JP3030137U - 可搬式エンジン発電機 - Google Patents

可搬式エンジン発電機

Info

Publication number
JP3030137U
JP3030137U JP1996004006U JP400696U JP3030137U JP 3030137 U JP3030137 U JP 3030137U JP 1996004006 U JP1996004006 U JP 1996004006U JP 400696 U JP400696 U JP 400696U JP 3030137 U JP3030137 U JP 3030137U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stay
fuel tank
engine
generator
control box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996004006U
Other languages
English (en)
Inventor
武浩 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sawafuji Electric Co Ltd filed Critical Sawafuji Electric Co Ltd
Priority to JP1996004006U priority Critical patent/JP3030137U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030137U publication Critical patent/JP3030137U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの燃料タンクをフレームのステーに
固定する際の組立性向上とステーのコスト低減を図る。 【解決手段】 フレーム1を一対の横杆部1aと4本の
縦杆部1bと連結杆部1cで構成する。燃料タンクTを
保持するステー4を断面L字形に形成し、一方の面に燃
料タンクTを固定する孔6と、タンク主体Ta下部の側
面形状を逃げる切り欠き部5を設ける。2本のステー4
を縦杆部1bに横杆部1aと平行となるような位置関係
に設け、この2本のステー4は孔6を設けた面が仮想の
共通水平面を持つようにし、コントロールボックス7が
配置される側は仮想水平面より上方の位置へ固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、エンジンと、該エンジンで駆動される発電機と、前記エンジンの燃 料油を貯溜してエンジンおよび発電機の上方に配置される燃料タンクとがフレー ムに取り付けられ、エンジンおよび発電機の前方にコントロールパネルが固定配 置される可搬式エンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の可搬式エンジン発電機は、フレームの下段にエンジンおよび発電機を並 設し、これらエンジンおよび発電機の上方に燃料タンクを配設し、かつ上記発電 機のコントロールボックスをエンジンのマフラー等の高温部から極力離して、発 電機の上部にコントロールボックス用の横竿部をフレームに設けてコントロール ボックスをねじ止めしていた。燃料タンクは、フレームの上部に固定されたステ ーに固定され、その一方の前部ステーは、断面コの字の内面に燃料タンクの鍔部 を挟むための防振ゴムが折曲げられて挿入され、他方の後部ステーはバー材によ り形成されている。この可搬式エンジン発電機を組付ける際はエンジンと発電機 を予め結合させておき、ホイスト等で吊り上げてフレームの上方に移動し垂下さ せてフレーム内の防振材の上に載置し固定した後、燃料タンクの一方の鍔部を前 部ステーの防振ゴムに挟み、他方の鍔部を後部ステーに防振ゴムを介してねじ止 めしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のものでは、燃料タンクを固定する前部ステーおよび後 部ステーを別々に形成しなければならず、また、燃料タンクを組付ける際、前部 ステーにフランジを挟むため上方から斜めに差し入れる動作が必要であり、その 組み立てには工数を要していた。本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、 組立性向上を図りコスト低減に寄与する可搬式エンジン発電機を提供することを 課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、フレームを相互に平行に延びる一対の横 杆部とこの横杆部の両端から上方に立ち上がる複数の縦杆部と横杆部と直交する 方向に延びて一対の縦杆部の上端間を連結する連結杆部で構成し、燃料タンクを 保持するステーを断面L字形に形成し、このステーの一方の面に燃料タンクを固 定する孔を複数設けると共に、燃料タンクのタンク主体下部の側面形状を逃げる 形状の切り欠き部を形成し、二対の縦杆部に横杆部と平行となるように各々ステ ーを設け、各々ステーの孔を設けた面が仮想の共通水平面を持つようにし、少な くともコントロールボックスが配置される側のステーは仮想水平面より上方の位 置へ固定される技術手段を採用した。また、ステーにコントロールボックスを固 定する孔をさらに設けて燃料タンクの固定と共用してもよい。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、添付図面に示した本考案の一実施例に基づいて 説明する。
【0006】 図1ないし図3は本考案の一実施例を示すものであり、図1は可搬式エンジン 発電機の斜視図、図2は図1のA矢視方向から見た可搬式エンジン発電機の切欠 き側面図、図3はステーの構造を示す説明図である。
【0007】 図1および図2において、この可搬式エンジン発電機は、エンジンEと該エン ジンEで駆動される発電機Gと、エンジンEの燃料油を貯留してエンジンEおよ び発電機Gの上方に配置される燃料タンクTとが、フレーム1に取り付けられて 構成されるものである。
【0008】 フレーム1は丸パイプを屈曲形成してなり、相互に平行に延びる一対の横杆部 1aと前記横杆部1aの両端から上方に立ち上がる4本の縦杆部1bと前記横杆 部1aと直交する方向に延びて一対の縦杆部1bの上端間を連結する連結杆部1 cを有するものであり、一対の横杆部間1aには支持部材2a、2bが設けられ る。一方の支持部材2aにはエンジンEが搭載され、該エンジンEに連結される 発電機Gが他方の支持部材2b上に搭載される。
【0009】 燃料タンクTは、燃料を貯留するタンク主体Taと、その側面には支持するた めのフランジ部Tfが形成される。なお、タンク主体Taにはその上部に燃料キ ャップ3で閉じられる燃料供給口Tiおよび下部にはエンジンへの燃料供給路( 図示せず)等が設けられる。
【0010】 フレーム1の二対の縦杆部1bの上部には、燃料タンクTを保持するステー4 が各々設けられる。2本のステー4の形状は共通であり、この形状は図3を併せ て参照して、断面L字形状を有し、L形アングルや鉄板等を曲げ加工で形成され る。その一方の面にはタンク主体Taとの干渉を避けるための切り欠き部5がほ ぼ中央部に形成され、切り欠き部5を除く両端方向には、フランジTfを固定す るための孔6と後述するようにコントロールボックス7を固定するための孔8が 複数設けられる。他方の面は長方形であり孔等は形成されない。
