JP2018089290A - 水切り用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の改善を図るのに適した水切り用具を提供すること。【解決手段】本発明の水切り用具A1は、方向xに延びる把持部1と、方向xに対して交差する方向yに延びるブレード支持部2と、把持部1の先端およびブレード支持部2の基端につながる連結部3と、ブレード支持部2の先端に基端部が支持され、方向yに対して実質的に直角であり、かつ方向xに対して交差する第3方向に沿って把持部1から遠ざかるように先端部まで延びるブレード4と、を備える。連結部3は、外力により方向yへの弾性変形が容易とされた弾性変形容易部31を含む。【選択図】図6

Description

本発明は、たとえば窓ガラス、浴室の鏡や壁面に付着した水滴などをブレードにより掻き取って水切りを行うための水切り用具に関する。
窓ガラス等の清掃対象面に付着した水滴などを拭き取るために使用する水切り用具が従来から知られている。たとえば、特許文献1には、把手部H(把持部)と、ブレード支持部Jと、連結部Cと、ブレード部B(ブレード)と、を備えた水切り用具が開示されている。ブレード支持部Jは、把手部Hが延びる方向に対して直角である方向に延びている。ブレード部Bは、基端部がブレード支持部Jの先端に支持され、把手部から遠ざかるように延びている。ブレード部Bはまた、ブレード支持部Jが延びる方向に対して直角であり、かつ把手部Hが延びる方向に対して交差する方向に沿って延びる。連結部Cは、把手部Hの先端およびブレード支持部Jの基端につながっている。
特許文献1に開示された水切り用具において、連結部Cは把手部Hから二股状に分かれて延びて、ブレード支持部Jにつながっている。このような構成の水切り用具によれば、連結部Cの剛性が高められており、水切り作業の際に連結部Cが容易に変形することはない。
たとえば窓ガラスの清掃において水切り用具を使用する場合、水を拭き取る範囲が比較的大きい。このため、水切り作業時には、水切り用具は、窓ガラス表面において往復操作が繰り返される。しかしながら、上記特許文献1に記載された水切り用具によれば、連結部Cの剛性が高いため、窓ガラス表面(清掃対象面)における往復操作を柔軟な動きによりスムーズに行うことができない。したがって、上記従来の水切り用具は、作業性の面で改善の余地があった。
特開2011−201号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、作業性の改善を図るのに適した水切り用具を提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される水切り用具は、第1方向に延びる把持部と、上記第1方向に対して交差する第2方向に延びるブレード支持部と、上記把持部の先端および上記ブレード支持部の基端につながる連結部と、上記ブレード支持部の先端に基端部が支持され、上記第2方向に対して実質的に直角であり、かつ上記第1方向に対して交差する第3方向に沿って上記把持部から遠ざかるように先端部まで延びるブレードと、を備え、上記連結部は、外力により上記第2方向への弾性変形が容易とされた弾性変形容易部を含む。
好ましい実施の形態においては、上記弾性変形容易部は、上記把持部につながる部位から上記ブレード支持部につながる部位に向けて長状であり、上記弾性変形容易部の長手中心線に直角である横断面は、上記第2方向における長さである第1寸法よりも上記第2方向の直角方向における長さである第2寸法が大である。
好ましい実施の形態においては、上記弾性変形容易部は、上記把持部につながる部位から上記ブレード支持部につながる部位に向けて長状であり、上記弾性変形容易部の長手中心線に直角である横断面は、上記第2方向に実質的に沿う第1辺、および、当該第1辺と実質的に直角であり、上記第1辺よりも長い第2辺、を有する長矩形状である。
好ましい実施の形態においては、上記弾性変形容易部は、上記第1辺が属する側面から上記第2方向に突出するリブを有する。
好ましい実施の形態においては、上記ブレード支持部および上記ブレードは、それぞれ、上記第2方向視において上記把持部に対して上記ブレードが偏倚する側と反対側を向く支持部正面およびブレード正面を有し、上記支持部正面と上記ブレード正面とは面一状であり、上記ブレード支持部および上記ブレードの少なくとも一方には、払拭材を保持するための保持部が設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記保持部は、上記第2方向において互いに離間する2箇所以上に設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記第1方向と上記第3方向とのなす角度は、10〜25°の範囲である。
