JP3017174B1 - メモリー検査方法およびメモリー検査装置 - Google Patents

メモリー検査方法およびメモリー検査装置

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JP3017174B1 JP10254687A JP25468798A JP3017174B1 JP 3017174 B1 JP3017174 B1 JP 3017174B1 JP 10254687 A JP10254687 A JP 10254687A JP 25468798 A JP25468798 A JP 25468798A JP 3017174 B1 JP3017174 B1 JP 3017174B1
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Abstract

【要約】 【課題】 メモリへのアクセス回数を少なくし、短い検
査時間でボード上に搭載したメモリ部品のアドレス線と
データ線の導通を確認するメモリー検査方法およびメモ
リー検査装置を提供する点にある。 【解決手段】 図1のブロック図に示すように、本実施
の形態1に係るメモリ検査装置はプログラム制御により
動作するデータ処理装置130とキーボード等の入力手
段100とディスプレイ等の出力手段110と情報を記
憶する記憶装置120と検査対象であるメモリ等のアド
レス線およびデータ線で接続された検査対象ブロック1
40とから概略構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に基板製造での
メモリ部品の装着及び接続後の検査におけるメモリー検
査方法およびメモリー検査装置に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板製造でのメモリ部品の装着及
び接続後の検査は、全アドレス領域に数パターンのデー
タのリード及びライトを行っている。アドレス空間が3
2bit長の場合、(2の32乗)×データパターン数
×2(リードおよびライトアクセス)回のアクセスをす
る検査を行っている。アドレス線の検査をする一例とし
て、特開昭63−239547がある。
【0003】図10及び図11のフローチャートで示す
ように、1アドレス線の検査に対し、被試験アドレス線
へのライトと比較対照である他のアドレス線へのライト
を行うため、アドレス空間長をnとすると1+(n−
1)=n回のライト(ステップ1001)と、その確認
のためのリードアクセスを(n−1)回行う(ステップ
1002)。
【0004】更に、ステップ1003で試験対象である
アドレス線の位置を変更して試験を行うため、その総ア
クセス回数は、(2n−1)+(2(n−1)−1)+
…+1となるため、12bit長の空間であれば、14
4回のアクセスを行うことでアドレス線の異常を検出す
ることが行われている。また、データ線を考慮したとき
は、更にアクセス回数が増大する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。全アドレス領域に
アクセスし、2の(アドレス空間長)乗×2回のアクセ
スが必要となり、製造検査時の検査時間が増大する。ま
た、データ線不良を判断するためには、2の(アドレス
空間長)乗×2回×データパターン数のパターンを用い
ることで、製造検査時の検査時間が増大するという問題
点があった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、メモリへのアクセ
ス回数を少なくし、短い検査時間でボード上に搭載した
メモリ部品のアドレス線とデータ線の導通を確認するメ
モリー検査方法およびメモリー検査装置を提供する点に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板製造でのメモリ部品の装着及び接続後のメモリ
ー検査方法であって、データ線の接続検査を行うに際
し、アドレス線の接続検査時のメモリライトアクセスを
2パターンのアドレス値で行うとともに、前記アドレス
線の接続検査時のメモリリードアクセスを、前記2パタ
ーンのアドレス値のうちの1アドレス値に対し、アドレ
ス領域ビット幅+1回で行うことを特徴とする。請求項
2に記載の発明は、基板製造でのメモリ部品の装着及び
接続後のメモリー検査方法であって、入力手段により検
査実行手段が起動し、検査対象ブロックの全アドレス空
間領域に“0(H)”をライト実行手段で書き込み、前
記ライト実行手段で、データ設定アドレスとするパター
ンアドレスに、“5(H)”パターンアドレスに対して
