JP3014525U - 蓋の落ちない急須等の容器 - Google Patents

蓋の落ちない急須等の容器

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JP3014525U
JP3014525U JP1995001490U JP149095U JP3014525U JP 3014525 U JP3014525 U JP 3014525U JP 1995001490 U JP1995001490 U JP 1995001490U JP 149095 U JP149095 U JP 149095U JP 3014525 U JP3014525 U JP 3014525U
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container
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resin molding
ring
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JP1995001490U
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Inventor
祐治 天野
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祐和産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】蓋の落ちない急須等の容器に関し、上記蓋を簡
単に組み付けられるようにした蓋の落ちない急須等の容
器を提供する。 【構成】急須等の容器本体と、容器本体の蓋受部に磁力
で取り付けられるようにした蓋とを有する急須等の容器
において、蓋が、内径フランジを有するとともに、リン
グ状マグネット部材を内蔵した樹脂成形リングと、この
樹脂成形リングに圧入された陶磁器製の蓋本体とで構成
され、陶磁器製の蓋本体の圧入部位に突条を形成したこ
とを特徴とする。 【効果】蓋本体への樹脂成形リングの組付作業が簡単
で、部品の調達、加工等の手間も少なく、工数のみなら
ず部品点数も削減することができ、大幅なコスト低減が
可能な蓋の落ちない急須等の容器を提供することができ
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、急須等の容器本体の蓋受部に蓋を磁力で取り付けられるようにし た蓋の落ちない急須等の容器に関し、上記蓋を簡単に組み付けられるようにした 蓋の落ちない急須等の容器を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、急須等の容器においては図5に示すように、急須等の容器本体41を大 きく傾けると容器本体41の開口部に被せた蓋42が外れやすく、極端な場合に は茶こし等のろ過器43まで抜け落ちてしまうという問題があった。これを解決 したものとして、図1に示すように急須等の容器本体と、容器本体の蓋受部に磁 力で取り付けられるようにした蓋とを有する急須等の容器が近年使用されるに至 っている。
【0003】 上記急須等の容器本体と、容器本体の蓋受部に磁力で取り付けられるようにし た蓋とを有する急須等の容器として実公平6−15536号公報に記載された考 案がある。
【0004】 この従来例においては、図6に示すように蓋31が、内径フランジ33を有す るとともに、リング状マグネット部材34を内蔵した樹脂成形リング32と、こ の樹脂成形リング32に圧入された陶磁器製の蓋本体35とで構成されている。 そして、この陶磁器製の蓋本体35と樹脂成形リング32との結合は、双方の接 合面に互いに向き合う凹溝36を形成し、この凹溝36にリング状スプリング3 7をはめ込んで固定するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においてはリング状スプリング37を蓋本体35と 樹脂成形リング32に設けた凹溝36に取り付ける作業が面倒で、蓋本体35へ の樹脂成形リング32の組み付けに多大の手間と時間がかかっていた。
【0006】 また上記凹溝36の成形やリング状スプリング37等の部品の調達、加工等が 必要であり、工数のみならず部品点数も多いためコストアップの原因ともなって いた。しかもリング状スプリング37の存在は衛生的にも問題であった。
【0007】 そこでこの考案は上記問題点を解決するためのもので、蓋本体への樹脂成形リ ングの組付作業が簡単で、部品の調達、加工等の手間も少なく、工数のみならず 部品点数も削減することができ、大幅なコスト低減が可能な蓋の落ちない急須等 の容器を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案の蓋の落ちない急須等の容器は、急須等の容器本体と、容 器本体の蓋受部に磁力で取り付けられるようにした蓋とを有する急須等の容器に おいて、蓋が、内径フランジを有するとともに、リング状マグネット部材を内蔵 した樹脂成形リングと、この樹脂成形リングに圧入された陶磁器製の蓋本体とで 構成され、陶磁器製の蓋本体の圧入部位に突条を形成したことを特徴とするもの である。
【0009】 この考案の蓋の落ちない急須等の容器はまた、上記突条が陶磁器製の蓋本体の 全周に形成されていることが特徴の1つとなっている。
【0010】
【作用】
この考案の蓋の落ちない急須等の容器によれば、蓋本体への樹脂成形リングの 組付作業が簡単で、部品の調達、加工等の手間も少なく、工数のみならず部品点 数も削減することができ、大幅なコスト低減が可能な蓋の落ちない急須等の容器 を提供することができた。