好ましい実施の形態においては、上記把持部、上記連結部および上記ブレード支持部は、一体形成されている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る水切り用具の一例を示す正面図である。 図1に示す水切り用具の右側面図である。 図1のIII−III線に沿う拡大断面図である。 図1のIV−IV線に沿う部分拡大断面図である。 図1のV−V線に沿う拡大断面図である。 図1に示す水切り用具の作用を説明するための正面図である。 図1に示す水切り用具の作用を説明するための図であり、使用態様の一例を示す正面図である。 図1に示す水切り用具の作用を説明するための断面図である。 図1に示す水切り用具の作用を説明するための断面図である。 本発明に係る水切り用具の他の例を示す正面図である。 図10のXI−XI線に沿う拡大断面図である。 本発明に係る水切り用具の他の例を示す正面図である。 図12のXIII−XIII線に沿う拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明に係る水切り用具の一例を示す。本実施形態の水切り用具A1は、把持部1と、ブレード支持部2と、連結部3と、ブレード4とを備え、窓ガラス、浴室の鏡や壁面等の清掃対象面に付着した水滴などを掻き取るために使用するものである。
図1に示すように、把持部1は、方向x(第1方向)に延びており、使用者が手で掴んで操作する部分である。図3によく表れているように、本実施形態において、把持部1は概略筒状とされている。この把持部1は、図示しない継ぎ柄を基端側の開口11を通じて内挿しつつ当該継ぎ柄と連結可能となっている。把持部1の適所には、上記継ぎ柄との連結に利用される係合孔12が形成されている。
図1に示すように、ブレード支持部2は、ブレード4を支持するものであり、全体として方向xに対して交差する方向y(第2方向)に延びる板状である。本実施形態において、ブレード支持部2が延びる方向yは、把持部1が延びる方向xに対して実質的に直角である。図2、図3に表れているように、ブレード支持部2は、把持部1が延びる方向xに対して傾斜する方向に延びている。ブレード支持部2の先端には、後述するブレード4の凹部41に嵌合する突起21が形成されている。
図1、図3、図4に示すように、ブレード支持部2は、支持部正面2aを有する。また、ブレード支持部2には、保持部22および係合凹部23が設けられている。保持部22は、払拭材を保持するためのものであり、方向xにおける中央に設けられている。保持部22はスリット状の貫通孔を含んで構成されており、当該貫通孔の周囲は、その厚さが相対的に小さくされている。これにより、上記貫通孔の周囲の部位は、他の部位より弾性変形し易くなっている。係合凹部23は、方向xにおける両端部寄りの2箇所に設けられている。支持部正面2a、保持部22および係合凹部23の意義については後述する。
図1に示すように、連結部3は、把持部1およびブレード支持部2をつなぐものであり、把持部1の先端およびブレード支持部2の基端につながっている。本実施形態において、連結部3は、全体として方向xに延びている。
連結部3は、弾性変形容易部31を含む。弾性変形容易部31は、外力により方向y(第2方向)への弾性変形が容易とされた部分である。本実施形態においては、弾性変形容易部31は、把持部1につながる部位からブレード支持部2につながる部位に向けて長状である。また、図5に示すように、弾性変形容易部31の長手中心線に直角である横断面310は、方向yにおける長さである第1寸法L1よりも方向yの直角方向における長さである第2寸法L2が大である。本実施形態においては、上記横断面310は、第1辺311および第2辺312を有する長矩形状である。第1辺311は、方向yに実質的に沿っている。第2辺312は、第1辺311と実質的に直角であり、第1辺311よりも長い。
本実施形態においてはまた、弾性変形容易部31は、リブ32を有する。リブ32は、第1辺311が属する側面から方向yに突出しており、一対の第1辺311を挟んで対をなしている。各リブ32は、方向xに沿って延びている。
上記構成の把持部1、連結部3およびブレード支持部2は、たとえばポリプロピレン、ポリエチレンなどの所定の強度を有する合成樹脂からなり、インジェクション成形により一体形成される。