は“A(H)”パターンデータを書き込み、“A
(H)”パターンアドレスに対しては“5(H)”パタ
ーンデータを書き込み、前記設定アドレスの設定された
データとリード実行手段により得たデータとを結果判断
手段により結果判断し、全検査結果良好の場合は、「良
好」を出力手段により出力し、検査結果に異常がある場
合は、「不良」を出力することを特徴とする。また、検
査指定アドレスである“5(H)”パターンアドレスの
設定データと前記リード実行手段が読み取ったデータと
を前記結果判定手段で比較し、同一であれば「良好」と
し、異なる場合は「不良」とし、検査対象アドレス線b
it位置変数iに“0(B)”を代入して初期化し、前
記検査対象アドレス線bit位置変数iをアドレス空間
長と比較し、前記検査対象アドレス線bit位置変数i
がアドレス空間長より小さい値の場合、検査対象アドレ
ス線bit位置変数jに“1(B)”を検査対象アドレ
ス線bit位置変数i分だけ左にシフトした値を代入
し、検査対象アドレス線bit位置変数jと検査指定ア
ドレスである“5(H)”パターンアドレスとの排他的
論理和をとり、前記検査指定アドレスのアドレス線検査
アドレスを作成し、アドレス線検査アドレス変数(ad
r)に代入し、アドレス線検査アドレス変数(adr)
のアドレスに対して、リード実行手段による読み取りデ
ータと初期化時に設定した“0(B)”データとを前記
結果判定手段で比較し、同一の場合は良好とし、異なる
場合は不良とし、前記検査対象アドレス線bit位置変
数iを1カウントアップし、前記検査対象アドレス線b
it位置変数iとアドレス空間長との比較を実行しなが
ら、アドレス空間長の検査を検査指定アドレスの各bi
tを反転し順次実行し、前記検査対象アドレス線bit
位置変数iがアドレス空間長と比較し、前記検査対象ア
ドレス線bit位置変数iがアドレス空間長と比較して
同じまたは大きい場合は全ての処理を終了するようにす
ることができる。請求項4に記載の発明は、基板製造で
のメモリ部品の装着及び接続後のメモリー検査装置であ
って、順次検査の手順を実行する検査実行手段と、検査
対象ブロックの全アドレス空間領域に、検査データとは
異なるデータである“0(B)”をライト実行手段によ
り書き込むための初期パターン設定手段と、データ設定
アドレスとしてパターンアドレスに対して、“5
(H)”アドレスに対しては“A(H)”パターンデー
タ、“A(H)”アドレスに対しては“5(H)”パタ
ーンデータを、ライト実行手段により書き込むためのデ
ータ設定手段と、各アドレス毎にリード実行手段により
得たデータと設定されたデータとを結果判定するデータ
確認手段と、メモリへの書き込みを行うライト実行手段
と、メモリの内容を読み取るリード実行手段と、読み取
った値を判定する結果判定手段とを有するデータ処理装
置と、装置外部からデータを入力する入力手段と、装置
外部へデータを出力する出力手段と、前記データ処理装
置で処理されたデータを記憶する記憶装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】なお、本発明において「(H)」とは、1
6進表記符号を意味し、「(B)」とは、2進表記符号
を意味する。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) 以下、本発明の実施の形態1を図面に基づいて詳細に説
明する。図1のブロック図に示すように、本実施の形態
1に係るメモリ検査装置はプログラム制御により動作す
るデータ処理装置130とキーボード等の入力手段10
0とディスプレイ等の出力手段110と情報を記憶する
記憶装置120と検査対象であるメモリ等のアドレス線
およびデータ線で接続された検査対象ブロック140と
から概略構成される。
【0010】データ処理装置130は、検査実行手段1
31とライト実行手段132とリード実行手段133と
結果判定手段134とを備える。検査実行手段131
は、初期パターン設定手段135とデータ設定手段13
6とデータ確認手段137とを備える。
【0011】検査実行手段131は、初期パターン設定
手段135とデータ設定手段136とを実行し、データ
確認手段137を実行することで検査対象ブロック14
0の検査を行う。データ設定手段136は、アドレス及
びデータを指定して、ライト実行手段132を順次実行
し、データの書き込みを行う。書き込みデータは隣接す
るデータ線で異なる値である“A(H)”パターン(1
6進表示)と“5(H)”パターンを用いる。データ確
認手段137は、アドレスを指定してリード実行手段1
