JP2591069Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2591069Y2
JP2591069Y2 JP1993044402U JP4440293U JP2591069Y2 JP 2591069 Y2 JP2591069 Y2 JP 2591069Y2 JP 1993044402 U JP1993044402 U JP 1993044402U JP 4440293 U JP4440293 U JP 4440293U JP 2591069 Y2 JP2591069 Y2 JP 2591069Y2
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JP
Japan
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contact
cable head
movable contact
cover plate
insulating spacer
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JPH0716513U (ja
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伸一 長谷川
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガス絶縁開閉装置(以
下、「GIS」という。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】GISは、図4の単線接続図に示す開閉
装置を構成する各機器を、図5の外形図に示すように、
ガス区分された接地容器31内にSF6 ガスと共に封入
して構成される。図において、BUSは母線、DSは断
路器、CBは遮断器、ESは接地開閉器、CHdはケー
ブルヘッド、CTは変流器である。
【0003】GISは、現地において組み立てられた
後、絶縁試験を行うことが必須である。その絶縁試験の
ために、試験用ブッシングがケーブルヘッド部1に取り
付けられる。図6に従来のケーブルヘッド部1を示す。
図6は、ケーブルヘッド部1の内部を断面で示してい
る。ケーブルヘッド部1は、底板2上にケーブルヘッド
CHdが3相固定され、ケーブルヘッドCHdの上部
に、内部にチューリップ接触子を有するケーブルヘッド
側の接触子4が取り付けられる。
【0004】ケーブルヘッド部1の1端に絶縁スペーサ
5が取り付けられる。絶縁スペーサ5は、貫通導体6を
有し、この貫通導体6が絶縁スペーサ側の導体7を支持
し、この導体7の途中にチューリップ接触子からなる絶
縁スペーサ側の接触子3が設けられる。また、この絶縁
スペーサ5は、GISの他室8とのガス区分を行ってい
る。
【0005】絶縁棒9の先に取り付けられている棒状の
可動接触子10は、絶縁スペーサ側の接触子3とケーブ
ルヘッド側の接触子4の各チューリップ接触子の中心を
貫通して接触子3,4間を導通させたり、断路させたり
する。なお、ケーブルヘッドCHdを支持する枠体32
には、変流器33が収納されている。この図6は絶縁ス
ペーサ側の接触子3とケーブルヘッド側の接触子4との
間が可動接触子10により導通されいてる状態を示して
いる。この状態で操作軸34を回動すると、駆動レバー
35が回転し、絶縁棒9がガイド13に沿って上方向に
移動させられ、可動接触子10はケーブルヘッド側の接
触子4から離れて、接触子3,4間は断路状態となる。
この操作軸34は、ケーブルヘッド部1に溶接された外
部軸受けにより、ガス気密の状態を保って容器の外部に
導出されている。また、ガイド13は蓋板12に固定さ
れている。
【0006】以上説明したGISにおいて、絶縁試験を
行う場合には、ケーブルヘッド1に試験用ブッシングが
取り付けられる。ケーブルヘッド部1に試験用ブッシン
グを取り付けた状態を図2と図3に示す。GISに試験
電圧を印加する場合は、図2に示すように、試験用ブッ
シング21を絶縁スペーサ側の接触子3に接続片23に
より接続する。ケーブルに試験電圧を印加する場合は、
図3に示すように、ケーブルヘッド側の接触子4と接続
する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このように、試験用ブ
