JPH0520686Y2 - - Google Patents
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- JPH0520686Y2 JPH0520686Y2 JP1986201145U JP20114586U JPH0520686Y2 JP H0520686 Y2 JPH0520686 Y2 JP H0520686Y2 JP 1986201145 U JP1986201145 U JP 1986201145U JP 20114586 U JP20114586 U JP 20114586U JP H0520686 Y2 JPH0520686 Y2 JP H0520686Y2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、びんとキヤツプとから成る容器に係
るものである。
るものである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」
従来この種の容器に実開昭60−195746号公報に
示されたものがある。
示されたものがある。
この容器は、びんの頸部外周を八角形に形成
し、その八面の一つおきの各面に、共通する傾斜
係合溝を設け、キヤツプの内部に、その頸部の外
側に嵌まる内周面八角形の嵌合筒を設けるととも
に、該嵌合筒の内周面適所に、それらの傾斜係合
溝と係合する適数の傾斜係合突条を設けたもので
あり、また、そのキヤツプにびん口部への差し込
み式閉口手段を講じたものである。
し、その八面の一つおきの各面に、共通する傾斜
係合溝を設け、キヤツプの内部に、その頸部の外
側に嵌まる内周面八角形の嵌合筒を設けるととも
に、該嵌合筒の内周面適所に、それらの傾斜係合
溝と係合する適数の傾斜係合突条を設けたもので
あり、また、そのキヤツプにびん口部への差し込
み式閉口手段を講じたものである。
この場合、キヤツプを装着するときは、びんの
頸部外周の傾斜係合溝とキヤツプの嵌合筒内周の
傾斜係合突条との位置関係が、八角形の一面がず
れた関係で、キヤツプの嵌合筒をびんの頸部に深
くはめ込み、次いで、そのキヤツプを八角形の一
角分(45度)だけ回動させる。この際、嵌合筒は
その回動中に弾性変形して角を乗り越えし、傾斜
係合突条が傾斜係合溝に係合して、キヤツプが保
持される。
頸部外周の傾斜係合溝とキヤツプの嵌合筒内周の
傾斜係合突条との位置関係が、八角形の一面がず
れた関係で、キヤツプの嵌合筒をびんの頸部に深
くはめ込み、次いで、そのキヤツプを八角形の一
角分(45度)だけ回動させる。この際、嵌合筒は
その回動中に弾性変形して角を乗り越えし、傾斜
係合突条が傾斜係合溝に係合して、キヤツプが保
持される。
キヤツプを取り外すときは、逆に、キヤツプを
八角形の一角分だけ戻し回動させる。この際、嵌
合筒は装着時と同様にその回動中に弾性変形して
角を乗り越えるが、傾斜係合突条と傾斜係合溝と
が係合しているので、これに案内されてキヤツプ
が上昇する。後は、その上昇位置からキヤツプを
引き抜けばよい。
八角形の一角分だけ戻し回動させる。この際、嵌
合筒は装着時と同様にその回動中に弾性変形して
角を乗り越えるが、傾斜係合突条と傾斜係合溝と
が係合しているので、これに案内されてキヤツプ
が上昇する。後は、その上昇位置からキヤツプを
引き抜けばよい。
しかし、斯様なものでは、キヤツプを装着する
際に、キヤツプの角度を見えないずれた角度に選
んで嵌め込まねばならない不便がある上に、八角
形における一角部(45度)の回動を要し、しか
も、当初の嵌合深度が適切でない場合は、傾斜係
合突条と傾斜係合溝との係合が得られない欠点が
ある。
際に、キヤツプの角度を見えないずれた角度に選
んで嵌め込まねばならない不便がある上に、八角
形における一角部(45度)の回動を要し、しか
も、当初の嵌合深度が適切でない場合は、傾斜係
合突条と傾斜係合溝との係合が得られない欠点が
ある。
更に、キヤツプを取り外す際にも、八角形にお
ける一角部(45度)の回動を要し、また、装着
時、取り外し時の回動には、その回動の間中、嵌
合筒が全体的に弾性変形して角を乗り越えるた
め、かなりの力を要する。
ける一角部(45度)の回動を要し、また、装着