33を実行し、その後に読みとった値と設定データとを
指定して結果判定手段134を実行し、正常/異常の判
定を行う。
【0012】確認するアドレスは、任意の1アドレスの
確認に際し、該当アドレスと各々のアドレス構成要素で
ある各bitの値とを反転させたアドレスであり、32
bitアドレス空間であれば、1+32アドレスの確認
を行う。以上は、前記データ線の確認機能とアドレス線
の確認機能とを示す。
【0013】次に、メモリ検査方法の動作について、図
面に基づいて詳細に説明する。図2〜図5は本発明の動
作概要を示すフローチャートであり、検査実行手段の処
理概要を示している。
【0014】図2のステップ201では初期パターン設
定手段135の処理を示している。入力手段100によ
り検査実行手段131が起動し、検査対象ブロックの全
アドレス空間領域に、検査データとは異なるデータであ
る”0(H)”をライト実行手段132により書き込
む。リセット線などのメモリを初期化する手段を用いて
実現しても良い。
【0015】図2のステップ202では、データ設定手
段136の動作を示している。データ設定アドレスとし
て”5(H)”と”A(H)”パターンアドレスに対し
て書き込みを行う。”5(H)”アドレスに対しては”
A(H)”パターンデータを、”A(H)”アドレスに
対しては”5(H)”パターンデータを、ライト実行手
段132により書き込む。 図2のステップ203で
は、データ確認手段137の動作を示している。データ
確認手段137では、前記データ設定を行った2アドレ
スグループのデータ確認を行う。データ確認手段137
では、各アドレス毎にリード実行手段133により得た
データと設定データとを結果判定手段134により結果
判定する。
【0016】検査実行手段131では、全結果良好時は
「良好」を検査結果が異常な際は、「不良」を出力手段
110により出力する。
【0017】図3はデータ設定手段136を示してお
り、図2ステップ202(300)の処理を詳細に示し
ている。図3のステップ301では”5(H)”パター
ンアドレスに対して”A(H)”パターンデータをライ
ト実行手段132により書き込みを行う。ステップ30
2では”A(H)”パターンアドレスに対して”5
(H)”パターンデータをライト実行手段132により
書き込みを行う。この処理により”5(H)”アドレス
に対しては”A(H)”パターンデータを、”A
(H)”アドレスに対しては”5(H)”パターンデー
タを書き込み設定する。
【0018】図4はデータ確認手段137であり、図2
のステップ203(400)の処理を詳細に示してい
る。図4のステップ401では”5(H)”パターンア
ドレスに対してリード実行手段133により得た読み取
り値と、ステップ301で書き込んだ値を結果判定手段
134で比較し、同一であれば良好とし、異なる場合は
異常とする。さらに、”5(H)”パターンアドレスの
各アドレス要素を1アドレス線毎に反転した値であるア
ドレスの内容を順次リード実行手段133により読み取
り結果判定手段134でステップ201にて設定した”
0(H)”データとを結果判定手段134で比較し同一
であれば良好とし、異なる場合は不良とする。ステップ
402では”A(H)”パターンアドレスに対して、ス
テップ302で書き込んだ値を用い、ステップ401と
同様な処理を行う。書き込み、読み取りデータとして”
5(H)”と”A(H)”パターンとを用いることによ
り、データ線の接続不良、および混線の有無を確認する
こととなる。
【0019】具体的には、データ線00と01が接触し
た場合、0101(B)のデータ書き込みに対し、01
11(B)のデータが読めるため不良と判断できる。さ
らに00が切断(未接続)時は、0101(B)のデー
タ書き込みに対し、0100(B)のデータが読めるた
め不良と判断できる。上記結果が良好な場合は、製造上
でのデータ線に関する不良が無いこととなる。
【0020】図5は図3のステップ401、402(5
00)の処理を示している。図5の処理をステップ40
1を参照して詳細に説明する。ステップ501はステッ
プ401で指定した検査指定アドレスである”5
(H)”パターンアドレスの対して、リード実行手段1
33により、読み取り値とステップ301で書き込んだ
値を結果判定手段134で比較し、同一であれば良好と
し、異なる場合は異常とする。
【0021】ステップ502では検査対象アドレス線b
it位置変数iに0を代入し、初期化する。ステップ5
03では検査対象アドレス線bit位置変数iがアドレ
ス空間長と比較し、iが小さい値であればステップ50
4を、同じまたは大きい場合はステップ500の処理を
