳むように動作する折り畳み器８０の
成形ボード７８に送られる。当該分野でよく知られてい
るように、折り畳み器８０はアングルバー、アイドラロ
ーラ及び補償器などの各種位置決め機構を含む。例え
ば、アングルバーは巻帯体つまりリボン体の移動方向を
ほぼ９０度変えるように動作し、またそうする際に、巻
帯体つまりリボン体の横方向の位置決めを行なう。補償
器７６の移動により、リボン体の長さ方向の位置決めも
可能となる。
出た後、リボン体６８と７０は一方の上に他方が重なる
ように位置合わせされる。次いで、重ね合わされた両リ
ボン体６８と７０は、これらリボン体６８と７０を長さ
方向に沿って折り畳むように動作する折り畳み器８０の
成形ボード７８に送られる。当該分野でよく知られてい
るように、折り畳み器８０はアングルバー、アイドラロ
ーラ及び補償器などの各種位置決め機構を含む。例え
ば、アングルバーは巻帯体つまりリボン体の移動方向を
ほぼ９０度変えるように動作し、またそうする際に、巻
帯体つまりリボン体の横方向の位置決めを行なう。補償
器７６の移動により、リボン体の長さ方向の位置決めも
可能となる。
【００２７】リボン体６８と７０は成形ボード７８に対
して横方向に位置合わせされ、これらリボン体が巻帯体
上のインクの実際位置に対して折り畳まれるようにす
る。これを達成するため、アングルバー８２に配置され
てリボンエッジ９０の位置を検知するエッジセンサ８６
によって、リボン体６８の横方向位置がモニターされ
る。リボンエッジ９０は、上流側でエッジセンサ５２に
よって走査される巻帯体エッジ５４に対応する。同様
に、アングルバー８４に配置されて、リボン体７０の切
り裂きエッジであるリボンエッジ９２の位置を検知する
エッジセンサ８８によって、リボン体７０の横方向位置
がモニターされる。エッジセンサ８６とエッジセンサ８
８からの両信号は、コントローラ５６に通信される。ア
ングルバー８２と８４は、ライン９４と９６を介してコ
ントローラ５６から送られる制御信号に応答し、リボン
体６８と７０をそれぞれ横方向に位置決めする。
して横方向に位置合わせされ、これらリボン体が巻帯体
上のインクの実際位置に対して折り畳まれるようにす
る。これを達成するため、アングルバー８２に配置され
てリボンエッジ９０の位置を検知するエッジセンサ８６
によって、リボン体６８の横方向位置がモニターされ
る。リボンエッジ９０は、上流側でエッジセンサ５２に
よって走査される巻帯体エッジ５４に対応する。同様
に、アングルバー８４に配置されて、リボン体７０の切
り裂きエッジであるリボンエッジ９２の位置を検知する
エッジセンサ８８によって、リボン体７０の横方向位置
がモニターされる。エッジセンサ８６とエッジセンサ８
８からの両信号は、コントローラ５６に通信される。ア
ングルバー８２と８４は、ライン９４と９６を介してコ
ントローラ５６から送られる制御信号に応答し、リボン
体６８と７０をそれぞれ横方向に位置決めする。
【００２８】すなわちコントローラ５６は、一連の各地
点Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２などについて、これらの地点がア
ングルバー８２にそれぞれ到達したときのリボン体６８
の横方向位置を制御するためのライン９４を介して送ら
れる制御信号を演算し、この演算は、各地点毎に公称位
置（寸法Ｃ）から変位した巻帯体上の像の（エッジに対
して測定された）実際位置に関する情報と、リボン体上
の対応した地点の成形ボード７８に対する横方向位置に
関するエッジセンサ８６からの情報を考慮して行なう。
アングルバー８２はライン９４を経て送られる制御信号
に応答し、巻帯体上のインクの実際位置がその公称位置
から変位しているときに折り目もその公称位置から変位
するように、リボン体６８の横方向位置を調整する。
点Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２などについて、これらの地点がア
ングルバー８２にそれぞれ到達したときのリボン体６８
の横方向位置を制御するためのライン９４を介して送ら
れる制御信号を演算し、この演算は、各地点毎に公称位
置（寸法Ｃ）から変位した巻帯体上の像の（エッジに対
して測定された）実際位置に関する情報と、リボン体上
の対応した地点の成形ボード７８に対する横方向位置に
関するエッジセンサ８６からの情報を考慮して行なう。
アングルバー８２はライン９４を経て送られる制御信号
に応答し、巻帯体上のインクの実際位置がその公称位置
から変位しているときに折り目もその公称位置から変位
するように、リボン体６８の横方向位置を調整する。
【００２９】前述したスリッタ６６に対する巻帯体１６
の位置決めと同じく、地点Ｐに対応する差寸法が適切な
時点、つまり地点Ｐがアングルバー８２に到達したほぼ
その時点にアングルバー８２に送られ、さらにその後の
サンプリング地点についてもそうなるように、適切なタ
イミング信号がコントローラ５６内に維持されている。
の位置決めと同じく、地点Ｐに対応する差寸法が適切な
時点、つまり地点Ｐがアングルバー８２に到達したほぼ
その時点にアングルバー８２に送られ、さらにその後の
サンプリング地点についてもそうなるように、適切なタ
イミング信号がコントローラ５６内に維持されている。
【００３０】また同様に、コントローラ５６は、アング
ルバー８４を移動しリボン体７０を成形ボード７８に対
して横方向に位置合わせするための第２の制御信号をラ
イン９６を介して与える。コントローラ５６はライン９
４を介して送られる制御信号と同様なこの第２の制御信
号を、前記と同じように演算する。但し第２の制御信号
を演算する際、前述したエッジセンサ７４から与えられ
る情報（寸法Ｅ）に基づく実際の切り裂き位置に関する
情報を考慮に入れることもできる。このようにすれば、
