JP3019909U - 清掃用ワイパ - Google Patents

清掃用ワイパ

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JP3019909U
JP3019909U JP1995006415U JP641595U JP3019909U JP 3019909 U JP3019909 U JP 3019909U JP 1995006415 U JP1995006415 U JP 1995006415U JP 641595 U JP641595 U JP 641595U JP 3019909 U JP3019909 U JP 3019909U
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cleaning
synthetic resin
wiper
head
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JP1995006415U
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美宏 川名
耕平 佐藤
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレードを本体に対して簡単で確実に固定す
る構造を備えた清掃用ワイパを提供する。 【構成】 グリップ部21の端部にヘッド部22をT字
状に設け、ヘッド部22には挿入凹部29を形成して、
この挿入凹部29にブレード30を挿着し、ブレード3
0は挿入押部29に挿着される挿着部31が硬質の塩化
ビニールから構成され、挿着部31には軟質の塩化ビニ
ールからなる清掃縁35が2色成形によって一体的に成
形されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、清掃用ワイパにあり、家屋や車の窓等を清掃するために使用するゴ ム等の合成樹脂製のブレードを備えた清掃用ワイパに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の窓ガラス用ワイパには特公昭59−53053号公報に示されるものが ある。図14を参照して同出願について説明する。固定的な突出する脚2と解離 可能に配置された短い脚3とを有するグリップが符号1で示されており、前記の 脚3はねじ4によって固定されている。
【0003】 脚2と3と間には、保持部材5として役立つ成形レール6が嵌め込まれている 。脚2,3は、その形状において、一般的に成形レール6の形状に適合する。
【0004】 成形レール6は、ほぼU字形の断面を有して構成されており、この成形レール の脚7,8は、周知のように互いに異なる長さで設計されている。
【0005】 成形レール6には、ゴムからなるワイパ条片9が挿入されていて、該ワイパ条 片9は、一般的な形式で側方から成形レール6内へ挿入される。
【0006】 ワイパ条片9は、その長手方向に延びる一方の端面10に前方のワイパ縁12 ,13を、かつ他方の端面11に後方のワイパ縁14,15を備えている。
【0007】 ほぼU字形に形成された成形レール6によって、該成形レール内に設けられた ワイパ条片9のワイパ縁が消耗する以前に指示されている。
【0008】 図示の従来例において前方のワイパ縁12が消耗すると、ワイパ条片9は、成 形レール6から引き出されて、縦軸線を中心にして180度だけ回転せしめられ た後に再び成形レール内に差し込まれる、従ってワイパ縁13が前方位置に位置 する。このワイパ縁13も消耗するとすぐに、ワイパ条片9が成形レールから引 き出されて、横軸線を中心にして180度だけ回転せしめられた後に再び成形レ ール内に差込まれる。今や他方の端面11のワイパ縁14,15は、成形レール 6から突出しており、前述の形式と同様にワイパ縁として使用されることができ る。ワイパ縁12,13,14,15ができる限り先尖らせて形成されるために 、ワイパ条片の端面10,11が凹面状に形成されている。
【0009】 ところで、従来の一般的な清掃用ワイパは、柔らかいワイパ条片9を本体側に 取り付けるために、ねじ4によって固定する等の工夫がなされていた。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
従来の清掃用ワイパは、ゴム等から成る軟質のブレードを本体側に挿着するた めに、ねじによる固定構造等を必要としており、製造コストを引き上げてしまう 原因となっていた。本考案は、このような課題に着目してなされたものであり、 ブレードを本体に対して簡単で確実に固定する構造を備えた清掃用ワイパを提供 することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、グリップ部を設け、グリップ部の端部にT字形状を成すヘ ッド部を設け、ヘッド部の縁部に合成樹脂製のブレードを一部が外側に突出する ごとく設け、ブレードは、ヘッド部に取り付けられる取付部と、取付部に一体に 形成され被清掃面に接する清掃縁とを備え、取付部を硬質の合成樹脂から構成し 清掃縁を軟質の合成樹脂から構成した清掃用ワイパにある。
