JPS6125431Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6125431Y2
JPS6125431Y2 JP1983036182U JP3618283U JPS6125431Y2 JP S6125431 Y2 JPS6125431 Y2 JP S6125431Y2 JP 1983036182 U JP1983036182 U JP 1983036182U JP 3618283 U JP3618283 U JP 3618283U JP S6125431 Y2 JPS6125431 Y2 JP S6125431Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
edge
trays
view
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983036182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59141883U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3618283U priority Critical patent/JPS59141883U/ja
Publication of JPS59141883U publication Critical patent/JPS59141883U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6125431Y2 publication Critical patent/JPS6125431Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は盆の改良に係り、特に盆の盆縁の四
隅に小径の水切り用の孔を設けたことにより、盆
を洗浄後積重ねて放置しておくと、盆裏面の水滴
が水切り用の孔から自然流下する為、迅速な自然
乾燥が可能な孔あき盆に関する。
従来、食膳用の盆は、使用後洗浄された後、自
然乾燥を待つのが普通であり、この際ホテル・旅
館のように一時に多数の盆を取り扱う所では、洗
浄後の盆を積重ねて自然乾燥にかけるのである
が、合成樹脂などで成形される盆などは精密に成
形されるので積み重ねた場合重なりが良すぎて盆
を濡れたまま積重ねて放置すると、盆と盆との間
は略密閉状態となる為、自然乾燥が行なわれにく
く、そのため早期に盆を使用する時には、盆の表
面上の水滴を布等で一枚ずつ拭きとる必要があつ
た。
そこで、この考案の目的は前記欠点を解消すべ
く、使用後の盆を洗浄後積重ねておくだけで、で
きるだけ迅速な自然乾燥が行なわれる食膳用の盆
を実現するにある。
以下図面に基づいてこの考案を詳細かつ具体的
に説明する。
第1図は盆をおもて側からみた斜視図であり、
第2図は盆を裏側からみた斜視図である。これら
の図に示す如く、略矩形をなす盆2の周囲の縁部
には、盆縁4が盆2のおもて側に内縁4xと上縁
4yと外縁4zをもつて凸となるように設けられ
る。つまり、盆縁4は所定肉厚に形成されるとと
もに、平坦なおもて面8からおもて側に突出する
内縁4xが形成され、この内縁4xの端部から外
側方向に平坦な上縁4yが形成され、更に、上縁
4yの端部から裏面10側に折曲して外縁4zが
形成され、断面形状が裏面に凹部を有すべく形成
される。そして盆縁4の上縁4yの四隅に円筒状
の水切り用の孔6が夫々設けられる。
尚、符号8は盆2のおもて面を示し、符号10
は盆2の裏面、符号12は溝を示す。
このように構成された食膳用の盆2は、食膳時
には、第1図に示す如くおもて面8上に食器等が
載置される。このとき、水切り用の孔6はおもて
面8よりも上方に位置し、盆2上で食器等を転倒
させた際に食物や酒等が盆縁4によつて包囲さ
れ、盆下方の例えば畳上に落下する惧れがない。
また、食事が終わつた後、盆2は洗浄され、第
3図に示す如く、盆2の裏面10を上側にして、
多数の盆2が夫々積重ねられ放置される。
この状態で上側の盆2aの裏面10aに付着し
た水滴の大半は盆縁4aの溝12aに流下し、さ
らに四隅に設けられた水切り用の孔6aを通つて
徐々に下方側に移動流出する。
また上側の盆2aのおもて面8aに付着した水
滴の大半は、下側の盆2bの裏面10bに付着し
た水滴とともに、下側の盆2bの盆縁4bの溝1
2bに流下し、四隅の水切り用の孔6bを通つて
下方側に移動流出する。
このように多数積重ねられた盆の各盆2a,2
bの表裏に付着した水滴の大半は四隅の水切り用
の孔6a,6bを通り下方側に移動流出する。
また、盆が多数枚積み重ねられると、上側の盆
2aと下側の盆2bの間は、略密閉状態となり、
自然乾燥が行なわれにくいけれども、水切り用の
孔6a,6bを通り外気が上側の盆2aと下側の
盆2bの間に流入する為、水切り用の孔6bを流
下せずに上側の盆2aと下側の盆2bとの間に残
留した水滴の自然乾燥も迅速に行なわれる。
第5図はこの考案の第2実施例を示すもので、
この第2実施例の特徴とするところは、水切り用
の孔6の形状を第1実施例では円筒状に設けたの
に対して、この第2実施例では裏面10側で径が
大きく、おもて面8側で径が小さいすり鉢状の水
切り用の孔6を盆縁4に設けたことである。この
ように水切り用の孔6の形状をすり鉢状にする
と、水はけが良くなるとともに、米粒等のゴミづ
まりの除去が容易となるばかりでなく、盆2のお
もて側からの外観も良好なものとなる。
尚、この考案では盆2の四隅に設けた孔を水切
り用に限定したが、他の応用例として、第6〜9
図に示す如く、この孔6に係止部7を挿入してア
クセサリを結んだり装飾具14等を挿入したり、
かぎつきの灰皿16や小盆18等を掛けたりする
ことも可能である。
又、孔の周辺を花辧や唐草等の彫刻模様で飾つ
たり、或は装飾金具などをこの孔に挿入装着した
りして加飾効果をあげるようにしてすることもで
きる。
更に、この考案の実施例においては、盆縁の断
面形状を内縁と平坦な上縁と外縁とによつて略直
角に折曲された凹部に形成したが、凹部に丸みを
有する断面形状に盆縁を形成することも可能であ
る。
以上詳細に説明した如く、この考案によれば以
下に述べる効果を奏する。
(1) 盆を使用後、洗浄した後、積重ねて放置して
おくだけで、盆表面の水滴のうち大半は、水切
り孔から自然流下し、更に水切り孔を設けた
為、積重ねられた盆と盆の間の密閉状態が解か
れ、盆と盆との間の間〓が外気と接触するので
盆表面に残つた水滴の自然蒸発も盛んとなるの
で、盆の迅速な自然乾燥が可能となる為、従来
の如く洗浄後の盆を翌回に使用する時に布等で
拭いてから使用するという作業を省略できる。
また、盆の使用時には、水切り用の孔がおもて
面よりも上方に位置するものであり、盆内にお
いて食器等を転倒させた際に、食物や酒等が盆
縁4によつて包囲され、盆下方の例えば畳上に
落下する惧れがなく、実用上有利である。
(2) 水切り孔を利用して、アクセサリーを挿入し
たり、組みたてたり更には灰皿や小盆をこの孔
を利用して着脱自在に取りつけることが出来
る。
(3) 水切り孔の形状を、盆裏側では径が大であ
り、盆おもて側では径が小であるすり鉢状の構
造とすれば、水はけが良く、ゴミづまりの除去
が容易であり、盆のおもて側からの外観も良好
なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは、この考案の第1実施
例に関し、第1図は盆をおもて側から見た斜視
図、第2図は盆を裏側から見た斜視図、第3図は
盆の積重ねを示す説明図、第4図は盆の水切り孔
付近の拡大断面図、第5図はこの考案の第2実施
例に関し、第4図に相当する要部拡大断面図であ
る。 第6〜9図はこの考案の他の実施例を示し、第
6図は盆に小盆を装着する状態を示す斜視図、第
7図は盆に装飾具を装着する状態を示す斜視図、
第8図は盆に灰皿を装着する状態を示す斜視図、
第9図は灰皿を示し、aは平面図、bは左側面
図、cは正面図である。 図において、2は盆、6は水切り用の孔であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 積重ね盆の外周部位には所定肉厚からなり断面
    形状が裏側に凹部を有する盆縁を形成し、この盆
    縁は平坦なおもて面からおもて側に突出する内縁
    とこの内縁端部から外側方向に形成される上縁と
    この上縁端部から裏面側に折曲して形成される外
    縁とから構成され、前記盆縁の前記上縁の四隅に
    水切り用の孔を設けたことを特徴とする孔あき積
    重ね盆。
JP3618283U 1983-03-15 1983-03-15 孔あき積重ね盆 Granted JPS59141883U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3618283U JPS59141883U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 孔あき積重ね盆

