JP3027640U - 溝 蓋 - Google Patents

溝 蓋

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JP3027640U
JP3027640U JP1996000336U JP33696U JP3027640U JP 3027640 U JP3027640 U JP 3027640U JP 1996000336 U JP1996000336 U JP 1996000336U JP 33696 U JP33696 U JP 33696U JP 3027640 U JP3027640 U JP 3027640U
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JP
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groove
lid
drain
flow direction
regulating plate
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JP1996000336U
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English (en)
Inventor
廣 武田
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Sakai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Sakai Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水等の噴流を上方から排水溝内に通して、排水
溝内の堆積物を押し流して、排水溝を清掃する場合に、
排水溝が溝蓋で覆われた状態では、効率良く清掃できな
い。 【解決手段】本溝蓋では、開口2を有した蓋本体3の下
面部3aに、流れ方向規制板4を、45度の角度で傾斜
状に設け、排水溝Hの延びる方向Xに傾斜させた。流れ
方向規制板4の傾斜方向の幅Aは、対応する開口の幅B
よりも広くした。溝蓋1を排水溝Hに被せたままで、そ
の上方から噴流を当てると、噴流の流れる方向は、流れ
方向規制板4によって、排水溝Hの延びる方向Xに促さ
れる。噴流は、排水溝H内の堆積物を、掘り起こしつ
つ、勢い良く押し流すことができる。 【効果】溝蓋を取り外さずに、排水溝をきれいに清掃で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、排水溝等を覆うための溝蓋に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
排水溝を清掃する際に、溝蓋を排水溝から取り外さずに、溝蓋の上方から水を 噴射して、噴流の勢いを利用して排水溝を清掃できれば便利であると考えられる 。しかしながら、従来から知られている以下の及びの溝蓋では、次の不具合 が生じていた。すなわち、 実公昭46─19014号公報等には、縦横に部材を組み合わせて格子状に 形成された溝蓋が示されている。この溝蓋の開口は、格子状に区画されているの で、上方から噴射された噴流は格子に当たると、様々に方向を変えてしまう。従 って、水を排水溝の延びる方向に噴射しても、噴流の勢いは分散されて、堆積物 を効率良く押し流すことができない。
【0003】 実公昭49─12470号公報等には、蓋本体を形成する板金材の一部を切 り起こして開口を形成し、切り起こした舌片を板金材の下面に傾斜状に残した溝 蓋が示されている。残された舌片は、開口を通る噴流を制限するので、噴流は勢 い良く排水溝内に流れ込み難い。従って、溝蓋を取り外さずに排水溝を清掃する ことは困難である。
【0004】 そこで、本考案の目的は、上述の不具合を解決し、排水溝から取り外さずに、 上方から排水溝に通す噴流によって効率よく排水溝の清掃ができる溝蓋を提供す ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1にかかる溝蓋は、一の方向を排水溝が延 びる方向に沿わせた状態で排水溝を覆うための溝蓋において、格子状に区画され た多数の開口を有する蓋本体と、この蓋本体の下面に傾斜状に設けられ、上方か ら開口へ通される噴流を、上記一の方向へ促す多数の互いに平行な流れ方向規制 板とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】 上記の構成によれば、溝蓋が排水溝を覆っている状態で、溝蓋に上方から噴流 を当てると、この噴流は、開口内に侵入し、流れ方向規制板によって、排水溝が 延びる方向へ促されつつ勢い良く排水溝内に流入する。これにより、排水溝内の 堆積物を効率よく排水溝に沿って押し流すことができる。従って、溝蓋が覆って いる排水溝をきれいに清掃することができる。
