JP2003174990A - 清掃具 - Google Patents

清掃具

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JP2003174990A JP2001377435A JP2001377435A JP2003174990A JP 2003174990 A JP2003174990 A JP 2003174990A JP 2001377435 A JP2001377435 A JP 2001377435A JP 2001377435 A JP2001377435 A JP 2001377435A JP 2003174990 A JP2003174990 A JP 2003174990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃具本体に払拭体を係止させるためのフッ
クが外部に突出して清掃の邪魔になったり、対象物と接
触して該対象物に傷を付けたりすることがない清掃具を
得る。 【解決手段】 汚れを拭き取るための払拭体1Aに係止
孔14を設け、清掃具本体2Aの取付部材3Aに窪み7
Aと、この窪み7Aの内底部に該窪み7Aの深さよりも
高さを低く形成された複数のフック8Aとを設け、この
フック8Aを上記払拭体1Aの係止孔14に嵌合、係止
させることにより払拭体1Aを取付部材3Aに取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚れを拭き取りた
めの払拭体を清掃具本体に装着して清掃作業を行う清掃
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より床面や家具等の各種清掃対象の
清掃に使用する清掃具として、清掃具本体に汚れを拭き
取るための払拭シートを装着して使用するものは広く知
られている。この種の清掃具においては、不織布や拭布
等からなる布製の払拭シートを、清掃具本体の側面や上
面の複数箇所に設けたフックに係止させることにより、
この清掃具本体に装着するようにしているが、上記フッ
クが他の部分よりも突出しているのが通常であるため、
清掃中に邪魔になったり、清掃対象物に接触して傷を付
ける可能性があるなど、種々の問題がある。また、上記
フックの構成が意外に複雑で扱いが面倒であるため、払
拭体の着脱が面倒である。さらに、布製の上記払拭シー
トは、柔軟で厚さが薄いため、清掃時の使用感が悪い。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の技術的課題
は、清掃具本体に払拭体を装着して使用する清掃具を、
上記払拭体を係止させるためのフックが外部に突出して
清掃の邪魔になったり、対象物と接触して該対象物に傷
を付けたりすることがなく、かつ清掃時の使用感に優れ
たものとして構成することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の清掃具は、汚れを拭き取るための払拭体と、こ
の払拭体を装着して清掃作業を行うための清掃具本体と
からなり、上記払拭体が、圧縮性と弾力性とを有する薄
板状のスポンジ体の少なくとも一方の表面に、直径が1
〜9μmの超極細繊維を含む不織布製の着塵布を熱溶着
により固着すると共に、一部に清掃具本体に着脱自在に
取り付けるための係止孔を設けることにより形成され、
上記清掃具本体が、上記払拭体を取り付けるための取付
部材と、この取付部材の上記払拭体で覆われる位置に形
成され、上記払拭体の中間部を弾性的に屈曲させた状態
で押し込み可能な大きさを有する窪みと、この窪みの内
底部に形成され、該窪みの深さよりも高さが低くかつ上
記払拭体の係止孔に嵌合、係止可能なフックとを有する
ことを特徴とするものである。
【0005】上記構成を有する清掃具は、上記払拭体の
係止孔を上記清掃具本体の窪みの内底部のフックに引っ
掛けて係止させることにより、該払拭体を清掃具本体に
装着し、必要に応じて払拭体に水や洗浄液を適量含浸さ
せた状態で、清掃対象物に払拭体を押し付けて清掃す
る。
【0006】このとき、上記払拭体が、清掃具本体の取
付部材に、その下面にある窪み内の複数のフックにより
取り付けられているが、これらのフックは高さが窪みの
深さよりも低いため、払拭体を取り付けた状態で該フッ
クが払拭体より外方へ突出することがなく、従って、こ
れらのフックが清掃の邪魔になったり、対象物と接触し