【0012】 請求項2の考案は、グリップ部を設け、グリップ部の端部にT字形状を成すヘ ッド部を設け、ヘッド部の縁部に合成樹脂製のブレードを挿着する挿入凹部を設 け、ブレードの一部が外側に突出するごとく挿入凹部にブレードを挿入して設け 、ブレードは、挿入凹部内に挿着される硬質合成樹脂製の挿着部を備え、挿着部 に一体に設けられ、左右端がヘッド部の外側に突出する軟質合成樹脂製の清掃縁 を備えている清掃用ワイパにある。
【0013】 請求項3の考案は、挿入凹部の壁面に貫通孔状の係合凹部を形成し、ブレード の挿着部に係合凹部に対応する係合凸部を形成し、係合凹部と係合凸部を係合す ることにより、ブレードをヘッド部に挿着した清掃用ワイパにある。
【0014】
【作用】
請求項1の考案によれば、ブレードのヘッド部に取り付けられる取付部を硬質 の合成樹脂で構成することにより、取付強度を向上した。また、硬質の取付部は 取付作業を楽にする。
【0015】 請求項2の考案によれば、軟質の合成樹脂からなる清掃縁の左右端をヘッド部 の外側に突出して設けたので、窓枠等にヘッド部が当たらない。
【0016】 請求項3の考案によれば、挿入凹部に挿着部を挿入することで、係合凹部と係 合凸部が係合され、ヘッド部にブレードが挿着される。
【0017】
【実施例】
図1〜図13を参照して、本考案に包含される清掃用ワイパの一実施例につい て説明する。本実施例における清掃用ワイパ20は、別体に設けられたグリップ 部21と、グリップ部21の先端部に嵌着されたヘッド部22とを備えている。 グリップ部21は筒状に形成されており、基端部分にキャップ23が嵌着されて いる。キャップ23はグリップ部21内に挿入される挿入部24と、グリップ端 部を装飾して閉鎖する装飾キャップ部25とを備えている。グリップ部21の端 部近傍には径方向に貫通する吊り下げ孔24bが穿設されており、キャップ23 の挿入部24に一対を成して設けられた環状の係合部24aが係合されている。 係合部24aが吊り下げ孔24bに同心状に係合してキャップ23が挿着されて いる。これによりキャップ23の装飾キャップ部25と吊り下げ孔24bに嵌合 した係合部24aが露出して、グリップエンドを装飾するとともに、吊り下げ孔 24bを補強する構造となっている。
【0018】 また、グリップ部21の先端部はヘッド部22の中央部に立設された筒状の連 結管26に挿入され連結されている。連結管26には径方向に貫通する矩形状の 嵌合孔27が穿設されている。嵌合孔27に対応するグリップ部21の外周壁に は矩形状の嵌合凸部28が突設されている。そして、グリップ部21の先端を連 結管26に圧入することにより、嵌合孔27に嵌合凸部28が嵌合され、互いが 連結される構造となっている。
【0019】 また、ヘッド部22の縁部には、直線状に凹条の挿入凹部29が形成されてい る。挿入凹部29部分は一面が開放された矩形箱枠状に形成されており、この挿 入凹部29にはブレード30の挿着部(取付部)31が圧入されることによって 挿着されている。挿入凹部29の一側壁面にはヘッド部22の左右(長手)方向 に沿って複数の係合凹部32が矩形の貫通孔状に穿設されている。係合凹部32 の外側の縁部には内側に突出する係合爪33が形成されており、挿入側に案内面 33aが形成され、内側には係合面33bが形成されている。
【0020】 挿着部31は、硬質の合成樹脂、例えば硬質の塩化ビニールによって形成され ている。そして、挿着部31の挿入端は長手方向に直行する断面の形状がU字状 に形成されており、挿入の際に内側に湾曲可能な形状に形成されている。また、 挿着部31の挿着状態における係合凹部32に対応する部分には、左右(長手) 方向に長い凸状の係合凸部34が形成されている。この係合凸部34は挿着部3 1の成形時に一体に成形されたものであり、押し出し成形によって左右方向に凸 条を成して形成されている。このように形成された係合凸部34は、挿着部31 が挿入凹部29に挿入される際に、案内面33aに沿って弾性変形されながら係 合爪33を乗り越え、挿着が完了した状態では、前記係合凸部34が係合爪33 の係合面33bに係合して、ブレード30がヘッド部22に確実に挿着される。 このようなブレード30の挿着状態においては、挿着部31の外側表面部分は、 自らの弾性力により挿入凹部29の内壁面に圧接された状態となり、強固に固定 されている。
【0021】 ブレード30の挿着状態における挿着部31の外側の側面部分には、長手方向 に沿って清掃縁35が一体に設けられている。この清掃縁35は、挿着部31が 押し出し成形される際に、挿着部31と一体に成形されたものである。ここで、 清掃縁35は挿着部31と異なる材質からなり、軟質の合成樹脂例えば軟質の塩 化ビニールから形成されている。つまり、異なる材質の合成樹脂を同時に2色成 形することによって一体のブレード30を構成している。
【0022】 このブレード30は清掃縁35の左右(長手)方向の寸法が挿着部31よりも 長く形成されており、左右に突出されている。これは、2色成形を完了した後に 型により打ち抜くことにより清掃縁35が挿着部31よりも長く形成されている 。清掃縁35の左右に突出する部分は挿入凹部29の左右に形成された溝部36 に嵌合する状態で挿着される。
【0023】 以上のように構成された清掃用ワイパ20によれば、ブレード30をヘッド部 22に挿着する際には、硬質の挿着部31を挿入凹部29に圧入するだけで、確 実に挿着を完了できる。
