JPH0127420Y2 - - Google Patents

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JPH0127420Y2
JPH0127420Y2 JP1982170887U JP17088782U JPH0127420Y2 JP H0127420 Y2 JPH0127420 Y2 JP H0127420Y2 JP 1982170887 U JP1982170887 U JP 1982170887U JP 17088782 U JP17088782 U JP 17088782U JP H0127420 Y2 JPH0127420 Y2 JP H0127420Y2
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JP1982170887U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組立性を向上させた発動発電機の制御
ボツクス取付構造の改良に関する。
発動発電機、特に携帯用発動発電機は通常機械
的強度及び放熱性等を考慮してパイプ部材を直方
体状のフレームに構成し、このフレーム内に原動
機、発電機、燃料タンク、制御ボツクス等を組付
けている。
斯かる燃料タンク及び制御ボツクスに着目した
場合、通常フレームにブラケツトを設け、フレー
ム上部に燃料タンクを、その下部に制御パネル付
の制御ボツクスをボルトナツト等の固定具を利用
して個別に取付けている。
このため、従来の取付構造では各装置を個々に
フレームに取付けるため取付け個所が多く、組立
性に於て劣り、部品コスト、製作コストが高くな
る欠点がある。
本考案は斯かる点を一掃するもので、組立性向
上、コスト低減を図り、更に位置決め容易な発動
発電機の制御ボツクス取付構造の提供を目的とす
るものである。
本考案は斯かる目的を達するため、略直方体状
のフレームを有する例えば携帯用の発動発電機に
適用し、その主たる構成とするところは上半体と
下半体を合せ側周部にフランジ部を有する燃料タ
ンクを備え、この燃料タンクの後部を当該フラン
ジ部を利用して後側のフレームメンバに取付ける
とともに、当該燃料タンクの前側のフランジ部に
制御ボツクスの後面の嵌合部を嵌着し、且つ当該
制御ボツクスの両側部を前側のフレームメンバに
取付けたことを特徴としている。
以下には本考案を更に具体化した好適な実施例
を挙げ図面を参照して詳述する。
図面に於て、第1図乃至第5図は本考案に係る
制御ボツクス取付構造を適用した発動発電機の平
面図、左側面図、正面図、右側面図、背面図、第
6図は制御ボツクスの正面図、第7図は同側面
図、第8図は第6図に示す制御ボツクスの制御パ
ネルを取外した後ケースの正面図、第9図は同側
面図、第10図は制御ボツクスと燃料タンクの嵌
着部分を示す拡大側面図をそれぞれ示している。
先ず、本考案を明確にするため第1図乃至第5
図を参照して発動発電機の概略構成について説明
する。
符号1で示された発動発電機はフレーム2を有
し、前側に左右一対のフレームメンバ2a,2b
後側に左右一対のフレームメンバ2c,2d、下
側に前後一対のフレームメンバ2c,2f、上側
に左右一対のフレームメンバ2g,2hにて構成
され、これらは一本のパイプ部材にて折曲形成さ
れる。また、後側のフレームメンバ2c,2d上
部間にはフレームメンバ2iが架設され、その他
補強用のフレームメンバ2j,2k,2l,2
m,2nが所要位置に架設されており、全体とし
て略直方体状に形成してある。
斯かるフレーム2内に於て正面方向左下部には
原動機(エンジン)3を、右下部には発電機4を
配設し、この原動機3のシリンダ3aは横置型で
ある。また、発電機4の背部にはマフラー5を、
原動機3の背部にはエアクリーナ6を配設する。
図中7はキヤブレター、8はリコイルスタータを
それぞれ示している。
一方、フレーム2上部であつて後部(背部)に
は燃料タンク9を、また、前部には制御ボツクス
10を配設し、この制御ボツクスは本考案に係る
取付構造によつて取付られている。なお、第3図
に於て符号11は制御パネルを示し、左側に電源
スイツチ12、ネームプレート13を右側に操作
パネル14を配置してある。
次に、上記制御ボツクス10について第6図乃
至第9図を参照して具体的に説明する。制御ボツ
クス10は前部に前記制御パネル11を、後部に
後ケース15を有し、両者を合せて内部に部品、
配線等を施こすための空間を有するボツクス状に
構成する。
制御パネル11は操作性を考慮してパネル面が
若干上向きとなるよう傾斜面をもつて形成され、
