JP3023770B2 - 環状揚げパンの製造方法 - Google Patents

環状揚げパンの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、内部に詰め具が
施されてなる揚げパンの製造方法に係り、詳しくは、内
部に定形の詰め具を包み込んでなる環状の揚げパンの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内部に詰め具が施され油で揚げてなるパ
ンとしては、詰め具としてカレーや味付けした挽き肉等
の不定形物を包み込んでなるカレーパンやピロシキ、ま
たは、詰め具としてソーセージのような定形物を包み込
んでなるソーセージパン等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記揚げパン
は何れも円形、長円形(図7(イ)参照)または円柱形
等の以前から既に知られた変わり映えのしない外観を呈
したものであり、焼成してなるパンのように固定性を打
ち破って種々の形状とした、消費者の目を引き新たな購
買意欲を喚起させるようなものがない。
【0004】このような固定性に捕らわれる原因の一つ
としては、パン生地に包み込まれる詰め具の種類や形状
にある。すなわち、カレーや味付けした挽き肉と言った
詰め具は固形状であるが定形性に欠けるため、その包み
易さから円形または長円形をしたパン生地の内部に包み
込むことが通例となり、また、ソーセージのような詰め
具は定形性を有するが細長棒状であるため、やはりその
包み易さから円柱形をしたパン生地の内部に包み込むこ
とが通例となっている。
【0005】また、上記円形または長円形等をした揚げ
パンは、詰め具の内包またはパン生地の油揚げの際に詰
め具の位置が偏ってしまうこと、すなわち、詰め具がパ
ン生地内全体に万遍なく配置されていないことがあり、
食したときに詰め具のないパン生地だけの部分が出来て
しまい、パンと詰め具とを一度にバランス良く食するこ
とが出来ないことがある。
【0006】このように、詰め具を内包してなる従来の
揚げパンにおいては、円形、長円形または円柱形等のパ
ン生地の中心部に詰め具をしてなるものしか考えられて
おらず、該パン生地の中心部以外に詰め具を配置するよ
うにしてなるものは未だかつて提案されてなかった。
【0007】ちなみに、油で揚げてなるベーカリー製品
としてドーナツがあり、このドーナツにはドーナツの中
心部に詰め具をしてなる円形状のものの他に、環状とし
たドーナツの内部に詰め具としてなるもの、すなわち、
生地の中心部以外に詰め具を配置するようにしてなるも
のに相当するものがあるが、この環状をしたドーナツに
詰め具をしてなるものは、揚げ終えたドーナツに切り込
みを入れ、後から該切り込みを介して流動状の詰め具を
充填するようにしてなるものであり、予め油で揚げる前
から詰め具を内包してなるものでもなければ、環状に成
形された定形の詰め具を内包してなるものでもなく、上
記課題を解決するものではない。
【0008】すなわち、揚げ終えたものに切り込みを入
れ流動状の詰め具を充填したものでは、該切り込みから
詰め具がはみ出てしまう恐れが多分にあり食べ辛く、ま
た、該切り込みを小さくしたのでは生地内に万遍なく詰
め具を配置することが出来ず、さらに、揚げ終えたもの
に環状に成形された定形の詰め具を後から内包すること
は非常に困難なものである。
【0009】また、環状に形成された生地を用いて定形
詰め具を予め包み込んでから油で揚げるようにすればよ
いと思われるかも知れないが、中心部に穴があくことに
より外側縁部の他に内側縁部が形成された生地は扱い辛
く、どのようにして詰め具を包み込んだらよいか困惑し
てしまうものである。すなわち、例えば、環状に形成さ
れた生地を一枚用い、外側縁部と内側縁部を一緒に摘む
ことにより徐々に縁部を包み込む方法では、成形作業が
厄介な上に、生地に非常に大きな伸展性と外側と内側で
異なった伸展性が要求されることから、特別な技術を持