【0024】 また、清掃用ワイパ20を使用する場合には、図13に示されるように窓ガラ ス等の平滑面に付着した液滴を清掃縁35により掻き取るようにして使用する。 そして、清掃縁35は図10に示すごとくヘッド部22よりも左右外側に突出し ているので、窓ガラス37を清掃する際に窓枠38にヘッド部22の硬質部分が 接触することを防止することができるので、良好な条件で清掃できる。
【0025】 なお、挿着部31と清掃縁35は2色成形により一体に成形されているが、あ らかじめ別体で成形した後に接着剤により接着したものや、溶着したもの、また は、別の連結部品により一体に結合されたものであっても同様の効果が得られる 。
【0026】
【考案の効果】
請求項1の考案によればブレードの挿着部は硬質の合成樹脂から構成されてい るので、ヘッド部にブレードを挿着する作業を極めて簡単に行うことができる。 また、ブレードの清掃縁を軟質の合成樹脂で構成したので、清掃縁の清掃面への 追従性を高め、良好な清掃効果が得られる。
【0027】 請求項2の考案によればブレードの挿着部および清掃縁が一体に成形され、さ らに清掃縁はヘッド部に挿着された際にヘッド部の左右側にも突出する寸法で形 成されているので、窓枠等にヘッド部の硬質部分が接触することを防止でき、良 好な作業性が得られる。
【0028】 請求項3の考案によれば、ブレードの挿着部は硬質の合成樹脂によって形成さ れ、係合凸部を備えて、ヘッド部の係合爪に係合することで、ヘッド部に挿着さ れるので、ブレードの取付作業は圧入するのみの簡単な作業で完了でき、作業工 数を削減して低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の清掃用ワイパの正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図1の下面図である。
【図5】図1の右側面図である。
【図6】図1のA−A断面図である。
【図7】図1のB−B断面図である。
【図8】図1の清掃用ワイパの斜視図である。
【図9】ブレードの取付状態を概念的に示す正面図であ
る。
【図10】清掃用ワイパの使用状態を示す断面図であ
る。
【図11】ブレードの取付状態を断面をもって示す分解
斜視図である。
【図12】ブレードの取付状態の要部を示す分解斜視図
である。
【図13】清掃用ワイパの使用状態を示す斜視図であ
る。
【図14】従来の窓ガラス用ワイパを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
20 清掃用ワイパ 21 グリップ部 22 ヘッド部 29 挿入凹部 30 ブレード 31 挿着部(取付部) 33 係合爪 34 係合凸部 35 清掃縁 36 溝部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリップ部と、グリップ部の端部にT字形
    状を成して設けられたヘッド部と、ヘッド部の縁部に一
    部が外側に突出するごとく取付られた合成樹脂製のブレ
    ードとを備え、ブレードは、ヘッド部に取付られる取付
    部が硬質の合成樹脂で成形され、被清掃面に接する清掃
    縁が軟質の合成樹脂で成形され、取付部と清掃縁は互い
    に一体に形成されていることを特徴とする清掃用ワイ
    パ。
  2. 【請求項2】グリップ部と、グリップ部の端部にT字形
    状を成して設けられたヘッド部と、ヘッド部の縁部に沿
    って凹条に形成された挿入凹部と、挿入凹部に挿着され
    一部が外側に突出する合成樹脂製のブレードとを備え、
    ブレードは、挿入凹部に対して挿着される硬質合成樹脂
    製の挿着部と、この挿着部に一体に設けられ、かつ、左
    右端がヘッド部の外側に突出する軟質合成樹脂製の清掃
    縁とを備えたことを特徴とする清掃用ワイパ。
  3. 【請求項3】ヘッド部の挿入凹部の側壁に係合爪を設
    け、ブレードの挿着部の係合爪に対応する部分に係合凸
    部を設け、係合爪と係合凸部を係合することにより、ブ
    レードがヘッド部に挿着されたことを特徴とする請求項
    2に記載の清掃用ワイパ。
JP1995006415U 1995-06-27 1995-06-27 清掃用ワイパ Expired - Lifetime JP3019909U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000201A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Yamazaki Corp 水切り器
JP2018089290A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 株式会社テラモト 水切り用具
JP2020065615A (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 山崎産業株式会社 処理器

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JP7165024B2 (ja) 2018-10-22 2022-11-02 山崎産業株式会社 処理器

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