ブレード4は、その先端部を清掃対象面に当接させて当該清掃対象面に付着した水滴等を掻き取るものである。ブレード4は、基端部がブレード支持部2の先端に支持されており、把持部1から遠ざかるように先端部まで延びている。図2、図3に示すように、ブレード4は、方向y(第2方向)に対して実質的に直角であり、かつ方向x(第1方向)に対して交差する方向z(第3方向)に沿って延びている。把持部1が延びる方向xとブレード4が延びる方向zとのなす角度αは、たとえば10〜25°の範囲であり、好ましくは10〜20°の範囲である。添付図面においては、上記角度αが15°である態様を表している。本実施形態において、ブレード4の厚さは、基端部から先端部に向かうにつれて徐々に小さくなる。
図1、図3、図4に表れているように、本実施形態において、ブレード4は、ブレード正面4aを有する。ブレード正面4a、およびブレード支持部2における支持部正面2aは、方向y視(第2方向視)において、把持部1に対してブレード4が偏倚する側と反対側を向く。本実施形態において、ブレード正面4aと支持部正面2aとは、面一状である。
また、ブレード4には、凹部41および係合片42が設けられている。凹部41は、ブレード支持部2側を向いており、この凹部41にはブレード支持部2の突起21が嵌合している。係合片42は、ブレード支持部2側に延出しており、ブレード支持部2の係合凹部23に係合する部分である。係合片42は、係合凹部23に対応させて、方向xにおける両端部寄りの2箇所に設けられている。本実施形態において、ブレード支持部2における係合凹部23は当該ブレード支持部2の厚さ方向に貫通するように形成されており、係合片42の外周縁と係合凹部23の内周縁とが凹凸嵌合している。
本実施形態において、係合片42は、保持部43を含む。保持部43は、払拭材を保持するためのものである。保持部43はスリット状の貫通孔を含んで構成されており、当該貫通孔の周囲は、その厚さが相対的に小さくされている。これにより、上記貫通孔の周囲の部位は、他の部位より弾性変形し易くなっている。
ブレード4は、たとえば柔軟性を有する軟質樹脂材料によってインジェクション成形により一体形成されている。そのような軟質樹脂材料としては、たとえばEVA樹脂、シリコーンゴムやウレタンゴムなどの合成ゴムを含むゴム、軟質ポリ塩化ビニル、熱可塑性エラストマー(TPE)などを挙げることができる。
次に、本実施形態の作用について、図6〜図9を参照しつつ説明する。
本実施形態において、把持部1とブレード支持部2とをつなぐ連結部3は、弾性変形容易部31を含む。弾性変形容易部31は、外力によりブレード支持部2が延びる方向である方向yへの弾性変形が容易とされた部分である。このような構成の水切り用具A1によれば、図6に示すように、ブレード支持部2およびこれに支持されたブレード4が把持部1に対して図中左右方向(方向yにほぼ沿う方向)に回動するように、弾性変形容易部31を撓ませることができる。なお、図6において、弾性変形容易部31が外力によって撓んだ状態を仮想線で表している。
たとえば水切り用具A1を用いて窓ガラス等の清掃対象面を清掃する場合、水を掻き取る範囲が比較的大きい。このため、たとえば図7に示すように、水切り作業時には、水切り用具A1は、窓ガラスGの表面(清掃対象面S)において、Uターンを伴った往復操作が繰り返される。図8に示すように、水切り作業時において、ブレード4は清掃対象面Sに押し付けられ、ブレード4の先端部が湾曲するように撓む。本実施形態によれば、連結部3が上記の弾性変形容易部31を含むため、水切り作業は、図6に示したように、ブレード支持部2およびこれに支持されたブレード4を、把持部1に対して左右に回動させながら行うことができる。これにより、水切り用具A1をUターンさせる回転操作時において、ブレード4の先端部により清掃対象面Sを押し付ける力は、当該ブレード4の長手方向全体にわたってほぼ均等に作用する。したがって、水切り用具A1を用いた窓ガラス表面(清掃対象面)における往復操作は、柔軟な動きによりスムーズに行うことができ、清掃対象面Sに付着した水滴等をほぼ均一に掻き取ることができる。
弾性変形容易部31は、把持部1につながる部位からブレード支持部2につながる部位に向けて長状である。また、図5に示したように、弾性変形容易部31の長手中心線に直角である横断面310は、方向yにおける長さである第1寸法L1よりも方向yの直角方向における長さである第2寸法L2が大である。このような構成によれば、弾性変形容易部31は、方向y(図5中左右方向)へ撓みやすい一方、図5に示した横断面310における方向yの直角方向(図中上下方向、横断面310の長手方向)へは撓みにくい。このような構成によれば、図1、図3、図8からも理解されるように、使用者が把持部1を掴みながらブレード4を清掃対象面S側に押し付ける際、当該押付力が弾性変形容易部31の変形に費やされることは回避される。その結果、ブレード4を清掃対象面Sに適切に押し付けることができる。