ッシング21をケーブルヘッド部1に取り付けて絶縁試
験を行う場合には、試験前に可動接触子10、絶縁棒
9、蓋板12、および操作部13,34,35の全てを
取り外しする必要があり、試験後には再組立を行う必要
がある。ところが、前述の従来のGISのケーブルヘッ
ド部1においては、これらの各作業の作業性が悪く、時
間がかかっていた。
【0008】また、可動接触子10、絶縁棒9、操作部
13,34,35を取り外さずに絶縁試験を行うため
に、試験用ブッシング21を、絶縁スペーサ5の反対側
に設けられた開口36を利用して水平方向に取り付ける
試みもされている。しかしながら、水平方向に試験用ブ
ッシング21を取り付けると、ブッシング先端間の絶縁
空間が確保できず、さらに試験用ブッシング21を水平
に配置するための空間が必要となり、用地面積を増大さ
せることとなってコストアップが大となる。
【0009】本考案は、GISにおいて、現地絶縁試験
を行う際の試験用ブッシングの取り外しおよび取り付け
の作業性を向上させ、かつブッシングの取り付け空間効
率を改善することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来のGIS
においては、操作軸がケーブルヘッド部より導出されて
いるため、容易に分解できないことに着目したもので、
蓋板に駆動部分全てを取り付けし、蓋板を取り外すこと
により絶縁棒まで取り出せることを狙ったものである。
【0011】本考案のGISは、ケーブルヘッド部内
に、ケーブルヘッド側の接触子と絶縁スペーサ側の接触
子との間を導通または断路させる可動接触子を設ける。
本考案のGISは、前記ケーブルヘッド側の接触子と前
記絶縁スペーサ側の接触子と前記可動接触子が3相に構
成され、前記ケーブルヘッド部の上方に、取り外し可能
に取り付けられた蓋板と、この蓋板とガス気密の状態を
保って、ケーブルヘッド内部から外部に導出される操作
軸と、前記蓋板に取り付けられ、前記3相の可動接触子
を上下方向に移動させるガイドと、前記ケーブルヘッド
部内において前記操作軸と前記3相の可動接触子とを、
機械的に連結し、電気的には絶縁して、前記操作軸の操
作により前記可動接触子を前記ガイドに沿って上下動さ
せる連結部とを具備し、前記蓋板を上方に取り外すとき
に、前記操作軸と前記可動接触子と前記連結部が一体に
取り出される。
【0012】
【作用】上記手段によれば、ケーブルヘッド側の接触子
と絶縁スペーサ側の接触子との接続を断路装置により断
路した後、蓋板を外すだけで接触子、絶縁棒および手動
断路装置全体を一括して取り外すことができる。これは
再組立を行う際にも同様であるので、絶縁試験の前後の
作業を容易にし作業時間を短縮する。
【0013】
【実施例】本考案の実施例を、ケーブルヘッド部1を示
す図1を用いて説明する。ケーブルヘッド部1は、水平
に配置された底板2上にケーブルヘッドCHdが3相固
定され、その上部にケーブルヘッド側の接触子4が取り
付けられている。ケーブルヘッド部1の1端には、絶縁
スペーサ5が取り付けられる。
【0014】絶縁スペーサ5は、貫通導体6を有し、こ
の貫通導体6が導体7を支持し、この導体7の途中にチ
ューリップ接触子からなる絶縁スペーサ側の接触子3が
設けられる。また、この絶縁スペーサ5は、GISの他
室8とのガス区分を行っている。なお、導体7は、ケー
ブルヘッド部1が2個並んでも良い構造とするために、
絶縁スペーサ5と反対方向に延ばしてある。
【0015】絶縁棒9の先に取り付けられている棒状の
可動接触子10は、絶縁スペーサ側の接触子3とケーブ
ルヘッド側の接触子4の各チューリップ接触子の中心を
貫通して接触子3,4と接触する。3相分の絶縁棒9は
その上端が1つの3相取付板11に固定される。3相取
付板11は、蓋板12に固定されたガイドにより、ケー
ブルヘッド部1に対して上下動可能に支持されている。
【0016】また、操作軸14が、蓋板12に外部軸受
15および内部軸受16によりガス気密の状態を保って
外部に導出されている。この操作軸14をケーブルヘッ
ド部1の外部から手動で回転させると、操作軸14に固
定したレバー17、自在継手18、駆動レバー19を通
して3相取付板11がガイド13に沿って上下動させら
れ、絶縁棒9が3相一体で上下動する。
