JP3018433B2 - 石抜機の石屑取出装置 - Google Patents

石抜機の石屑取出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、石抜機の異物排出装置に関する。
(従来の技術) 駆動装置を用いて石抜機の排出弁を開閉する石屑取出
装置に関して、実開昭63−46984号公報で、選別板の一
端に設けられている排出弁と石抜機機体側に設ける駆動
装置とを連結することによって開閉作動する技術が開示
されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記公報に開示されている石屑取出装置においては、
駆動装置と排出弁とが連結しているため、選別網の揺動
に伴い振動が発生し、それに伴って、石屑取出装置も振
動が生じるので、その結果疲労が生じやすく、損傷や故
障が発生し、耐久性が劣るという問題があった。また、
駆動装置と排出弁と連結していることで、選別板の揺動
作用に負荷がかかり、穀粒と石屑との選別に悪影響を及
ぼしていた。
そこで、本発明は、石抜機における石屑取出装置の構
成を工夫することで、装置の耐久性の向上を図ると共
に、選別の際に悪影響を及ぼすのを防止し、選別性能を
高めることを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するために、次のような技術手段を
講ずる。
すなわち、一端側には石屑排出口を、他端側には穀粒
排出口をそれぞれ設けた選別網を揺動させることによっ
て、穀粒と石屑とを選別する石抜機において、石屑排出
口側には石屑の排出状態・非排出状態を切替る排出弁を
設け、石抜機の機体側には排出弁による排出状態・非排
出状態を作動させる駆動装置を設け、排出弁と駆動装置
とは、排出弁が排出状態にあるときは連係状態となり、
非排出状態にあるときは非連係状態となることを特徴と
する石抜機の石屑取出装置とする。
(発明の作用) 選別網へ供給された穀粒は、選別網の揺動により穀粒
と穀粒中に混入する石屑とに分離選別される。
分離選別された穀粒は、選別網上を揺動移送されつつ
選別されて、穀粒排出口を経て機体外側へ排出される。
一方、穀粒中の石屑は選別網2の石屑排出口側に移送さ
れる。その際、排出弁と駆動装置とが非連係状態にある
ときは排出弁が非排出状態となっている。そして、駆動
装置と排出弁とが連係状態になると、排出弁が排出状態
になり石屑が排出される。
(発明の効果) 排出弁が非排出状態の際には、石抜機の駆動装置と排
出弁とが非連係状態に構成しているので、選別網の揺動
選別作業における振動が石屑取出装置に伝わらないの
で、石屑取出装置の損傷や故障を防止することができ、
耐久性が向上する。また、選別網が揺動する際に石屑取
出装置による負荷を受けることがなく、穀粒と石屑との
選別性能を高めることができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図例は、機体1内上部に船形状した揺動選別装置3を
前端部が上がり傾斜した状態に設け、この揺動選別装置
3の下側には着脱自在に送風機4を設け、又はこの送風
機4の下側には原動機12を設けてなる石抜機13を示すも
のである。
前記石抜機13は、籾摺機(図示せず)より供給される
玄米を受けて、玄米と玄米中に混合する石屑とを分離選
別する構造としている。
前記揺動選別装置3は、籾摺機から流下供給される玄
米と玄米中に混入する石屑とを揺動選別する選別網2、
左・右側壁板14,14及び所定間隙に設けた各選別線材15
等よりなる構成である。
この選別網2上の玄米中に混入する小さい石屑は、選
別網2上を上端部へ揺動移送されて石屑排出口5から排
出シュート7に排出され、俳出シュート7の排出口8に
設けられている排出弁9が開状態になると、機体1外へ
排出される構成である。
大きい石は、選別網2上を下方に移動移動して、下端
部の玄米排出口6から各選別線材15を経て、排出漏斗16
の石排出口17から機体1外へ排出される構成である。又
選別された玄米は、選別網2の下端部の玄米排出口6か
ら選別線材15へ供給されて漏下選別され、排出漏斗16の
玄米流下口34を経て昇穀機(図示せず)内へ供給される
構成としている。
前記選別網2の裏面における石屑排出口5部には、横
断面U字状の排出シュート7を固着して設け、この排出
シュート7の排出口8部には、開閉する排出弁9を設
け、選別網2の揺動方向に沿ったヒンジて軸支して開閉
自在な構成としている。
機体1の後壁板外側面には、左右方向に調節可能な調
整板31をボルト及びナット等で着脱自在に取り付け、調
節板31の装着位置により開閉ローラ11と排出弁9との関
係位置を一定位置に保持する構成である。
この調節板31には、開閉支持メタル18を固着して設け
ると共に、ソノレイド21を着脱自在に装着し、この開閉