てそれらを傷を付けたりすることがない。
【0007】また、上記払拭体は、スポンジ体の圧縮性
と弾性力によって対象物にソフトに接触して使用感が良
いだけでなく、超極細線繊維を含む着塵布によって優れ
た着塵力を発揮する。しかも、洗浄液を含浸させて使用
する場合には、上記スポンジ体の保水性によって長時間
連続して清掃することができる。さらに、この払拭体
は、スポンジ体の表面に着塵布を熱溶着によって一体に
固着しているため、強度が全体として非常に強くなって
おり、清掃によって着塵布が擦り切れたり剥離したりす
ることがないだけでなく、洗浄液に浸漬して強く絞って
も、着塵布及びスポンジ体が容易に破損することがな
い。
【0008】清掃により払拭体が汚れたときは、該払拭
体を取付部材から取り外し、洗濯して再使用するが、上
述したようにこの払拭体は強度が高められているため、
長期間繰り返し再使用することができる。
【0009】本発明の一つの具体的な実施態様によれ
ば、上記清掃具本体が、一方向に長い平面視矩形状の上
記取付部材と、該取付部材の上面に傾動自在に連結され
た柄棒とからなっていて、上記取付部材は、下面の幅方
向両側部に平坦な払拭体当接面を有すると共に、これら
の当接面の間に溝状をした上記窪みを有し、この窪み内
に上記フックが複数形成されており、上記払拭体は、上
記取付部材より縦横の寸法が大きく形成されていて、幅
方向の両側部が複数の小片に分割されている。
【0010】本発明の他の具体的な実施態様によれば、
上記清掃具本体が、平坦な払拭体当接面を有する上記取
付部材と、この取付部材に固定的に連なる柄棒とを有し
ていて、上記払拭体当接面に溝状をした上記窪みが形成
されると共に、この窪み内に上記フックが複数形成さ
れ、上記払拭体は、上記取付部材の払拭体当接面より外
形寸法の大きい薄板状の本体部と、この本体部の先端を
短冊状に分割することにより形成された複数の小突片と
を有していて、上記本体部に複数の係止孔が設けられて
いるも。
【0011】本発明の更に他の具体的な実施態様によれ
ば、上記清掃具本体が、柄棒の先端に上記取付部材を有
し、上記払拭体が、上記取付部材に取り付けるための基
端部と、対象物を清掃するための作業部とを有してい
て、該作業部に、柱状の対象物を嵌合して払拭するため
の窪みを有している。
【0012】本発明において好ましくは、上記複数のフ
ックのうち一部について、係止頭の長さを他のフックよ
り長く形成しておくことである。これにより、清掃時に
払拭体が取付部材の軸線方向にずれ動いたり、変形した
りした場合でも、全てのフックが同時に係止孔から外れ
ることがなく、該払拭体の取付状態を確実かつ安定的な
ものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の清掃具の第
1実施例を示すもので、この第1実施例の清掃具Aは、
汚れを拭き取るための払拭体1Aと、この払拭体1Aを
装着して清掃作業を行うための清掃具本体2Aとを備え
ている。
【0014】上記清掃具本体2Aは、上記払拭体1Aを
着脱自在に取り付けるための一方向に長い長方形状をし
たプレート状の取付部材3Aと、この取付部材3Aの上
面に連結部4を介して前後及び左右に傾動自在に連結さ
れた握持用の柄棒5Aとで構成され、上記取付部材3A
の下面の左右両側部に、該取付部材3Aの長手方向に延
びる払拭体用当接面6A,6Aを備えている。上記取付
部材3Aは、合成樹脂や金属等の硬質素材により形成さ
れている。
【0015】上記当接面6A,6Aの間には、溝状をし
た窪み7Aがこれらの当接面6A,6Aと平行に形成さ
れている。この窪み7Aの溝幅は、上記払拭体1Aの中
間部を弾性的に屈曲させた状態で押し込み可能な大きさ
に形成されていて、該窪み7Aの内底部には、上記払拭
体1Aを装着するためのフック8Aが、該窪み7Aに沿
って一定間隔で複数設けられている。
【0016】上記フック8Aは、逆T字形をなしてい
て、窪み7Aの内底部から立ち上がった脚8aと、該脚
8aの先端に連設されて窪み7Aの幅方向両側に突出す
る係止頭8bとを有し、フック8Aの高さは上記窪み7
Aの深さよりも低く形成されている。
【0017】上記払拭体1Aは、圧縮性と弾力性及び保
水性を有する薄板状のスポンジ体10と、該スポンジ体
10の表裏両表面に固着した着塵布11,11とからな
るもので、この着塵布11は、直径が1〜9μmの超極
細繊維を含む不織布からなっていて、上記取付部材3A
