JP3026654U - 発動発電機 - Google Patents
発動発電機Info
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- JP3026654U JP3026654U JP1996000317U JP31796U JP3026654U JP 3026654 U JP3026654 U JP 3026654U JP 1996000317 U JP1996000317 U JP 1996000317U JP 31796 U JP31796 U JP 31796U JP 3026654 U JP3026654 U JP 3026654U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発動発電機を構成するフレームに発動機およ
び発電機を固定する作業の組立性向上と防振性向上を図
る。 【解決手段】 フレーム1に設けられる支持部材3から
クッション部材10を介して載置される発電機Gの脚部
12に孔13を設ける。この孔13は脚部12の上端面
孔径より下端面孔径を大きく形成してテーパー縁14と
し、支持部材3に連結されるスタッドボルト9をこの孔
13の下端面より挿入し、上端面でナット11により締
定する。
び発電機を固定する作業の組立性向上と防振性向上を図
る。 【解決手段】 フレーム1に設けられる支持部材3から
クッション部材10を介して載置される発電機Gの脚部
12に孔13を設ける。この孔13は脚部12の上端面
孔径より下端面孔径を大きく形成してテーパー縁14と
し、支持部材3に連結されるスタッドボルト9をこの孔
13の下端面より挿入し、上端面でナット11により締
定する。
Description
【0001】
本考案は、発動機と、該発動機で駆動される発電機と、前記発動機の燃料油を 貯溜して発動機および発電機の上方に配置される燃料タンクとがフレームに取り 付けられ、発動機および発電機の側方にコントロールボックスが固定配置される 発動発電機の改良に関する。
【0002】
このような発動発電機を組立てる時には、フレーム下部の支持部材に設けられ たスタッドボルトに発動機および発電機の脚部に設けられた孔を貫通させた後、 ナットで締め付け固定されていた。前記発動機および発電機の脚部に設けられる 孔は、前記スタッドボルト径より若干大きい孔径で、それぞれ脚部における両端 面の孔開口径は同寸法であっていわゆるストレート孔となっている。
【0003】
上述のような発動発電機では、重量の重い発動機と発電機の集合体をフレーム に組み付ける際にホイストを使用することがあり、フレームのスタッドボルトの 真上に、発動機および発電機の脚部孔を移動させた後に垂直に降してスタッドボ ルトと前記孔を貫通させていた。発動機および発電機には、前記孔が夫々2箇所 有する場合が多く、前記集合体の前記孔の4個をフレームに設けられた4本の前 記スタッドボルトに貫通させる作業はしにくく、組立に時間がかかり、ひいては コスト的な要因の一部になっていた。また、発動発電機では振動や音に対して市 場の品質向上の要求も高まっている。
【0004】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、簡単な構造で組立性向上を図 りコスト低減に寄与するとともに、防振性向上を図る発動発電機を提供すること を課題としている。
【0005】
上記課題を解決するために本考案は、発動機と、該発動機により駆動される発 電機と、前記発動機の燃料油を貯溜して発動機および発電機の上方に配置される 燃料タンクとがフレームに取付けられ、発動機および発電機の側方にコントロー ルボックスが固定配置される発動発電機において、前記フレームに設けられる支 持部材からクッション部材を介して前記発電機の脚部を載置し、該脚部に孔を設 け、該孔は前記脚部の上端面孔径より下端面孔径を大きく形成し、前記支持部材 に連結されるスタッドボルトを前記孔の下端面より挿入し上端面でナットにより 締定する技術手段を採用した。
【0006】
以下、図面により本考案の実施例に基づいて説明する。
【0007】 図1は発動発電機の斜視図、図2は図1のP矢視方向から見た発動発電機の切 り欠き背面図、図3は発電機取付け部分の要部拡大図である。
【0008】 図1および図2において、この発動発電機は発動機Eと、該発動機Eで駆動さ れる発電機Gと、発動機Eの燃料油(ガソリン、軽油等)を貯溜して発動機Eお よび発電機Gの上方に配置される燃料タンクTとがフレーム1に取付けられて構 成されるものである。
【0009】 フレーム1は、丸パイプを屈曲形成してなるフレーム主体2と、該フレーム主 体2に固着される一対の支持部材3,3とからなるものである。フレーム主体2 は、相互に平行に延びる一対の横杆部2a,2aと、それらの横杆部2a,2a の両端から上方に立上がる4本の縦杆部2b,2bと、横杆部2a,2aと直交 する方向で平行に延びて一対の縦杆部2b,2bの上端間を連結する一対の連結 杆部2c,2cとを有するものであり、両支持部材3,3は、フレーム主体2の 両横杆部2a,2a間にわたって設けられる。
【0010】 燃料タンクTは、発動機Eおよび発電機Gの上方に位置するようにしてフレー ム主体2に支持され、燃料タンクTの燃料供給口(図示せず)は燃料キャップ4 で開閉可能に閉じられている。また、発動機Eおよび発電機Gの側方には、コン セント5やスイッチ6,7等が配設されるコントロールボックス8がフレーム1 のフレーム主体2で固定的に支持されるようにして配設されている。
【0011】 フレーム1における両支持部材3,3の上面には、スタッドボルト9,9が垂 直方向にそれぞれ2本溶接されている。これらのスタッドボルト9,9にはドー ナツ状のクッション部材10,10を介して発動機Eおよび発電機Gが載置され ナット11,11により固定される。図3を合わせて参照して、発電機Gの脚部 12の孔13は上部開口端の孔径より下部開口端の孔径が若干大きく形成され、 開口端の上部から下部への垂直断面における縁は直線形状をなすテーパー縁14 となっている。