【0011】 ステー4は、コントロールボックス7が配置される正面側とコントロールボッ クス7のない背面側に各々固定される。このステー4の孔6を有する面は、互い に仮想共通水平面を持ち、燃料タンクTを水平に保持するような姿勢となるが、 ステー4の孔6のない面は正面側と背面側では取付方向が異なり、正面側では上 向きに、背面側は下向きのL字形になるよう取り付けられる。従って、正面側の ステー4は仮想水平面より上方に位置するよう取り付けられることになる。
【0012】 燃料タンクTは、2本のステー4上にフランジTfの下面が接するよう載置さ れ、そのとき前述のようにステー4の切り欠き部5によりタンク主体Ta下部の 干渉が避けられコンパクトに収まる。フランジTfにはステー4の孔6と合致す る位置に穴9が設けられており、ボルト・ナット等によりフランジTfとステー 4が固定される。
【0013】 燃料タンクTを2本のステー4上に組み付けの際には、背面側は下向きのL字 形になるようステー4が取り付けられているので、燃料タンクTのフランジTf の上方からの載置が容易で、正面側は上向きのL字形になるようステー4が取り 付けられているので、フランジTfの端面をステー4の上向きの面に突当てるこ とにより、ステー4の孔6とフランジTfの穴9を容易に合致させ、両者を締結 するためのボルトが挿入させやすい。
【0014】 コントロールボックス7の固定は前記ステー4を利用して取り付けられる。ス テー4の燃料タンクTのフランジTfを固定するための孔6と別の位置にフラン ジTfと干渉しない場所にコントロールボックス7を取り付けるための孔8を新 たに設けてボルト等でコントロールボックス7を固定する。なお、コントロール ボックス7を取り付けるための孔を新たに設けることなく燃料タンクTを固定す るための孔6と共用することが許される場合には、燃料タンクTとコントロール ボックス7を共通のボルト・ナット等で固定することも可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案においては、フレームを相互に平行に延びる一対の横杆部とこの横杆部 の両端から上方に立ち上がる複数の縦杆部と横杆部と直交する方向に延びて一対 の縦杆部の上端間を連結する連結杆部で構成し、燃料タンクを保持するステーを 断面L字形に形成し、このステーの一方の面に燃料タンクを固定する孔を複数設 けると共に、燃料タンクのタンク主体下部の側面形状を逃げる形状の切り欠き部 を形成し、二対の縦杆部に横杆部と平行となるように各々ステーを設け、各々ス テーの孔を設けた面が仮想の共通水平面を持つようにし、少なくともコントロー ルボックスが配置される側のステーは仮想水平面より上方の位置へ固定されるよ うにしたので、取付ステーの形状を1種類設定するだけで燃料タンクの前後を共 通の取付ステーで保持することができコスト低減に寄与することができる。又、 ステーの面に燃料タンクの端面を突当てることにより、相互に固定する際に位置 合わせを容易にさせ、組立性向上を図ることができる。さらに、コントロールボ ックスが配置される側のステーは仮想水平面より上方の位置へ固定されるため、 燃料タンクおよびコントロールボックスを取付ステーに固定するねじ等の頭部が 見えないので、コントロールボックス正面側からの景観を上げ商品価値を高める ことができ、燃料や雨だれによるコントロールボックスの汚損が防止され、コン トロールボックスに配置されているコンセント等に悪影響を及ぼすことがない。 また、燃料タンクの取付ステーをコントロールボックスの取付けとして共用化す ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】可搬式エンジン発電機の斜視図である。
【図2】図1のA矢視方向から見た可搬式エンジン発電
機の切り欠き側面図である。
【図3】ステーの構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・フレーム 1a・・・・・・横杆部 1b・・・・・・縦杆部 1c・・・・・・連結杆部 4・・・・・・・ステー 5・・・・・・・切り欠き部 6・・・・・・・孔 7・・・・・・・コントロールボックス 8・・・・・・・孔 E・・・・・・・エンジン G・・・・・・・発電機 T・・・・・・・燃料タンク Ta・・・・・・タンク主体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)と、該エンジン(E)で
    駆動される発電機(G)と、前記エンジン(E)の燃料
    油を貯溜してエンジン(E)および発電機(G)の上方
    に配置される燃料タンク(T)とがフレーム(1)に取
    付けられ、エンジン(E)および発電機(G)の前方に
    コントロールボックス(7)が固定配置される可搬式エ
    ンジン発電機において、前記フレーム(1)は相互に平
    行に延びる一対の横杆部(1a)と前記横杆部(1a)
    の両端から上方に立ち上がる複数の縦杆部(1b)と前
    記横杆部(1a)と直交する方向に延びて一対の縦杆部
    (1b)の上端間を連結する連結杆部(1c)を有し、
    前記燃料タンク(T)を保持するステー(4)を断面L
    字形に形成し、該ステー(4)の一方の面に前記燃料タ
    ンク(T)を固定する孔(6)を複数設けるとともに、
    前記燃料タンク(T)のタンク主体(Ta)下部の側面
    形状を逃げる切り欠き部(5)を形成し、二対の前記縦
    杆部(1b)に前記横杆部(1a)と平行に各々前記ス
    テー(4)を設け、各々前記ステー(4)の前記孔
    (6)を設けた面が仮想共通水平面を有し、少なくとも
    前記コントロールボックス(7)が配置される側の前記
    ステー(4)は前記仮想水平面より上方の位置へ固定さ
    れることを特徴とする可搬式エンジン発電機。
  2. 【請求項2】 前記ステー(4)に前記コントロールボ
    ックス(7)を固定する孔(8)を設けて前記燃料タン
    ク(T)の固定と共用することを特徴とする請求項1に
    記載の可搬式エンジン発電機。
JP1996004006U 1996-04-15 1996-04-15 可搬式エンジン発電機 Expired - Lifetime JP3030137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004006U JP3030137U (ja) 1996-04-15 1996-04-15 可搬式エンジン発電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996004006U JP3030137U (ja) 1996-04-15 1996-04-15 可搬式エンジン発電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3030137U true JP3030137U (ja) 1996-10-18

