JP3089697U - 後片付けが楽なザル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、ザルの排水穴を部分的に設け、大
部分をボウル様にすることにより、片付けを楽する。 【解決手段】 本考案は、ザル底部２だけに排水穴１を
設けた物か、あるいは底部２のみならず、側面３の一部
にも排水穴１を設けて、その他側面はボウル様にする事
で、排水穴が少なくなり後片付けが楽になる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、排水穴を部分的に設ける事で、排水穴を少なくした、ザルに関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のザルは、排水穴が容器全体に設けられている事から、使用後に目詰まり している部分が多く、片付けに手間がかかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

排水穴に目詰まりした食品や汚れを取り除いたり洗ったりする作業は、時間的 、労力的に負担となる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のザルは、目詰まりする部分を減らして、後片付けの手間を軽くする為 に、排水穴を部分的に設けて、少なくする事を特徴としている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

ザル底部は、水切り出来るように従来通り排水穴を設ける。そして側面は全体 をボウル様にして穴をなくしたものか、もしくは側面の一部に必要最小限の排水 穴を設ける。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図に従って実施例を説明する。

【０００７】 図１と図２に示したものは、本考案の第１実施例のザルＡであり、底部２には 排水穴１があるが、側面３はボウル様になっており、穴が全く無い。

【０００８】 図３と図４に示したものは、本考案の第２実施例のザルＢである。これは側面 ３の一部にも排水穴１を設けたものである。これにより例えば、レバーなどの様 な物を水切りした場合、ザルＡでは底部全体が塞がってしまい、水切りがしにく くなってしまったり、また、麺類等をザルにあけ、上から水をかけ続けて洗う場 合に、水が溢れて内容物がこぼれたりしないように、より、排水がしやすい様に したものである。

【０００９】 また、ザル底部にある４の形状は特に限定する物ではなく、直接流しに底が触 れないで水切り出来れば、どの様な物でも良い。

【００１０】 そして、側面の形状も湾曲させても良いし、上部５も縁を付けたりなどと、容 器の形状や材質は従来あるザルに準じて、本考案のザルを応用する事が出来る。

【００１１】 ザルＢの側面にある排水穴１の形は、図では縦に書いてあるが、水切りが出来 れば、どの様な形でも良い。

【００１２】

【考案の効果】

上述の様に本考案のザルは、従来のザル同様水切り出来ることは勿論、目詰ま りした物を取り除いたり、洗い落としたりする手間が大変だった排水穴を部分的 に設けることで少なくなるため、後片付けが楽になる。その上、ザルを洗う水量 も減り節約効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例である後片付けが楽なザル
の斜視図である。

【図２】同実施例である後片付けが楽なザルの上から見
た平面図である。

【図３】本考案の第２実施例である後片付けが楽なザル
の斜視図である。

【図４】同実施例である後片付けが楽なザルの上から見
た平面図である。

【符号の説明】

Ａ・Ｂ ザル本体 １ 排水穴 ２ 底部 ３ 側面 ４ 底辺凸部 ５ 上部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ザルの排水穴を底部だけに設け、側面は穴
   を無くし、ボウルのような形態にする事を特徴としたザ
   ル。
2. 【請求項２】請求項１記載の容器側面の一部に排水穴を
   設けたザル。