【0012】 図4は発電機Gの脚部12に形成される孔13の形状の変形例の要部断面図で あり、孔13の上部開口端から中間部までの孔径が等しいストレート部14aと 中間部から下部開口端までのテーパー部14bを有する形状になっている。
【0013】 図5は発電機Gの脚部12に形成される孔13の形状の他の変形例の要部断面 図であり、孔13の上部開口端から中間部までの孔径が等しいストレート部14 aと中間部から下部開口端までの曲面部14cを有する形状になっている。
【0014】 次にこの実施例の作用について説明すると、フレーム1のスタッドボルト9上 方にホイスト等により発動機Eと発電機Gの集合体を吊り上げ、フレーム1の上 方に移動させた後にホイストを操作し下降させる。その際スタッドボルト9の頭 部と発電機G脚部12の孔13を概略の位置を狙うようにするだけで、スタッド ボルト9が脚部12の孔13下部開口端から容易に挿入され、脚部12の孔13 上部開口端により位置決めが正確になされ、ナット11により固定される。
【0015】 図6は発電機Gの取付け部分の他の実施例の要部拡大図であり、フレーム1の 支持部材3からクッション部材15を介して発電機Gの脚部12を載置しスタッ ドボルト9とナット11により固定したものである。クッション部材15はクッ ション主体15aを上プレート15bと下プレート15cにより挟持固着し、上 プレート15bにスタッドボルト9を溶接し、下プレート15cにウェルドボル ト16を溶接して支持部材にナット等(図示せず)により固定する。発電機Gの 脚部12の取付け方法は前述と同様に行なうことが可能である。クッション部材 15は発電機Gおよび発動機Eの縦方向の振動の吸収のみならず横方向および斜 方向の振動の吸収をも図ることができる。
【0016】
本考案においては、フレームに設けられる支持部材からクッション部材を介し て発電機の脚部を載置し、該脚部に孔を設け、該孔は前記脚部の上端面孔径より 下端面孔径を大きく形成し、前記支持部材に連結されるスタッドボルトを前記孔 の下端面より挿入し上端面でナットにより締定したので、組立てる際に前記スタ ッドボルトに発電機脚部に設けられた前記孔を貫通させる作業が簡単になり、ク ッション部材により発電機等の重量物とフレームの衝撃がか緩和され組立能率が 向上しコスト低減に寄与することができるとともに、発動機および発電機からの 振動がフレームに伝達されることを防止することができる。
【図1】発動発電機の斜視図である。
【図2】図1のP矢視方向から見た発動発電機の切り欠
き背面図である。
き背面図である。
【図3】図1の発電機取付け部分の要部拡大図である。
【図4】発動発電機の発電機脚部の変形例要部断面図で
ある。
ある。
【図5】発動発電機の発電機脚部の他の変形例要部断面
図である。
図である。
【図6】発動発電機の発電機取付け部分の他の実施例の
要部拡大図である。
要部拡大図である。
1・・・・・フレーム 3・・・・・支持部材 8・・・・・コントロールボックス 9・・・・・スタッドボルト 10・・・・クッション部材 11・・・・ナット 12・・・・脚部 13・・・・孔 E・・・・・発動機 G・・・・・発電機 T・・・・・燃料タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 発動機(E)と、該発動機(E)により
駆動される発電機(G)と、前記発動機(E)の燃料油
を貯溜して発動機(E)および発電機(G)の上方に配
置される燃料タンク(T)とがフレーム(1)に取付け
られ、発動機(E)および発電機(G)の側方にコント
ロールボックス(8)が固定配置される発動発電機にお
いて、前記フレーム(1)に設けられる支持部材(3)
からクッション部材(10)を介して前記発電機(G)
の脚部(12)を載置し、該脚部(12)に孔(13)
を設け、該孔(13)は前記脚部(12)の上端面孔径
より下端面孔径を大きく形成し、前記支持部材(3)に
連結されるスタッドボルト(9)を前記孔(13)の下
端面より挿入し上端面でナット(11)により締定する
ことを特徴とする発動発電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000317U JP3026654U (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 発動発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000317U JP3026654U (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 発動発電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026654U true JP3026654U (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=43161797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000317U Expired - Lifetime JP3026654U (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 発動発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026654U (ja) |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP1996000317U patent/JP3026654U/ja not_active Expired - Lifetime
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