ち合わさなければ生地を破かず、且つ、皺を生じさせる
ことなく綺麗に包み込むことは非常に困難である。ま
た、環状に形成された生地を二枚用い、これらの生地の
間に詰め具を配置して包み込む方法では、外側縁部又は
内側縁部の何れかから端部を閉じ合わせるにしても、細
心の注意を払って均一に縁部を閉じ合わさなければ生地
が一方の縁部側に引っ張られてしまい他方側の縁部の閉
じ合わせが上手く行えず、無理に生地を引っ張ると、生
地が破れてしまったり、詰め具またはその調味料がはみ
出してしまうこととなってしまい、やはり綺麗に包み込
むことが出来ないのである。従って、上記課題を解決す
ることは容易に成されるものではなかった。
【0010】さらに、パン生地の中心部に詰め具を内包
してなる円形、長円形または円柱形等の従来の揚げパン
においては、内包してなる詰め具の含水量による程度の
差こそあれ、詰め具からの水分蒸発によりパン生地の中
心部が上方に持ち上げられ空洞部が生じてしまい、見掛
け上のボリューム感と実際のボリュームとが多少なりと
も異なる格差を有するものであった。
【0011】本願発明は、このような課題に対処しよう
とするものであり、以下に記載の発明の完成により極め
て簡単にその目的を成し得ることができたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明は、詰め具の配
置が容易で、パン生地内に万遍なく詰め具を配置するこ
とができるように、詰め具の包み込み順序をまず2枚の
パン生地の周囲を閉じ合わせてから中心部側が閉じ合わ
さるようにくり抜いて穴部が形成されるようにして、パ
ンの形状が環状に成形されるようにしてなるものであ
る。
【0013】すなわち、本願発明は、詰め具が環状に配
置されるようその周囲を該詰め具の形状に合わせてパン
生地で全体的に環状に被覆し揚げてなるものであり、ま
た、本願発明は、詰め具を予め環状に成形された定形詰
め具としてなるものでもあり、また、本願発明は、定形
詰め具としてソーセージを用いてなるものでもある。
【0014】さらに、本願発明は、環状に配置した詰め
具の上下両面に円形に成形したパン生地をそれぞれ準備
するとともにその周囲を閉じ合わせて該詰め具を全体的
に被覆し、次いで該詰め具の内郭形状に合わせて上面側
パン生地と下面側パン生地とが閉じ合わさるようにその
中心部をくり抜いて穴を開け、その後、油で揚げてなる
ものでもある。
【0015】
【発明の実施の形態】本願発明は、詰め具が環状に配置
されるようその周囲を該詰め具の形状に合わせてパン生
地で全体的に環状に被覆し揚げてなるものであり、環状
に配置した詰め具の上下両面に円形に成形したパン生地
をそれぞれ準備するとともにその周囲を閉じ合わせて該
詰め具を全体的に被覆し、次いで該詰め具の内郭形状に
合わせて上面側パン生地と下面側パン生地とが閉じ合わ
さるようにその中心部をくり抜いて穴を開け、その後、
油で揚げてなるものである。
【0016】上記詰め具は、パン生地による包み込みの
容易さを考慮して予め環状に成形された定形詰め具とす
ることが好ましく、該定形詰め具としては、ソーセージ
等の固形物またはカレー等の不定形物を冷凍もしくは冷
蔵し定形化したものとすると良い。
【0017】さらに、詰め物を包み込む際の上下パン生
地の閉じ合わせは、上下パン生地の外側縁部を指で押さ
えることによりパン生地の周囲における閉じ合わせを行
い、他方、管状の打ち抜き具を用いて中心部をくり抜く
ことによりパン生地の中心部における穴開けと閉じ合わ
せを同時に行うようにしても良いが、下端周縁に段部と
この段部から外側に傾斜して設けられた尖鋭刃部を形成
してなる周壁を有する該パン生地の形状に適合した形状
の型枠を用いることにより、パン生地の周囲における閉
じ合わせを行うようにしても良く、また、下端周縁に段
部とこの段部から外側に傾斜して設けられた尖鋭刃部を
形成してなる外周壁及び下端周縁に環状の打ち抜き内周
壁とを有する該パン生地の形状に適合した形状の型枠を