時、取り外し時の回動には、その回動の間中、嵌
合筒が全体的に弾性変形して角を乗り越えるた
め、かなりの力を要する。
一方、実公昭55−18286号公報に示された容器
が知られている。該容器は、びんとキヤツプとか
らなり、びんは、頸部の外面左右両部に螺合用の
第1傾斜突条を付設し、また、キヤツプは、外部
材と内部材とを嵌合させ、外部材は、頂壁周縁か
ら周壁を垂設し、かつ、内部材は、外部材の周壁
下部に嵌まる水平板部を有し、該水平板部の中央
部から、びんの頸部外面に嵌合させる嵌合筒を起
立し、該嵌合筒に縦割りを等間隔に入れ、かつ、
嵌合筒の内面左右両部に上記第1傾斜突条と係合
する第2傾斜突条を形成している。
が知られている。該容器は、びんとキヤツプとか
らなり、びんは、頸部の外面左右両部に螺合用の
第1傾斜突条を付設し、また、キヤツプは、外部
材と内部材とを嵌合させ、外部材は、頂壁周縁か
ら周壁を垂設し、かつ、内部材は、外部材の周壁
下部に嵌まる水平板部を有し、該水平板部の中央
部から、びんの頸部外面に嵌合させる嵌合筒を起
立し、該嵌合筒に縦割りを等間隔に入れ、かつ、
嵌合筒の内面左右両部に上記第1傾斜突条と係合
する第2傾斜突条を形成している。
この場合、キヤツプを装着するときは、キヤツ
プの嵌合筒をびんの頸部に対して上から嵌め込
む。これにより、嵌合筒の第2傾斜突条が頸部の
第1傾斜突条に、嵌合筒の弾性に抗して乗り越え
係合し、保持される。
プの嵌合筒をびんの頸部に対して上から嵌め込
む。これにより、嵌合筒の第2傾斜突条が頸部の
第1傾斜突条に、嵌合筒の弾性に抗して乗り越え
係合し、保持される。
キヤツプを取り外すときは、キヤツプを回動さ
せる。すると、第1、第2両傾斜突条の係合が外
れるので、後は、キヤツプを引き抜けばよい。
せる。すると、第1、第2両傾斜突条の係合が外
れるので、後は、キヤツプを引き抜けばよい。
しかし、斯様なものでは、嵌合筒は小径であつ
て弾性変形量が小さいので、第1、第2両傾斜突
条の係合が浅くなり、容器を倒す等した際、キヤ
ツプが不用意に外れ易い欠点がある。
て弾性変形量が小さいので、第1、第2両傾斜突
条の係合が浅くなり、容器を倒す等した際、キヤ
ツプが不用意に外れ易い欠点がある。
また、嵌合筒を具合良く弾性変形させるには、
キヤツプの材質、肉厚、或いは寸法等を入念に検
討せねばならないから、設計が面倒であるととも
に、寸法公差が極く小さくなり、製作が容易でな
く、かつ、完成品にばらつきが生じて、嵌合筒が
所定通りに弾性変形せず、キヤツプの着脱に支障
が生じ易い欠点がある。
キヤツプの材質、肉厚、或いは寸法等を入念に検
討せねばならないから、設計が面倒であるととも
に、寸法公差が極く小さくなり、製作が容易でな
く、かつ、完成品にばらつきが生じて、嵌合筒が
所定通りに弾性変形せず、キヤツプの着脱に支障
が生じ易い欠点がある。
本考案は、かかる問題点を解決しようとするも
のであり、キヤツプの着脱をワンタツチで容易か
つ軽快に行うことができ、しかも、容易に製作で
きるようにするものである。
のであり、キヤツプの着脱をワンタツチで容易か
つ軽快に行うことができ、しかも、容易に製作で
きるようにするものである。
「課題を解決するための手段」
上記目的達成のため、本考案は、
横断面非円形の胴部11を有し、該胴部の上
に中央に向かい次第に高くなる傾斜面の肩部1
2を設け、該肩部の中央に円筒状の頸部13を
突設し、該頸部の外周上部に係合突条14を突
設するとともに、外周下部に前後左右4面にて
先端が横一直線をなす4つのカム片15をそれ
らが平面形状正方形の各辺中間部に相当する態
勢でそれぞれ横設し、かつ、該頸部の上端に適
宜口部16を設けたびん1と、 頂壁22から少なくとも下端が上記胴部11
の横断面形状に適合しかつその下端が上記肩部
12の周縁部に突き当たる周壁21を垂設し、
該周壁下端に水平板27を嵌合させ、該水平板
の中央部から下部が横断面正方形状で、該下部
を上記頸部13の外側へ被せる嵌合筒23を起
立し、該嵌合筒を、頂壁22の内面中央部に垂
設した短い支持筒221に嵌合させ、かつ、嵌
合筒23の下部に、四面にそれぞれ切込み24
1を入れることにより、上記カム片15及び係
合突条14に対応させて、下端が自由端でそれ
