JP4854361B2 - エンジン駆動型発電機 - Google Patents

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Description

本発明は,エンジン駆動型発電機に関し,より詳細にはパッケージ内に発電機本体と,この発電機本体を駆動するエンジンとを収容したエンジン駆動型発電機において,前記発電機本体により発生した電力を外部接続機器に取り出すための出力端子盤の配置構造に特徴を有するエンジン駆動型発電機に関する。
発電機本体とこの発電機本体を駆動するためのエンジン,燃料タンク,その他必要な機器をパッケージ内に収容した可搬式のパッケージ型エンジン駆動型発電機は,工事現場やイベント会場,災害の被災地等において電力を得るために広く使用されている。
このようなエンジン駆動型発電機のパッケージは,一般に前述のエンジンや発電機本体,その他の必要な機器を載置する基台フレームと,この基台フレーム上を覆って前記エンジンや発電機本体等を収容するボンネットによって構成された箱型を成し,このようにして形成されたパッケージ内に前述のエンジンや発電機本体,燃料タンク,その他必要な機器を収容することで,パッケージ内に収容した機器を風雨より保護すると共に,エンジンや発電機本体を駆動した際に発生した騒音が外部に漏出することを防止している。
以上のように構成されたエンジン駆動型発電機では,発電に必要な前記発電機本体及びエンジン等の機器の他,前述のエンジンや発電機を制御するための制御盤が設けられていると共に,このような制御盤に対して必要な指令を入力するためのスイッチ類や計器盤等を備えた操作パネルが設けられている。
また,発電機本体が発生した電力を外部接続機器に供給するために,外部配線を接続するための出力端子盤が設けられている。
このうち,前述の操作パネルはパッケージ外からの操作や目視を行う必要があり,また,出力端子盤に対しては,パッケージ外から外部配線の接続作業を行うことが必要であることから,操作パネル及び出力端子盤は,パッケージ外からの操作等に適した位置に設ける必要がある。
そこで図6に示すように,一例として発電機本体3とエンジン(図示せず)とを一体的に形成したものを前記パッケージ10内に収容したエンジン駆動型発電機1において,ボンネット12の側壁中,前記発電機本体3の端面(端部カバー31)と対向する一の側壁122の上方側に,前述の操作パネル5用の開口41を形成し,この開口41の形成位置における前記ボンネット側壁122の内面に前述の操作パネル5を取り付けると共に,操作パネル5の取り付け位置の下方において,前記ボンネット側壁122に出力端子盤7用の開口42を形成し,この開口42の形成位置におけるボンネット側壁122の内面に出力端子盤7を取り付けて,前記開口42を介してボンネット12の外側より,前記出力端子盤7の端子71に外部配線を接続可能としたものがある(特許文献1参照)。
この発明の先行技術文献情報としては次のものがある。
実用新案登録第2571368号公報
以上のように構成されたエンジン駆動型発電機1において,前述の発電機本体3はエンジンと連結される側とは反対側の端部において開口する円筒状のケーシング内に固定子及び回転子を収容すると共に,このケーシングの端部開口を端部カバー31で覆った構成を備えている。
この端部カバー31には,前述の回転子が取り付けられたロータ軸を支承する軸受が設けられていると共に,発電機本体3のケーシング内に冷却風を導入するための吸気口32(図3参照)が形成され,この吸気口32を介してケーシング内に冷却風の導入を行うことができるように構成されている。
このように構成された発電機本体3では,これを駆動すると発電機本体3のケーシング内に前記吸気口32を介して冷却風が導入される。
そして,このようにして発電機本体3のケーシング内に冷却風が導入されると,この冷却風と共にケーシング内にはゴミや埃が導入されるため,運転時間の経過と共に固定子及び回転子の巻き線にゴミや埃が堆積すると,前記巻き線が絶縁不良等を起こす原因となる。