の縦横の寸法よりも大きい長方形状に形成され、その左
右の両側辺は、複数の切込み15を入れることによって
短冊状をした複数の小片13に分割されている。この払
拭体1Aの好ましい厚さは7〜10mm程度である。上
記着塵布11は、スポンジ体10の表面に熱溶着によっ
て固着、一体化したもので、スポンジ体10から容易に
剥離しないように構成されている。上記着塵布11を熱
溶着する場合、スポンジ体10の表面を熱溶融させてこ
れに着塵布11を固着させても、あるいは、スポンジ体
10と着塵布11の両方を熱溶融させて相互に一体化さ
せても良い。また、上記着塵布11はスポンジ体10の
一方の表面だけに固着しても良い。
【0018】上記小片13は、上記切込み15をV字形
とすることによって先端側に行くに従って次第に先細り
になるように形成され、これにより、清掃対象部位に応
じて各小片13が個別に弾性変形するのを容易にすると
共に、これらの小片13で細溝や隙間内にたまっている
塵埃を掻き取ったり、あるいは掻き出したりするのに適
した形状となっている。
【0019】上記着塵布11は、上記スポンジ体10よ
りも薄手のシート状をしたもので、例えばポリプロピレ
ン、ポリエステル、アクリルのような親油性の繊維や、
レーヨンのような親水性の繊維を、それぞれ単独で用い
るか、あるいは、親油性繊維と親水性繊維とを適当な比
率で混合して形成することができる。また、この着塵布
11を構成する繊維は、全てが超極細繊維であっても良
いが、一部に超極細繊維を使用して、残りにそれより繊
維径の大きい直径10〜30μm程度の極細繊維を使用
することもできる。
【0020】上記払拭体1Aの中央には、上記取付部材
3Aの窪み7A内のフック8Aに係止させるための係止
孔14が、各フック8Aと対応する位置に複数設けられ
ている。そしてこの払拭体1Aは、その中間部を窪み7
A内に押し込んでフック8Aを係止孔14に嵌合させ、
係止頭8bを該係止孔14の孔縁に係止させることによ
り、清掃具本体2Aの取付部材3Aに取り付けられてい
る。このとき、払拭体1Aの上記窪み7A内に押し込ま
れた部分は、フック8Aの係止頭8bと窪み7Aの内底
部との間で圧縮され、その弾性復元力によって該払拭体
1Aが係止頭8bに強く係止するため、該払拭体1Aの
取り付けは確実かつ強固になる。また、上記フック8A
の高さが窪み7Aの深さよりも低いため、払拭体1Aを
取り付けた状態でこのフック8Aの係止頭8bが払拭体
1Aより外方へ突出することがない。
【0021】上記構成を有する清掃具Aは、払拭体1A
に水や洗剤等の洗浄液を適量含浸させるか、あるいは含
浸させない状態で、該払拭体1Aを床面等の清掃対象物
に押し当てて拭き掃除を行う。このとき、上記払拭体1
Aが、清掃具本体2Aの取付部材3Aに、その下面中央
部にある窪み7A内の複数のフック8Aにより取り付け
られているが、これらのフック8Aは高さが窪み7Aの
深さよりも低いため、払拭体1Aを取り付けた状態で該
払拭体1Aより外方へ突出することがなく、従って、こ
れらのフック8Aが清掃の邪魔になったり、対象物と接
触してそれらを傷付けたりすることがない。
【0022】また、上記払拭体1Aは、上記スポンジ体
10の圧縮性と弾性力によって対象物にソフトに接触し
て使用感が良いだけでなく、超極細線繊維を含む着塵布
11によって優れた着塵力を発揮する。しかも、洗浄液
を含浸させて使用する場合には、上記スポンジ体10の
保水性によって長時間連続して清掃することが可能であ
る。さらに、上記着塵布11とスポンジ体10とを熱溶
着によって一体に固着しているため、払拭体1Aの強度
が全体として非常に強くなっており、清掃によって擦り
切れにくいだけでなく、洗浄液に浸漬して強く絞って
も、着塵布11及びスポンジ体10が容易に破損するこ
とがない。
【0023】清掃により払拭体1Aが汚れたときは、該
払拭体1Aを取付部材3Aから取り外し、洗濯して再使
用するが、着塵布11とスポンジ体10とを熱溶着する
ことによってその強度が高められているため、長期間繰
り返し再使用することができる。
【0024】上記第1実施例では、払拭体1Aの端縁に
先細り状をした小片13を設けているが、小片13の形
状はこのようなものに限らず、均一大きさであっても良
い。あるいは、このような小片13を省略することもで
きる。また、この実施例ではフック8Aをフランジ部分
9,9を有した断面略T字状のものを用いているが、こ