用いることにより、パン生地の周囲における閉じ合わせ
と中心部のくり抜きにおける穴開け及び閉じ合わせを併
せて行うようにしても良い。
【0018】
【作用】パンの形状を環状とすることにより、パン生地
内に詰め具が偏って配置されることなく万遍なく無端状
に配置されることとなるので、どの部分を食したとして
も必ず詰め具を有することとなり、パンと詰め具をバラ
ンス良く食することが出来ることとなる。しかも、パン
生地の周囲側からだけではなく中心部側からも加熱処理
することと併せて内包される詰め具を環状に分散して配
置し詰め具から生じる水分蒸発による上方持ち上げ力を
分散したことにより、パン生地の膨化が妨げられること
なく十分な膨化が図られ、詰め具とパン部との間に生じ
てしまう空洞部を極力小さくすることが出来ることとな
る。
【0019】また、詰め具の包み込み順序を、まず2枚
のパン生地の周囲を閉じ合わせてから中心部側が閉じ合
わさるようにすることにより、単に、閉じ合わせ面積の
多いパン生地の周囲の閉じ合わせを先に行い、後から閉
じ合わせ面積の少ないパン生地の中心部の閉じ合わせを
行うようにしただけでなく、包み込まれる詰め具が外方
にはみ出ることなく全てパン生地内に内包されるととも
に、周囲が閉じ合わされたパン生地の中心部のくり抜き
において穴開けと閉じ合わせを同時に行うようにするこ
とにより、包み込まれた詰め具が内方にはみ出ることが
ないようにし、万一、詰め具が内方にはみ出てしまった
としても該詰め具はくり抜かれたパン生地によって捕獲
されパン生地や周囲を汚してしまうことがなく、綺麗に
包み込み成形することが出来ることとなる。
【0020】また、詰め具の包み込みを、2枚のパン生
地の周囲における閉じ合わせと中心部側のくり抜きの穴
開けに伴う閉じ合わせとを併せて同時に行うようにする
ことにより、詰め具が包み込み作業の途中で位置ずれす
ることなく綺麗に、且つ、効率良く容易に包み込み成形
することが出来ることとなる。
【0021】
【実施例】以下、本願発明を実施例に基づいて説明す
る。まず、詰め具を包み込んでなるパン生地を中種法に
より調整する。中種の配合は、小麦粉70重量部、イー
スト2.5重量部、イーストフード0.1重量部、乳化
剤0.2重量部、水42重量部であり、中種条件は、混
捏時間5分、中種発酵時間4時間30分とし、また、生
地の配合は、小麦粉30重量部、砂糖10重量部、塩
2.0重量部、卵5重量部、可塑性油脂5重量部、水1
8重量部であり、本捏条件は、混捏時間5分、フロアタ
イム20分、ベンチタイム20分、焙炉時間45分であ
り、フライ温度は約180℃、フライタイムは3分とす
る。
【0022】なお、パン生地はフロアタイム終了後35
gずつに分割し、丸め整形し、次いで、ベンチタイム終
了後円板状に展圧してガス抜き(整形)しておき、これ
を詰め具の包み込み用のパン生地として用いる。なお、
本願発明においては、詰め具の包み込みに際して該パン
生地を2枚用いて成される。
【0023】本願発明における製造方法は、図2に示す
とおり、まず、円板状に整形されたパン生地(1a)を
1枚準備し((イ)参照)、その上にタルタルソースオ
ニオン(3)を環状に絞り付け((ロ)参照)、さら
に、その上に予め環状に成形された詰め具としてソーセ
ージ(2)を載置する((ハ)参照)。次いで、該詰め
具(2)の上からもう一枚の円板状に整形したパン生地
(1b)を配置し((ニ)参照)、その周囲(4)を指
で押さえて該詰め具(2)及び該タルタルソースオニオ
ンが全体的に被覆されるように、上側のパン生地(1
a)と下側のパン生地(1b)とを閉じ合わせる
((ホ)参照)。この際、生地の周囲(4)を指で押さ
えることにより外方に拡がりやや突出した閉じ合わせ部
(5)が出来てしまうことがあるが、この閉じ合わせ部
(5)はその後のホイロ及び油揚げによる生地の膨張に
従って丸みを帯びることとなるので、外方に突出した不
格好な外観は修復されるので問題ない。さらに、上側及