そのため,このようなエンジン駆動型発電機1にあっては,パッケージ10内に収容されている発電機本体3を定期的に点検して,巻き線にゴミや埃等が堆積している場合にはエアブロー等によってこれを除去する等のメンテナンスが必要となる。
また,前述の端部カバー31に設けられている軸受に対する点検やメンテナンスも必要で,前記軸受からの油漏れの点検を行い,また,軸受の摩耗状態等を点検して必要に応じて軸受の交換等を行うと共に,使用する軸受が給脂タイプの軸受である場合には,定期的に給脂を行う等のメンテナンスが必要となる。
このような発電機本体3の点検やメンテナンスを行うために,前述のボンネット12の側壁中,前記発電機本体3の端部カバー31と対向する一の側壁122を着脱可能に構成して,点検,メンテナンス時にはこれを取り外し,発電機本体3の端部カバー31を露出させて前述の点検やメンテナンスを行うことが一般的に行われている。
しかし,発電機本体3の端部カバー31と対向する前記側壁122には,前述の特許文献1として説明したように操作パネル5や出力端子盤7が取り付けられていると共に,操作パネル5や出力端子盤7の背面には内部配線が接続されていることから,ボンネット12の前記側壁122を取り外そうとすると,これらの内部配線を操作パネル5や出力端子盤7から取り外す必要がある。
しかも,このようにして取り外した内部配線は,ボンネット12の前記側壁122を再度取り付ける際に元の状態に正確に接続し直す必要があり,これらの配線作業が極めて煩雑である。
以上のような配線作業を行うことなく発電機本体3の点検を行うために,発電機本体3の端部カバー31と対向するボンネットの前記側壁122に,前記操作パネル5及び出力端子盤7の取り付け位置よりも下側の部分で開口を形成して点検口とし(図示せず),この点検口を塞ぐ点検口カバー(図示せず)を設け,端部カバー31と対向する側壁122全体を外すことなく,点検口カバーを外すのみで内部を点検できるように構成したエンジン駆動型発電機も提案されている。
しかし,ボンネット12の前記側壁122のうち,このような点検口を設けることができる部分は比較的狭く,設けられた点検口を介して発電機本体3を目視等により点検することはできたとしても,端部カバー31を取り外して軸受を交換したり,また,エアブローを行うための空間を確保することができない。
特に,前述した特許文献1に記載のエンジン駆動型発電機1にあっては,出力端子盤7を収容した端子盤ケース50’を,前記開口42の形成位置における前記ボンネット側壁122の内面側に固着することにより出力端子盤7の取り付けを行っていると共に,この端子盤ケース50’の下側壁50aを,ボンネット11外側に向かって下向きに傾斜する形状として出力端子盤7の端子71に外部配線を接続した際に、この外部配線が前記側壁122と端子盤ケースの下側壁50aとで形成された角部で折れ曲がらないように構成しているために,端子盤ケース50’が高さ方向に比較的大きな空間を占め,その下方に形成できる開口の大きさも制限されている。
このように,前述のような点検口を形成したとしても,前記発電機本体3の端部カバー31全体を露出させることができないことから,発電機本体3の端部カバー31を取り外し,軸受の交換や給脂等の作業を行うためには,発電機本体3の端部カバー31と対向する前記側壁122の全体を取り外す必要があり,結局は前述のように内部配線の取り外しや付け直し等の煩雑な作業が必要となっている。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するためになされたものであり,発電機本体の端部カバーと対向するボンネットの側壁側において,ボンネット外より操作パネルの操作や出力端子盤に対する外部配線の接続を可能とした構成でありながら,前記側壁を内部配線の着脱を行うことなく容易に取り外すことのできるエンジン駆動型発電機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明のエンジン駆動型発電機1は,発電機本体3及び前記発電機本体3を駆動するエンジン2を載置した基台フレーム11と,前記基台フレーム11上において前記エンジン2及び発電機本体3を包囲するボンネット12により構成されたパッケージ10を備え,前記パッケージ10内に前記発電機本体3を,該発電機本体3の端部カバー31が前記ボンネット12の側壁中の一の側壁122と対向するように配置したエンジン駆動型発電機1において,
