JP3019406B2 - 自動二輪車の後ホーク - Google Patents

自動二輪車の後ホーク

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JP3019406B2
JP3019406B2 JP2316047A JP31604790A JP3019406B2 JP 3019406 B2 JP3019406 B2 JP 3019406B2 JP 2316047 A JP2316047 A JP 2316047A JP 31604790 A JP31604790 A JP 31604790A JP 3019406 B2 JP3019406 B2 JP 3019406B2
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Japan
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崇好 薗田
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動二輪車の後ホークに関する。
〔従来の技術〕
自動二輪車は、後ホークの前端をフレームの後下部に
揺動可能に軸着し、後ホークとフレームの上部の間にク
ッションユニットを連結し、クッションユニットを伸縮
させて後ホークが揺動クッションできるようにし、後ホ
ークの後端に後輪を回転自在に支承した車軸を取付ける
ようにしている。そして、後ホークは、軽合金管又は鋼
管を適宜長さに切断溶着して製作したり、軽合金を用い
て一体鋳造して製作したり、鍛造して製作している。
又、鋳造又は鍛造した前部金具にパイプ材の左右のホー
クアームを溶着するようにしたものもある。例えば、特
開平2−34494号公報参照。
〔発明が解決しようとする課題〕
パイプ材を用いた後ホークは、断面が均一で、最も荷
重のかかる部分に耐えるように太さや肉厚さを設定する
ので、過大な強度になる部分があって重量が重くなる。
又、テーパー状にするデザインができない。軽合金など
で一体鋳造するものは、材料が粗で脆いので、肉厚さを
増して強度を得る必要があり、重くなる。又、鍛造する
ものは、中空構造にできないので、細くできても重くな
る。
この発明は、かかる点に鑑み、左右のホークアーム部
分を、軽合金板又は鋼板を断面長四角にプレス成形して
端縁を内側で重ねて溶着してパイプ状にし、断面の大き
さも順次変えることができて軽量で体裁がよい自動二輪
車の後ホークを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の自動二輪車の
後ホークは、左右一対のホークアームと、これら両ホー
クアームの前端間を連結する一方フレームに揺動可能に
軸着するピボット孔を一体に備えた前部金具と、前記左
右のホークアームの後端に後輪を回転自在に支承する車
軸金具とからなる自動二輪車の後ホークであって、前記
左右のホークアームは、単板の軽合金板または鋼板を一
体に巻き回して横断面が中空の長四角形をなすようにプ
レス成形し、かつ、巻き回し単縁同士を重ね合わせて溶
着することにより全体的に概略パイプ状に形成し、か
つ、前記ホークアーム前端部の内側側壁を切り欠いて断
面コの字状に形成し、このホークアーム前端部の切り欠
いた部分を前記前部金具の後端両側に外側から嵌め合わ
せて溶着する一方、前記巻き回し端縁を前記切り欠きと
同じ内側の側壁に設けたことにある。
又、片側のホークアームの後部内側に車体中心線と平
行な平行面を設け、該平行面にブレーキキャリパー連結
片を溶着するようにしたことにある。
〔作用〕
左右のホークアームは、軽合金板又は鋼板を用いて、
断面長四角形にプレス成形するので、断面を前側に太く
後側を細くテーパー状に形成することができ、中空構造
で受ける荷重の大きさに合せた断面にできて軽量にでき
る。そして、プレス成形で折曲げた端縁を内側に向けて
溶着するので、溶着部分が目立つことがなく、外観を良
好にできる。又、重ね合せる端縁の片側を、内側に凹め
て重ねることによって、内側も突出縁のない平面にでき
る。片側のホークアームの内側に、ブレーキキャリパー
を摺動させて連結するブレーキキャリパー連結片を設け
る場合は、片側のホークアームの後部内側に、車体中心
線と平行な平行面を設け、この平行面にブレーキキャリ
パー連結片を溶着することによって、ブレーキキャリパ
ーを後側から摺動させて嵌合せられる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示すものであ
る。