Family

ID=43165140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996004006U Expired - Lifetime JP3030137U (ja) 1996-04-15 1996-04-15 可搬式エンジン発電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3030137U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20120089315A (ko) 자동차의 전기 엔진을 위한 엔진 프레임
JP2000025466A (ja) ラジエータ及びエアコン用のコンデンサの取付構造
JP3030137U (ja) 可搬式エンジン発電機
JP3712625B2 (ja) 振動源を有する機器の防振取付構造
US9267431B2 (en) Position regulating apparatus for engine operating machine
JP3731687B2 (ja) 防護枠型内燃機関作業機
JPH0762540B2 (ja) 空気調和機の圧縮機支持装置
JPH0755296Y2 (ja) エアクーラの取付構造
JP3239829U (ja) 取付自在テント
JP2593230Y2 (ja) パネル体の連結金具
JP2529110B2 (ja) 発電機等のフレ−ム構造
JPH033881Y2 (ja)
JPH0418947Y2 (ja)
JPH062410Y2 (ja) 盤用枠組構造体
JPH0443379Y2 (ja)
JP2001289054A (ja) 可搬型のエンジン作業機
JPH11141743A (ja) エンジン回りの配管支持構造
JPH0612204Y2 (ja) エンジン作業機におけるバッテリの取付構造
JPH0263929A (ja) ラジェータの取付装置
JP2000064353A (ja) 建設機械
JP3026654U (ja) 発動発電機
JP3132697B2 (ja) グリルガードの取付構造
JPH0127420Y2 (ja)
JPH0637535U (ja) エンジンの燃料タンク支持装置
JPH0754018Y2 (ja) ラジエータの支持構造