前記基台フレーム11より立設された複数の脚部21と,該脚部21の上端間に架設された横架材22によって構成され,前記発電機本体3上を跨ぐ架台20を前記パッケージ10内に収容し,
外部配線を接続する接続端子71を備えた出力端子盤7を,前記発電機本体3の上方において前記架台20に固着すると共に,前記一の側壁122に,前記出力端子盤7が嵌合される開口42を形成し,
前記一の側壁122の,前記開口42を含む少なくとも下側の部分を,前記ボンネット12より着脱可能に構成したことを特徴とする(請求項1)。
前記構成のエンジン駆動型発電機1において,前記開口42の周縁をボンネット12の内部方向に陥没させて陥没部50を形成することができる(請求項2)。
また,前記出力端子盤7の下側端72より突出する舌片73を設けると共に,ボンネット12に対する前記一の側壁122の取り付け時,前記ボンネット122内部側における前記開口42の下側縁を,シール材74を介して前記舌片73に接触させるものとしても良い(請求項3:図3参照)。
なお,前記ボンネット12の前記発電機本体3の端部カバー31と対向する側面122全体を着脱可能とする場合には,前記架台20の前記横架材22上に,前記一の側壁122に対向させて操作パネル5を配置し,前記操作パネル5が対向する位置において前記一の側壁122に前記操作パネルの形状に対応した形状の開口41を形成することができる(請求項4)。
以上説明した本発明の構成より,本発明のエンジン駆動型発電機1にあっては,前述のように出力端子盤7をボンネット12の側壁122に固着することなく,ボンネット12内に設けた架台20に固着したことから,発電機本体3の端部カバー31と対向するボンネット12の側壁122の少なくとも下側部分を取り外す際に,この出力端子盤7に接続されている内部配線を脱着する必要がなく,発電機本体3の端部カバー31を容易に露出させることができると共に,端部カバー31の取り外し作業を行うに十分スペースを確保することができた。
特に,発電機本体3の端部カバー31と対向するボンネット12の側壁122に形成した出力端子盤7用の開口42周縁を陥没させて陥没部50を設けた構成にあっては,この陥没部50が出力端子盤7を収容する端子盤ケースとして機能し,しかもこの端子盤ケースである陥没部50は,ボンネットの前記側壁122の取り外しにより同時に除去されることから,別体として設けられた端子盤ケースを架台20に固定した場合に予測されるように,この端子盤ケースが発電機本体3の端部カバー31の取り外し等を行う際の弊害物となるおそれもない。
また,前記出力端子盤7の下側端72より突出する舌片73を設けると共に,ボンネット12の前記側壁122の取り付け時,ボンネット12内側における前記開口42縁を,シール材74を介して前記舌片73に接触させる構成を採用することにより,出力端子盤7用の開口42と出力端子盤7との隙間を介してパッケージ10内に雨水等が浸入することを好適に防止することができた。
さらに,操作パネル5を前記架台20上に載置すると共に,前記側壁122上の前記操作パネル5の配置位置に対応する位置に,前記操作パネル5の形状に対応して操作パネル5用の開口42を形成した構成にあっては,操作パネル5についてもボンネット12の前記側壁122に固着されていないことから,ボンネット12の前記側壁122全体を取り外す構成とした場合であっても操作パネル5に接続された内部配線を脱着する必要がなく,容易に前記側壁122の取り外しを行うことができた。
次に,本発明の実施形態を添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
〔実施形態1〕
1.エンジン駆動型発電機の全体構成
本発明のエンジン駆動型発電機1が,エンジン2やこのエンジン2によって駆動される発電機本体3,燃料タンク4等のエンジン駆動型発電機1の構成機器をパッケージ10内に収容した,所謂パッケージ型のエンジン駆動型発電機である点は,前述の従来技術として説明した既知のエンジン駆動型発電機の構成と同様である。
