JP3027448U - 複合開閉装置 - Google Patents

複合開閉装置

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JP3027448U
JP3027448U JP1996001443U JP144396U JP3027448U JP 3027448 U JP3027448 U JP 3027448U JP 1996001443 U JP1996001443 U JP 1996001443U JP 144396 U JP144396 U JP 144396U JP 3027448 U JP3027448 U JP 3027448U
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disconnector
chamber
cable head
circuit breaker
lightning arrester
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JP1996001443U
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English (en)
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習夫 海田
淳 新田
哲也 桂
忠雄 白井
郁夫 坪内
清二 吉村
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Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルヘッド、ケーブルヘッドを3個所設
けた複合開閉装置を、大型化することなくユニット化す
る。 【解決手段】 遮断器を収納している遮断器室、遮断器
室の一方の端部に連結された第1の断路器室、第1の断
路器室に連結された引込回線用のケーブルヘッド室、ケ
ーブルヘッド室に連結された避雷器室、遮断器室の他方
の端部に連結された第2の断路器室、第2の断路器室に
連結された、第1の引出回線用のケーブルヘッド室、第
2の断路器室に連結された第3の断路器室、第3の断路
器室に連結された、第2の引出回線用のケーブルヘッド
とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は複合開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば変電所設備において、外部から引き込まれてくる引込回線を二つの引 出回線に分岐する場合、引込回線に接続される回路を、遮断器、断路器、接地装 置、避雷器、計器用変圧器によって構成し、また各引出回線に接続される回路を 断路器、接地装置によって構成することが行なわれている。
【0003】 図7はそのための開閉装置SWの回路構成を単線結線で示したもので、1は引 込回線に接続される引込用のケーブルヘッド、2、3はそれぞれ引出回線に接続 される引出用のケーブルヘッドである。図の例ではケーブルヘッド2は変圧器T rを介して負荷に、またケーブルヘッド3はケーブルヘッドCHを介して他の開 閉装置SWに接続される。
【0004】 図7に示す開閉装置SWにおいて、ケーブルヘッド1には、遮断器4、断路器 5、電動による接地装置6、手動による接地装置7および断路装置8を介して接 続される避雷器9からなる回路が接続される。遮断器4とケーブルヘッド2との 間には、負荷断路器10および手動による接地装置11からなる回路が接続され る。遮断器4とケーブルヘッド3との間には、負荷断路器12および手動による 接地装置13からなる回路が接続される。また任意の一つの相についてケーブル ヘッド1に計器用変圧器53が接続される。
【0005】 しかしこのような開閉装置を構成する場合、その構成要素である遮断器、断路 器、接地装置、避雷器、更には計器用変圧器をそれぞれ別個に製作し、組み立て るようにすると、その構成は煩雑となり、また装置全体が大型化する。またこれ らの機器を複合化し、ユニット化することが考えられるとしても、単にユニット 化し、複合化しただけでは、装置の小型化、簡易化を期待することはできない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、一つのケーブルヘッドと二つのケーブルヘッドを必要とする複合開 閉装置において、各ケーブルヘッド、ケーブルヘッドに連なる各機器のユニット 化を、簡単な構成によって実施可能とすることを解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、遮断器を収納している遮断器室、遮断器室の一方の端部に連結され てあり、第1の断路器及び第1の接地装置を組み込んだ第1の断路器室、第1の 断路器に接続されてあり、引込回線に接続されるケーブルヘッドを収納するケー ブルヘッド室、このケーブルヘッド室に連結されてあり、断路装置を介して接続 される避雷器を収納する避雷器室、遮断器室の他方の端部に連結されてあり、第 2の断路器及び第2の接地装置を組み込んだ第2の断路器室、第2の断路器に接 続されてあり、第1の引出回線に接続されるケーブルヘッドを収納するケーブル ヘッド室、第2の断路器室に連結されてあり、第3の断路器及び第3の接地装置 を組み込んだ第3の断路器室、第3の断路器に接続されてあり、第2の引出回線 に接続されるケーブルヘッドを収納するケーブルヘッドとを備えたことを特徴と する。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図によって説明する。図1〜図3はU相、V相及びW相 のうちの一相分の極断面の詳細を示し、また図4〜図6は三相全体の複合開閉装 置を示す。図1において、14は遮断器室で、遮断器4が収納されてあり、この 遮断器4の固定電極、可動電極からなる遮断部15は、その各端部が遮断器室1 4に対して絶縁支持棒16により固定支持されている。