左右のホークアーム1は、単板の軽合金板または鋼板
を一体に巻き回して横断面が中空の長四角形をなすよう
にプレス成形する。その場合、平面及び側面から見て、
前側を太く後側を細く、受ける荷重の大きさに合せて成
形できる。ホークアーム1では、断面四角形に曲げた巻
き回し端縁同士を重ね合わせて溶着することにより全体
的に概略パイプ状に形成しており、この溶着部分が車体
幅方向内側を向くように位置させる。その場合、片側を
第5図に示すように中空部分の内側に板厚さ分だけ凹め
ることによって、内側に突出縁を出さないようにでき
る。また、車体への取付けのピボット孔2や、クッショ
ンユニット連結部3を前部金具4に設けている。そし
て、前記ホークアーム1前端部の内側側壁を切り欠いて
断面コの字状に形成し、この左右ホークアーム1前端部
の切り欠いた部分を前記前部金具の後端両側に外側から
嵌め合わせて溶着する。一方、前記巻き回し端縁を前記
切り欠きと同じ内側の側壁に設けたものである。又、左
右のホークアーム1の後端には、後輪の車軸を通して締
着する車軸金具5を嵌合せて溶着する。片側のホークア
ーム1の内側後部に、ブレーキキャリパー連結片6を溶
着する場合は、片側のホークアーム1の内側後部に、車
体中心線と平行な平行面7を形成しておいて、この平行
面7にブレーキキャリパー連結片6を溶着することによ
って、ブレーキキャリパーを後側から摺動させて嵌込む
ことができる。
第9図乃至第11図は本発明の他の実施例を示すもので
ある。
この場合には、左右のホークアーム1の内側で重ねて
溶着する端縁の片側を第11図に示すように、他側の外側
に曲げ出して重ねて溶着するようにしてある。その他は
第1図乃至第8図に示したものと同じで、ブレーキキャ
リパー連結片6を設けていない。
〔発明の効果〕
左右のホークアームは、板体をプレス成形して断面長
四角形に成形するので、前部を太く後部を細くテーパー
状にできて、受ける荷重に合せた断面にでき、過強度に
する必要がなく、中空にできて軽量化ができる。そして
左右のホークアームの重ね合せた端縁は、内側に向ける
ことができるので、外観に溶着部が現れず、きれいに仕
上る。又、溶着ビード部が突出しないようにもでき、ブ
レーキキャリパー連結片の取付け精度も、ホークアーム
の内側後部に平行面を設けることによって、高く保つこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示し、 第1図は平面図、 第2図は側面図、 第3図は第1図A矢示部の拡大平面図、 第4図は同内側面図、 第5図は第4図B−B矢視断面図、 第6図は片側のホークアーム単体の内側面図 第7図は同平面図、 第8図は側面図、 第9図乃至第11図は本発明の他の実施例を示し、 第9図は平面図、 第10図は側面図、 第11図は第9図C−C矢視断面図、 である。 1……ホークアーム、4……前部金具、5……車軸金
具、6……ブレーキキャリパー連結片、7……平行面。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のホークアームと、これら両ホー
    クアームの前端間を連結する一方フレームに揺動可能に
    軸着するピボット孔を一体に備えた前部金具と、前記左
    右のホークアームの後端に後輪を回転自在に支承する車
    軸金具とからなる自動二輪車の後ホークであって、 前記左右のホークアームは、単板の軽合金板または鋼板
    を一体に巻き回して横断面が中空の長四角形をなすよう
    にプレス成形し、かつ、巻き回し端縁同士を重ね合わせ
    て溶着することにより全体的に概略パイプ状に形成し、
    かつ、前記ホークアーム前端部の内側側壁を切り欠いて
    断面コの字状に形成し、 このホークアーム前端部の切り欠いた部分を前記前部金
    具の後端両側に外側から嵌め合わせて溶着する一方、前
    記巻き回し端縁を前記切り欠きと同じ内側の側壁に設け
    たことを特徴とする自動二輪車の後ホーク。
  2. 【請求項2】片側のホークアームの後部内側に車体中心
    線と平行な平行面を設け、該平行面にブレーキキャリパ
    ー連結片を溶着するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の自動二輪車の後ホーク。
JP2316047A 1990-11-22 1990-11-22 自動二輪車の後ホーク Expired - Lifetime JP3019406B2 (ja)

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