ぞれ上記カム片15に嵌まりかつ内面中途に上
記係合突条14と係合する係合突子25を備え
た四方4つの平板状弾性係合片24を形成する
とともに、これらの弾性係合片24間の嵌合筒
部分を支持柱部として、該支持柱部と弾性係合
片24の外側に弾性環26を嵌め、而して、嵌
合筒23内上部に上記口部16の閉口手段を講
じたキヤツプ2と、 から成る。
に中央に向かい次第に高くなる傾斜面の肩部1
2を設け、該肩部の中央に円筒状の頸部13を
突設し、該頸部の外周上部に係合突条14を突
設するとともに、外周下部に前後左右4面にて
先端が横一直線をなす4つのカム片15をそれ
らが平面形状正方形の各辺中間部に相当する態
勢でそれぞれ横設し、かつ、該頸部の上端に適
宜口部16を設けたびん1と、 頂壁22から少なくとも下端が上記胴部11
の横断面形状に適合しかつその下端が上記肩部
12の周縁部に突き当たる周壁21を垂設し、
該周壁下端に水平板27を嵌合させ、該水平板
の中央部から下部が横断面正方形状で、該下部
を上記頸部13の外側へ被せる嵌合筒23を起
立し、該嵌合筒を、頂壁22の内面中央部に垂
設した短い支持筒221に嵌合させ、かつ、嵌
合筒23の下部に、四面にそれぞれ切込み24
1を入れることにより、上記カム片15及び係
合突条14に対応させて、下端が自由端でそれ
ぞれ上記カム片15に嵌まりかつ内面中途に上
記係合突条14と係合する係合突子25を備え
た四方4つの平板状弾性係合片24を形成する
とともに、これらの弾性係合片24間の嵌合筒
部分を支持柱部として、該支持柱部と弾性係合
片24の外側に弾性環26を嵌め、而して、嵌
合筒23内上部に上記口部16の閉口手段を講
じたキヤツプ2と、 から成る。
「作用」
如上の構成であるから、キヤツプ2を装着する
ときは、キヤツプ2の周壁21をびん1の胴部1
1に向きを合わせた状態で、キヤツプ2の嵌合筒
23をびん1の頸部13に対して上から嵌め込め
ばよく、これにより各弾性係合片24の係合突子
25が頸部13の係合突条14に、該弾性係合片
及び弾性環26の弾力に抗して乗り越え係合し、
保持される。
ときは、キヤツプ2の周壁21をびん1の胴部1
1に向きを合わせた状態で、キヤツプ2の嵌合筒
23をびん1の頸部13に対して上から嵌め込め
ばよく、これにより各弾性係合片24の係合突子
25が頸部13の係合突条14に、該弾性係合片
及び弾性環26の弾力に抗して乗り越え係合し、
保持される。
次に、そのキヤツプ2を取り外すときは、キヤ
ツプ2を僅かに回動させれば、各弾性係合片24
がカム片15により押し広げられて、各係合突子
25が頸部13の係合突条14から離脱し、同時
に、キヤツプ2の周壁21の下端が肩部の傾斜面
を滑つて、キヤツプが上昇する。従つて、キヤツ
プ2を僅かに回動させて引上げるだけでよい。
ツプ2を僅かに回動させれば、各弾性係合片24
がカム片15により押し広げられて、各係合突子
25が頸部13の係合突条14から離脱し、同時
に、キヤツプ2の周壁21の下端が肩部の傾斜面
を滑つて、キヤツプが上昇する。従つて、キヤツ
プ2を僅かに回動させて引上げるだけでよい。
「実施例」
図面は、本考案の実施例を示している。
図示のものは、合成樹脂製であり、1は、び
ん、2は、該びんに装着したキヤツプである。
ん、2は、該びんに装着したキヤツプである。
びん1は、横断面形状がほぼ長方形の胴部11
を有し、該胴部の上に中央に向かい次第に高くな
る傾斜面の肩部12を有し、該肩部に中央から円
筒の頸部13を突設し、該頸部の外周上部に係合
突条14を周設するとともに、外周下部に前後左
右四面にて先端が横一直線をなす四つのカム片1
5をそれらが平面形状正方形の各中間部に相当す
る態勢でそれぞれ横設し、かつ、該頸部の上端に
やや小径の口部16を設け、該口部に注出栓17
を装着している。
を有し、該胴部の上に中央に向かい次第に高くな
る傾斜面の肩部12を有し、該肩部に中央から円
筒の頸部13を突設し、該頸部の外周上部に係合
突条14を周設するとともに、外周下部に前後左
右四面にて先端が横一直線をなす四つのカム片1
5をそれらが平面形状正方形の各中間部に相当す
る態勢でそれぞれ横設し、かつ、該頸部の上端に
やや小径の口部16を設け、該口部に注出栓17