終了する。ステップ504では、変数jに検査対象アド
レス線bitを編集する。検査対象アドレス線bitで
あるjに”1(B)”を検査対象アドレス線bit位置
変数i分左シフトした値を代入する。
【0022】次に、ステップ505で、検査対象アドレ
ス線bit位置変数jとステップ401で指定した検査
指定アドレスである“5(H)”パターンアドレスとの
排他的論理和をとり、検査指定アドレスのアドレス線検
査アドレスを作成し、アドレス線検査アドレス変数ad
rに代入する。
【0023】ステップ506でアドレス線検査アドレス
変数adrのアドレスに対してリード実行手段133に
よる読み取り値とステップ201で設定した“0
(H)”データとを結果判定手段134で比較し同一で
あれば良好・異なる場合は不良とする。
【0024】ステップ507で検査対象アドレス線bi
t位置変数iを1カウントアップし、ステップ503を
実行することによりアドレス空間長の検査を検査指定ア
ドレスの各bitを反転し、順次実行する。
【0025】検査指定アドレスと、その各アドレス線b
itを反転したアドレスの検査を行うことにより、アド
レス線の接続不良、および混線の有無を確認することと
なる。具体的には、アドレス線00と01が接触していた場
合には、“5(H)”パターンアドレスへ書き込み時、
0101(B)アドレスへの書き込みとなるが、接触している
ため0111(B)への書き込みとなり、その後、0101(B)アド
レスをリードしても、0111(B)のデータをリードするた
め不良と判断できないが、さらに0100,0111,0001,1101
(B)を確認するため、アドレス線00と01が接触していた
場合にはそのどちらかに1が入力すると双方が1とな
り、0100,0111,0011,1111(B)のデータをリードすること
0111(B)を確認時に不良と判断できる。
【0026】さらにアドレス線00が切断時には、“5
(H)”パターンアドレスへ書き込み時、0101(B)アド
レスへの書き込みとなるが、切断しているため0100(B)
への書き込みとなり、その後、0101(B)アドレスをリー
ドしても、0100(B)のデータをリードするため不良と判
断できないが、さらに0100,0111,0001,1101(B)を確認す
るため、0100,0110,0000,1100(B)のデータをリードする
こととなり、0100(B)を確認時に不良と判断できる。上
記結果が良好な場合は製造上でのアドレス線に関する不
良が無いこととなる。
【0027】次に本実施の形態1の動作を具体的な実施
例を用いて説明する。図6は、交換機の通話路制御メモ
リの正常性を試験する際の構成図である。プログラム制
御により動作するデータ処理装置等を含む制御系604
は、通話路制御メモリの検査を行う検査プログラム60
5を備える。時分割通話路装置600は、通話路制御メ
モリ602と入力される通話路情報を一時蓄積し、順次
前記通話路制御メモリ602の内容に従い読み出しを行
う通話路メモリ601とプロセッサからのバスを終端
し、内部バスへのインタフェースをとる制御バス終端6
03とを備える。
【0028】制御系バス終端603は制御系バスの情報
を終端し、通話路制御メモリの制御要素であるアドレス
情報およびデータ情報を解釈し、通話路制御メモリ60
2へライトおよびリードアクセスを行う。通話路メモリ
601は通話路制御メモリ602により制御され、通話
路情報のスイッチイングを行う。通話路制御メモリ60
3は制御系604からの命令により各アドレスの内容を
ライトまたはリードされる。
【0029】次に本発明の実施例の動作について詳細に
説明する。図7は検査プログラムの検査動作を示したフ
ロチャートである。制御系604にて通話路制御メモリ
の検査を行う検査プログラムが動作すると、ステップ7
01は、初期設定オーダーにより通話路制御メモリ60
2の内容を“0(H)”クリアを行い、検査の状態とし
て全領域のデータを0とする。
【0030】ステップ702では、55555555
(H)アドレスにAAAAAAAA(H)データをライ
トする。
【0031】ステップ703では、AAAAAAAA
(H)アドレスに55555555(H)データをライ
トする。
【0032】ステップ704では、ステップ702でラ
イトしたアドレスに対するデータの確認とその各関連ア
ドレスのデータの確認を行う。
【0033】ステップ704の詳細動作を図5の処理フ
ロチャートを参照して説明する。
【0034】ステップ501で、55555555
(H)アドレスの内容がAAAAAAAA(H)データ
であることを確認する。