れに限らず、払拭体1Aの係止孔14に嵌合、係止可能
なものであれば、断面略L字状のもの等の適当な構成の
ものを用いることができる。さらに、この実施例では、
図に示すように、払拭体1Aは、スポンジ体10が露出
した態様となっているが、スポンジ体10は着塵布11
によって露出することなく全て被覆されていてもよい。
また、着塵布11をスポンジ体10よりも長く形成し
て、該スポンジ体10と貼着されない部分を自由端とし
て清掃に供するように構成してもよい。
【0025】図4〜図8は本発明の第2実施例を示すも
ので、この第2実施例の清掃具Bは、上記第1実施例の
清掃具Aとは清掃具本体2Bと払拭体1Bの形状が若干
異なっている。
【0026】即ち、上記清掃具本体2Bは、図4〜図7
に示すように、細長い矩形状をした取付部材3Bを有し
ている。この取付部材3Bは、幅方向の中央部を上方に
湾曲させることによってこの湾曲部分に溝状の窪み7B
が形成されると共に、この窪み7Bの両側に当接面6
B,6Bが形成され、上記窪み7Bの内底部に複数のフ
ック8Bが設けられている。これらのフック8Bは、窪
み7Bの内底部から該窪み7B内に向けて延びる脚8a
と、該脚8aの先端部に連設されて取付部材3Bの軸線
方向に細長く延びる係止頭8bとからなっていて、これ
ら複数のフック8Bのうち取付部材3Bの長手方向の両
端部に位置するフック8B′は、その係止頭8bが長く
形成され、中間部に位置する他のフック8Bは、その係
止頭8bが短く形成されている。また、上記上記フック
8B′の係止頭8bは、脚8aから取付部材の内側(中
央部側)に向けて延びる第1部分8b1 と外側に向けて
延びる第2部分8b2 との長さが同じではなく、第2部
分8b2 が第1部分8b1 より長く形成されている。こ
れに対して中間部に位置するフック8Bの係止頭8b
は、脚8aから内側に向けて延びる第1部分8b1 と外
側に向けて延びる第2部分8b2 との長さが同じであ
る。
【0027】このように、一部のフックの係止頭8bの
長さを違えると共に、脚8aの両側の第1部分8b1 と
第2部分8b2 の長さを違えることにより、払拭体1B
をこれらのフック8Bに係止させて清掃するとき、該払
拭体1Bが取付部材3Bの軸線方向にずれ動いたり、変
形したりした場合でも、全てのフック8Bが同時に係止
孔から外れることがなく、該払拭体1Bの取付状態を確
実かつ安定的なものとすることができる。また、柄棒5
Bは、上記取付部材3Bの上面中央に形成された連結部
4に、該取付部材3Bの長手方向と幅方向の両方向に傾
動自在なるように取付けられている。
【0028】なお、上記のように一部のフックの係止頭
8bの長さを違えると共に、第1部分8b1 と第2部分
8b2 の長さを違えるようにする点は、他の各実施例に
ついても同様に適用することができる。
【0029】一方の上記払拭体1Bは、図5に示すよう
に、幅方向の両側部が複数の小片13によって波形に形
成され、中央部には、上記取付部材3Bのフック8Bを
係止させるためのスリット状の係止孔14が該払拭体1
Bの幅方向に向けて形成されている。これらの係止孔1
4は、対応するフック8Bの長さに合わせてその長さが
大小に違えられている。
【0030】なお、その他の構成及び作用は、上記第1
実施例と実質的に同じであるから、主たる対応部分に第
1実施例と同一の符号を付してそれらの説明を省略す
る。
【0031】図8及び図9は本発明の第3実施例を示す
もので、この第3実施例の清掃具Cは、上記第1実施例
の清掃具Aとは異なる形状の払拭体1Cと清掃具本体2
Cとを備えている。即ち、上記清掃具本体2Cは、平坦
な払拭体当接面6Cを下面に有する取付部材3Cと、該
取付部材3Cに固定的に連なる握持用の柄棒5Cとを備
えている。上記取付部材3Cは、平面視略長円状に形成
されていて、その上面側の中央部分が、払拭体当接面6
Cに形成した窪み7Cの深さ分だけ隆起し、その隆起し
た部分に、取付部材3Cの後方に延びる上記柄棒5Cが
一体に設けられている。
【0032】また、上記取付部材3Cには、上記隆起部
分の内部に窪み7Cが形成されていて、該窪み7Cの内
底部に、窪み7Cの深さよりも高さが低い断面略T字状
のフック8Cが一定間隔で複数設けられている。なお、
このフック8Cの構成は上記1実施例のものと同じであ
る。上記窪み7Cは、第1実施例のものと異なり、その
回りを当接面6Cで囲まれている。
【0033】一方、上記払拭体1Cは、上記清掃具本体