【0011】 また、陶磁器製の蓋本体に設けた突条は樹脂成形リング内にはめ込まれるため 、使用中に変色等が起きても美観を損なうことがなく、品質上も何ら問題のない 急須等の容器を提供することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面に基づきこの考案の蓋の落ちない急須等の容器の一実施例について 説明する。
【0013】 図1および図2は、この考案を急須において実施した例を示すものであり、図 中1は急須の容器本体、2は容器本体1の開口部に取り付けた蓋、3は上端周囲 にフランジ4を設けた茶こし、5は茶こし3の内部に設けたリブ状の突起、そし て6は茶こし3の外側に設けた弾性係止部材である。
【0014】 容器本体1はその蓋受部7の相対する位置に切欠き部11を設けてあり、当該 切欠き部11の数および位置の設定については適宜決定することができるが、当 該切欠き部11と茶こし3の弾性係止部材6とはこれらの関係が一致していなけ ればならない。
【0015】 茶こし3は容器本体1の蓋受部7にそのフランジ4を載せ、その上に蓋2が載 せられる形で使用されている。フランジ4の上面には、蓋2の下面(フランジと の当接部分)に設けられたリング状マグネット部材と係合する磁性体等からなる 被吸着部材12が設けられており、使用時に急須を傾けたときに蓋2が落ちない ように構成されている。13は網目状ないし穴開き状に成形したり、金属製の網 等を取り付けたろ過部である。
【0016】 図3および図4は、容器本体1の蓋受部7に取り付けられる蓋2を示すもので ある。この蓋2は、内径フランジ15を有するとともに、リング状マグネット部 材16を内蔵した樹脂成形リング14と、この樹脂成形リング14に圧入された 陶磁器製の蓋本体17とで構成されている。
【0017】 上記樹脂成形リング14は、予め収納溝19を成形された下枠18と、この収 納溝19内にリング状マグネット部材16をはめ込んだ状態でリング状マグネッ ト部材16を覆うように成形した上枠21とで構成され、下枠18および上枠2 1は上枠21の成形時に溶融一体化される。
【0018】 上記樹脂成形リング14の内径フランジ15の鉛直部は水平部に向かって後退 しており、陶磁器製の蓋本体17の外周は端部に向かって広がっているので、樹 脂成形リング14は蓋本体17の外周に圧入固定することができる。そしてこの とき、陶磁器製の蓋本体17の外周の圧入部位には突条22が形成されており、 かつ樹脂成形リング14の内径フランジ15の鉛直部には突条22に対応する凹 溝23が形成されているので、より一層確実に両者を固定することができる。
【0019】 なお上記突条22は、陶磁器製の蓋本体17の当該部分を研磨することにより 、簡単かつ無理なく形成することができる。
【0020】 この実施例の急須を使用するに際しては、図2に示すように容器本体1の蓋受 部7の切欠き部11の位置に茶こし3の弾性係止部材6を合わせてはめ込み、茶 こし3をその内側に設けた上記リブ5に指を引っ掛けて所望角度回転させること により、茶こし3は容器本体1に係止される。
【0021】 その際、蓋2を容器本体1の蓋受部7上に被せると、茶こし3のフランジ4の 上面に取り付けた被吸着部材12に、蓋2下面に設けたリング状マグネット部材 16を内蔵した樹脂成形リング14が係合して簡単に外れることがない。
【0022】
【考案の効果】
この考案の蓋の落ちない急須等の容器によれば、蓋本体への樹脂成形リングの 組付作業が簡単で、部品の調達、加工等の手間も少なく、工数のみならず部品点 数も削減することができ、大幅なコスト低減が可能な蓋の落ちない急須等の容器 を提供することができた。
【0023】 また、陶磁器製の蓋本体に設けた突条は樹脂成形リング内にはめ込まれるため 、使用中に変色等が起きても美観を損なうことがなく、品質上も何ら問題のない 急須等の容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の急須における使用状態を示す斜視図
である。
【図2】急須のふたを開けた状態を示す平面図である。
【図3】この考案の1実施例を示す蓋の概略断面図であ
る。
【図4】その要部断面図である。
【図5】従来例における使用状態を示す概略断面図であ
る。
【図6】従来例の蓋を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 3 茶こし 4 フランジ 5 リブ状の突起 6 弾性係止部材 7 蓋受部 11 切欠き部 12 被吸着部材 13 ろ過部 14 樹脂成形リング 15 内径フランジ 16 リング状マグネット部材 17 蓋本体 18 下枠 19 収納溝 21 上枠 22 突条 23 凹溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 急須等の容器本体と、容器本体の蓋受部
    に磁力で取り付けられるようにした蓋とを有する急須等
    の容器において、蓋が、内径フランジを有するととも
    に、リング状マグネット部材を内蔵した樹脂成形リング
    と、この樹脂成形リングに圧入された陶磁器製の蓋本体
    とで構成され、陶磁器製の蓋本体の圧入部位に突条を形
    成したことを特徴とする蓋の落ちない急須等の容器。
  2. 【請求項2】 突条が陶磁器製の蓋本体の全周に形成さ
    れてなる請求項1に記載の蓋の落ちない急須等の容器。
JP1995001490U 1995-02-09 1995-02-09 蓋の落ちない急須等の容器 Expired - Lifetime JP3014525U (ja)

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