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3618283U JPS59141883U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 孔あき積重ね盆

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59141883U JPS59141883U (ja) 1984-09-21
JPS6125431Y2 true JPS6125431Y2 (ja) 1986-07-30

Family

ID=30166859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3618283U Granted JPS59141883U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 孔あき積重ね盆

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59141883U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5316150B2 (ja) * 2009-03-24 2013-10-16 和平フレイズ株式会社 トレー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59141883U (ja) 1984-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6125431Y2 (ja)
US2867940A (en) Soap dishes
JPH0540861Y2 (ja)
JPS5920865Y2 (ja) 水切り台
JP3652574B2 (ja) 箸立て
JP3036373U (ja) 弁当箱の内容器
JPS6342836Y2 (ja)
KR960004226Y1 (ko) 수세미
JP3033950U (ja) 弁当箱の内容器
JP3032297U (ja) 吸盤付き繊維たわし
JP3011540U (ja)
JP3051719U (ja) ランチョンマット
JP3059528U (ja) パック入り豆腐の水切り具
JPS6192347U (ja)
JPS6244699Y2 (ja)
JP4040928B2 (ja) 収納具
JPS582297Y2 (ja) 靴拭きマツト
JPS6342835Y2 (ja)
JP3071668U (ja) 人形の台座
JPH0441567U (ja)
JP3050508U (ja) 食卓ダストボックス
JPH0246521Y2 (ja)
JPH049917Y2 (ja)
JPH0626645U (ja) 受け皿
JPH0411657Y2 (ja)