【0007】 また、請求項2に係る溝蓋は、請求項1記載の溝蓋において、各流れ方向規制 板の傾斜方向の幅は、対応する開口の幅よりも広いことを特徴とするものである 。 上記の構成によれば、請求項1にかかる考案の作用に加えて、噴流の流れ方向 に関しては開口に比べて流れ方向規制板が大きいので、噴流を排水溝が延びる方 向へ確実に促すことができる結果、よりきれいに排水溝を清掃することができる 。
【0008】 また、請求項3に係る溝蓋は、請求項1または2に記載の溝蓋において、流れ 方向規制板は、上記一の方向に傾斜していることを特徴とするものである。 上記の構成によれば、請求項1または2にかかる考案の作用に加えて、流れ方 向規制板によって、噴流を排水溝の延びる方向により一層確実に促すことができ 、よりきれいに排水溝を清掃することができる。
【0009】 また、請求項4に係る溝蓋は、請求項1乃至3の何れかに記載の溝蓋において 、流れ方向規制板の板面は、蓋本体の下面と、40〜50度の角度をなすことを 特徴とするものである。 上記の構成によれば、請求項1乃至3の何れかにかかる考案の作用に加えて、 流れ方向規制板は、排水溝の延びる方向及び、排水溝の底に向かう方向に対して 略等角度で傾斜することになるので、噴流によって、排水溝内の堆積物を、勢い 良く掘り起こしつつ排水溝に沿って効率よく押し流すことができる。従って、よ りきれいに排水溝を清掃することができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施形態にかかる溝蓋の一部断面正面図であり、排水溝を 覆った状態を示す。図2は、図1に示す溝蓋の一部断面側面図であり、反矢印X 方向から見た図である。図3は、図1に示す溝蓋の斜視図である。この溝蓋1は 、排水溝Hに被せて使用される。排水溝Hは、図1の矢印X方向に平行に延びて おり、排水溝Hの底面H1が図1及び図2に、また、側面H2が、図2に図示さ れている。
【0011】 図1〜3を参照して、溝蓋1は、排水溝を覆う蓋本体3を備えている。 蓋本体3は、4角環状のフランジ5と、蓋本体3の中央部にあって格子状に区 画された多数の開口2と、多数の開口2を区画する流れ方向規制板4とを備えて いる。 蓋本体3は、平面形状を長方形に形成され、その長辺を排水溝Hの延びる方向 Xと平行にして、排水溝Hを覆うことのできるように、短辺は、排水溝Hの幅よ りも大きく形成されている。
【0012】 フランジ5は、溝蓋1の使用時に、排水溝Hの周縁部となる路面上等に置かれ る部分である。フランジ5で囲まれる部分に開口2が形成されている。 開口2は、蓋本体3の上面と下面3aとを連通し、蓋本体3の上方から下方の 排水溝H内へ水等を通すことができる。開口2は、蓋本体3の広い範囲に多数が 形成されており、それによって、排水溝H内に万遍なく、且つ多量の水を通すこ とができる。
【0013】 また、開口2は、所定の大きさの格子状に、それぞれ区画されることによって 、異物の排水溝H内への侵入を阻止することができる。 流れ方向規制板4は、図1に示すように、蓋本体3の下面3aに傾斜状に設け られた板状部分であり、複数が、互いに平行に配設されている。また、流れ方向 規制板4は、フランジ5の下面5aに接続されて、開口2の周縁部に設けられて いる。溝蓋1の上方から開口2へ水等の噴流を通すと、噴流は、流れ方向規制板 4によって整流され、流れ方向規制板4の傾斜する方向に促される。
【0014】 具体的には、各流れ方向規制板4は、排水溝Hの延びる方向Xに傾斜している 。また、各流れ方向規制板4の傾斜方向の幅Aは、対応する開口2の幅Bよりも 広く設定されている。また、流れ方向規制板4の板面4aは、蓋本体3の下面3 a、例えば、フランジ5の下面5aに対して角度Cに設定され、例えば、角度C は、45度である。
【0015】 ところで、溝蓋1を被せた排水溝Hを、その状態で清掃することができる。す なわち、溝蓋1に上方から噴流(矢印F1)を当てると、この噴流は開口2内に 侵入し、流れ方向規制板4によって、排水溝Hが延びる方向へ促されつつ勢い良 く排水溝H内に流入する(矢印F2)。これにより、排水溝H内の堆積物Dを効 率よく排水溝Hに沿って押し流すことができる(矢印F3)。従って、溝蓋1が 覆っている排水溝Hをきれいに清掃することができる。