び下側のパン生地(1a,1b)の閉じ合わせにより枕
状に成形されたパン生地は、内包された該詰め具(2)
の内郭形状に合わせて上側のパン生地(1a)と下側の
パン生地(1b)とが閉じ合わさり、且つ、穴部(8)
が形成されるように、パイプ似の管状打ち抜き具(1
0)を用いてその中心部(7)をくり抜き((ヘ)及び
(ホ)参照)、周囲にパン粉をまぶし、前記製造条件に
従って油で揚げることにより、パン部(11)に対して
詰め具(2)が万遍なく配置された環状揚げパン(A)
とする((チ)及び図4参照)。
【0024】なお、上記管状打ち抜き具(10)による
生地の中心部(7)のくり抜きは、図3に示すように、
生地を下方に押しつけながら上側及び下側のパン生地
(1a,1b)の閉じ合わせと、穴部(8)の形成を同
時に行うことにより成されるものであるので、その閉じ
合わせ部(6)が潰れたように下向きの状態となるが、
該閉じ合わせ部(6)は、生地自身の弾性復元力とその
後のホイロ及び油揚げによる生地の膨張により修復さ
れ、上述の閉じ合わせ部(5)と同様に、内方に突出し
潰れたような下向きの不格好のままであることはないの
で問題ない。
【0025】また、内包される詰め具としては、上述の
ような予め環状に成形された定形詰め具であるソーセー
ジの他に、カレーやミートソース、ツナマヨネーズのよ
うな不定形状のものを環状に冷凍または冷蔵し定形化さ
せて用いても良い。
【0026】また、パン生地の周囲の閉じ合わせは、図
5及び図6に示すように、下端周縁に段部(23)とこ
の段部から外側に傾斜して設けられた尖鋭刃部(22)
を形成してなる周壁(21)を有する、該パン生地(1
a及び1b)の形状に適合した形状の型枠(20)を用
い、把握部(25)を持って該パン生地(1a及び1
b)の周縁を該型枠(20)によって上方から押さえつ
けることにより、外方にやや拡がるように突出した閉じ
合わせ部(15)を形成させて上側のパン生地(1a)
と下側のパン生地(1b)の周縁同志を閉じ合わせるこ
とによって行うようにしても良い。
【0027】さらに、図示しないが、パン生地の周囲を
閉じ合わせと中心部のくり抜きを、下端周縁に段部とこ
の段部から外側に傾斜して設けられた尖鋭刃部を形成し
てなる外周壁及び下端周縁に環状の打ち抜き内周壁とを
有する該パン生地の形状に適合した形状の型枠を用いる
ことにより行っても良い。
【0028】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、揚げパ
ンにおいては今までにない特徴を有するものとすること
が出来るので、消費者の目を引き新たな購買意欲を喚起
させるものとすることができるとともに、その形状、す
なわち、中心に穴部を有する環状であることから、パン
生地の外側と内側の両面から加熱処理を施すことが出来
ることとなるので、パン生地の中心部への加熱を効果的
に達成させることが出来、図7の(ロ)に示す従来の揚
げパン(B)のように、外側からだけの加熱処理のため
にパン部(41)と詰め具(32)との間の空洞部(3
4)が生じてしまうという恐れもなく、パン生地が十分
に膨化して詰め具とパン部と間に空洞部が形成されるこ
とが極力防止された、見掛け上のボリューム感と実際の
ボリュームとが一致する期待通りの製品を提供すること
が出来る(図4参照)。特に、含水量の少ない詰め具、
例えば、ソーセージを包み込んだ場合においては、ほと
んど空洞部が形成されることがない。
【0029】また、予め環状に形成した詰め具を用いて
環状のパンを形成することにより、パン生地内に詰め具
が偏って配置されることなく万遍なく無端状に配置され
ることとなるので、どの部分を食したとしても必ず詰め
具を有するパンと詰め具をバランス良く食することが出
来る新規な揚げパンを提供することが出来ることとな
る。
【0030】しかも、本願発明は、まずパン生地の周囲
を閉じ合わせてから中心部側を一度に閉じ合わさるよう
に、もしくは、パン生地の周囲における閉じ合わせと中