2Cよりも外形寸法の大きい薄板状の本体部12と、こ
の本体部12の先端に設けられた複数の小片13とを備
えている。上記本体部12の中央における上記フック8
Cと対応する位置には、該フック8Cが係止する係止孔
14が設けられている。また、上記小片13は、上記本
体部12の先端に切り込み16を入れることにより短冊
状に形成したもので、先端部が指状に丸く形成されてい
る。なお、この小片13の長さは、狭い隙間等に挿入し
ての清掃を行いやすくするため、払拭体1C全体の大き
さに対してして比較的長めに設けている。
【0034】なお、その他の構成及び作用は上記第1実
施例と実質的に同じであるから、主たる対応部分には同
一の符号を付してそれらの説明を省略する。
【0035】上記構成を有する清掃具Cは、基本的に上
記第1実施例のものと同様の効果が得られるが、いわゆ
るハンドモップであるため、比較的小さい対象物や狭い
部位の清掃に好適に用いられる。
【0036】この第3実施例では、上記窪み7Cが、取
付部材3Cの中央部分のみを窪ませることにより形成さ
れているが、これに限らず、上記取付部材3Cを横断す
るように窪み7Cを設けてもよい。
【0037】図10及び図11は本発明の第4実施例を
示すもので、この第4実施例の清掃具Dは、例えば蛍光
灯などの柱状をした清掃対象物の外面を清掃するのに適
するように形状されており、柄棒5Dの先端に払拭体用
取付部材3Dを設けた清掃具本体2Dと、上記取付部材
3Dに取り付けられた一対の払拭体1D,1Dとを備え
ている。
【0038】上記清掃具本体2Dにおける取付部材3D
は、柄棒5Dの先端に直接形成されていて、両外側面の
相対する位置に、該柄棒5Dの軸線と直交する方向に延
びる溝状をした窪み7D,7Dがそれぞれ設けられ、こ
れらの各窪み7D,7Dの内底部に、該窪み7Dの深さ
よりも高さが低いフック8Dが複数設けられ、これらの
フック8Dで上記払拭体1Dを取り付けるようにしてい
る。なお、このフック8Dの構成は上記第1実施例と同
様である。
【0039】上記各払拭体1Dは、上記取付部材3Dに
取り付けるための基端部17と、清掃に使用する作業部
18とを一体に有するもので、上記基端部17には、清
掃具本体2Dの上記フック8Dと嵌合、係止する係止孔
14を備えている。また、上記作業部18は、柱状の対
象物の外面に摺接する一対の湾曲アーム18a,18a
を、それらの先端部間に隙間20を介在させた状態に配
設したもので、全体として略C字状に形成され、これら
の湾曲アーム18a,18aの間に対象物が嵌合する窪
み19が形成されている。これらの湾曲アーム18a,
18aの内周面は、清掃対象物の外面を効率良く清掃で
きるように、スポンジ体10が露出することのないよう
に着塵布11で被覆してあることが望ましい。
【0040】なお、その他の構成は、上記第1実施例と
実質的に同じであるから、主たる対応部分には同一の符
号を付してそれらの説明を省略する。
【0041】上記構成を有する第4実施例の清掃具D
は、清掃具本体2Dに一対の払拭体1D,1Dを装着し
た上で、各払拭体1Dの湾曲アーム18a,18aの先
端間の隙間20から柱状の清掃対象物を窪み19内に嵌
入し、この清掃具を清掃対象物に沿って摺動させること
により清掃を行う。
【0042】上記第4実施例では、払拭体1Dを2つ用
いているが、1つだけ用いて清掃具本体2Dの当接面3
Dの片側のみに装着させるようにしてもよい。また、上
記払拭体1Dの作業部18の窪み19は円環状としてい
るが、三角形状や矩形状等の任意の形状とすることがで
きる。さらに、払拭体1Dは、図に示すように作業部1
8と基端部17とがほぼ一定の厚さとしているが、基端
部17よりも作業部18を厚めに形成し、該作業部18
の湾曲アーム18a内周面を大きくして作業面を広くす
ると共に、該湾曲アーム18aの剛性を大きくして清掃
を行い易くするようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の清掃具に
よれば、払拭体を係止させるためのフックが外部に突出
して清掃の邪魔になったり、対象物と接触して該対象物
に傷を付けたりすることがなく、かつ、払拭体がスポン
ジ体に着塵布を貼着することにより形成されているた