【0035】ステップ502では検査対象アドレス線b
it位置変数iに0を代入し、初期化する。
【0036】ステップ503では検査対象アドレス線b
it位置変数iがアドレス空間長である32と比較し、
iが小さい値であればステップ504を、同じまたは大
きい場合は、ステップ500の処理を終了する。
【0037】始めは“0(H)”であるため、ステップ
504の処理を行う。
【0038】ステップ504では、変数jに検査対象ア
ドレス線bitを編集する。
【0039】検査対象アドレス線bitであるjに1を
検査対象アドレス線bit位置変数i分左にシフトした
値を代入する。
【0040】i=0の時0ビットの左シフトのためj=
“1(H)”となる。
【0041】ステップ505で、検査対象アドレス線b
it位置変数jと55555555(H)アドレスとの
排他的論理和をとり、検査指定アドレスのアドレス線検
査アドレスを作成し、アドレス線検査アドレス変数ad
rに代入する。
【0042】i=0時、adrには55555554
(H)が設定されることになる。
【0043】ステップ506でアドレス線検査アドレス
変数adrのアドレスに対しての読み取り値とステップ
701で初期化した“0(H)”データとを比較し、同
一であれば良好・異なる場合は不良とする。
【0044】ステップ507で検査対象アドレス線bi
t位置変数iを1カウントアップし、ステップ503の
処理を実行する。
【0045】上記により、ステップ504からステップ
507までの処理をアドレス空間長である32回実行す
ることになる。
【0046】この場合のリードアドレスを図8に示す。
【0047】検査指定アドレスである55555555
(H)800とAAAAAAAA(H)800を、さら
に、その各アドレス線bitを反転したアドレスの検査
を行うことにより、アドレス線の接続不良、および混線
の有無を確認することとなる。
【0048】例えば、アドレス線00と01が接触して
いた場合には、55555555(H)アドレス800
へ書き込み時、接触しているため55555557
(H)アドレスへの書き込みとなり、その後、5555
5555(H)アドレス800をリードしても、555
55557(H)アドレスのデータをリードするため不
良と判断できないが、さらに各bitを反転し確認する
ため、55555557(H)802アドレスを確認
時、ステップ701で初期化した“0(H)”データ
と、上記接触のためAAAAAAAA(H)データとを
比較し、不一致のため、不良と判断出来る。
【0049】次にアドレス線00が“0(H)”固定の
際には、55555555(H)アドレス800へ書き
込み時55555554(H)アドレスへの書き込みと
なり、その後、55555555(H)アドレス800
をリードしても、55555554(H)アドレスのデ
ータをリードするため不良と判断できないが、各bit
を反転し確認するため、55555554(H)アドレ
ス801のデータをリードすることとなり、ステップ7
01で初期化した“0(H)”データと比較し、不一致
のため、不良と判断出来る。
【0050】さらにアドレス線00が1固定の際には、
55555555(H)アドレス800へ書き込み時指
定アドレスに書き込まれる正常にリード出来るためこの
段階では検出できないが、もう一つのパターンであるA
AAAAAAA(H)アドレス800へ書き込み時AA
AAAAAB(H)アドレスへの書き込みとなり、その
後、AAAAAAAA(H)アドレス800をリードし
ても、AAAAAAAB(H)アドレスのデータをリー
ドするため不良と判断できないが、各bitを反転し確
認するため、AAAAAAAB(H)アドレス801の
データをリードすることとなり、ステップ701で初期
化した”0(H)”データと比較し、不一致のため、不
良と判断出来る。
【0051】また書き込み・読み取りデータとして55
555555(H)とAAAAAAAA(H)を用いる
ことにより、データ線の接続不良、および混線の有無を
確認することとなる。
【0052】例えば、データ線00と01が接触した場
合、55555555(H)データ書き込みに対し、5
5555557(H)のデータが読めるため不良と判断
できる。
【0053】さらに00が0固定の際には、55555
555(H)データ書き込みに対し、55555554
(H)データが読めるため不良と判断できる。
【0054】また、00が1固定の際には、55555555(H)
データ書き込みでは、正常にリードできるためこの段階
では検出できないが、もう一つのパターンであるAAAAAA