を装着している。
キヤツプ2は、外部材aと内部材bとを嵌合さ
せており、外部材aは、上記胴部11の外周に適
合する頂壁22の周縁部から上記胴部11の横断
面形状に適合しかつ下端が上記肩部12に突き当
たる周壁21を垂設し、その頂壁22の内面中央
部に短い支持筒221を垂設し、上記周壁21の
内面下部左右にそれぞれ係止凹溝211を設けて
いる。また、内部材bは、上記周壁21の下部に
嵌まる水平板27を有し、該水平板の中央部から
下部が横断面正方形状で、該下部を上記頸部13
の外側へ被せる嵌合筒23を起立し、水平板27
の左右にそれぞれ係止突条271を設けて、水平
板27を上記周壁21の下部に嵌合させるととも
に、各係止突条271を上記各係止凹溝211に
係合させ、嵌合筒23の上端を上記支持筒221
に嵌合させており、その嵌合筒23の下部に適宜
切込み241にて形成した四つの平板状弾性係合
片24、すなわち、横断面正方形状の嵌合筒23
の下部において、四面にそれぞれ適宜切込み24
1を入れることにより、上記各カム片15及び係
合突条14に対応させて、下端が自由端でそれぞ
れ上記カム片15に嵌まりかつ内容中途に上記係
合突条14と係合する係合突子25を備えた四方
4つの平板状弾性係合片24を形成し、かつ、こ
れらの弾性係合片24間の嵌合筒部分を支持柱部
として、該支持柱部と弾性係合片24の外側にシ
リコンゴムの弾性環26を嵌めている。
せており、外部材aは、上記胴部11の外周に適
合する頂壁22の周縁部から上記胴部11の横断
面形状に適合しかつ下端が上記肩部12に突き当
たる周壁21を垂設し、その頂壁22の内面中央
部に短い支持筒221を垂設し、上記周壁21の
内面下部左右にそれぞれ係止凹溝211を設けて
いる。また、内部材bは、上記周壁21の下部に
嵌まる水平板27を有し、該水平板の中央部から
下部が横断面正方形状で、該下部を上記頸部13
の外側へ被せる嵌合筒23を起立し、水平板27
の左右にそれぞれ係止突条271を設けて、水平
板27を上記周壁21の下部に嵌合させるととも
に、各係止突条271を上記各係止凹溝211に
係合させ、嵌合筒23の上端を上記支持筒221
に嵌合させており、その嵌合筒23の下部に適宜
切込み241にて形成した四つの平板状弾性係合
片24、すなわち、横断面正方形状の嵌合筒23
の下部において、四面にそれぞれ適宜切込み24
1を入れることにより、上記各カム片15及び係
合突条14に対応させて、下端が自由端でそれぞ
れ上記カム片15に嵌まりかつ内容中途に上記係
合突条14と係合する係合突子25を備えた四方
4つの平板状弾性係合片24を形成し、かつ、こ
れらの弾性係合片24間の嵌合筒部分を支持柱部
として、該支持柱部と弾性係合片24の外側にシ
リコンゴムの弾性環26を嵌めている。
また、上記嵌合筒23には、内面上部に上記注
出栓17の閉口手段を講じており、該閉口手段
は、嵌合筒23の内面上部に内向きフランジ28
を設け、該内向きフランジにパツキング29を嵌
着固定し、該パツキングで上記注出栓17を塞い
で成る。
出栓17の閉口手段を講じており、該閉口手段
は、嵌合筒23の内面上部に内向きフランジ28
を設け、該内向きフランジにパツキング29を嵌
着固定し、該パツキングで上記注出栓17を塞い
で成る。
「考案の効果」
本考案によれば、キヤツプ2を装着するとき
は、キヤツプ2の周壁21をびん1の胴部11に
向きを合わせた状態で、キヤツプ2の嵌合筒23
をびん1の頸部13に対して上から嵌め込むだけ
で、各弾性係合片24の係合突子25を頸部13
の係合突条14に乗り越え係合させることがで
き、しかも、各弾性係合片24と各弾性環26と
により係合手段に十分な弾性変形を与えることが
でき、従つて、キヤツプ2をワンタツチで軽快
に、的確に、目視にて極めて容易に嵌着係合させ
ることができる。
は、キヤツプ2の周壁21をびん1の胴部11に
向きを合わせた状態で、キヤツプ2の嵌合筒23
をびん1の頸部13に対して上から嵌め込むだけ
で、各弾性係合片24の係合突子25を頸部13
の係合突条14に乗り越え係合させることがで
き、しかも、各弾性係合片24と各弾性環26と
により係合手段に十分な弾性変形を与えることが
でき、従つて、キヤツプ2をワンタツチで軽快
