JP3715131B2 - エンジン発電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は全体をパイプフレームの枠体で覆ったエンジン発電機であり、特に、大型のコントロールボックスの取付・取外しを簡単に行うことができるエンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
機体全体をパイプフレーム等の開放型の枠体で覆ったエンジン発電機においては、発電機の出力コンセント等を収納して電力取出部を構成するコントロールボックス内にいろいろな部品を収納することになるため、大型化しやすく、これをどのように配置してどのように取付けるかが、使い勝手、組付易さ、メンテナンス性の観点から設計上の大きなポイントとなる。
従来のこの種のコントロールボックスの取付構造としては、例えば、▲1▼実公平1−27420号公報「発動発電機の制御ボックス取付構造」、▲2▼特開平10−169891号公報「防護枠型内燃機関作業機」に記載されたものが知られている。
【0003】
上記技術▲1▼には、同公報の第2図及び第4図に示される通り、フレーム2にブラケット35,36及びブラケット板39,40を取付けることで、ブラケット板39,40に燃料タンク9の前部を取付け、ブラケット35,36に燃料タンク9の後部を取付け、一方、同公報の第10図に示される通り、制御ボックス10の両側面に螺子孔41,42を開け、制御ボックス10の背面に嵌合部31を設け、この嵌合部31を燃料タンク9のフランジ部34に嵌合させ、次に、同公報の第2図及び第4図に示されたボルト43,44をブラケット板39,40の挿通孔に通し、制御ボックス10の螺子孔41,42(同公報第10図参照)にねじ込むことで、フレーム2に制御ボックス10を取付ける構造が記載されている。
【0004】
上記技術▲2▼には、同公報の図1に示される通り、防護枠20の垂直フレーム22F,22Fにブラケット27,27を取付け、これらのブラケット27,27に、裏面に制御装置45(不図示)を設けた操作パネル30を内側から取付け、同公報の図2に示される通り、操作パネル30の上部にタンク支持レール31を設け、このタンク支持レール31で同公報の図1に示された燃料タンク4のフランジ5の一辺を支持した作業機が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記技術▲1▼では、燃料タンク9のフランジ部34に制御ボックス10を取付けて位置決めし、その後、フレーム2側のブラケット板39,40の挿通孔と制御ボックス10側の螺子孔41,42とで制御ボックス10の両側を固定するので、取付構造は簡単になるが、大きな制御ボックス10を手で支えながら上記した両側の固定作業を行わなければならず、組付あるいはメンテナンスのための分解作業がしづらい。
【0006】
また、上記技術▲2▼では、操作パネル30がブラケット27,27に4本のボルトで且つ内側から取付けられ、しかも操作パネル30の上部のタンク支持レール31で燃料タンク4を支持するため、燃料タンク4の取付又は取外しの後に操作パネル30の取付又は取外しを行うことになり、作業が面倒になる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、大型のコントロールボックスの取付・取外しが簡単に行えるエンジン発電機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、四隅に垂直部を有する枠状のパイプフレーム内に、エンジンと、このエンジンで駆動する発電機とを搭載し、エンジン及び発電機の上方で且つ垂直部間に掛け渡した一対の支持メンバ間に燃料タンクを載置したエンジン発電機において、支持メンバとコントロールボックスの上部裏面とに、コントロールボックスを吊り下げ支持するための係合部をそれぞれ形成すると共に、コントロールボックスの両側に、垂直部に設けた固定部材に取付けるための取付部を形成し、コントロールボックスの下方に、発電機の出力を制御する電力制御ユニットを設けて、この電力制御ユニットと配線接続済みで、しかも係合部で係合させて吊り下げた状態にあるコントロールボックスの取付部を垂直部の固定部材に取付け固定するように構成したことを特徴とする。
【0009】
組立作業時においては、支持メンバにコントロールボックスを係合させて吊り下げ支持状態に仮組み付けし、この状態でコントロールボックスと電力制御ユニットとを配線接続して配線接続済み状態としておき、次に、パイプフレームの固定部材にコントロールボックスの両側の取付部を取付固定することで、パイプフレームにコントロールボックスを本組み付けする。