【0009】 遮断器室14の一方の端部上方に断路器室17が連結されている。この断路器 室17には断路器5が収納され、絶縁スペーサ18により断路器室17に固定支 持されている。断路器5は可動電極19、固定電極20とから構成されてあり、 可動電極19は導体21により遮断部15の一方側の電極に接続されている。断 路器室17には、断路器5を開閉駆動する駆動装置22、固定電極20に接触自 在の接地装置6及び可動電極19に接触自在の接地装置7が設置されている。
【0010】 遮断器室14の他方の端部上方に断路器室23が連結されている。この断路器 室23には断路器10が収納され、絶縁スペーサ24により断路器室23に固定 支持されている。断路器10は可動電極25、固定電極26とから構成されてあ り、可動電極25は導体27を介して遮断部15の他方側の電極に接続されてい る。断路器室23には、断路器10を開閉駆動する駆動装置28、固定電極26 に接触自在の接地装置11が設置されている。
【0011】 図のように断路器室17、23が遮断器室14の長手方向に沿って配列される が、その長手方向に沿って更に断路器室23の外側に断路器室29が連結され、 配列される。断路器室29には断路器12が収納され、絶縁スペーサ30により 断路器室29に固定支持されている。断路器12は可動電極31,固定電極32 とから構成されてあり、可動電極31は断路器10の可動電極25に導体33に より接続されている。断路器室29には、断路器12を開閉駆動する駆動装置3 4と、固定電極32に接触自在の接地装置13が設置されている。なお遮断器室 及び各断路器室には、絶縁性ガスが充填されてある。
【0012】 各断路器5、10、12の各固定電極20、26、32は、ケーブルヘッド1 〜3に接続される。そのために各断路器室17、23、29の側面にケーブルヘ ッド室35〜37を並設する。図4から理解されるように、各断路器室17、2 3、29を一直線上に並べた状態にあるとき、これに平行するように、内部にケ ーブルヘッドを収納した各ケーブルヘッド室35〜37を一直線上に並べる。
【0013】 図2はひとつのケーブルヘッド室、たとえばケーブルヘッド室35を示す断面 図で、ケーブルヘッド室35に収納されているケーブルヘッド38の上端部39 は、図示しない導体を介して断路器5の固定電極20に接続されている。ケーブ ルヘッド38に接続されたケーブル40はケーブルヘッド室35の下方より外側 に引き出される。他のケーブルヘッド室36、37の構成も同様である。41及 び42は各ケーブルヘッド室36、37から引き出されたケーブルである。
【0014】 ケーブルヘッド室35に、内部に避雷器43が収納された避雷器室44が、各 ケーブルヘッド室35〜37の配列方向に沿って連結される。また避雷器室44 には、避雷器43をケーブルヘッド38に接続する断路装置45が収納されてい る。その具体的構成を図2に示す。同図において、ケーブルヘッド38の上端部 39に導体46が連結されてあり、その先端に電極47が取り付けてある。電極 47は絶縁スペーサ48を介してケーブルヘッド室35(または避雷器室44) に支持されている。
【0015】 電極47には電極棒49が摺接自在とされてあり、この電極棒49の下端は避 雷器43に接触しており、その接触個所が断路装置45の開閉部となっている。 電極棒49の上端には絶縁棒50が連結されてあり、この絶縁棒50の上端には 摺動棒51が連結されてある。摺動棒51の上端は避雷器室44の蓋52より突 出しており、その突出部分にキャップ53が被せてある。したがってこのキャッ プ53を外し、摺動棒51の上端を引き抜くと、電極棒49が避雷器43から離 れる。これにより避雷器43はケーブルヘッド38から切り離される。
【0016】 本考案では更に一つの相に計器用変圧器53(図7参照。)を接続する。その 構成を図3によって説明すると、避雷器室44に、各ケーブルヘッド室35〜3 7の配列方向に対して交差する方向に沿って計器用変圧器53を収納した変圧器 室54を連結する。そしてケーブルヘッド38に連結された導体46に設けた電 極47に更に導体55を連結する。そしてこの導体55の先端に、変圧器室54 内の計器用変圧器53を接続する。