に、的確に、目視にて極めて容易に嵌着係合させ
ることができる。
また、そのキヤツプ2を取り外すときは、キヤ
ツプ2を僅かに回動させれば、各弾性係合片24
がカム片15により押し広げられて、各係合突子
25が頸部13の係合突条14から離脱し、同時
に、キヤツプ2の周壁21の下端が肩部12の傾
斜面を滑つて、キヤツプが上昇するので、キヤツ
プ2を僅かに回動させるだけでワンタツチで軽快
に取り外すことができる。
ツプ2を僅かに回動させれば、各弾性係合片24
がカム片15により押し広げられて、各係合突子
25が頸部13の係合突条14から離脱し、同時
に、キヤツプ2の周壁21の下端が肩部12の傾
斜面を滑つて、キヤツプが上昇するので、キヤツ
プ2を僅かに回動させるだけでワンタツチで軽快
に取り外すことができる。
更に、弾性係合片24と支持柱部の外側に弾性
環26を嵌めたので、びん1の係合突条14とキ
ヤツプ2の係合突子25との係合を弾性環26に
より保持することができ、係合突条14と係合突
子25との係合を保持するに足る弾力を弾性環2
6に持たせることは、弾性係合片24に同様の弾
力を持てせる場合に比べて、設計上及び製作上容
易であるから、容易かつ安価に製作することがで
きる。
環26を嵌めたので、びん1の係合突条14とキ
ヤツプ2の係合突子25との係合を弾性環26に
より保持することができ、係合突条14と係合突
子25との係合を保持するに足る弾力を弾性環2
6に持たせることは、弾性係合片24に同様の弾
力を持てせる場合に比べて、設計上及び製作上容
易であるから、容易かつ安価に製作することがで
きる。
その上、弾性係合片24と支持柱部の外側に弾
性環26を嵌めたので、つまり、びん1の係合突
条14とキヤツプ2の係合突子25との係合を弾
性環26により保持したから、弾性係合片24に
僅かな弾力を持たせれば足り、よつて、該弾性係
合片上端に肉薄ヒンジを設け、キヤツプの着脱時
に、弾性係合片24を大きく弾性変形させるよう
に形成することができ、従つて、びん1の係合突
条25とキヤツプ2の係合突子25とを深く係合
させ、キヤツプが不用意に外れるのを確実に阻止
するように形成できる。
性環26を嵌めたので、つまり、びん1の係合突
条14とキヤツプ2の係合突子25との係合を弾
性環26により保持したから、弾性係合片24に
僅かな弾力を持たせれば足り、よつて、該弾性係
合片上端に肉薄ヒンジを設け、キヤツプの着脱時
に、弾性係合片24を大きく弾性変形させるよう
に形成することができ、従つて、びん1の係合突
条25とキヤツプ2の係合突子25とを深く係合
させ、キヤツプが不用意に外れるのを確実に阻止
するように形成できる。
加えて、弾性係合片24と支持柱部の外側に弾
性環26を嵌めたので、弾性係合片24が弾性環
26により過度に締めつけられるのを支持柱部に
より阻止することができる。
性環26を嵌めたので、弾性係合片24が弾性環
26により過度に締めつけられるのを支持柱部に
より阻止することができる。
図面は、本考案の実施例で、第1図は、截断側
面図、第2図は、びんの平面図、第3図は、分解
斜視図、第4図は、第1図〜線の要部拡大断
面図である。 1……びん、2……キヤツプ、11……胴部、
12……肩部、13……頸部、14……係合突
条、15……カム片、16……口部、17……注
出栓、23……嵌合筒、24……弾性係合片、2
5……係合突子、26……弾性環。
面図、第2図は、びんの平面図、第3図は、分解
斜視図、第4図は、第1図〜線の要部拡大断
面図である。 1……びん、2……キヤツプ、11……胴部、
12……肩部、13……頸部、14……係合突
条、15……カム片、16……口部、17……注
出栓、23……嵌合筒、24……弾性係合片、2
5……係合突子、26……弾性環。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 横断面非円形の胴部11を有し、該胴部の上
に中央に向かい次第に高くなる傾斜面の肩部1
2を設け、該肩部の中央に円筒状の頸部13を
突設し、該頸部の外周上部に係合突条14を突
設するとともに、外周下部に前後左右4面にて
先端が横一直線をなす4つのカム片15をそれ
らが平面形状正方形の各辺中間部に相当する態