支持メタル18には支持アーム19を回動自在に設けてい
る。この支持アーム19の一端部には、開閉ローラ11を回
転自在に支持している。支持アーム19を第3図の仮想線
で示す開作動位置に回動すると、開閉ローラ11が排出弁
9の閉鎖面10に点接触すべく構成している。
支持アーム19の他端部には回動アーム20を回動自在に
設け、この回動アーム20とソレノイド21との間はアジャ
ストボルト29とソレノイドアーム30とによって連結させ
た構成であり、調節板31の一端を折曲させて、この折曲
部と支持アーム19との間にはスプリング32を張設し、支
持アーム19が開作動状態では、スプリング32によって、
開閉ローラ11と排出弁9の閉鎖面10とは所定の隙間に保
持させて非接触状態とする構成であり、このソレノイド
21は所定時間間隔で作動する構成としている。
前記ソレノイド21の作動により、回動アーム20を介し
て支持アーム19が回動すると、開閉ローラ11により排出
弁9の閉鎖面10が点接触状態で押されて排出弁9が開制
御され、排出シュート7内へ一時貯留されていた小さい
石屑は、排出口8から排出パイプ33を経て機体1外へ排
出される構成としている。
前記送風機4は、揺動選別装置3と一体的に揺動する
送風機ケース22と左・右壁板間に回転自在に軸支した送
風羽根23とよりなる構成であり、送風機ケース22は各支
持金具24で吊り下げ状態に支持した構成であり、左・右
壁板間には偏心カム25を軸支して設け、この偏心カム25
と送風機ケース22とは連結させた構成であり、この偏心
カム25の回転駆動で、揺動選別装置3を揺動する構成と
している。
前記送風機4から発生した選別風は、揺動選別装置3
の選別網2の下側から上側へ向かって通過することによ
り、この選別網2上への供給された玄米を浮上させなが
ら、揺動選別によって玄米と玄米中に混入する石屑とに
分離選別する構成である。
機体1内の下部で送風機4の下側には原動機12を設
け、この原動機12の軸端部に固着したプーリ26と、左壁
板外側へ突出した石抜機13の軸端部に固着したプーリ27
との間には、ベルト28を掛け渡し、原動機12の回転で石
抜機13の各部が回転駆動される構成としている。
以下、上記実施例の作用について説明する。
玄米は揺動選別装置3の選別網2上へ供給され、送風
機4からの選別風が選別網2の下側から上側に向かって
送られることにより、玄米は浮上しつつ揺動移送され
て、玄米と玄米中に混入する石屑とに分離選別される。
小さい石屑は、選別網2上を上端側に揺動移送され
て、選別網2の前端部の石屑排出口5から排出シュート
7内へ排出されて一時貯留され、ソレノイド21の作動で
ソレノイドアーム30、アジャストボルト29、回動アーム
20及び支持アーム19等を介して開閉ローラ11が回動し
て、排出弁9の閉鎖面10が押し動かされ、排出弁9は開
状態に制御され、石屑は排出シュート7の排出口8から
排出パイプ33を経て機体1外へ排出される。
大きい石は、選別網2上の下端部の玄米排出口6から
選別線材15上を経て下方へ揺動移送されて排出漏斗16内
へ供給されて、石排出口17から機体1外へ排出される。
又玄米は、選別網2上の後端部の玄米排出口6から選
別線材15上へ供給されて後方部へ揺動移送中に、この選
別線材15間から漏下して排出漏斗16内へ供給され、この
排出漏斗16内を流下して玄米流下口34から機体1外へ排
出される。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すもので、第1図は第2
図のA−A断面図、第2図は石抜機の全体背面図、第3
図は石抜機の一部の拡大平面図、第4図は石抜機の一部
の拡大正面斜視図、第5図は石抜機の一部の拡大正面
図、第6図は石抜機の一部の一部破断せる拡大側面関係
図である。 符号の説明 1……機体、2……選別網 3……揺動選別装置、4……送風機 5……石屑排出口、6……玄米排出口 7……排出シュート、8……排出口 9……排出弁、10……閉鎖面 11……開閉ローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側には石屑排出口を、他端側には穀粒
    排出口をそれぞれ設けた選別網を揺動させることによっ
    て、穀粒と石屑とを選別する石抜機において、石屑排出
    口側には石屑の排出状態・非排出状態を切替る排出弁を
    設け、石抜機の機体側には排出弁による排出状態・非排
    出状態を作動させる駆動装置を設け、排出弁と駆動装置
    とは、排出弁が排出状態にあるときは連係状態となり、
    非排出状態にあるときは非連係状態となることを特徴と
    する石抜機の石屑取出装置。
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