そして,前述のパッケージ10が,前述のエンジン2や発電機本体3,燃料タンク4等を載置する基台フレーム11と,この基台フレーム11の上部を覆い,前記エンジン2や発電機本体3,燃料タンク4等の必要な機器を包囲するボンネット12により構成されている点,及び,このパッケージ10内に収容された前述の発電機本体3の端部カバー31が,ボンネット12の側壁の一つ122に対向した状態で前記パッケージ10内に収容されている点についても前述した従来技術として説明した既知のエンジン駆動型発電機と同様の構成である。
エンジン駆動型発電機1のパッケージ10を構成する前述のボンネット12は,ボンネットの各側面を形成する4枚の側壁と,この側壁の上部に載置された天板とによって構成されており,パッケージ10を平面視において略長方形状に形成した本実施形態において,以下の説明では,便宜上前記パッケージの長さ方向の一方(本実施形態にあっては図1中の紙面右側)のボンネット側壁121を「フロントカバー」,他方(本実施形態にあっては図1中の紙面左側)の側壁122を「リヤカバー」,ボンネットの天板を成す部分123を「トップカバー」として説明する。
前述の発電機本体3とエンジン2は,エンジン2の出力軸と発電機本体3の入力軸とが連結された状態で前述のボンネット12の前記フロントカバー121とリヤカバー122間に並べて配置されており,このうちの発電機本体3をリヤカバー122寄りに配置して発電機本体3の端部カバー31をボンネット12のリヤカバー122に対向させている。
そして,このパッケージ10の前記リヤカバー122側には,該エンジン駆動型発電機1の操作パネル5と,この操作パネル5に対してパッケージ10の内側に配置された制御盤6が配置されていると共に,前記操作パネル5の下方に位置して配置された出力端子盤7が設けられている。
2.操作パネル及び出力端子盤の取り付け構造
前述の従来技術として説明したエンジン駆動型発電機1にあっては,このリヤカバー122に操作パネル用の開口と出力端子盤用の開口をそれぞれ形成し,各開口に面して,前記操作パネル5及び出力端子盤7を前述のリヤカバー122の内面に取り付けることにより,ボンネット12外からの操作パネル5の操作や,出力端子盤7の端子71に対する外部配線の接続を可能としていたが,本発明のエンジン駆動型発電機1にあっては,リヤカバー122側においてボンネット12外から操作パネル5の操作及び出力端子盤7に設けられた端子71に対する外部配線の接続が可能であるという利点をそのまま残しつつ,これらの操作パネル5や出力端子盤7をリヤカバー122に固着せず,従って,操作パネル5や出力端子盤7に接続された内部配線の着脱を行うことなしにリヤカバー122を基台フレーム11及びトップカバー123より取り外すことができるように構成している点で,前述の従来技術として説明したエンジン駆動型発電機の構成とは異なる。
このように,操作パネル5や出力端子盤7をリヤカバー122に取り付けることなく,リヤカバー122側のパッケージ10外からの操作パネル5の操作や出力端子盤7に設けられた端子71に対する外部配線の接続を可能とするために,本実施形態のエンジン駆動型発電機1にあっては,基台フレーム11上に立設された複数の脚部21と,この脚部21上に架設された横架材22により形成され,前記発電機本体3を跨ぐ下向きコ字状の架台20を設け(図3参照),この架台20上にリヤカバー122に向けて前述の操作パネル5を載置すると共に,前記発電機本体3の上方位置において前記架台20に前述の出力端子盤7をリヤカバー122に向けて固着している(図2参照)。
そして,前記操作パネル5の載置位置,及び出力端子盤7の固着位置に対応する位置の前記リヤカバー122に,操作パネル5及び出力端子盤7の形状に対応した開口41,42をそれぞれ設け,リヤカバー122を前述の基台フレーム11及びトップカバー123に取り付けた際,リヤカバー122に形成された各開口41,42を介して,操作パネル5の操作,及び出力端子盤7に対する外部配線の接続を行うことができるように構成した。