リボン体７０に関するエッジ−インク寸法が実際の切り
裂き位置に基づいて求められ、折り畳み器８０の成形ボ
ード７８に対するリボン体７０のより正確な位置決めが
可能となる。
ルバー８４を移動しリボン体７０を成形ボード７８に対
して横方向に位置合わせするための第２の制御信号をラ
イン９６を介して与える。コントローラ５６はライン９
４を介して送られる制御信号と同様なこの第２の制御信
号を、前記と同じように演算する。但し第２の制御信号
を演算する際、前述したエッジセンサ７４から与えられ
る情報（寸法Ｅ）に基づく実際の切り裂き位置に関する
情報を考慮に入れることもできる。このようにすれば、
リボン体７０に関するエッジ−インク寸法が実際の切り
裂き位置に基づいて求められ、折り畳み器８０の成形ボ
ード７８に対するリボン体７０のより正確な位置決めが
可能となる。
【００３１】次いで、横方向に位置合わせされた両リボ
ン体は、これらリボン体を長さ方向に沿って折り畳むよ
うに動作する折り畳み器８０の成形ボード７８に送られ
る。折り畳み器８０は、リボン体６８と７０を横断方向
に切断する切断ユニット９８も具備している。切断制御
は、同じく米国ウィスコンシン州サセックス所在のQuad
/Tech, Inc.から入手可能な市販のＰＰＣ３０００など
の切断制御ユニット１００を使って達成される。ＰＰＣ
３０００は、切断ユニット９８の切断刃（図示せず）に
対する印刷像の長さ方向位置を調整して適切な像反復位
置で切断されるように、図３中の巻帯体補償器７６及び
その他の補正装置（図示せず）の制御を与える。
ン体は、これらリボン体を長さ方向に沿って折り畳むよ
うに動作する折り畳み器８０の成形ボード７８に送られ
る。折り畳み器８０は、リボン体６８と７０を横断方向
に切断する切断ユニット９８も具備している。切断制御
は、同じく米国ウィスコンシン州サセックス所在のQuad
/Tech, Inc.から入手可能な市販のＰＰＣ３０００など
の切断制御ユニット１００を使って達成される。ＰＰＣ
３０００は、切断ユニット９８の切断刃（図示せず）に
対する印刷像の長さ方向位置を調整して適切な像反復位
置で切断されるように、図３中の巻帯体補償器７６及び
その他の補正装置（図示せず）の制御を与える。
【００３２】本システムの好ましい実施例では、給送巻
帯体ガイド１２も、コントローラ５６からライン１０２
を介して送られる制御信号に応答する。ライン１０２を
介して送られる制御信号は、実際のエッジ−インク寸法
と所望のエッジ−インク寸法との間のシステムに起因し
た横方向の差を示す情報を含んだフィードバック信号で
ある。給送巻帯体ガイド１２は、フィードバック信号に
基づきその差が最小となるように、印刷機１４に対する
巻帯体１６の横方向位置を自動的に調整する。
帯体ガイド１２も、コントローラ５６からライン１０２
を介して送られる制御信号に応答する。ライン１０２を
介して送られる制御信号は、実際のエッジ−インク寸法
と所望のエッジ−インク寸法との間のシステムに起因し
た横方向の差を示す情報を含んだフィードバック信号で
ある。給送巻帯体ガイド１２は、フィードバック信号に
基づきその差が最小となるように、印刷機１４に対する
巻帯体１６の横方向位置を自動的に調整する。
【００３３】給送巻帯体ガイド１２のスキャナ、光学的
スキャナ４０、エッジセンサ７４、エッジセンサ５２、
６４、８６、８８、スリッタ６６、及び成形ボード７８
の各位置は、印刷すべき像に応じた所望な特定の最終製
品及びその像の巻帯体上における所望位置に基づいて始
動時に設定し得る。言い替えれば、ある与えられた像に
ついては所望のエッジ−インク寸法が既知であり、また
所望のエッジ−スリット及びエッジ−折り目寸法も既知
であるから、上記した各構成装置の公称位置は相関的に
設定可能である。例えば、給送巻帯体ガイド１２のスキ
ャナの位置は、印刷ユニット２０の版シリンダに対して
設定できる。また、エッジセンサ５２と光学的スキャナ
４０の位置も、印刷ユニット２０の版シリンダに対して
設定できる。同じく、エッジセンサ６４の位置はスリッ
タ６６に対して設定でき、エッジセンサ８６と８８の位
置は成形ボード７８に対して設定できる。
スキャナ４０、エッジセンサ７４、エッジセンサ５２、
６４、８６、８８、スリッタ６６、及び成形ボード７８
の各位置は、印刷すべき像に応じた所望な特定の最終製
品及びその像の巻帯体上における所望位置に基づいて始
動時に設定し得る。言い替えれば、ある与えられた像に
ついては所望のエッジ−インク寸法が既知であり、また
所望のエッジ−スリット及びエッジ−折り目寸法も既知
であるから、上記した各構成装置の公称位置は相関的に
設定可能である。例えば、給送巻帯体ガイド１２のスキ
ャナの位置は、印刷ユニット２０の版シリンダに対して
設定できる。また、エッジセンサ５２と光学的スキャナ
４０の位置も、印刷ユニット２０の版シリンダに対して
設定できる。同じく、エッジセンサ６４の位置はスリッ
タ６６に対して設定でき、エッジセンサ８６と８８の位
置は成形ボード７８に対して設定できる。
【００３４】従って上記した本発明の実施例は、巻帯体
のインクの実際位置に対して切り裂き及び折り畳みを行
なうと共に、実際及び所望両エッジ−インク寸法の差を
最小とするように動作する。上記以外の各種印刷プロセ
スの構成も可能であり、本発明の原理を利用して印刷製
品の品質を向上するのに、折り畳み器８０は含むがスリ
ッタ６６を含まない印刷システム１０、あるいはスリッ
タ６６は含むが折り畳み器８０を含まない印刷システム
１０でもよいことが理解されるべきである。
のインクの実際位置に対して切り裂き及び折り畳みを行
なうと共に、実際及び所望両エッジ−インク寸法の差を
最小とするように動作する。上記以外の各種印刷プロセ
スの構成も可能であり、本発明の原理を利用して印刷製