本実施形態においては、上記横断面310は、第1辺311および第2辺312を有する長矩形状である。第1辺311は、方向yに実質的に沿っている。第2辺312は、第1辺311と実質的に直角であり、第1辺311よりも長い。このような構成によれば、図5を参照して上述した弾性変形容易部31についての外力が作用する方向に関する特性(弾性変形容易部31が方向yへ撓みやすい一方、図5に示した横断面310における方向yの直角方向へは撓みにくい点)を、簡単な構造によって実現することが可能である。なお、弾性変形容易部31の横断面については、上記のように矩形状に限定されるのではなく、楕円状あるいは中空状といった種々の形状を採用することができる。
弾性変形容易部31は、第1辺が属する側面から方向yに突出するリブ32を有する。このような構成によれば水切り用具A1を用いた作業時において、弾性変形容易部31における上記長手中心線周りの捻れ変形を効果的に抑制することができる。
ブレード支持部2およびブレード4は、それぞれ、方向y視において把持部1に対してブレード4が偏倚する側と反対側を向く支持部正面2aおよびブレード正面4aを有する。支持部正面2aとブレード正面4aとは面一状であり、ブレード支持部2およびブレード4には、保持部22,43が設けられている。このような構成によれば、図9に示すように、支持部正面2aとブレード正面4aを覆うようにして、保持部22(43)により払拭材Wを保持することができる。払拭材Wは、たとえば所定の厚みを有する布製素材により構成される。そして、支持部正面2aとブレード正面4aを清掃対象面Sに押し付けながら擦ることにより、図7、図8に示した水切り作業後における清掃対象面Sの拭き取り仕上げを行うことができる。したがって、本実施形態によれば、清掃対象面Sの水洗い後における、水切り・拭き取り仕上げの一連の作業を効率よく行うことができる。
払拭材Wを保持するための保持部22,43は、方向yにおいて互いに離間する2箇所以上に設けられている。このような構成によれば、払拭材Wを適切に保持することができる。本実施形態において、図1によく表れているように、保持部22,43は方向yにおいて互いに離間する3箇所に設けられており、ブレード4の方向yにおける寸法が比較的大きくても払拭材Wを適切に保持することが可能である。
本実施形態において、把持部1が延びる方向xとブレード4が延びる方向zとのなす角度αは、10〜25°の範囲である。このような構成によれば、図8および図9を参照すると理解されるように、水切り作業および拭き取り仕上げ作業のいずれにおいても、把持部1が清掃対象面Sに対して適度に傾斜する姿勢で作業を行うことができ、作業性に優れる。
図10〜図13は、本発明に係る水切り用具の他の例を示している。これらの図においては、上記実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
図10、図11に示す水切り用具A2は、把持部1と、ブレード支持部2と、連結部3と、ブレード4と、を備えている。本実施形態においては、連結部3の具体的な構成が上記実施形態の水切り用具A1と異なっており、これに伴い把持部1およびブレード支持部2に変更が加えられている。
本実施形態において、連結部3は、把持部1およびブレード支持部2とは異なる別部材により構成されている。連結部3の基端および先端には、係止凹部33および係止凹部34が設けられている。また、把持部1の先端には係止凸部15が設けられ、ブレード支持部2の基端には係止凸部25が設けられている。係止凸部15および係止凸部25は、係止凹部33および係止凹部34にそれぞれ係合している。これにより、把持部1、連結部3およびブレード支持部2は、一体的につながる状態となっている。
本実施形態において、連結部3における係止凹部33および係止凹部34の間の部分が弾性変形容易部31となっている。図示説明は省略するが、弾性変形容易部31の長手中心線に直角である横断面の形状は、上記実施形態の水切り用具A1の場合と同様である。連結部3を構成する材料については、上記の水切り用具A1の場合と同様にポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂であってもよいし、また、同種の樹脂で硬度を変更した材料を採用してもよく、さらに、上記とは異なる種類の材料を採用してもよい。本実施形態の水切り用具A2においても、上記した水切り用具A1と同様の作用効果を奏することができる。