【0016】 特に、流れ方向規制板4の傾斜方向の幅Aを、対応する開口2の幅Bよりも広 く設定することによって、噴流の流れ方向(矢印F1で示す)に関しては開口2 に比較して流れ方向規制板4を大きくでき、噴流を排水溝Hが延びる方向へ確実 に促すことができる結果、よりきれいに排水溝Hを清掃することができる。 また、流れ方向規制板4は、排水溝Hの延びる方向Xに傾斜していることによ って、噴流を排水溝Hの延びる方向Xにより一層確実に促すことができるので、 よりきれいに排水溝を清掃することができる。
【0017】 また、角度Cが45度に設定されていることによって、流れ方向規制板4は、 図1の矢印XYに示すように、排水溝Hの延びる方向X及び、排水溝Hの底に向 かう方向(矢印Y)に対して等角度で傾斜することになる。流れ方向規制板4に よって方向を促される噴流は、排水溝H内の堆積物Dを、勢い良く掘り起こしつ つ排水溝Hに沿って効率よく押し流すことができる。従って、よりきれいに排水 溝Hを清掃することができる。
【0018】 なお、本考案の実施例として、流れ方向規制板4は、蓋本体3に対して45度 に傾斜していたが、これには限定されない。例えば、傾斜する角度Cが40度〜 50度であれば、実用上ほぼ同等の効果を得ることができる。 また、流れ方向規制板4は、蓋本体3の下面3aに設けられていたが、蓋本体 3の上面にまで延びていても構わない。
【0019】 また、流れ方向規制板4は、蓋本体3に含まれていたが、蓋本体3に一体に形 成されたものに限定されない。例えば、流れ方向規制板4は、蓋本体3と別部材 に構成され、蓋本体3に取り付けられるものでもよい。 その他、本考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能で ある。
【0020】
【考案の効果】
請求項1にかかる考案によれば、噴流を上方から溝蓋を通して排水溝内に、排 水溝が延びる方向へ勢い良く流入させることができるので、排水溝内の堆積物を 効率よく排水溝に沿って押し流すことができる。従って、溝蓋を取り外さずに排 水溝をきれいに清掃することができる。
【0021】 請求項2に係る考案によれば、請求項1に係る考案の効果に加えて、開口に比 べて大きい流れ方向規制板によって、噴流を排水溝が延びる方向へ確実に促すこ とができるので、よりきれいに排水溝を清掃することができる。 上記請求項3にかかる考案によれば、請求項1または2にかかる考案の効果に 加えて、排水溝の延びる方向に傾斜した流れ方向規制板は、噴流を排水溝の延び る方向により一層確実に促すことができ、よりきれいに排水溝を清掃することが できる。
【0022】 上記請求項4にかかる考案によれば、請求項1乃至3の何れかにかかる考案の 効果に加えて、40〜50度に傾斜した流れ方向規制板によって、噴流は、排水 溝内の堆積物を、勢い良く掘り起こしつつ排水溝に沿って効率よく押し流すこと ができる。従って、よりきれいに排水溝を清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態にかかる溝蓋の一部断面正
面図であり、排水溝を覆った状態を示す。
【図2】図1に示す溝蓋の一部断面側面図であり、反矢
印X方向から見た図である。
【図3】図1の溝蓋の一部断面斜視図である。
【符号の説明】
1 溝蓋 2 開口 3 蓋本体 3a 蓋本体の下面 4 流れ方向規制板 4a 流れ方向規制板の板面 A 流れ方向規制板の傾斜方向の幅 B 開口の幅 C 流れ方向規制板の板面と、蓋本体の下面となす角度 H 排水溝 X 排水溝が延びる方向(一の方向)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一の方向を排水溝が延びる方向に沿わせた
    状態で排水溝を覆うための溝蓋において、 格子状に区画された多数の開口を有する蓋本体と、 この蓋本体の下面に傾斜状に設けられ、上方から開口へ
    通される噴流を、上記一の方向へ促す多数の互いに平行
    な流れ方向規制板とを備えたことを特徴とする溝蓋。
  2. 【請求項2】請求項1記載の溝蓋において、 各流れ方向規制板の傾斜方向の幅は、対応する開口の幅
    よりも広いことを特徴とする溝蓋。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の溝蓋において、 流れ方向規制板は、上記一の方向に傾斜していることを
    特徴とする溝蓋。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の溝蓋にお
    いて、 流れ方向規制板の板面は、蓋本体の下面と、40〜50
    度の角度をなすことを特徴とする溝蓋。
JP1996000336U 1996-02-05 1996-02-05 溝 蓋 Expired - Lifetime JP3027640U (ja)

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