勢でそれぞれ横設し、かつ、該頸部の上端に適
宜口部16を設けたびん1と、 頂壁22から少なくとも下端が上記胴部11
の横断面形状に適合しかつその下端が上記肩部
12の周縁部に突き当たる周壁21を垂設し、
該周壁下端に水平板27を嵌合させ、該水平板
の中央部から下部が横断面正方形状で、該下部
を上記頸部13の外側へ被せる嵌合筒23を起
立し、該嵌合筒を、頂壁22の内面中央部に垂
設した短い支持筒221に嵌合させ、かつ、嵌
合筒23の下部に、四面にそれぞれ切込み24
1を入れることにより、上記カム片15及び係
合突条14に対応させて、下端が自由端でそれ
ぞれ上記カム片15に嵌まりかつ内面中途に上
記係合突条14と係合する係合突子25を備え
た四方4つの平行状弾性係合片24を形成する
とともに、これらの弾性係合片24間の嵌合筒
部分を支持柱部として、該支持柱部と弾性係合
片24の外側に弾性環26を嵌め、而して、嵌
合筒23内上部に上記口部16の閉口手段を講
じたキヤツプ2と、 から成る容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986201145U JPH0520686Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986201145U JPH0520686Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105660U JPS63105660U (ja) | 1988-07-08 |
JPH0520686Y2 true JPH0520686Y2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=31164325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986201145U Expired - Lifetime JPH0520686Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520686Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3022749B1 (fr) * | 2014-06-30 | 2016-07-29 | Chanel Parfums Beaute | Pot de cosmetique comportant un couvercle a element d'accrochage translate |
US10077142B1 (en) * | 2017-06-23 | 2018-09-18 | Elc Management Llc | Containers with pull-off, snap-fit caps |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518286U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-05 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60195746U (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-27 | 吉田工業株式会社 | 嵌合容器 |
JPS61107748U (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-08 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP1986201145U patent/JPH0520686Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518286U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63105660U (ja) | 1988-07-08 |
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