図12、図13に示す水切り用具A3は、把持部1と、ブレード支持部2と、連結部3と、ブレード4と、を備えている。本実施形態においては、連結部3の具体的な構成が上記実施形態の水切り用具A1と異なるが、連結部3以外の他の要素については、上記実施形態の水切り用具A1と実質的に同一である。
本実施形態において、連結部3は、インサート成形の手法により把持部1およびブレード支持部2と一体的に連結されている。図示説明は省略するが、弾性変形容易部31の長手中心線に直角である横断面の形状は、上記実施形態の水切り用具A1の場合と同様である。連結部3を構成する材料については、上記の水切り用具A1の場合と同様にポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂であってもよいし、また、同種の樹脂で硬度を変更した材料を採用してもよく、さらに、上記とは異なる種類の材料を採用してもよい。本実施形態の水切り用具A3においても、上記した水切り用具A1と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る水切り用具の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上記実施形態において、弾性変形容易部31が直線状に延びる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。弾性変形容易部については、たとえば第2方向視において湾曲あるいは屈曲していてもよい。また、弾性変形容易部は、その横断面形状が一様でなくてもよく、たとえば蛇腹状であってもよい。
A1,A2,A3 水切り用具
L1 第1寸法
L2 第2寸法
G 窓ガラス
S 清掃対象面
W 払拭材
x 方向(第1方向)
y 方向(第2方向)
z 方向(第3方向)
1 把持部
11 開口
12 係合孔
15 係止凸部
2 ブレード支持部
2a 支持部正面
21 突起
22 保持部
23 係合凹部
25 係止凸部
3 連結部
31 弾性変形容易部
310 横断面
311 第1辺
312 第2辺
32 リブ
33 係止凹部
34 係止凹部
4 ブレード
4a ブレード正面
41 凹部
42 係合片
43 保持部

Claims (8)

  1. 第1方向に延びる把持部と、
    上記第1方向に対して交差する第2方向に延びるブレード支持部と、
    上記把持部の先端および上記ブレード支持部の基端につながる連結部と、
    上記ブレード支持部の先端に基端部が支持され、上記第2方向に対して実質的に直角であり、かつ上記第1方向に対して交差する第3方向に沿って上記把持部から遠ざかるように先端部まで延びるブレードと、を備え、
    上記連結部は、外力により上記第2方向への弾性変形が容易とされた弾性変形容易部を含む、水切り用具。
  2. 上記弾性変形容易部は、上記把持部につながる部位から上記ブレード支持部につながる部位に向けて長状であり、
    上記弾性変形容易部の長手中心線に直角である横断面は、上記第2方向における長さである第1寸法よりも上記第2方向の直角方向における長さである第2寸法が大である、請求項1に記載の水切り用具。
  3. 上記弾性変形容易部は、上記把持部につながる部位から上記ブレード支持部につながる部位に向けて長状であり、
    上記弾性変形容易部の長手中心線に直角である横断面は、上記第2方向に実質的に沿う第1辺、および、当該第1辺と実質的に直角であり、上記第1辺よりも長い第2辺、を有する長矩形状である、請求項1に記載の水切り用具。
  4. 上記弾性変形容易部は、上記第1辺が属する側面から上記第2方向に突出するリブを有する、請求項3に記載の水切り用具。
  5. 上記ブレード支持部および上記ブレードは、それぞれ、上記第2方向視において上記把持部に対して上記ブレードが偏倚する側と反対側を向く支持部正面およびブレード正面を有し、
    上記支持部正面と上記ブレード正面とは面一状であり、
    上記ブレード支持部および上記ブレードの少なくとも一方には、払拭材を保持するための保持部が設けられている、請求項1ないし4のいずれかに記載の水切り用具。
  6. 上記保持部は、上記第2方向において互いに離間する2箇所以上に設けられている、請求項5に記載の水切り用具。
  7. 上記第1方向と上記第3方向とのなす角度は、10〜25°の範囲である、請求項1ないし6のいずれかに記載の水切り用具。
  8. 上記把持部、上記連結部および上記ブレード支持部は、一体形成されている、請求項1ないし7のいずれかに記載の水切り用具。
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