心部側のくり抜きの穴開けに伴う閉じ合わせとを併せて
同時に行うようにするという極めて簡単手段により、生
地を破ってしまったり、詰め具もしくはその調味料をは
み出してしまうことなく綺麗に、且つ、容易に詰め具を
包み込むことが出来るので、特別な技術を一切要するこ
となく環状揚げパンを提供することが出来ることとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の環状揚げパンを示す斜視図。
【図2】 (イ)乃至(チ)本願発明の製造工程をそれ
ぞれ示す説明図。
【図3】 本願発明におけるパン生地の中心部のくり抜
きを説明する(イ)管状打ち抜き具によるくり抜き前の
縦断側面図、(ロ)管状打ち抜き具によるくり抜き後の
縦断側面図。
【図4】 本願発明の環状揚げパンの内部を示す縦断斜
視図。
【図5】 本願発明において用いる型枠を示す一部破断
斜視図。
【図6】 図5に示す型枠によるパン生地の周囲の閉じ
合わせを説明する(イ)閉じ合わせ前の縦断側面図、
(ロ)閉じ合わせ後の縦断側面図。
【図7】 従来の揚げパンを示す(イ)斜視図、(ロ)
(イ)におけるア−ア線断面図。
【符号の説明】
A・・・環状揚げパン B・・・従来の揚げパン 1a,1b・・・パン生地 2・・・詰め具 4・・・周囲 5,6・・・閉じ合わせ部 7・・・中心部 8・・・穴部 10・・・管状打ち抜き具 11・・・パン部 15・・・閉じ合わせ部 20・・・型枠 21・・・周壁 22・・・尖鋭刃部 23・・・段部 25・・・把握部 32・・・詰め具 34・・・空洞部 41・・・パン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 登録実用新案3003219(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A21D 2/00 - 17/00 A21C 1/00 - 15/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状に配置した詰め具の上下両面に円形
    に成形したパン生地をそれぞれ準備するとともにその周
    囲を閉じ合わせて該詰め具を全体的に被覆し、次いで該
    詰め具の内郭形状に合わせて上面側パン生地と下面側パ
    ン生地とが閉じ合わさるようにその中心部をくり抜いて
    穴を開け、その後、油で揚げてなることを特徴とする環
    状揚げパンの製造方法。
  2. 【請求項2】 パン生地の周囲の閉じ合わせは、指で押
    さえて行うことを特徴とする請求項1に記載の環状揚げ
    パンの製造方法。
  3. 【請求項3】 パン生地の周囲の閉じ合わせは、下端周
    縁に段部とこの段部から外側に傾斜して設けられた尖鋭
    刃部を形成してなる周壁を有する該パン生地の形状に適
    合した形状の型枠により行ってなることを特徴とする
    求項1に記載の環状揚げパンの製造方法。
  4. 【請求項4】 パン生地の中心部のくり抜きは、打ち抜
    き具を用いて穴開けと閉じ合わせを同時に行ってなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の環状揚げパンの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 環状に配置した詰め具の上下両面に円形
    に成形したパン生地をそれぞれ準備するとともに、パン
    生地の周囲の閉じ合わせと中心部のくり抜きを、下端周
    縁に段部とこの段部から外側に傾斜して設けられた尖鋭
    刃部を形成してなる外周壁及び環状の打ち抜き内周壁と
    を有する該パン生地の形状に適合した形状の型枠により
    同時に行ってなることを特徴とする環状揚げパンの製造
    方法。
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