前記操作パネル14上にはACコンセント16,
17、パイロツトランプ18、ブレーカー19、
出力電圧メータ20、アジヤスタ21を夫々配設
し、制御パネル11下部にはDC出力ターミナル
23、側部にアースターミナル22を各配設して
ある。また、制御ボツクス10内部には図に現れ
ない各種の回路部品が内設してある。
他方、後ケース15は例えば左右一対のボルト
25,26にて後部から前記制御パネル11側の
ナツト27,28に締着され制御ボツクス10内
部は密閉される。後ケース15の後面部15aは
鉛直面にて形成し、中間部には左右方向に直線状
の凹溝15bを形成し、更に、この凹溝15bを
挾むように上下一対の挾持片29,30にて嵌合
部31を形成し凹溝に沿つて所定間隔毎に複数設
け実施例では3組である。この挾持片29,30
の相対向する面は前記凹溝15bの内側対向面と
ともに平行面を形成し、その間隙幅Tは後述する
燃料タンク9のフランジ部の厚さと略一致すべく
なす。また、第8図中区画線Aで示す図面裏面方
向からみた嵌合部31のように、対向面には先端
が尖形の比較的小さい突起32を溝方向に複数、
例えば各挾持片に対し交互に形成する。この突起
32は点状であつてもよいし前後方向に細長であ
つてもよく任意に形成できるもので圧入効果を高
めている。
また、後ケース15の上部には略水平に後方へ
延設したカバープレート33を備え、燃料タンク
9の上面前部と係止し位置規制を行う。
一方、前述した燃料タンク9は上半体9a及び
下半体9bを合せ、その合せ部分に形成した各フ
ランジを溶着等してフランジ部34形成するとと
もに密閉された比較的平たい容器状に構成する。
フランジ部34はタンク9の側周部9cに連続し
た水平な突起片状に形成されるが、後部両側には
取付孔を穿設するとともに、一方フレーム2側に
於ては前記フレームメンバ2iの上記取付孔に対
応する位置にブラケツト35,36を設け、燃料
タンク9のフランジ部34の後部両側部の載置固
定部を形成する。そしてこのブラケツト35,3
6と前記取付孔をボルト37,38にて締着固定
しフレーム2の後側のフレームメンバに燃料タン
ク9の後部を取付ける。この際ボルト37,38
は上下方向に付けられるため燃料タンク9組付け
時の上下方向の回動が阻止される。なお、燃料タ
ンク9の上面前部は前記カバープレート33と係
合する段差部9d(第10図参照)が形成されて
いる 次に、制御ボツクス10の取付けについて説明
する。第2図及び第4図の如く前側のフレームメ
ンバ2a及び2bには制御ボツクス10の側部を
挾むようにブラケツト板39及び40を溶着等
し、ボルト等の挿通孔を穿設するとともに、この
ブラケツト板39,40は、前記燃料タンク9の
フランジ部34の前部両側部の載置部となるよう
構成する。一方第7図に示すように当該挿通孔に
対応する螺子孔41及び42を前記制御パネル1
1の両側部に形成する。
よつて、制御ボツクス10の取付けは、先ず前
述したように燃料タンク9の後部を後側のフレー
ムメンバに取付けた後、制御ボツクス10をフレ
ーム2前方よりフレーム内に挿入し制御ボツクス
10の後面部、即ち後ケース15の後面部15a
に形成した嵌合部31を燃料タンク9の前部のフ
ランジ部に圧入嵌着し(第10図参照)、次いで、
前記ブラケツト板39及び40と制御パネル11
側部の螺子孔を図に現れない防振用ゴムリング等
を介してボルト43及び44にて締着固定するこ
とによつて簡単に制御ボツクス10の取付けが行
なわれる。なお、取付けた状態に於て燃料タンク
9及び制御ボツクス10は略水平状態となるよう
前記ブラケツト板39及び40の配設位置が考慮
される。
以上の実施例によつて取付けられた制御ボツク
ス10はボルトによる支持点が左右1点合計2点
であり、しかも同時に燃料タンク9のボルトによ
る支持点が左右1点合計2点であり、この結果夫
夫を別個に取付けた場合に比べボルトの取付個所
が半減する。
また、燃料タンク9と制御ボツクス10の嵌着
は燃料タンクのフランジ部34に制御ボツクス1
0後面部の平行面を有する嵌合部31にて行うた
め両者の上下方向の回動を阻止することができ、
特に下方向へは燃料タンク9上面と制御パネル1
1のカバープレート33の係止によつて確実に阻
止できる。
なお、実施例に於て、特に説明のない各部の形
状、構成等、及び燃料タンク、制御ボツクスの形
状等要旨を逸脱しない任意の変更実施は本考案に
許容されるものである。
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
発動発電機の制御ボツクス取付構造によれば、取