図示の実施形態にあっては,前述のリヤカバー122に形成された出力端子盤7用の開口42周縁を,パッケージ10の内部方向に陥没させた陥没部50を形成し,リヤカバー122を基台フレーム11及びトップカバー123に取り付けた際にこの開口42内に前記出力端子盤7が嵌合されて,この陥没部50内で出力端子盤7がボンネット12外に露出するように構成しており,前述の陥没部50が出力端子盤を収容する端子盤ケースとなるように構成した。
そして,この陥没部50の上端部分において,ボンネット12の外側より前記陥没部(端子盤ケース)50を覆う扉51の上端を軸支し,この扉51の垂直方向の回動によって前記陥没部(端子盤ケース)50を被蓋し,又は開放することができるように構成した。
この扉51は,オペレータが出力端子盤7の端子71を不用意に触ることがないように設けられたもので、端子71に外部配線を接続する作業の際に扉51を跳ね上げて陥没部50を開放状態とし、それ以外のときには陥没部50を扉で被蓋した状態としている。 図示の実施形態にあっては,前述のリヤカバー122に設けた陥没部50中,下側壁50aがパッケージ10の外側に向かって下向きに傾斜する構造を成し,出力端子盤7の端子71に外部配線を接続した際に、この外部配線がリヤカバー122と陥没部50中の下側壁50aとで形成された角部で折れ曲がらないように構成している。
また,出力端子盤7の下側端72には,前記陥没部50の下側壁50aと同方向に傾斜して突出した舌片73を設け,この舌片73と前記開口42の周縁とをシール材74を介して接触させることにより,この部分を介して雨水等がパッケージ10内に浸入することを防止している。
なお,前述の操作パネル5の配置位置に対応してリヤカバー122に形成された開口41には,この開口41部分を開閉する扉60を設け,この扉60を開放することにより前記操作パネル5用開口41を介して操作パネル5の操作等を行うことができるように構成している。
3.作用
以上のように構成された本発明のエンジン駆動型発電機1にあっては,前述のように発電機本体3の端部カバー31が対向するボンネット12の側壁(リヤカバー)122に対して,操作パネル5及び出力端子盤7のいずれもが固着されていないため,リヤカバー122を基台フレーム11及びトップカバー123より取り外す際,操作パネル5及び出力端子盤7より独立して取り外すことが可能である。
その結果,リヤカバー122の着脱に際し,内部配線の脱着を行う必要がなく比較的簡易な作業によって発電機本体3の端部カバー31を露出させることが可能であった。
また,架台20に対する出力端子盤7の取り付け位置に対応して,リヤカバー122に形成した開口42周縁を陥没させて形成した陥没部50を端子盤ケースとし,この中に出力端子盤7を収容することで,端子盤ケースである陥没部50はリヤカバーを取り外すことにより同時に除去することができることから,別体として形成した端子盤ケースを例えば架台20に固着する場合のように,端子盤ケースが発電機本体3のメンテナンス等を行うに際して障害となることもない。
その結果,リヤカバー122を取り外すだけで比較的大きな開口部を形成することができ,この開口部を介して発電機本体3のメンテナンスを行うことが可能である。
〔実施形態2〕
次に,本発明の別の実施形態を図5を参照しながら以下説明する。
前述の図1〜図4を参照して説明した実施形態1のエンジン駆動型発電機1にあっては,発電機本体3の端部カバー31を露出させるために,この発電機本体3の端部カバー31と対向するボンネット12の側壁(リヤカバー)122の全体を取り外し可能とした例について説明したが,本実施形態のエンジン駆動型発電機1にあっては,リヤカバー122を上部リヤカバー122aと下部リヤカバー122bに二分し,下部リヤカバー122bを取り外すことにより発電機本体3の端部カバー31を機外に露出させることができるように構成した点において前述した実施形態1のエンジン駆動型発電機とは異なる。
その他の構成については,図1〜図4を参照して説明した前述の実施形態1と同様である。
