JP3077262U - 手入れが簡単で丈夫なザル

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(57)【要約】【課題】本考案は、ザルの網目を部分的に設け、大部
分をボウル様にすることにより、手入れを楽にし本体を
強化する。【解決手段】本考案は、ザル底部１と側面３を網目に
し、側面２は網目を無くしボウル様にする事により、網
目が少なくなる分手入れが楽になり、ザル本体も丈夫に
なる。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、網目を部分的に設ける事で網目を少なくした、ザルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

ザルは全体が網目となっている事から目詰まりする部分が多く、また、ザル本体は壊れ易かった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

食品の目詰まりした物を取り除いたり洗ったりする作業は、時間的、労力的に負担となる。また、ザルの材質などによっては壊れ易い物もある。従って網目を部分的に設けて必要最小限にする事で、前述の欠点を解決することが出来る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ザルの網目を底面と側面の上方一部だけにして、目詰まりする部分を主に底面だけにする。また、側面のほとんどをボウル様に網目を無くす事により本体が強化されるので、問題点を解決することが出来る。

【０００５】

【考案の実施の形態】

ザル底面部は、水切り出来るように従来通り網目にする。そして側面は主にボウル様にし網目をなくす。しかし、食品を内に入れて水道水を上からかけ続けてた時、万一水があふれて内容物がこぼれないようにするために、側面上方の一部だけを網目にする。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図に従って実施例を説明する。１は水切り用の網目がある底面。２はボウル様の側面。３は水をかけ続けた時に内容物があふれないように設けた網目部分。

【０００７】

【考案の効果】

上述の様に本考案の手入れが簡単で丈夫なザルは、従来のザル同様水切り出来ることは勿論、側面の大部分をボウル様にする事で本体が強化され、そして、目詰まりした内容物を取り除いたり汚れを洗い落としたりする手間が大変だった網目が部分的になり、少なくなるため、手入れが楽になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の手入れが簡単で丈夫なザルの実施例を
示す斜視図である。

【図２】本ザルの上から見た平面図である。

【符号の説明】

１ザル底面２ザル側面３側面の一部網目

【実用新案登録請求の範囲】