め、着塵能力に優れ、清掃時の使用感にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の清掃具の第1実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の要部拡大端面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本発明の清掃具の第2実施例を示す要部側面図
である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図5におけるA−A線での断面図である。
【図7】図5におけるB−B線での断面図である。
【図8】本発明の清掃具の第3実施例を示す斜視図であ
る。
【図9】図8の要部断面図である。
【図10】本発明の清掃具の第4実施例を示す、図11
におけるC−C線での断面図である。
【図11】図10におけるD−D線での断面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D 払拭体 2A,2B,2C,2D 清掃具本体 3A,3B,3C,3D 取付部材 5A,5B,5C,5D 柄棒 6A,6B,6C 払拭体当接面 7A,7B,7C,7D 窪み 8A,8B,8C,8D フック 10 スポンジ体 11 着塵布 12 本体部 13 小片 14 係止孔 17 基端部 18 作業部 19 窪み

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚れを拭き取るための払拭体と、この払拭
    体を装着して清掃作業を行うための清掃具本体とからな
    り、 上記払拭体が、圧縮性と弾力性とを有する薄板状のスポ
    ンジ体の少なくとも一方の表面に、直径が1〜9μmの
    超極細繊維を含む不織布製の着塵布を熱溶着により固着
    すると共に、一部に清掃具本体に着脱自在に取り付ける
    ための係止孔を設けることにより形成され、 上記清掃具本体が、上記払拭体を取り付けるための取付
    部材と、該取付部材の上記払拭体で覆われる位置に形成
    され、上記払拭体の中間部を弾性的に屈曲させた状態で
    押し込み可能な大きさを有する窪みと、この窪みの内底
    部に形成され、該窪みの深さよりも高さが低くかつ上記
    払拭体の係止孔に嵌合、係止可能なフックとを有する、
    ことを特徴とする清掃具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の清掃具において、 上記清掃具本体が、一方向に長い平面視矩形状の上記取
    付部材と、該取付部材の上面に傾動自在に連結された柄
    棒とからなっていて、 上記取付部材は、下面の幅方向両側部に平坦な払拭体当
    接面を有すると共に、これらの当接面の間に溝状をした
    上記窪みを有し、この窪み内に上記フックが複数形成さ
    れており、 上記払拭体は、上記取付部材より縦横の寸法が大きく形
    成されていて、幅方向の両側部が複数の小片に分割され
    ている、ことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の清掃具において、 上記清掃具本体が、平坦な払拭体当接面を有する上記取
    付部材と、該取付部材に固定的に連なる柄棒とを有して
    いて、上記払拭体当接面に溝状をした上記窪みが形成さ
    れると共に、この窪み内に上記フックが複数形成され、 上記払拭体は、上記取付部材の払拭体当接面より外形寸
    法の大きい薄板状の本体部と、この本端部の先端に形成
    された複数の小片とを有していて、上記本体部に複数の
    係止孔が設けられている、ことを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の清掃具において、 上記清掃具本体が、柄棒の先端に上記取付部材を有し、 上記払拭体が、上記取付部材に取り付けるための基端部
    と、対象物を清掃するための作業部とを有していて、該
    作業部に、柱状の対象物を嵌合させた状態で払拭するた
    めの窪みを有する、ことを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項1から4までの何れかに記載の清掃
    具において、上記複数のフックのうち一部が、係止頭の
    長さを他のフックより長く形成されていることを特徴と
    するもの。
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