【0010】
また、メンテナンス作業時においては、まず、コントロールボックスの両側の取付部を外し、次に、コントロールボックスを少し持ち上げて電力制御ユニットと配線接続済み状態のまま支持メンバとの係合を外す。そして、再度の組付時には、支持メンバにコントロールボックスを係合させて吊り下げ支持状態に仮組み付けし、しかる後に、パイプフレームの固定部材にコントロールボックスの両側の取付部を取付け固定することで、パイプフレームにコントロールボックスを本組み付けする。
【0011】
この結果、コントロールボックスを手で支えながらのねじ締め等の固定作業がなくなり、組立、メンテナンス時の分解作業が極めて簡単になる。
また、コントロールボックスを支持メンバに係合するだけで仮組み付けが行えるため、組み付け時に電力制御ユニットとコントロールボックスとの間に配線した導線に張力がかからないように設けたたるみを小さくすることができ、比較的大径の電力線の長さの余裕を少なくすることが可能になる。
そして、燃料タンクを載置する支持メンバでコントロールボックスを支持するため、部品数を減らすことができ、また、係合部による支持構造であるため、従来と比較して極めて簡単なコントロールボックスの取付構造とすることができる。
【0012】
請求項2は、電力制御ユニットを、発電機に設けたファンカバーに直接取付けることにより、コントロールボックスの直下に配置したことを特徴とする。
【0013】
電力制御ユニットが発電機のファンカバーに直接取付けられているため、コントロールボックス下側に電力制御ユニットが突出してコントロールボックスの直下となるため、電力制御ユニットとコントロールボックスとの配線長さを極めて短くすることができる。また、発電機と電力制御ユニットとの配線長さをも極めて短くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るエンジン発電機の斜視図であり、エンジン発電機10は、パイプフレームとしてのフレーム11に、エンジン12及びこのエンジン12で駆動する発電機13(不図示)と、エンジン12の燃料を蓄える燃料タンク14と、エンジン12の吸気側に接続したエアクリーナ15と、エンジン12の排気側に接続するとともに上部カバー16で覆ったマフラ18(不図示)と、エンジン12を始動するためのリコイルスタータ21と、エンジン12の点火制御装置等を収納し、発電機13の出力を取り出すコントロールボックス22と、発電機13の出力電流の変換を行う電力制御ユニットとしてのサイクロコンバータ23とを取付けた汎用電源である。
【0015】
ここで、24,25,26,27はフレーム11の四隅の垂直部、28,28はエンジン発電機10を複数台積み重ねて収容する場合の位置決め支持部であり、後述する下部前後ビーム33,34と係合する位置に形成される部材である。また、29はサイクロコンバータユニット23の表側を覆うコンバータカバーである。
【0016】
この図では、コントロールボックス22側をエンジン発電機10の前部、コントロールボックス22と反対の側をエンジン発電機10の後部とする。
フレーム11は、エンジン発電機10の前部及び後部に設けた矩形状の前部フレーム31及び後部フレーム32と、これらの前部フレーム31、後部フレーム32間に掛け渡した下部の下部前後ビーム33,34及び上部の上部前後ビーム35,36(上部前後ビーム36は不図示)と、前部フレーム31、後部フレーム32の各上部に左右に渡した支持メンバとしての前部横ビーム37及び支持メンバとしての後部横ビーム38(前部横ビーム37はコントロールボックス22の後側となり、不図示)とからなる枠状部材である。
【0017】
図2は図1の2矢視図であり、エンジン発電機10の正面図を示す。
コントロールボックス22は、前面に操作パネル41を取付け、この操作パネル41に、エンジン12の点火系統をオンにするエンジンスイッチ42と、エンジン12の点火を制御する点火制御装置43と、外部のバッテリを充電するための直流出力であるバッテリチャージコンセント44と、交流で且つ大電流を出力するための第1コンセント45と、この第1コンセント45よりも小電流の交流を出力するための第2コンセント46,46と、これらの第1コンセント45及び第2コンセント46の出力電流が所定値を越えたときに出力電流を遮断するブレーカ47と、第1・第2コンセント45,46の出力電流の周波数を50Hzか60Hzに切り替える周波数切替スイッチ48とを取付けたものである。なお、49はメーカー名、型番名を表示するために貼付けたステッカー、50はコントロールボックス22内の各部品とサイクロコンバータ23とを電気的に接続する導線である。