なお,図示の例では,図1〜図4を参照して説明した実施形態1と同様,操作パネル5を架台20上に載置して,リヤカバー122(上部リヤカバー122a)に固着することは行っていないが,本実施形態のように,リヤカバー122を上下に二分して下部リヤカバー122bのみを独立して着脱を可能とした構成にあっては,従来技術として説明したエンジン駆動型発電機と同様,操作パネル5をリヤカバー122(上部リヤカバー122a)に固着した構成としても良い。
このように,本実施形態にあっては下部リヤカバー122bを,上部リヤカバー122aより分離して着脱可能とするために,出力端子盤7用の開口42形成位置を含むリヤカバー122の下側部分を下部リヤカバー122bとして,操作パネル5用の開口41の形成位置を含む上部リヤカバー122aとは分割して形成している。
以上のように構成された本実施形態のエンジン駆動型発電機1にあっては,発電機本体3の端部カバー31が対向するボンネットの側壁(リヤカバー)122を上下に二分割したことにより,下部リヤカバー122bのみを上部リヤカバー122aとは別に取り外すことが可能である。
そして,この下部リヤカバー122bを取り外すことにより発電機本体3の端部カバー31の全体を露出させることができ,前述した実施形態1のようにリヤカバー122の全体を外す場合に比較して,取り外し作業が容易である。
本発明のエンジン駆動型発電機の正面透視図。 図1のリヤカバー部分の拡大図。 本発明のエンジン駆動型発電機の左側面透視図。 リヤカバーの取り外し状態を示す説明図。 下部リヤカバーの取り外し状態を示す説明図。 リヤカバーに対する操作パネル及び出力端子盤の取り付け状態の説明図(従来)。
符号の説明
1 エンジン駆動型発電機
2 エンジン
3 発電機本体
31 端部カバー
32 吸気口
4 燃料タンク
5 操作パネル
6 制御盤
7 出力端子盤
71 端子
72 下側端(出力端子盤の)
73 舌片
74 シール材
10 パッケージ
11 基台フレーム
12 ボンネット
121 フロントカバー
122 リヤカバー
122a 上部リヤカバー
122b 下部リヤカバー
123 トップカバー
20 架台
21 脚部
22 横架材
41 開口(操作パネル用)
42 開口(出力端子盤用)
50 陥没部(端子盤ケース)
50a 下側壁(陥没部の)
50’ 端子盤ケース
51 扉(陥没部閉塞用)
60 扉(操作パネル用開口閉塞用)

Claims (4)

  1. 発電機本体及び前記発電機本体を駆動するエンジンを載置した基台フレームと,前記基台フレーム上において前記エンジン及び発電機本体を包囲するボンネットにより構成されたパッケージを備え,前記パッケージ内に前記発電機本体を,該発電機本体の端部カバーが前記ボンネットの側壁中の一の側壁と対向するように配置したエンジン駆動型発電機において,
    前記基台フレームより立設された複数の脚部と,該脚部の上端間に架設された横架材によって構成され,前記発電機本体上を跨ぐ架台を前記パッケージ内に収容し,
    外部配線を接続する接続端子を備えた出力端子盤を,前記発電機本体の上方において前記架台に固着すると共に,前記一の側壁に,前記出力端子盤が嵌合される開口を形成し,
    前記一の側壁の,前記開口を含む少なくとも下側の部分を,前記ボンネットより着脱可能に構成したことを特徴とするエンジン駆動型発電機。
  2. 前記開口の周縁をボンネット内部方向に陥没させて陥没部を形成したことを特徴とする請求項1記載のエンジン駆動型発電機。
  3. 前記出力端子盤の下側端より突出する舌片を設けると共に,ボンネットに対する前記一の側壁の取り付け時,前記ボンネット内部側における前記開口の下側縁を,シール材を介して前記舌片に接触させたことを特徴とする請求項1又は2記載のエンジン駆動型発電機。
  4. 前記架台の前記横架材上に,前記一の側壁に対向させて操作パネルを配置し,前記操作パネルが対向する位置において前記一の側壁に前記操作パネルの形状に対応した形状の開口を形成すると共に,ボンネットの前記一の側壁全体を着脱可能としたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のエンジン駆動型発電機。
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