JP3007437U - 水回りカウンター - Google Patents

水回りカウンター

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JP3007437U
JP3007437U JP1994009481U JP948194U JP3007437U JP 3007437 U JP3007437 U JP 3007437U JP 1994009481 U JP1994009481 U JP 1994009481U JP 948194 U JP948194 U JP 948194U JP 3007437 U JP3007437 U JP 3007437U
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JP
Japan
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counter
drainage
water
washing
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994009481U
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English (en)
Inventor
良一 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Intec Inc Japan
Original Assignee
Intec Inc Japan
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗面カウンターやキッチンカウンター等の水
回りカウンター上面に飛散した水の水はけを良くし、し
かも排水を洗面ボウル内には流れ込まないようにし、手
間をかけずにそれでいて使用者に対して清潔感を与え
る。 【構成】 カウンター上面2を前端部から後端部に向か
って漸次適宜角度の下り傾斜に形成し、上面2の蛇口部
7設置位置よりも奥側の後端部付近に、上面傾斜方向と
直交状に左右端付近に亘る長さで幅広かつ浅溝の湾曲凹
部状溝状部11を設け、この溝状部11の底面部に排水
管12の一端部を連通させる一方、他端部を本体排水管
13に連通させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台所、浴室、洗面所或いはトイレなどの水を使う場所に設置される 水回りカウンター、例えば洗面器付きカウンター、キッチンカウンター、その他 のカウンターに関するものであり、特に上面の水はけに優れたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、洗面器付きカウンターやキッチンカウンターの上面には手や顔を洗っ た際に飛散した水が溜まりやすかった。そのため、清潔感を保持するためには、 たびたび溜まった水を拭き取らなければならず、たいへん手間であったし、また こうして拭き取る場合にも水を完全に拭き取ることは非常に困難であった。
【0003】 従来、このようにカウンター上面において飛散した水を処理するように工夫さ れた洗面器付きカウンターやキッチンカウンターとしては、カウンター上面にお いて洗面器や洗槽部などの洗用部の周囲縁部に周りの上面よりも一段低い段部状 部を形成するか、又は洗用部に向けて下り傾斜を付けて、洗用部の周囲に飛散し た水を洗用部内に集めるように形成されたものがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように洗用部の周囲縁部を低く又は下り傾斜させても、実際に使 用してみれば、洗用部の周囲縁部ばかりか、カウンター上面全体的に広く飛散す ることが多く、特に子供などが使用した場合にはこのようなことが多く、結局、 上面に飛散した水は拭き取る外なく、この際、洗面部に水を流し込むようにしな ければ完全に拭き取ることは困難であった。また、飛散した水を洗用部に流し込 むと、汚れた水が洗用部内に流れ込むことになるため、きれいな水を使用してい る時には不都合でもあった。
【0005】 そこで、本考案者らは、かかる課題に鑑みて、カウンター上面に飛散した水の 水はけを良くし、しかも排水が洗用部内に流れ込まないようにし、手間をかけず にそれでいて使用者に対してより清潔感を与えることができる水回りカウンター を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
而して、上記課題を解決するための本考案の水回りカウンターは、洗用部を設 置したカウンター上面の後部乃至側部に溝状の排水部を設けてなるものである。 例えば、当該排水部はカウンター上面の少なくとも一辺に沿う端部付近に当該端 部に沿って設けることができる。
【0007】 ここで、上面を排水部に向かう下り傾斜面をもって形成すれば、一層カウンタ ー上面の水はけを良くすることができる。 例えば、洗用部を設置したカウンター上面の少なくとも後端部付近に後端部に 沿って排水部を設け、この上面を排水部に向かう下り傾斜面をもって形成するこ とができる。
【0008】 さらに、上記排水溝を洗用部の排水部に連通させれば、水回りカウンターの排 水手段を全体として簡素化することができる。 また、カウンター上面の一部乃至全部に上面が傾斜する方向に延びた凹凸面部 を設ければ、デザイン的効果があるばかりか、上面の水はけを一層よくすること もできる。
【0009】
【作用】