【0018】
図3は図1の3矢視図であり、エンジン発電機10の一側の側面図である。
リコイルスタータ21は、奥側に配置したエンジン12(不図示)のクランク軸にワンウェイクラッチを介してプーリを取付け、このプーリに巻いたワイヤの先端にハンドル51を繋ぎ、このハンドル51を引くことでクランク軸を回転させてエンジン12を始動させるものである。なお、52はリコイルスタータ21の回転部分を覆うカバーであり、図の表側から裏側へ風を通す複数のスリット52a…(…は複数個を示す。以下同様。),52b…を備える。
【0019】
図4は図1の4矢視図であり、エンジン発電機10の平面図である。
燃料タンク14とマフラ18とは、それぞれの長手方向がエンジン発電機10の前後方向となるようにしてそれぞれ左右に並べて配置される。
燃料タンク14は、前部をフレーム11の前部横ビーム37(図2参照)に取付け、後部をフレーム11の後部横ビーム38に取付けたものである。なお、54は燃料タンク14の燃料注入口に取付けたキャップである。
【0020】
図5は図1の5矢視図であり、エンジン発電機10の背面図である。
エンジン12はシリンダヘッド56に排気管57を取付け、この排気管57にマフラ18を取付けたものである。なお、58はヘッドカバーである。
マフラ18は、その上方、前方及び両側方を燃料タンク14や周囲の他の部品に熱が伝わらないように遮熱カバー17で覆い、この遮熱カバー17の上方を更に上部カバー16で覆ったものである。
【0021】
図6は図1の6矢視図であり、エンジン発電機10の他側の側面図である。
エンジン12及び発電機13(不図示)は、下部前後ビーム33,34(符号34は図1参照)にマウンティングブラケット61…を介して取付けたものである。
【0022】
エンジン12は、シリンダ部62をエンジン発電機10の後部側に傾斜させ、即ち、エンジン発電機10の前部に設けたコントロールボックス22から遠ざかるように傾斜させ、且つこのシリンダ部62の上方にマフラ18を配置している。また、エンジン12のシリンダ部62からシリンダヘッド56に亘って、上部及び下部に冷却風を通風するための上部エンジンシュラウド63及び下部エンジンシュラウド64が取付けられている。(冷却風の流れについての説明は省略する。)なお、CLはシリンダ軸線である。
【0023】
シリンダ部62を傾斜させることで、発熱部の一つであるシリンダ部62をコントロールボックス22から遠ざけたので、シリンダ部62からコントロールボックス22に熱が伝わるのを防ぐことができる。
【0024】
シリンダ部62を傾斜させた他の効果としては、エンジン12の高さを小さくすることができ、エンジン発電機10の全高を抑えることができる。この結果、エンジン発電機10の安定性を高めることができる。
【0025】
マフラ18は、前部をステー65でエンジン12から前方に延ばしたアーム部66に取付け、後部をエンジン12に取付けた排気管57で支持される。
マフラ18とコントロールボックス22とは、遮熱カバー17の前部パネル17aを間に介在させ近接配置されている。
ここで、67はエンジン12における図の表裏方向に延びるクランク軸68の先端を覆う端部カバーである。
【0026】
図7は図3の7−7線断面図であり、発電機13は、エンジン12の側端面にボルト71,71で取付けたステータ72と、エンジン12のクランク軸68先端にナット74で取付けたフランジ部材75と、このフランジ部材75に取付けるとともにステータ72の径外方に近接させたカップ状のアウタロータ76と、フランジ部材75の前部に取付けた冷却ファン77と、この冷却ファン77及びアウタロータ76の径外方を覆う略筒状のファンカバー78とからなる片持ちのフライホイール構造のアウタロータ型の多極発電機で構成される。ここで、クランク軸68は、発電機13の回転軸を兼ねるものである。
【0027】
ステータ72は、磁性体である鉄板等を複数枚重ねてステータコア81…とし、このステータコア81にそれぞれステータコイル82…を巻いたものである。
アウタロータ76は、内周面に永久磁石83…を取付けたものである。
冷却ファン77は、羽根車84を回転させることで、この羽根車84の径内方から径外方へ送風する遠心ファンである。
【0028】
ファンカバー78は、エンジン12の側端面にボルト85…(1個のみ図示)で取付けたアルミニウム合金ダイカスト品である。