品の品質を向上するのに、折り畳み器８０は含むがスリ
ッタ６６を含まない印刷システム１０、あるいはスリッ
タ６６は含むが折り畳み器８０を含まない印刷システム
１０でもよいことが理解されるべきである。
【００３５】図４は、巻帯体エッジから測定したインク
の実際の横方向位置を求めるための代替手段を示してお
り、図中同じ部品は同じ参照番号で表わしてある。図４
において、色整合ユニット３８は３つの印刷ユニット２
２、２４、２６用の各印刷版シリンダ３２の位置を、一
般に固定状態に保持される第４つまり基準の印刷ユニッ
ト２０用の印刷版シリンダ３２の位置に対して制御する
ように動作する。この実施例において、色整合ユニット
３８は標準整合モードで動作し、前記の実施例で説明し
たように静止軸に対するインクの位置を確かめるように
は機能しない。その代わりに、印刷ユニットの直前の地
点で巻帯体エッジ５４をモニターすることによって、巻
帯体上のインクのエッジに対する実際の横方向位置が求
められる。より詳しく説明すれば、この点は基準の印刷
ユニット２０の近くに配設されたエッジセンサ１０４に
よって達成される。エッジセンサ１０４はコントローラ
５６と交信する。基準印刷ユニット２０用の版シリンダ
３２に対するエッジセンサ１０４の横方向位置は既知で
あり、またエッジセンサ１０４と版シリンダ３２との間
では有意な量の巻帯体のずれは生じないので、エッジセ
ンサ１０４からコントローラ５６に送られる信号は、巻
帯体エッジ５４から測定した巻帯体上におけるインクの
実際の横方向位置を正確に表わしている。
の実際の横方向位置を求めるための代替手段を示してお
り、図中同じ部品は同じ参照番号で表わしてある。図４
において、色整合ユニット３８は３つの印刷ユニット２
２、２４、２６用の各印刷版シリンダ３２の位置を、一
般に固定状態に保持される第４つまり基準の印刷ユニッ
ト２０用の印刷版シリンダ３２の位置に対して制御する
ように動作する。この実施例において、色整合ユニット
３８は標準整合モードで動作し、前記の実施例で説明し
たように静止軸に対するインクの位置を確かめるように
は機能しない。その代わりに、印刷ユニットの直前の地
点で巻帯体エッジ５４をモニターすることによって、巻
帯体上のインクのエッジに対する実際の横方向位置が求
められる。より詳しく説明すれば、この点は基準の印刷
ユニット２０の近くに配設されたエッジセンサ１０４に
よって達成される。エッジセンサ１０４はコントローラ
５６と交信する。基準印刷ユニット２０用の版シリンダ
３２に対するエッジセンサ１０４の横方向位置は既知で
あり、またエッジセンサ１０４と版シリンダ３２との間
では有意な量の巻帯体のずれは生じないので、エッジセ
ンサ１０４からコントローラ５６に送られる信号は、巻
帯体エッジ５４から測定した巻帯体上におけるインクの
実際の横方向位置を正確に表わしている。
【００３６】色整合プロセス中に基準印刷ユニット２０
用の版シリンダ３２を移動する必要が生じたら、その必
要な横方向移動の量をコントローラ５６に通信すればよ
い。そうすればコントローラ５６は、基準印刷ユニット
２０用の版シリンダ３２の移動を考慮に入れて、巻帯体
１６上の一連の地点について実際のエッジ−インク寸法
を計算できる。
用の版シリンダ３２を移動する必要が生じたら、その必
要な横方向移動の量をコントローラ５６に通信すればよ
い。そうすればコントローラ５６は、基準印刷ユニット
２０用の版シリンダ３２の移動を考慮に入れて、巻帯体
１６上の一連の地点について実際のエッジ−インク寸法
を計算できる。
【００３７】本発明の更に別の実施例が図５−図７に示
してあり、この実施例では、巻帯体エッジ５４と反対側
に位置した巻帯体エッジ１１０をモニターするのに追加
のエッジセンサ１０６が用いられる。多色像４２、４
４、４６及び４８が印刷ユニット２０、２２、２４及び
２６によってそれぞれ巻帯体１６上に印刷され、これら
の像は実線で示してある。多色像の所望つまり公称の印
刷位置は、破線で示してある。像４２の実際の横方向位
置は、巻帯体１６の横方向の移動によりその公称位置か
らずれる。そこで、光学的スキャナ４０がインクの実際
の横方向位置を、静止軸５０に対して求める。静止軸５
０と像４２の実際の横方向インク位置との間の距離が、
図６中Ａで示してある。
してあり、この実施例では、巻帯体エッジ５４と反対側
に位置した巻帯体エッジ１１０をモニターするのに追加
のエッジセンサ１０６が用いられる。多色像４２、４
４、４６及び４８が印刷ユニット２０、２２、２４及び
２６によってそれぞれ巻帯体１６上に印刷され、これら
の像は実線で示してある。多色像の所望つまり公称の印
刷位置は、破線で示してある。像４２の実際の横方向位
置は、巻帯体１６の横方向の移動によりその公称位置か
らずれる。そこで、光学的スキャナ４０がインクの実際
の横方向位置を、静止軸５０に対して求める。静止軸５
０と像４２の実際の横方向インク位置との間の距離が、
図６中Ａで示してある。
【００３８】同時にエッジセンサ５２が、巻帯体１６の
エッジ５４の位置をモニターする。エッジセンサ５２は
光学的スキャナ４０の横方向に位置し、静止軸５に対す
る寸法Ｂを求める。さらに、同じく光学的スキャナ４０
の横方向に位置したエッジセンサ１０６が、巻帯体１６
の反対側エッジ１１０の位置をモニターする。エッジセ
ンサ５２は、静止軸５に対する寸法Ｂを求める。このよ
うにして、巻帯体エッジ５４と巻帯体エッジ１００を基
準とした巻帯体上におけるインクの印刷位置が求められ
る。
エッジ５４の位置をモニターする。エッジセンサ５２は
光学的スキャナ４０の横方向に位置し、静止軸５に対す
る寸法Ｂを求める。さらに、同じく光学的スキャナ４０
の横方向に位置したエッジセンサ１０６が、巻帯体１６
の反対側エッジ１１０の位置をモニターする。エッジセ
