JP2022040780A - 清掃具 - Google Patents
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Abstract
Description
これまで、エア吹き出し口を清掃する場合、開口の内壁やフィン等に付着した汚れを、洗剤を吹き付けて剥離させたあとスポンジや雑巾等で拭き取るか、あるいは、洗剤を含ませたスポンジや雑巾等で直接拭き取るのが、一般的な方法であった。
なお、以下の説明においては、前記一対のアーム5a,5bの一方を第1アーム5a、他方を第2アーム5bということもある。
しかし、前記表面6a及び裏面6bの幅Wは、必ずしも一定である必要はなく、アーム5a,5bの先端側に向かって次第に狭くなっていても良く、また、前記アーム5a,5bの厚みTは、該アーム5a,5bの全長にわたって一定であっても構わない。
ここで、前記清掃具本体2の好ましい寸法例を実際の数値で説明すると、前記清掃具本体2の全長が200-300mm程度である場合、前記アーム5a,5bの長さは120-180mm程度であることが好ましく、また、前記アーム5a,5bの幅Wは10-15mm程度、該アーム5a,5bの厚みTは、基端側で3-5mm程度、先端側で1-2mm程度であることが好ましく、更に、前記清掃間隔8の大きさは3-5mm程度であることが好ましい。
前記ダストクロス3の長さは、前記アーム5a,5bの長さと同程度か、又は該アーム5a,5bの長さより僅かに長く、前記分岐部12,12の長さは、互いに同長で、前記ダストクロス3の長さの0.3-0.5倍程度である。
あるいは、前記一対のアーム5a,5bの表面6a及び裏面6bの両面に前記フック側係止体13aをそれぞれ取り付け、前記ダストクロス3の胴部11の内面の前記フック側係止体13aに対応する部分に前記ループ側係止体13bを取り付けても良い。
前記弾性フック16は、前記アーム5a,5bの外側面7bに一体に連なる一端16a及び他端16bと、該外側面7bから分離して該外側面7bよりも側方に突出する張出部16cとを有し、該張出部16の中央部分は外に向けて凸形に湾曲する突出部16dとなっており、該突出部16dが前記分岐部12,12の内面に弾力的に当接して係止している。
前記位置ずれ防止機構20は、図3及び図6に示すように、前記一対のアーム5a,5bの基端部の、前記ダストクロス3の胴部11内に一緒に挿入される部分の内側面7a,7aに形成されていて、互いに係止し合う2つの突起22,23を備えた第1の突起対21と、互いに係止し合う他の2つの突起25,26を備えた第2の突起対24とを有し、これら第1の突起対21及び第2の突起対24は、前記アーム5a,5bの長さ方向の互いに隣接する位置に形成されている。
まず、前記エア吹き出し口の内壁面のように比較的広い面を清掃するときは、清掃具本体2の前記グリップ部4を片手に持ち、一対のアーム5a,5bの表面6a又は裏面6bを内壁面に向けることにより、ダストクロス3の表面6a又は裏面6bを全面的に前記内壁面に押し当てて清掃する。このとき、前記一対のアーム5a,5bが滑らかに撓んでダストクロス3を適度の力で内壁面に弾力的に押し当てるため、大きな力を加える必要がなく、しかも、前記内壁面が曲面であってもフィットし易い。また、前記ダストクロス3は極細繊維で形成されていて、除塵能力が勝れているため、通常の汚れは洗剤を使用しなくても落とすことができる。
前記ダストクロス3の一方の面が汚れたら、清掃具1を表裏反転させてダストクロス3の他方の面を使用して清掃する。
そして、前記操作を全てのフィンについて行うことにより、該全てのフィンの表裏面及び側面を簡単に清掃することができる。
2 清掃具本体
3 ダストクロス
4 グリップ部
5a,5b アーム
6a 表面
6b 裏面
7a 内側面
7b 外側面
8 清掃間隔
11 胴部
12 分岐部
13a,13b 係止体
16 弾性フック
20 位置ずれ防止機構
21 第1の突起対
22 第1突起
23 第2突起
24 第2の突起対
25 第3突起
26 第4突起
Claims (6)
- 二股状をした清掃具本体と、該清掃具本体に装着される二股状をしたダストクロスとからなり、
前記清掃具本体は、グリップ部と、被清掃物を挟んで清掃するための清掃間隔を保って該グリップ部から並行状態に延出する左右一対のアームとを有し、
前記一対のアームは、幅広の表面及び裏面と、該表面及び裏面より幅狭の内側面及び外側面とを有する扁平形状をなしていて、互いの内側面間に前記清掃間隔を有し、表裏面方向に弾性変形可能であると共に、前記清掃間隔が変化する方向に変位可能であり、
前記ダストクロスは、扁平な筒状をした胴部と、該胴部の先端から左右に分岐して延びる扁平な筒状をした2つの分岐部とを有し、該2つの分岐部の内部には、前記一対のアームの長さ方向中央より先端側の部分が個別に挿入され、前記胴部の内部には、前記一対のアームの前記分岐部内に挿入される部分より基端側の部分が一緒に挿入される、
ことを特徴とする清掃具。 - 前記一対のアームは、清掃時に該一対のアームが表裏面方向に位置ずれするのを防止するための位置ずれ防止機構を有することを特徴とする請求項1に記載の清掃具。
- 前記位置ずれ防止機構は、互いに係止し合う2つの突起を備えた第1の突起対と、互いに係止し合う他の2つの突起を備えた第2の突起対とを有し、
前記第1の突起対を形成する2つの突起は、一方の第1アームに形成された第1突起及び他方の第2アームに形成された第2突起であり、前記第1突起は、前記第1アームの内側面における厚さ方向の中央より表面側及び裏面側のうち何れか一方の側に寄った位置に形成され、前記第2突起は、前記第2アームの内側面における厚さ方向の中央より表面側及び裏面側のうち前記第1突起と反対の側に寄った位置に形成されており、
前記第2の突起対を形成する2つの突起は、前記第1アームに形成された第3突起及び前記第2アームに形成された第4突起であり、前記第3突起は、前記第1アームの内側面における厚さ方向の中央より表面側及び裏面側のうち前記第2突起と同じ側に寄った位置に形成され、前記第4突起は、前記第2アームの内側面における厚さ方向の中央より表面側及び裏面側のうち前記第1突起と同じ側に寄った位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の清掃具。 - 前記第1の突起対及び第2の突起対は、前記第1アーム及び第2アームの基端部の、前記ダストクロスの胴部内に挿入される部分の内側面に、該第1アーム及び第2アームの長さ方向に隣接するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の清掃具。
- 前記グリップ部は、U字形に湾曲していて、合成樹脂により前記一対のアームと一体に形成され、前記清掃間隔が変化する方向に弾性変形可能であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の清掃具。
- 前記一対のアームの表面及び裏面の少なくとも一方の面には、該アームの長さ方向の中央より基端部寄りの位置に、面ファスナーの互いに係止する一対の係止体のうち一方の係止体がそれぞれ取り付けられ、前記ダストクロスの胴部の内面には、前記一対の係止体のうち他方の係止体が取り付けられ、それによって前記清掃具本体とダストクロスとが、前記一対のアームの基端部とダストクロスの胴部とにおいて相互に止着され、
前記一対のアームの先端部の、前記ダストクロスの分岐部内に挿入される部分の外側面には、前記分岐部の内側部に弾力的に当接して係止する弾性フックがそれぞれ形成されている、
ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の清掃具。
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