冷却ファン77は、更に、羽根車84の径外方からアウタロータ76とファンカバー78との間を通過させてからエンジン12側へ送風することにより、発電機13及びエンジン12を冷却するファンである。
片持ちのフライホイール構造とは、クランク軸68の端部にフランジ部材75を介してアウタロータ76及び冷却ファン77を取付けた構造をいう。
【0029】
以上説明したように、エンジン発電機10は、発電機13の回転軸としてのクランク軸68にフランジ部材75を介して冷却ファン77を取付け、この冷却ファン77をファンカバー78で覆ったものである。
【0030】
図8は本発明に係るエンジン発電機のコントロールボックスの分解斜視図であり、コントロールボックス22をボックス本体101と、このボックス本体101の前面に取付けた操作パネル41とから構成し、この操作パネル41に図2で説明した各部品を取付けたことを示す。なお、102…はボックス本体101に操作パネル41を取付けるためのビスである。
【0031】
ボックス本体101は、底部103と4つの側壁104(2つは不図示)とからなる部品収納部105と、フレーム11の前部横ビーム37に形成した係合部としての突出部106,106に掛ける係合部としての鈎部107,107と、前部横ビーム37を逃げる切欠き部108,108(片側の108は不図示)と、フレーム11の垂直部24,25に、クッション部材111,111(片側の符号111は不図示)を介してボルト112,112で取付けるための取付部としての取付穴113,113(片側の符号113は不図示)とを備える。なお、114,114は操作パネル41に取付けた各部品に接続した導線50(図2参照)等をコントロールボックス22外に引出すためのグロメットである。
【0032】
部品収納部105は、ボックス本体101に操作パネル41を取付けたコントロールボックス22内を隔壁115で第1空間S1と第2空間S2とに分離したものである。
第1空間S1は、エンジンスイッチ42、点火制御装置43及びバッテリチャージコンセント44を収納し、第2空間S2は、第1コンセント45、第2コンセント46,46、ブレーカ47及び周波数切替スイッチ48を収納するものである。
【0033】
図9は図2の9−9線断面図であり、コントロールボックス22内を第1空間S1と第2空間S2とに隔壁115で分離し、第1空間S1に点火制御装置43等の熱の影響を受けやすい部品を収納し、第2空間S2に第1・第2コンセント45,46(図9参照)、ブレーカ47等の熱の影響を受けにくい部品を収納したことを示す。
【0034】
図10は図2の10−10線断面図であり、フレーム11の垂直部24にコントロールボックス22の側面を取付けた状態を示す。なお、垂直部25にコントロールボックス22の側面を取付けた状態も垂直部24の場合と同様(但し、左右逆。)であり、説明を省略する。
【0035】
フレーム11の垂直部24は、後方に突出させた固定部材としての突出片117を取付けたものであり、この突出片117は、ボルト112を通すためのボルト挿通穴118を開けたものである。
クッション部材111は、中空の芯金121及びナット122の表面にラバーを溶着させた部材であり、外周面にボックス本体101の取付穴113に嵌合させるための環状溝123を有する。なお、124は芯金121の中空部である。
【0036】
突出片117へのボックス本体101の組付手順としては、まず、ボックス本体101の取付穴113にクッション部材111を挿入して取付穴113にクッション部材111の環状溝123を嵌合させる。
次に、クッション部材111の端部を突出片117のボルト挿通穴118に合せ、突出片117のボルト挿通穴118と芯金121の中空部124とにボルト112を通し、ナット122にボルト112をねじ込む。
【0037】
以上に述べたコントロールボックス22のフレーム11への組付要領を次に説明する。
図11(a),(b)は本発明に係るコントロールボックスの組付要領を説明する第1組付図である。
(a)において、エンジン12に取付けたファンカバー78に、コンバータカバーを外したサイクロコンバータユニット23を仮固定し、サイクロコンバータユニット23と発電機とを配線する。
【0038】
(b)において、フレーム11の前部横ビーム37に設けた突出部106,106にコントロールボックス22の裏面の鈎部107,107を掛けて吊り下げた状態とする。なお、コントロールボックス22内では予め各部品を収納し配線しておく。
【0039】
図12(a),(b)は本発明に係るコントロールボックスの組付要領を説明する第2組付図である。