ンサ５２は、静止軸５に対する寸法Ｂを求める。このよ
うにして、巻帯体エッジ５４と巻帯体エッジ１００を基
準とした巻帯体上におけるインクの印刷位置が求められ
る。
【００３９】エッジセンサ５２、１０６はコントローラ
５６と交信する。横方向のインク寸法Ａを示す信号と横
方向の巻帯体エッジ寸法ＢとＦを示す信号が測定され、
コントローラ５６に送られる。これら３つの寸法から、
コントローラ５６はエッジ５４から測定された第１のエ
ッジ−インク寸法（Ａ−Ｂ）とエッジ１１０から測定さ
れた第２のエッジ−インク寸法（Ｆ−Ｂ）を演算する。
一方、図６に寸法Ｄとして示した第１の公称エッジ−イ
ンク寸法が、制御変数としてコントローラ５６に入力さ
れる。さらに、Ｄ’として示した第２の公称エッジ−イ
ンク寸法もコントローラ５６に入力される。コントロー
ラ５６は両方の巻帯体エッジについて、実際と公称両方
のエッジ−インク寸法間の差の大きさと方向を演算す
る。つまり巻帯体エッジ５４については、図２にも示し
たように、コントローラ５６は寸法Ｃ［Ｃ＝（Ａ−Ｂ）
−Ｄ］を演算する。また巻帯体エッジ１１０について
は、図６に示したように、コントローラ５６は寸法Ｃ’
［Ｃ’＝Ｄ’−（Ｆ−Ａ）］を演算する。
５６と交信する。横方向のインク寸法Ａを示す信号と横
方向の巻帯体エッジ寸法ＢとＦを示す信号が測定され、
コントローラ５６に送られる。これら３つの寸法から、
コントローラ５６はエッジ５４から測定された第１のエ
ッジ−インク寸法（Ａ−Ｂ）とエッジ１１０から測定さ
れた第２のエッジ−インク寸法（Ｆ−Ｂ）を演算する。
一方、図６に寸法Ｄとして示した第１の公称エッジ−イ
ンク寸法が、制御変数としてコントローラ５６に入力さ
れる。さらに、Ｄ’として示した第２の公称エッジ−イ
ンク寸法もコントローラ５６に入力される。コントロー
ラ５６は両方の巻帯体エッジについて、実際と公称両方
のエッジ−インク寸法間の差の大きさと方向を演算す
る。つまり巻帯体エッジ５４については、図２にも示し
たように、コントローラ５６は寸法Ｃ［Ｃ＝（Ａ−Ｂ）
−Ｄ］を演算する。また巻帯体エッジ１１０について
は、図６に示したように、コントローラ５６は寸法Ｃ’
［Ｃ’＝Ｄ’−（Ｆ−Ａ）］を演算する。
【００４０】巻帯体１６が光学的スキャナ４０の下方を
通過するにつれ、エッジセンサ５２、１０６及び色整合
ユニット３８が巻帯体１６上の一連の各地点Ｐ、Ｐ＋
１、Ｐ＋２に関する情報をコントローラ５６に与える。
巻帯体１６には見かけ上横方向のずれが生じるので、各
寸法Ａ、Ｆ及びＢは巻帯体上の異なるサンプリング地点
に応じて変化する。
通過するにつれ、エッジセンサ５２、１０６及び色整合
ユニット３８が巻帯体１６上の一連の各地点Ｐ、Ｐ＋
１、Ｐ＋２に関する情報をコントローラ５６に与える。
巻帯体１６には見かけ上横方向のずれが生じるので、各
寸法Ａ、Ｆ及びＢは巻帯体上の異なるサンプリング地点
に応じて変化する。
【００４１】こうして、巻帯体１６上の一連の地点
（Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２など）の各々について、これらの
点が光学的スキャナ４０とエッジセンサ５２を通って移
動するとき上記の寸法差が計算される。各地点毎に計算
された差（寸法ＣとＣ’）は、その差を巻帯体１６上の
長さ方向位置と対応付けるための時間あるいは長さ方向
の寸法と共に、コントローラ５６によって記憶される。
（Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２など）の各々について、これらの
点が光学的スキャナ４０とエッジセンサ５２を通って移
動するとき上記の寸法差が計算される。各地点毎に計算
された差（寸法ＣとＣ’）は、その差を巻帯体１６上の
長さ方向位置と対応付けるための時間あるいは長さ方向
の寸法と共に、コントローラ５６によって記憶される。
【００４２】巻帯体ガイド６２は、スリッタ６６に送ら
れる巻帯体を横方向に位置決めするように動作し、コン
トローラ５６からライン６３を経て入力される第１の制
御信号に応答する。スリッタ６６は図７に示すごとく、
巻帯体１６を長さ方向（巻帯体の移動方向と実質上平行
な方向）に切り裂き、２つのリボン体６８、７０にする
ように動作する。スリッタ６６は固定式で、その巻帯体
ガイド６２に対する位置は既知である。巻帯体ガイド６
２内のエッジセンサ６４が、巻帯体上の地点Ｐ及びそれ
に続くサンプリング地点について、スリッタ６６に対す
るその公称位置を基準として巻帯体エッジ５４の横方向
位置をトラック（追跡）する。コントローラ５６はライ
ン６３を介し、巻帯体上の地点Ｐ及びそれに続くサンプ
リング地点で測定された差（寸法Ｃ）を表わす第１の制
御信号を巻帯体ガイド６２に送る。巻帯体ガイド６２
は、この受信した第１の制御信号とエッジセンサ６４に
よって測定された実際の横方向エッジ位置とに基づき、
巻帯体を横方向に移動する。地点Ｐに対応する制御信号
が適切な時点、すなわち地点Ｐが巻帯体ガイド６２に達
した時点で巻帯体ガイド６２に送られるように、適切な
タイミング信号がコントローラ５６内に維持されてい
る。上記の差は実際と公称両方のエッジ−インク寸法間
の横方向差であるから、巻帯体１６はその差の量だけス
リッタ６６に対して公称位置から横方向に移動され、そ
の結果スリッタ６６が巻帯体１６上のインクの実際の位
置に対して巻帯体１６を切り裂くようになる。
れる巻帯体を横方向に位置決めするように動作し、コン
トローラ５６からライン６３を経て入力される第１の制
御信号に応答する。スリッタ６６は図７に示すごとく、
巻帯体１６を長さ方向（巻帯体の移動方向と実質上平行
な方向）に切り裂き、２つのリボン体６８、７０にする
ように動作する。スリッタ６６は固定式で、その巻帯体