付構造が簡略化され組立が簡単化されるため製作
コスト、部品コストの低減が図れるとともに作業
能率の向上、量産性に優れる。
また、制御ボツクス後部と燃料タンク前部は嵌
着するため両者の位置決めが同時に、且つ正確に
行なうことができる。
更にまた、制御ボツクスは取付構造上密閉され
た箱形にできるためタンク周りのガソリン雰囲気
中に電気部品類がさらされることはなくその保護
を図ることができる等実用的、経済的価値の高い
発動発電機の取付構造として提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る制御ボツクス取付構造を
適用した発動発電機の平面図、第2図は同左側面
図、第3図は同平面図、第4図は同右側面図、第
5図は同背面図、第6図は制御ボツクスの正面
図、第7図は同側面図、第8図は第6図に示す制
御ボツクスの制御パネルを取外した後ケースの正
面図、第9図は同側面図、第10図は制御ボツク
スと燃料タンクの嵌着部分を示す拡大側面図であ
る。 尚図面中、2はフレーム、2a,2b,2iは
フレームメンバ、9は燃料タンク、9cは側周
部、10は制御ボツクス、15aは後面部、31
は嵌合部、34はフランジ部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体本体をパイプ状のフレームメンバーで包囲
    してなる発動発電機において、上半体と下半体の
    合わせ部分がフランジ部となつて側周部に張り出
    す燃料タンクの該フランジ部後部側を、後側のフ
    レームメンバー側に載置固定するとともに、該フ
    ランジ部前部側を制御ボツクスの後面部に設けた
    スリツト状嵌合部に嵌着し、且つ当該制御ボツク
    スの両側部を前側のフレームメンバー側に締付固
    定することを特徴とする発動発電機の制御ボツク
    ス取付構造。
JP17088782U 1982-11-10 1982-11-10 発動発電機の制御ボツクス取付構造 Granted JPS5975755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17088782U JPS5975755U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 発動発電機の制御ボツクス取付構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17088782U JPS5975755U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 発動発電機の制御ボツクス取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5975755U JPS5975755U (ja) 1984-05-23
JPH0127420Y2 true JPH0127420Y2 (ja) 1989-08-16

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ID=30372925

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JP17088782U Granted JPS5975755U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 発動発電機の制御ボツクス取付構造

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139121A (en) * 1977-05-10 1978-12-05 Kubota Ltd Portable engine generator
JPS5724900U (ja) * 1980-02-21 1982-02-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139121A (en) * 1977-05-10 1978-12-05 Kubota Ltd Portable engine generator
JPS5724900U (ja) * 1980-02-21 1982-02-09

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JPS5975755U (ja) 1984-05-23

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