本考案の水回りカウンターによれば、カウンター上面に飛散した水を、例えば 布などで拭くなどして排水部に流し込むことができる。 また、上面を排水部に向かう下り傾斜面をもって形成すれば、カウンター上面 に飛散した水は、自然にカウンター上面の傾斜に従って流れ、カウンター後端部 に形成した排水部内に流れ込み、さらに、この排水部から洗用部の排水部に流れ 込むようになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面によって説明する。 図1,2において、洗面カウンター1は、カウンター上面2(以下,上面2と いう)の前端縁部を下方に折曲して前垂れ部3を形成し、後端縁部を上方に折曲 してバックガード4を形成してなる天井板部5と、上面2の略々中央部に配設し た洗用部としての洗面ボウル6と、基部を上面2に設置した蛇口部7を具備して なるものであるが、この洗面カウンター1の上面2は、カウンター使用者から見 て前端部から後端部に向かって漸次適宜角度の下り傾斜に形成してあり、さらに は上面2の蛇口部7設置位置よりも奥側の後端部付近に、上面2の後端部に沿う ように例えば傾斜方向と直交状に溝状に排水部8を設けてある。
【0011】 このように上面2を形成することにより、上面2上に飛散した水は、上面2の 傾斜に従って後端部側に流れ、排水部8内に集まるようになっている。
【0012】 上面2の形状は、特に限定するものではなく、また面状態は平坦面でもよく、 図3の如く湾曲面でも或いは凹凸面などでもよい。好ましくは、前垂れ部3側に 水が垂れないように上面2の前端縁部を若干上方に突出形成して凸縁部9を形成 するのがよい。さらに、上面2の前端縁部及び左右両側縁部に凸縁部を形成して もよい。また、バックガード4と排水部8との間にも傾斜を持たせれば、この間 に飛散した水をも排水部8内にスムーズに集めることができて好ましい。
【0013】 また、図4に示すように、上面2の一部乃至全部に、上面2が傾斜する方向、 すなわち前端部から後端部に向かって延びた波状の如き凹凸面部10を形成して もよい。このように上面2に凹凸面部10を形成すれば、飛散した水を一層スム ーズに排水部8内に導くことができる。
【0014】 次に、排水部8は、溝状部11を上面2と一体的に形成し、この溝状部11の 底面部10aの適宜箇所に排水口11bを設け、排水管12の一端部を排水口1 1bに連結する一方、他端部を洗面ボウル6の排水部である本体排水管13に連 結し、好ましくは溝状部11に集まった水をよりスムーズに排水することができ るように溝状部11の底面部10aを排水口11bが最下位となるように傾斜形 成してある。また、溝状部11は他の上面に対して最下位となるように形成すれ ば任意長さでよいが、上面の左右端部付近に亘る長さで形成してあるのが好まし い。溝形は清掃のし易さと外観性を考慮して、図2の如く、幅広かつ浅溝で湾曲 凹部状に形成するのが好ましいが、この形に限定するものではなく他の形でもよ く、上記構造に限定するものではなく、上記のように上面2と一体には形成しな いで、図3に示すように、上面2には排水部8の口として細長孔14を設け、こ の細長孔14に上面2とは別体の溝状部15を取り付けて構成するようにしても よい。
【0015】 このように排水部8を構成すれば、洗面カウンター1の排水手段を全体として 一つにまとめて簡素化することができ、排水部8への集水を効率的に処理するこ とができ、さらには従来の洗面カウンターと同様にして設置することができる。
【0016】 なお、本考案の水回りカウンターは、上記実施例の如く上面に傾斜をもたせて 形成するものに限定されるものではない。図5に示すように、上面2を水平に形 成してもよい。このように上面2を形成すれば、上面2に飛散した水を、例えば 布などで拭くなどして容易に排水部8内に流し込むことができる。
【0017】 また、図6に示す水回りカウンター20は、上面21に二つの洗面ボウル22 ,23を配設し、これら洗面ボウル22,23の略中間に前後に伸びる長溝状の 排水部24を設けてなるものである。 このように、本考案の水回りカウンターにおける排水部は、上面の後端部付近 ばかりではなく、上面の少なくとも一辺に沿う端部付近や上面の中央部付近など 、上面の一側部乃至両側部に設けることができる。
【0018】 上記構成は、洗面カウンターばかりでなく、その他の水周りカウンターにおい ても同様に形成することができる。例えばキッチンカウンターにおいては、洗用 部としての洗槽部の周囲上面を傾斜形成し、この上面後端部付近に排水部を形成 すればよい。
【0019】
【考案の効果】
このように、本考案によれば、カウンター上面の周辺部に排水部を設けたこと により、カウンター上面上のどこに飛散した水をも極めて容易に排水部に集めて 処理することができるので、上面に水が溜まらず使用者に対して清潔感を与える ことができる。 上面を排水部に向かう下り傾斜面をもって形成すれば、カウンター上面上に飛 散した水を自然に排水部に集めて処理することができるから、排水処理が一層簡 便となる。
【0020】 さらに、排水部を洗用部の排水部に連通させることにより、排水処理がより一 層簡便となる。 また、上面を傾斜方向に沿う凹凸面として形成すれば、排水作用はさらにより 一層効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる洗面カウンターの一実施例を示
した斜視図である。
【図2】図1の洗面カウンターの断面図である。
【図3】図1とは異なるカウンター上面の形状例を示し
た部分断面図である。
【図4】さらに図3とも異なるカウンター上面の形状例
を示した前部削除斜視図である。
【図5】図1とは異なる構成の洗面カウンターを示した
部分断面図である。
【図6】本考案に係わる洗面カウンターの別の実施例を
示した斜視図である。
【符号の説明】
1,20 洗面カウンター 2, 21 上面 3 前垂れ部 4 バックガード 5 天井板部 6, 23 洗面ボウル 7 蛇口部 8, 24 排水部 9 凸縁部 10 凹凸面部 11,15 溝状部 12 排水管 13 本体排水管