ガイド６２に対する位置は既知である。巻帯体ガイド６
２内のエッジセンサ６４が、巻帯体上の地点Ｐ及びそれ
に続くサンプリング地点について、スリッタ６６に対す
るその公称位置を基準として巻帯体エッジ５４の横方向
位置をトラック（追跡）する。コントローラ５６はライ
ン６３を介し、巻帯体上の地点Ｐ及びそれに続くサンプ
リング地点で測定された差（寸法Ｃ）を表わす第１の制
御信号を巻帯体ガイド６２に送る。巻帯体ガイド６２
は、この受信した第１の制御信号とエッジセンサ６４に
よって測定された実際の横方向エッジ位置とに基づき、
巻帯体を横方向に移動する。地点Ｐに対応する制御信号
が適切な時点、すなわち地点Ｐが巻帯体ガイド６２に達
した時点で巻帯体ガイド６２に送られるように、適切な
タイミング信号がコントローラ５６内に維持されてい
る。上記の差は実際と公称両方のエッジ−インク寸法間
の横方向差であるから、巻帯体１６はその差の量だけス
リッタ６６に対して公称位置から横方向に移動され、そ
の結果スリッタ６６が巻帯体１６上のインクの実際の位
置に対して巻帯体１６を切り裂くようになる。
【００４３】図５と図７を参照すれば、スリッタ６６を
出た後、リボン体６８と７０は一方の上に他方が重なる
ように位置合わせされる。次いで、重ね合わされた両リ
ボン体６８と７０は、これらリボン体６８と７０を長さ
方向に沿って折り畳むように動作する折り畳み器８０の
成形ボード７８に送られる。
出た後、リボン体６８と７０は一方の上に他方が重なる
ように位置合わせされる。次いで、重ね合わされた両リ
ボン体６８と７０は、これらリボン体６８と７０を長さ
方向に沿って折り畳むように動作する折り畳み器８０の
成形ボード７８に送られる。
【００４４】リボン体６８と７０は成形ボード７８に対
して横方向に位置合わせされ、これらリボン体が巻帯体
上のインクの実際位置に対して折り畳まれるようにす
る。これを達成するため、アングルバー８２に配置され
てリボンエッジ９０の位置を検知するエッジセンサ８６
によって、リボン体６８の横方向位置がモニターされ
る。リボンエッジ９０は、上流側でエッジセンサ５２に
よって走査される巻帯体エッジ５４に対応する。同様
に、アングルバー８４に配置されて、上流側の巻帯体エ
ッジ１１０に対応するリボンエッジ１１２の位置を検知
するエッジセンサ１０８によって、リボン体７０の横方
向位置がモニターされる。エッジセンサ８６とエッジセ
ンサ１０８からの両信号は、コントローラ５６に通信さ
れる。アングルバー８２と８４は、ライン９４と９６を
介してコントローラ５６から送られる制御信号に応答
し、リボン体６８と７０をそれぞれ横方向に位置決めす
る。
して横方向に位置合わせされ、これらリボン体が巻帯体
上のインクの実際位置に対して折り畳まれるようにす
る。これを達成するため、アングルバー８２に配置され
てリボンエッジ９０の位置を検知するエッジセンサ８６
によって、リボン体６８の横方向位置がモニターされ
る。リボンエッジ９０は、上流側でエッジセンサ５２に
よって走査される巻帯体エッジ５４に対応する。同様
に、アングルバー８４に配置されて、上流側の巻帯体エ
ッジ１１０に対応するリボンエッジ１１２の位置を検知
するエッジセンサ１０８によって、リボン体７０の横方
向位置がモニターされる。エッジセンサ８６とエッジセ
ンサ１０８からの両信号は、コントローラ５６に通信さ
れる。アングルバー８２と８４は、ライン９４と９６を
介してコントローラ５６から送られる制御信号に応答
し、リボン体６８と７０をそれぞれ横方向に位置決めす
る。
【００４５】すなわちコントローラ５６は、一連の各地
点Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２などについて、これらの地点がア
ングルバー８２にそれぞれ到達したときのリボン体６８
の横方向位置を制御するための第２の制御信号を演算す
る。第２の制御信号では、公称位置から変位した巻帯体
上の像の実際のエッジ−インク寸法に関する情報と、エ
ッジセンサ８６からの情報が考慮されている。アングル
バー８２はライン９４を経て送られる第２の制御信号に
応答し、リボン体６８がその上のインクの実際位置に対
して折り畳まれるように、リボン体６８の横方向位置を
調整する。
点Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２などについて、これらの地点がア
ングルバー８２にそれぞれ到達したときのリボン体６８
の横方向位置を制御するための第２の制御信号を演算す
る。第２の制御信号では、公称位置から変位した巻帯体
上の像の実際のエッジ−インク寸法に関する情報と、エ
ッジセンサ８６からの情報が考慮されている。アングル
バー８２はライン９４を経て送られる第２の制御信号に
応答し、リボン体６８がその上のインクの実際位置に対
して折り畳まれるように、リボン体６８の横方向位置を
調整する。
【００４６】また同様に、コントローラ５６は、アング
ルバー８４を移動しリボン体７０を成形ボード７８に対
して横方向に位置合わせすることにより、一連の各地点
Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２などについて、これらの地点がアン
グルバー８４にそれぞれ到達したときのリボン体７０の
横方向位置を制御する第３の制御信号を与える。第３の
制御信号では、公称位置から変位した（エッジ１１０を
基準とする）巻帯体上の像の実際のエッジ−インク寸法
に関する情報と、エッジセンサ１０８からの情報が考慮
されている。アングルバー８４はライン９６を経て送ら
れる第３の制御信号に応答し、リボン体７０がその上の
インクの実際位置に対して折り畳まれるように、リボン
体７０の横方向位置を調整する。
ルバー８４を移動しリボン体７０を成形ボード７８に対