【0017】 以上の構成は一つの相の極について説明したが、これと同様の構成の極が他の 相毎に構成され、配置される(図4以降の各図を参照。)。各相の遮断器室14 及びケーブルヘッド室35〜37は架台56の上に搭載される。57は各遮断器 を操作する機構を収納する操作器箱、58は各断路器、電動操作による接地装置 を操作する機構を収納する操作器箱である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、遮断器、断路器、避雷器などを複合化 し、一つのケーブルヘッドと二つのケーブルヘッドを備えた複合開閉装置におい て、装置の大型化を伴うことなく各機器の複合化及びユニット化が可能となる効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す要部の正面図であ
る。
【図2】図1の一部の断面図である。
【図3】図1の他の一部の断面図である。
【図4】本考案の実施形態を示す平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の正面図である。
【図7】変電所設備の開閉装置の回路図である。
【符号の説明】
1 引込回線用のケーブルヘッド 2 引出回線用のケーブルヘッド 3 引出回線用のケーブルヘッド 4 遮断器 5 第1の断路器 6,7 接地装置 8 断路装置 9 避雷器 10 第2の断路器 12 第3の断路器 11,13 接地装置 14 遮断器室 35 第1の断路器室 36 第2の断路器室 37 第3の断路器室 43 避雷室 44 避雷器室 45 断路装置 53 計器用変圧器 54 変圧器室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 桂 哲也 広島市中区小町4番33号 中国電力株式会 社内 (72)考案者 白井 忠雄 京都府向日市寺戸町修理式18番地 株式会 社井上電機製作所内 (72)考案者 坪内 郁夫 京都府向日市寺戸町修理式18番地 株式会 社井上電機製作所内 (72)考案者 吉村 清二 京都府向日市寺戸町修理式18番地 株式会 社井上電機製作所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器を収納している遮断器室と、前記
    遮断器室の一方の端部に連結されてあって、前記遮断器
    の長手方向に並ぶ固定、可動電極のうちの一方に接続さ
    れる第1の断路器および第1の接地装置を組み込んだ第
    1の断路器室と、前記第1の断路器室に連結されてあっ
    て、前記第1の断路器に接続される引込回線用のケーブ
    ルヘッドを収納している引込用のケーブルヘッド室と、
    前記引込用のケーブルヘッド室に連結されてあって、内
    部に避雷器と、前記避雷器を前記引込回線用のケーブル
    ヘッドに接続する開閉装置を組み込んだ避雷器室と、前
    記遮断器室の他方の端部に連結されてあって、前記遮断
    器の他方の電極に接続される第2の断路器及び第2の接
    地装置を組み込んだ第2の断路器室と、前記第2の断路
    器室に連結されてあって、前記第2の断路器に接続され
    る第1の引出回線用のケーブルヘッドを収納している第
    1の引出用のケーブルヘッド室と、前記第2の断路器室
    に連結されてあって、前記第2の断路器を介して前記遮
    断器の他方の電極に接続される第3の断路器及び第3の
    接地装置を組み込んだ第3の断路器室と、前記第3の断
    路器室に連結されてあって、前記第3の断路器に接続さ
    れる第2の引出回線用のケーブルヘッドを収納している
    第2の引出用のケーブルヘッド室とを備えてなる複合開
    閉装置。
  2. 【請求項2】 遮断器を収納している遮断器室と、前記
    遮断器室の一方の端部に連結されてあって、前記遮断器
    の長手方向に並ぶ固定、可動電極のうちの一方に接続さ
    れる第1の断路器および第1の接地装置を組み込んだ第
    1の断路器室と、前記第1の断路器室に連結されてあっ
    て、前記第1の断路器に接続される引込回線用のケーブ
    ルヘッドを収納している引込用のケーブルヘッド室と、
    前記引込用のケーブルヘッド室に連結されてあって、内
    部に避雷器と、前記避雷器を前記引込回線用のケーブル
    ヘッドに接続する開閉装置を組み込んだ避雷器室と、前
    記避雷器室に連結されてあり、前記第1の断路器に接続
    される計器用変圧器と、前記遮断器室の他方の端部に連
    結されてあって、前記遮断器の他方の電極に接続される
    第2の断路器及び第2の接地装置を組み込んだ第2の断
    路器室と、前記第2の断路器室に連結されてあって、前
    記第2の断路器に接続される第1の引出回線用のケーブ
    ルヘッドを収納している第1の引出用のケーブルヘッド
    室と、前記第2の断路器室に連結されてあって、前記第
    2の断路器を介して前記遮断器の他方の電極に接続され
    る第3の断路器及び第3の接地装置を組み込んだ第3の
    断路器室と、前記第3の断路器室に連結されてあって、
    前記第3の断路器に接続される第2の引出回線用のケー
    ブルヘッドを収納している第2の引出用のケーブルヘッ
    ド室とを備えてなる複合開閉装置。
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