(a)において、コントロールボックス22とサイクロコンバータユニット23とを導線50で配線する。
【0040】
(b)において、フレーム11の左右に取付けた突出片117,117にコントロールボックス22の両側部をボルト112,112で取付け固定する。
次に、サイクロコンバータユニット23にコンバータカバー29を取付けるとともにファンカバー78にサイクロコンバータユニット23を本固定する。
これで、コントロールボックス22及びサイクロコンバータ23の組付が完了する。
【0041】
導線50は、コントロールボックス22とサイクロコンバータ23とをほぼ最短で配線したものなので、導線50のたるみを少なくして配線処理が容易になるとともに、この導線50部分に乗り易いサイクロコンバータユニット23等からの高周波ノイズを小さくすることができ、また、導線50における電圧降下を抑えることができる。
【0042】
また、メンテナンス作業時においては、まず、コントロールボックス22の両側部(取付部)を固定していたボルト112,112を緩めてコントロールボックス22の両側を突出片117,117から外し、次に、コントロールボックス22を少し持ち上げて前部横ビーム37との係合を外す。
【0043】
これによって、それまで大きなコントロールボックス22で覆われていたエンジン12、発電機13(図7参照)あるいはコントロールボックス22自体のメンテナンスを容易に行うことができる。
そして、再度の組付時には、サイクロコンバータユニット23と配線接続済み状態のままとなっているコントロールボックス22を前部横ビーム37に係合させて吊り下げ支持状態に仮組み付けし、しかる後に、フレーム11の突出片117,117にコントロールボックス22の両側部(取付部)を取付け固定することで、フレーム11にコントロールボックス22を本組み付けし、組付が完了する。
【0044】
以上説明したように、図1に示した四隅に垂直部24,25,26,27を有する枠状のフレーム11内に、エンジン12と、このエンジン12で駆動する発電機13とを搭載し、エンジン12及び発電機13の上方で且つ垂直部24,25間に掛け渡した前部横ビーム37、垂直部26,27間に掛け渡した後部横ビーム38間に燃料タンク14を載置したエンジン発電機10において、前部横ビーム37とコントロールボックス22の上部裏面とに、コントロールボックス22を吊り下げ支持するための突出部106,106、鈎部107,107をそれぞれ形成すると共に、コントロールボックス22の両側に、垂直部24,25に設けた突出片117,117に取付けるための取付穴113,113を形成し、コントロールボックス22の下方に、発電機13の出力を制御するサイクロコンバータユニット23を設けて、このサイクロコンバータユニット23と配線接続済みで、しかも突出部106,106と鈎部107,107とで係合させて吊り下げた状態にあるコントロールボックス22の取付穴113,113を垂直部24,25の突出片117,117に取付け固定するように構成したことを特徴とする。
【0045】
これにより、コントロールボックス22を手で支えながらのねじ締め等の固定作業がなくなり、組立、メンテナンス時の分解作業が極めて簡単になる。
また、コントロールボックス22を前部横ビーム37に係合するだけで仮組み付けが行えるため、組み付け時にサイクロコンバータユニット23とコントロールボックス22との間に配線した導線50に張力がかからないように設けたたるみを小さくすることができ、比較的大径の電力線の長さの余裕を少なくすることが可能になる。
【0046】
そして、燃料タンク14を載置する前部横ビーム37でコントロールボックス22を支持するため、部品数を減らすことができ、また、係合部としての突出部106と鈎部107とによる支持構造であるため、従来と比較して極めて簡単なコントロールボックス22の取付構造とすることができる。
【0047】
更に、エンジン発電機10は、サイクロコンバータユニット23を、発電機13に設けたファンカバー78に直接取付けることにより、コントロールボックス22の直下に配置したことを特徴とする。
【0048】
サイクロコンバータユニット23が発電機13のファンカバー78に直接取付けられているため、コントロールボックス22下側にサイクロコンバータユニット23が突出してコントロールボックス22の直下となるため、サイクロコンバータユニット23とコントロールボックス22との配線長さを極めて短くすることができる。また、発電機13とサイクロコンバータユニット23との配線長さをも極めて短くすることができる。
【0049】