して横方向に位置合わせすることにより、一連の各地点
Ｐ、Ｐ＋１、Ｐ＋２などについて、これらの地点がアン
グルバー８４にそれぞれ到達したときのリボン体７０の
横方向位置を制御する第３の制御信号を与える。第３の
制御信号では、公称位置から変位した（エッジ１１０を
基準とする）巻帯体上の像の実際のエッジ−インク寸法
に関する情報と、エッジセンサ１０８からの情報が考慮
されている。アングルバー８４はライン９６を経て送ら
れる第３の制御信号に応答し、リボン体７０がその上の
インクの実際位置に対して折り畳まれるように、リボン
体７０の横方向位置を調整する。
【００４７】次いで、横方向に位置合わせされた両リボ
ン体６８、７０は、これらリボン体を長さ方向に沿って
折り畳むように動作する成形ボード７８に送られる。折
り畳み器８０は、リボン体６８と７０を横断方向に切断
する切断ユニット９８も具備している。
ン体６８、７０は、これらリボン体を長さ方向に沿って
折り畳むように動作する成形ボード７８に送られる。折
り畳み器８０は、リボン体６８と７０を横断方向に切断
する切断ユニット９８も具備している。
【００４８】本発明は、巻帯体を２つより多いリボン体
へと長さ方向に切り裂くのに複数のスリッタが使われる
ものを含め、前記以外の各種印刷システムの構成をも包
含することが意図されている。
へと長さ方向に切り裂くのに複数のスリッタが使われる
ものを含め、前記以外の各種印刷システムの構成をも包
含することが意図されている。
【００４９】また本発明は、処理ユニットに対する巻帯
体の横方向位置が重要な場合には、穿孔ユニット、穴開
けユニット、番号付けユニット、糊付けユニットあるい
はタブ付けユニットなど、前記以外の各種処理ユニット
を含むプロセスにも適用可能であることが意図されてい
る。
体の横方向位置が重要な場合には、穿孔ユニット、穴開
けユニット、番号付けユニット、糊付けユニットあるい
はタブ付けユニットなど、前記以外の各種処理ユニット
を含むプロセスにも適用可能であることが意図されてい
る。
【００５０】尚、各種の等価物、代替物及び変更が特許
請求の範囲に記載の範囲内で可能なことが認識されるべ
きである。
請求の範囲に記載の範囲内で可能なことが認識されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例を示す巻帯体給送式印刷
システムの概略図。
システムの概略図。
【図２】巻帯体上に印刷された複数の像を示す巻帯体の
平面図。
平面図。
【図３】本発明の第１の実施例を示す巻帯体給送式印刷
システムの最終部分の斜視図。
システムの最終部分の斜視図。
【図４】本発明の第２の実施例を示す巻帯体給送式印刷
システムの概略図。
システムの概略図。
【図５】本発明の第３の実施例を示す巻帯体給送式印刷
システムの概略図。
システムの概略図。
【図６】巻帯体上に印刷された複数の像を示す巻帯体の
平面図。
平面図。
【図７】本発明の第３の実施例を示す巻帯体給送式印刷
システムの最終部分の斜視図。
システムの最終部分の斜視図。
１０ 巻帯体給送式印刷システム １２ 給送巻帯体ガイド（印刷ユニット上流側） １４ 印刷機 １６ 巻帯体 ２０、２２、２４、２６ 印刷ユニット ３８ 色整合ユニット ４０ 光学的（線）スキャナ ４２−４８ 多色像 ５０ 基準軸（静止軸） ５２、６４、７４、８６、８８、１０４、１０６ エッ
ジセンサ ５４、１１０ 巻帯体エッジ ５６ コントローラ ６２ 巻帯体ガイド（位置決め手段） ６６ スリッタ ６８、７０ リボン体 ８０ 折り畳み器 ８２、８４ アングルバー（位置決め手段）
ジセンサ ５４、１１０ 巻帯体エッジ ５６ コントローラ ６２ 巻帯体ガイド（位置決め手段） ６６ スリッタ ６８、７０ リボン体 ８０ 折り畳み器 ８２、８４ アングルバー（位置決め手段）
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年６月９日
【手続補正１】
【補正対象書類名】外国語図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【図１】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケイス エー テイバー アメリカ合衆国 53076 ウィスコンシン リッチフィールド スウィンドン コー ト 1762 (72)発明者 マイケル ジェイ ホーヴァス アメリカ合衆国 53022 ウィスコンシン ジャーマンタウン キャットスキル レ ーン エヌ111 ダブリュー16176 (72)発明者 マーク ハックラー アメリカ合衆国 53072 ウィスコンシン ピウォーキー アプト303 ハンタース コート エヌ34 ダブリュー23322 (72)発明者 ロバート ニール アメリカ合衆国 53150 マスケゴ オー チャード コート エス84 ダブリュー 17737
Claims (31)
- 【請求項１】 印刷ユニットを有する巻帯体給送式印刷
機において巻帯体の横方向位置を制御する装置で、前記
巻帯体が一連の印刷像をその上に有するものにおいて、 前記巻帯体上の像の横方向位置を検知し、第１の信号を
発生する光学的スキャナ、 前記光学的スキャナに隣接して配置され、前記巻帯体の
エッジの横方向位置を検知し、第２の信号を発生するエ
ッジセンサ、 前記第１及び第２の信号を処理して制御信号を発生する
コントローラ、及び前記制御信号に応答して巻帯体を横
方向に位置決めする位置決め手段、を備えた制御装置。 - 【請求項２】 前記位置決め手段が巻帯体ガイドを含
み、この巻帯体ガイドが前記印刷機の印刷ユニットに対
して巻帯体を横方向に位置決めする請求項１記載の制御
装置。 - 【請求項３】 前記位置決め手段が巻帯体ガイドを含
み、この巻帯体ガイドがスリッタに対して巻帯体を横方