AA(H)データ書き込み時AAAAAAAB(H)のデータが読めるた
め不良と判断できる。
【0055】上記結果が良好な場合は、製造上でのアド
レス線・データ線に関する不良が無いこととなる。
【0056】実施の形態1に係るメモリー検査装置は上
記の如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏す
る。従来技術において、メモリの全アドレス領域にアク
セスしなければならなかったが、この発明により、検査
時間および工数を短縮することができる。
【0057】その理由は、アドレス空間長をnとした場
合、2回のライトアクセスと2×(1+n)のリードア
クセスで検査を行うからである。
【0058】(実施の形態2) 図9に示すように本発明の実施の形態2のメモリー検査
装置はデータ処理装置930と入力手段900と出力手
段910と検査対象ブロック940と記憶媒体920と
で概略構成される。
【0059】データ処理装置930は検査実行手段93
5とライト実行手段932と、リード実行手段933
と、結果判定手段934を記録した記憶媒体920とを
備える。各手段は記憶媒体920からデータ処理装置9
30に読み込まれ、データ処理装置930の動作を制御
する。データ処理装置930は各手段の制御により実施
の形態1と同様の処理を実行する。
【0060】実施の形態2に係るメモリー検査装置は上
記の如く構成されているので、実施の形態1の奏する効
果の他に以下に掲げる効果を奏する。検査実行手段とラ
イト実行手段とリート実行手段と結果判断手段等をプロ
グラム化し、記憶媒体に記憶し、これを読み込むことに
より、本発明のメモリ検査装置の各処理手段を容易に設
定することができる。
【0061】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適なメモリ
ー検査装置に適用することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。従来技術において、メ
モリの全アドレス領域にアクセスし、使用するデータパ
ターン数をm、アドレス空間長を32bit長とする
と、(2の32乗)×2×m回のアクセスを行わなけれ
ばならなかったが、この発明により、2+2×(1+3
2)=68回のアクセスで済み、近似値として、64/
(2の32乗)×2×m=1/(2の26乗)×2×m
に検査時間および工数を短縮することができる。
【0063】その理由は、アドレス空間長をnとした場
合、2回のライトアクセスと2×(1+n)のリードア
クセスで検査を行うからである。
【0064】また、記憶媒体に各処理手段をプログラム
化して記憶させておくことにより、処理設定を容易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係るメモリー検査装置のブロ
ック図である。
【図2】図1に示すメモリー検査装置の動作を示すフロ
チャートである。
【図3】図1に示すメモリー検査装置の動作を示すフロ
チャートである。
【図4】図1に示すメモリー検査装置の動作を示すフロ
チャートである。
【図5】図1に示すメモリー検査装置の動作を示すフロ
チャートである。
【図6】本実施の形態1に係るメモリー検査装置の一例
を示す交換機通話路制御メモリ試験構成図である。
【図7】図1に示すメモリー検査装置の動作を示す概要
フロチャートである。
【図8】図1に示すメモリー検査装置の検査時のリード
アドレス図である。
【図9】本実施の形態2に係るメモリー検査装置の構成
図である。
【図10】従来の技術の一例を示すメモリ機器検査のフ
ロチャートである。
【図11】図10のフローチャートの続きを示す図であ
る。
【符号の説明】
100 入力手段 110 出力手段 120 記憶装置 130 データ処理装置 131 検査実行手段 132 ライト実行手段 133 リード実行手段 134 結果判定手段 135 初期設定パターン設定手段 136 データ設定手段 137 データ確認手段 140 検査対象ブロック 600 時分割通話路装置 601 通話路メモリ 602 通話路制御メモリ 603 制御系バス終端 604 制御系 605 検査プログラム 900 入力手段 910 出力手段 920 記憶媒体 930 データ処理装置 931 検査実行手段 932 ライト実行手段 933 リード実行手段 934 結果判定手段 935 初期設定パターン設定手段 936 データ設定手段 937 データ確認手段 940 検査対象ブロック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 29/00 G06F 12/16 G06F 11/22 G01R 31/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板製造でのメモリ部品の装着及び接続