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗用部を設置したカウンター上面の後部
    乃至側部に溝状の排水部を設けてなる水回りカウンタ
    ー。
  2. 【請求項2】 洗用部を設置したカウンター上面の少な
    くとも一辺に沿う端部付近に当該端部に沿って排水部を
    設けてなる水回りカウンター。
  3. 【請求項3】 上面を排水部に向かう下り傾斜面をもっ
    て形成してなる請求項1に記載の水回りカウンター。
  4. 【請求項4】 洗用部を設置したカウンター上面の少な
    くとも後端部付近に後端部に沿って排水部を設け、この
    上面を排水部に向かう下り傾斜面をもって形成してなる
    水回りカウンター。
  5. 【請求項5】 排水溝を洗用部の排水部に連通させてな
    る請求項1又は2に記載の水回りカウンター。
  6. 【請求項6】 排水溝を洗用部の排水部に連通させてな
    る請求項3又は4に記載の水回りカウンター。
  7. 【請求項7】 カウンター上面の一部乃至全部に上面が
    傾斜する方向に延びた凹凸面部を設けた請求項6に記載
    の水回りカウンター。
JP1994009481U 1994-06-08 1994-08-03 水回りカウンター Expired - Lifetime JP3007437U (ja)

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JP1994009481U JP3007437U (ja) 1994-06-08 1994-08-03 水回りカウンター

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP655094 1994-06-08
JP6-6550 1994-06-08
JP1994009481U JP3007437U (ja) 1994-06-08 1994-08-03 水回りカウンター

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JP3007437U true JP3007437U (ja) 1995-02-14

Family

ID=43143283

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122312A (ja) * 2010-11-18 2012-06-28 Panasonic Corp カウンターとその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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