向に位置決めする請求項１記載の制御装置。 - 【請求項４】 前記巻帯体ガイドが前記光学的スキャナ
の下流に配置されて別のエッジセンサを含み、この別の
エッジセンサが巻帯体エッジの下流側での横方向位置を
検知し、前記巻帯体ガイドが検知された下流側での横方
向エッジ位置に応じて巻帯体を横方向に位置決めする請
求項３記載の制御装置。 - 【請求項５】 前記位置決め手段がアングルバーを含
み、このアングルバーが折り畳み器に対して巻帯体を横
方向に位置決めする請求項１記載の制御装置。 - 【請求項６】 前記アングルバーが前記光学的スキャナ
の下流に配置され、前記制御装置が別のエッジセンサを
更に含み、この別のエッジセンサが巻帯体エッジの下流
側での横方向位置を検知し、検知した下流側での横方向
エッジ位置を前記コントローラに送信して、前記制御信
号を発生せしめる請求項５記載の制御装置。 - 【請求項７】 スリッタに送られる巻帯体の横方向位置
を制御する装置で、前記巻帯体が一連の印刷像をその上
に有し、前記スリッタが巻帯体を複数のリボン体へと長
さ方向に沿って切り裂くように動作するものにおいて、 前記巻帯体上の像の横方向位置を検知し、第１の信号を
発生する光学的スキャナ、 前記光学的スキャナに隣接して配置され、前記巻帯体の
エッジの横方向位置を検知し、第２の信号を発生するエ
ッジセンサ、 前記第１及び第２の信号を処理して制御信号を発生する
コントローラ、及び前記制御信号に応答して巻帯体を前
記スリッタに対して横方向に位置決めする巻帯体ガイ
ド、を備えた制御装置。 - 【請求項８】 前記巻帯体ガイドが前記光学的スキャナ
の下流に配置されて別のエッジセンサを含み、この別の
エッジセンサが巻帯体エッジの下流側での横方向位置を
検知し、前記巻帯体ガイドが検知された下流側での横方
向エッジ位置に応じて巻帯体を前記スリッタに対して横
方向に位置決めする請求項７記載の制御装置。 - 【請求項９】 前記印刷像が整合マークを含み、前記光
学的スキャナが整合マークの横方向位置を基準軸に対し
て決める請求項７記載の制御装置。 - 【請求項１０】 前記コントローラが別の制御信号を発
生し、前記制御装置が折り畳み器に送られる複数のリボ
ン体の横方向の位置合わせを制御する手段を更に含み、
前記折り畳み器が複数のリボン体を長さ方向に沿って折
り畳むように動作し、前記制御手段が、 前記制御信号に応答して、前記複数のリボン体のうち第
１のリボン体を前記折り畳み器に対して横方向に位置決
めする第１のアングルバー、及び前記別の制御信号に応
答して、前記複数のリボン体のうち第２のリボン体を前
記折り畳み器に対して横方向に位置決めする第２のアン
グルバー、を備えた請求項７記載の制御装置。 - 【請求項１１】 前記光学的スキャナの上流に配置され
て、巻帯体給送式印刷機の印刷ユニットに送られる巻帯
体の横方向位置を制御する別の巻帯体ガイドを更に含
み、この別の巻帯体ガイドが前記制御信号に応答して巻
帯体を前記印刷ユニットに対して位置決めする請求項１
０記載の制御装置。 - 【請求項１２】 前記光学的スキャナの上流に配置され
て、巻帯体給送式印刷機の印刷ユニットに送られる巻帯
体の横方向位置を制御する別の巻帯体ガイドを更に含
み、この別の巻帯体ガイドが前記制御信号に応答して巻
帯体を前記印刷ユニットに対して位置決めする請求項７
記載の制御装置。 - 【請求項１３】 折り畳み器に送られる巻帯体の横方向
位置合わせを制御する装置で、前記巻帯体が印刷像をそ
の上に有し、前記折り畳み器が巻帯体を長さ方向に沿っ
て折り畳むように動作するものにおいて、 前記巻帯体上の像の横方向位置を検知し、第１の信号を
発生する光学的スキャナ、 前記光学的スキャナに隣接して配置され、前記巻帯体の
エッジの横方向位置を検知し、第２の信号を発生するエ
ッジセンサ、 前記第１及び第２の信号を処理し、巻帯体の所望の横方
向移動を示す制御信号を発生するコントローラ、及び前
記制御信号に応答して巻帯体を前記折り畳み器に対して
横方向に位置決めする位置決め手段、を備えた制御装
置。 - 【請求項１４】 前記位置決め手段がアングルバーを含
む請求項１３記載の制御装置。 - 【請求項１５】 前記アングルバーが前記光学的スキャ
ナの下流に配置され、前記制御装置が前記アングルバー
に隣接して配置された別のエッジセンサを更に含み、こ
の別のエッジセンサが前記像に対応した巻帯体エッジの
下流側での横方向位置を検知し、検知した下流側での横
方向エッジ位置を前記コントローラに送信して、前記制
御信号を発生せしめる請求項１４記載の制御装置。 - 【請求項１６】 巻帯体給送式印刷機の印刷ユニットに
送られる巻帯体の横方向位置を制御する装置で、前記印
刷ユニットが巻帯体上に像を印刷するように動作するも
のにおいて、 前記巻帯体上の像の横方向位置を検知し、第１の信号を
発生する光学的スキャナ手段、 前記光学的スキャナ手段に隣接して配置され、前記像に
対応する前記巻帯体のエッジの横方向位置を検知し、第
２の信号を発生するセンサ手段、 前記第１及び第２の信号を処理し、補正位置フィードバ
ック信号を発生する制御手段、及び前記補正位置フィー
ドバック信号に応答して巻帯体の横方向位置を制御する
ガイド手段、を備えた制御装置。 - 【請求項１７】 一連の印刷像を巻帯体上に印刷するた
めの印刷ユニットを有する巻帯体給送式印刷機で巻帯体
の横方向位置を制御する装置において、 前記印刷ユニットから所定の距離だけ横方向に離れて配
置され、前記巻帯体のエッジの横方向位置を検知し、位
置信号を発生するエッジセンサ、 前記位置信号を処理して制御信号を発生するコントロー
ラ、及び前記制御信号に応答して巻帯体を横方向に位置
決めする位置決め手段、を備えた制御装置。 - 【請求項１８】 前記位置決め手段が巻帯体ガイドを含