    後のメモリー検査方法であって、 データ線の接続検査を行うに際し、 アドレス線の接続検査時のメモリライトアクセスを2パ
    ターンのアドレス値で行うとともに、 前記アドレス線の接続検査時のメモリリードアクセス
    を、前記2パターンのアドレス値のうちの1アドレス値
    に対し、アドレス領域ビット幅+1回で行うことを特徴
    とするメモリー検査方法。
  2. 【請求項2】 基板製造でのメモリ部品の装着及び接続
    後のメモリー検査方法であって、 入力手段により検査実行手段が起動し、 検査対象ブロックの全アドレス空間領域に“0(H)”
    をライト実行手段で書き込み、 前記ライト実行手段で、データ設定アドレスとするパタ
    ーンアドレスに、 “5(H)”パターンアドレスに対しては“A(H)”
    パターンデータを書き込み、 “A(H)”パターンアドレスに対しては“5(H)”
    パターンデータを書き込み、 前記設定アドレスの設定されたデータとリード実行手段
    により得たデータとを結果判断手段により結果判断し、 全検査結果良好の場合は、「良好」を出力手段により出
    力し、 検査結果に異常がある場合は、「不良」を出力すること
    を特徴とする、メモリー検査方法。
  3. 【請求項3】 検査指定アドレスである“5(H)”パ
    ターンアドレスの設定データと前記リード実行手段が読
    み取ったデータとを前記結果判定手段で比較し、 同一であれば「良好」とし、 異なる場合は「不良」とし、 検査対象アドレス線bit位置変数iに“0(B)”を
    代入して初期化し、 前記検査対象アドレス線bit位置変数iをアドレス空
    間長と比較し、 前記検査対象アドレス線bit位置変数iがアドレス空
    間長より小さい値の場合、検査対象アドレス線bit位
    置変数jに“1(B)”を検査対象アドレス線bit位
    置変数i分だけ左にシフトした値を代入し、 検査対象アドレス線bit位置変数jと検査指定アドレ
    スである“5(H)”パターンアドレスとの排他的論理
    和をとり、 前記検査指定アドレスのアドレス線検査アドレスを作成
    し、 アドレス線検査アドレス変数(adr)に代入し、 アドレス線検査アドレス変数(adr)のアドレスに対
    して、リード実行手段による読み取りデータと初期化時
    に設定した“0(B)”データとを前記結果判定手段で
    比較し、 同一の場合は良好とし、異なる場合は不良とし、 前記検査対象アドレス線bit位置変数iを1カウント
    アップし、 前記検査対象アドレス線bit位置変数iとアドレス空
    間長との比較を実行しながら、アドレス空間長の検査を
    検査指定アドレスの各bitを反転し順次実行し、 前記検査対象アドレス線bit位置変数iがアドレス空
    間長と比較し、前記検査対象アドレス線bit位置変数
    iがアドレス空間長と比較して同じまたは大きい場合は
    全ての処理を終了することを特徴とする請求項2に記載
    のメモリー検査方法。
  4. 【請求項4】 基板製造でのメモリ部品の装着及び接続
    後のメモリー検査装置であって、 順次検査の手順を実行する検査実行手段と、検査対象ブロックの全アドレス空間領域に、検査データ
    とは異なるデータである“0(B)”をライト実行手段
    により書き込むための初期パターン設定手段と、 データ設定アドレスとしてパターンアドレスに対して、
    “5(H)”アドレスに対しては“A(H)”パターン
    データ、“A(H)”アドレスに対しては“5 (H)”
    パターンデータを、ライト実行手段により書き込むため
    のデータ設定手段と、 各アドレス毎にリード実行手段により得たデータと設定
    されたデータとを結果判定するデータ確認手段と、 メモリへの書き込みを行うライト実行手段と、 メモリの内容を読み取るリード実行手段と、 読み取った値を判定する結果判定手段とを有するデータ
    処理装置と、 装置外部からデータを入力する入力手段と、 装置外部へデータを出力する出力手段と、 前記データ処理装置で処理されたデータを記憶する記憶
    装置とを備えたことを特徴とする、メモリー検査装置。
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