尚、本発明のコントロールボックス22は、前部横ビーム37の突出部106,106に鈎部107,107を掛ける構造としたものであるが、突出部106,106にラバー等の弾性体を介して鈎部107,107を掛けてもよい。
このような構造にすることにより、クッション部材111,111と合せて、コントロールボックス22に伝わる振動をより低減することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1のエンジン発電機は、支持メンバとコントロールボックスの上部裏面とにコントロールボックスを吊り下げ支持するための係合部をそれぞれ形成すると共に、コントロールボックスの両側に取付部を形成し、コントロールボックスの下方に電力制御ユニットを設けて、この電力制御ユニットと配線接続済みで、しかも係合部で係合させて吊り下げた状態にあるコントロールボックスの取付部を垂直部の固定部材に取付け固定するように構成したので、支持メンバにコントロールボックスを係合させて吊り下げ支持状態に仮組み付けし、しかる後に、パイプフレームの固定部材にコントロールボックスの両側の取付部を取付けることができるため、コントロールボックスを手で支えながらのねじ締め等の固定作業がなくなり、組立、メンテナンス時の分解作業を極めて簡単に行うことができる。
【0051】
また、コントロールボックスを支持メンバに係合するだけで仮組み付けが行えるため、組み付け時に電力制御ユニットとコントロールボックスとの間に配線した導線に張力がかからないように設けたたるみを小さくすることができ、比較的大径の電力線の長さの余裕を少なくすることができる。
【0052】
更に、燃料タンクを載置する支持メンバでコントロールボックスを支持するため、部品数を減らすことができ、また、係合部による支持構造であるため、従来と比較して極めて簡単なコントロールボックスの取付構造とすることができる。
【0053】
請求項2のエンジン発電機は、電力制御ユニットをファンカバーに直接取付けることにより、コントロールボックスの直下に配置したので、電力制御ユニットとコントロールボックスとの配線長さを極めて短くすることができる。
また、発電機と電力制御ユニットとの配線長さをも極めて短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン発電機の斜視図
【図2】図1の2矢視図
【図3】図1の3矢視図
【図4】図1の4矢視図
【図5】図1の5矢視図
【図6】図1の6矢視図
【図7】図3の7−7線断面図
【図8】本発明に係るエンジン発電機のコントロールボックスの分解斜視図
【図9】図2の9−9線断面図
【図10】図2の10−10線断面図
【図11】本発明に係るコントロールボックスの組付要領を説明する第1組付図
【図12】本発明に係るコントロールボックスの組付要領を説明する第2組付図
【符号の説明】
10…エンジン発電機、11…パイプフレーム(フレーム)、12…エンジン、13…発電機、14…燃料タンク、22…コントロールボックス、23…電力制御ユニット(サイクロコンバータ)、24,25,26,27…垂直部、37,38…支持メンバ(前部横ビーム、後部横ビーム)、50…導線、68…発電機の回転軸(クランク軸)、77…冷却ファン、78…ファンカバー、106,107…係合部(突出部、鈎部)、112…ボルト、113…取付部(取付穴)、117…固定部材(突出片)。

Claims (2)

  1. 四隅に垂直部を有する枠状のパイプフレーム内に、エンジンと、このエンジンで駆動する発電機とを搭載し、前記エンジン及び発電機の上方で且つ前記垂直部間に掛け渡した一対の支持メンバ間に燃料タンクを載置したエンジン発電機において、前記支持メンバとコントロールボックスの上部裏面とに、コントロールボックスを吊り下げ支持するための係合部をそれぞれ形成すると共に、コントロールボックスの両側に、垂直部に設けた固定部材に取付けるための取付部を形成し、コントロールボックスの下方に、前記発電機の出力を制御する電力制御ユニットを設けて、この電力制御ユニットと配線接続済みで、しかも前記係合部で係合させて吊り下げた状態にあるコントロールボックスの取付部を前記垂直部の固定部材に取付け固定するように構成したことを特徴とするエンジン発電機。
  2. 前記電力制御ユニットは、前記発電機に設けたファンカバーに取付けることにより、前記コントロールボックスの直下に配置したことを特徴とする請求項1記載のエンジン発電機。
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