【0017】図1は絶縁スペーサ側の接触子3とケーブ
ルヘッド側の接触子4間が導通している状態を示してい
る。絶縁試験のために試験用ブッシングをケーブルヘッ
ド部1に取り付ける場合は、絶縁棒9を上方向に移動す
るように操作軸14を回動することにより、接触子3,
4間を断路状態とする。その後、蓋板12を取り外すこ
とにより、絶縁棒9、可動接触子10、手動断路装置1
4〜19を一括して取り外す。
【0018】この状態で図2、図3に示すように試験用
ブッシング21をケーブルヘッド部1に取り付ける。G
ISに試験電圧を印加する場合は、図2に示すように、
試験用ブッシング21の導体22を絶縁スペーサ側の接
触子3に接続片23により接続する。ケーブルに試験電
圧を印加する場合は、図3に示すように、ケーブルヘッ
ド側の接触子4と接続する。
【0019】また、絶縁試験が終了すると、試験用ブッ
シング21を取り外して、絶縁棒9、可動接触子10、
手動断路装置を取り付けた蓋板12をケーブルヘッド部
1に装着する。そして、操作軸14を回動させて、絶縁
スペーサ側の接触子3とケーブルヘッド側の接触子4間
を可動接触子10により導通させる。以上説明したよう
に、ケーブルヘッド部1の蓋板12に絶縁棒9、可動接
触子10、手動断路装置14〜19の全てを装着したた
め、絶縁試験の前後の作業を容易にし、作業時間を短縮
する。また、試験用ブッシング21を水平方向に取り付
ける必要がなくなるので、ブッシングの取り付け空間を
考慮しなくてもよくなる。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、GISにおいて、現地
絶縁試験をケーブルヘッド部から行う際の作業性を向上
させ、かつブッシングの取り付け空間効率を改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のGISの実施例を一部断面で示した側
面図。
【図2】GISの絶縁試験時のケーブルヘッド部の断面
を示す側面図。
【図3】GISのケーブルヘッドの絶縁試験時のケーブ
ルヘッド部の断面を示す側面図。
【図4】GISの単線接続図。
【図5】GISの側面図。
【図6】従来のGISのケーブルヘッド部を一部断面で
示した側面図。
【符号の説明】
1…ケーブルヘッド部 2…底板 3…絶縁スペーサ側の接触子 4…ケーブルヘッド側の接触子 5…絶縁スペーサ 8…GISの他室 9…絶縁棒 10…可動接触子 14…操作軸 CHd…ケーブルヘッド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルヘッド部内に、ケーブルヘッド
    側の接触子と絶縁スペーサ側の接触子との間を導通また
    は断路させる可動接触子を設けたガス絶縁開閉装置にお
    いて、 前記ケーブルヘッド側の接触子と前記絶縁スペーサ側の
    接触子と前記可動接触子が3相に構成され、 前記ケーブルヘッド部の上方に、取り外し可能に取り付
    けられた蓋板と、 この蓋板とガス気密の状態を保って、ケーブルヘッド内
    部から外部に導出される操作軸と、 前記蓋板に取り付けられ、前記3相の可動接触子を上下
    方向に移動させるガイドと、 前記ケーブルヘッド部内において前記操作軸と前記3相
    の可動接触子とを、機械的に連結し、電気的には絶縁し
    て、前記操作軸の操作により前記可動接触子を前記ガイ
    ドに沿って上下動させる連結部とを具備し、 前記蓋板を上方に取り外すときに、前記操作軸と前記可
    動接触子と前記連結部が一体に取り出されることを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
JP1993044402U 1993-08-13 1993-08-13 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JP2591069Y2 (ja)

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JPH0716513U JPH0716513U (ja) 1995-03-17
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