み、この巻帯体ガイドが前記印刷ユニットに対して巻帯
体を横方向に位置決めする請求項１７記載の制御装置。 - 【請求項１９】 前記位置決め手段が巻帯体ガイドを含
み、この巻帯体ガイドがスリッタに対して巻帯体を横方
向に位置決めする請求項１７記載の制御装置。 - 【請求項２０】 前記巻帯体ガイドが前記印刷ユニット
の下流に配置されて別のエッジセンサを含み、この別の
エッジセンサが巻帯体エッジの下流側での横方向位置を
検知し、前記巻帯体ガイドが検知された下流側での横方
向エッジ位置に応じて巻帯体を横方向に位置決めする請
求項１９記載の制御装置。 - 【請求項２１】 前記位置決め手段がアングルバーを含
み、このアングルバーが折り畳み器に対して巻帯体を横
方向に位置決めする請求項１７記載の制御装置。 - 【請求項２２】 前記アングルバーが前記印刷ユニット
の下流に配置され、前記制御装置が前記アングルバーの
近くに配置された別のエッジセンサを更に含み、この別
のエッジセンサが巻帯体エッジの下流側での横方向位置
を検知し、検知した下流側での横方向エッジ位置を前記
コントローラに送信して、前記制御信号を発生せしめる
請求項２１記載の制御装置。 - 【請求項２３】 一連の印刷像を巻帯体上に印刷するた
めの印刷ユニットを有する印刷機に設けられたスリッタ
に送られる巻帯体の横方向位置を制御する装置で、前記
スリッタが巻帯体を複数のリボン体へと長さ方向に沿っ
て切り裂くように動作するものにおいて、 前記印刷ユニットから所定の距離だけ横方向に離れて配
置され、前記巻帯体のエッジの横方向位置を検知し、位
置信号を発生するエッジセンサ、 前記位置信号を処理して制御信号を発生するコントロー
ラ、及び前記制御信号に応答して巻帯体を前記スリッタ
に対して横方向に位置決めする巻帯体ガイド、を備えた
制御装置。 - 【請求項２４】 前記巻帯体ガイドが前記印刷ユニット
の下流に配置されて別のエッジセンサを含み、この別の
エッジセンサが巻帯体エッジの下流側での横方向位置を
検知し、前記巻帯体ガイドが検知された下流側での横方
向エッジ位置に応じて巻帯体を前記スリッタに対して横
方向に位置決めする請求項２３記載の制御装置。 - 【請求項２５】 前記制御装置が折り畳み器に送られる
複数のリボン体の横方向の位置合わせを制御する手段を
更に含み、前記折り畳み器が複数のリボン体を長さ方向
に沿って折り畳むように動作し、前記制御手段が、 前記複数のリボン体のうち第１のリボン体を前記折り畳
み器に対して横方向に位置決めする第１のアングルバ
ー、 前記複数のリボン体のうち第２のリボン体を前記折り畳
み器に対して横方向に位置決めする第２のアングルバ
ー、 前記第１のアングルバーの近くに配置され、前記複数の
リボン体のうち第１のリボン体の横方向エッジ位置を検
知し、検知した横方向エッジ位置を前記コントローラに
送信して、第２の制御信号を発生せしめる第２のエッジ
センサ、及び前記第２のアングルバーの近くに配置さ
れ、前記複数のリボン体のうち第２のリボン体の横方向
エッジ位置を検知し、検知した横方向エッジ位置を前記
コントローラに送信して、第３の制御信号を発生せしめ
る第３のエッジセンサを備え、 前記第１のアングルバーが前記第２の制御信号に応答
し、前記第２のアングルバーが前記第３の制御信号に応
答する請求項２３記載の制御装置。 - 【請求項２６】 前記印刷ユニットの上流に配置され
て、巻帯体給送式印刷機の印刷ユニットに送られる巻帯
体の横方向位置を制御する別の巻帯体ガイドを更に含
み、この別の巻帯体ガイドが前記制御信号に応答して巻
帯体を前記印刷ユニットに対して位置決めする請求項２
５記載の制御装置。 - 【請求項２７】 前記印刷ユニットの上流に配置され
て、巻帯体給送式印刷機の印刷ユニットに送られる巻帯
体の横方向位置を制御する別の巻帯体ガイドを更に含
み、この別の巻帯体ガイドが前記制御信号に応答して巻
帯体を前記印刷ユニットに対して位置決めする請求項７
記載の制御装置。 - 【請求項２８】 折り畳み器に送られる巻帯体の横方向
位置合わせを制御する装置で、前記折り畳み器が一連の
が印刷像を巻帯体上に印刷するための印刷ユニットを有
する印刷機のライン上に配置され、前記折り畳み器が巻
帯体を長さ方向に沿って折り畳むように動作するものに
おいて、 前記印刷ユニットから所定の距離だけ横方向に離れて配
置され、前記巻帯体のエッジの横方向位置を検知し、位
置信号を発生するエッジセンサ、 前記位置信号を処理して制御信号を発生するコントロー
ラ、及び前記制御信号に応答して巻帯体を前記折り畳み
器に対して横方向に位置決めする位置決め手段、を備え
た制御装置。 - 【請求項２９】 前記位置決め手段がアングルバーを含
む請求項２８記載の制御装置。 - 【請求項３０】 前記アングルバーが前記印刷ユニット
の下流に配置され、前記制御装置が前記アングルバーに
隣接して配置された別のエッジセンサを更に含み、この
別のエッジセンサが前記像に対応した巻帯体エッジの下
流側での横方向位置を検知し、検知した下流側での横方
向エッジ位置を前記コントローラに送信して、前記制御
信号を発生せしめる請求項２９記載の制御装置。 - 【請求項３１】 巻帯体給送式印刷機の印刷ユニットに
送られる巻帯体の横方向位置を制御する装置で、前記印
刷ユニットが巻帯体上に像を印刷するように動作するも
のにおいて、 前記印刷ユニットから所定の距離だけ横方向に離れて配
置され、前記巻帯体のエッジの横方向位置を検知し、位
置信号を発生するエッジセンサ、 前記位置信号を処理し、補正位置フィードバック信号を
発生する制御手段、及び前記補正位置フィードバック信
号に応答して巻帯体の横方向位置を制御するガイド手
段、を備えた制御装置。
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