JPH0136415Y2 - - Google Patents

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JPH0136415Y2
JPH0136415Y2 JP1985103750U JP10375085U JPH0136415Y2 JP H0136415 Y2 JPH0136415 Y2 JP H0136415Y2 JP 1985103750 U JP1985103750 U JP 1985103750U JP 10375085 U JP10375085 U JP 10375085U JP H0136415 Y2 JPH0136415 Y2 JP H0136415Y2
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JP
Japan
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hole
synthetic resin
resin member
plate
fitted
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JP1985103750U
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば筆箱等に用いられ、金属板の
平面部に形成した穴部に合成樹脂部材を嵌合した
容器に関するものである。
[従来の技術] 従来から金属板から成る筆箱等の蓋部の一部に
円形の穴部を形成し、ここに透明な合成樹脂板を
嵌め込み、筆箱の内部が見えるようにしたものが
知られている。この合成樹脂板を取り付けるに当
つては、穴部の縁部を内側に丸く曲折し、ここに
合成樹脂板をかしめ止める方法があるが、この手
段は複雑な工程を要する上に、穴部は円形でなけ
れば極めて加工が困難である。また、接着剤等に
よつて貼り付ける方法もあるが、後に亘つて剥れ
易いとか、加工工程において溶剤を使用するため
に種々の問題が生ずる。
更に、実開昭56−25524号公報に開示されてい
るように、容器の一部に設けた穴部に透明板を嵌
め込む構造のものも知られているが、この種のも
のは嵌め込み部の機械的強度が弱く、外力を受け
た場合には変形して、嵌め込まれている透明板が
外れ易いという欠点がある。
[発明の目的] 本考案の目的は、上述の欠点を解消し、嵌め合
い方式により穴部に合成樹脂部材を嵌め込む簡便
な手段で製造でき、かつ嵌め込み部の機械的強度
が大きく、一旦嵌め込まれた合成樹脂部材に強固
な抜け止めを施こし得る容器を提供することにあ
る。
[発明の概要] 上述の目的から達成するための本発明の要旨
は、金属板から成る平面部に穴部を設け、該穴部
に合成樹脂部材を嵌め込んだ容器において、前記
穴部は端縁の金属板を内側に凹ませて形成した段
部と、該段部から更に内側へ折曲して形成した短
筒部とを有し、前記合成樹脂部材は前記段部に係
止されるつば部と、前記短筒部内に嵌合する垂下
部と、該垂下部の下端から横方向へ突出する係合
部とを有し、該係合部と前記短筒部の下端縁に係
合したことを特徴とするものである。
[発明の実施例] 本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は筆箱の斜視図であり、この筆箱の蓋部
1及び底部2は金属板を加工して製作されてい
る。また、蓋部1の一部には円形の穴部3が設け
られ、ここに透明な合成樹脂材から成る板状体4
が嵌合されている。
第2図は穴部3に板状体4を嵌合した部分の拡
大断面図であり、蓋部1に設けられた穴部3には
内側に折り曲げられた略短筒部5が形成され、そ
の下端縁6は下方に向けられている。また、穴部
3の上部には内側に凹んだ段部7が設けられてい
る。板状体4はこの穴部3に嵌合される形状とさ
れ、その上方につば部8の外形は穴部3の段部7
に相当する大きさとされ、穴部3の短筒部5に沿
つて垂下部9を有している。そして、この垂下部
9の下端には横方向に突出された係合部10が形
成されている。
従つて、この板状体4を穴部3の上方から押し
込むことによつて穴部3の短筒部5と板状体4の
弾性によつて、板状体4の係合部10は穴部3の
短筒部5を通過し、下端縁6に係合することにな
る。そして、板状体4の上方のつば部8は段部7
に嵌まり込むことになる。このようにして、一旦
係合がなされれば板状体4は容易には抜き取るこ
とができなくなる。
実施例においては、穴部3の形状を円形とした
が、これは任意の形状とすることができる。ま
た、穴部3と板状体4との係合を更に容易にする
ためには、短筒部5にスリツトを入れるとか、板
状体4の垂下部9に更に弾発性を持たせてもよ
い。
穴部3の段部7は蓋部1の表面と板状体4とが
面一となるようにするためと、板状体の抜け止め
の役割を果している。更に、穴部3は必ずしも蓋
部1に形成するとは限ず、容器の側面に設けるこ
ともある。また嵌め込む合成樹脂部材も板状体で
はなく例えばレンズ形状としたり、或いはこの合
成樹脂部材に更に他の部材を取り付けるようにす
ることもできる。また、係合部10は垂下部9の
下端において円環状に形成するのではなく、部分
的に設けてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る容器は、平面
部に設けた穴部に合成樹脂部材を容易に取り付け
ることができ、その製造工数の低減が可能とな
り、接着剤等を使用しなくても済む利点がある。
また、穴部は合成樹脂部材のつば部を受ける段部
と、下端が合成樹脂部材の係合部と係合する短筒
部とを有するため、ここに合成樹脂部材を嵌め込
んだ場合には、嵌め込み部の機械的強度が増強
し、かつ合成樹脂部材に強固な抜け止めを施こす
ことが可能であり、一旦嵌め込まれた合成樹脂部
材が容易に外れないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る容器の一実施例を示し、第
1図はその斜視図、第2図は要部の断面図であ
る。 符号1は蓋部、2は底部、3は穴部、4は板状
体、5は短筒部、6は下端縁、7は段部、8はつ
ば部、9は垂下部、10は係合部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属板から成る平面部に穴部を設け、該穴部
    に合成樹脂部材を嵌め込んだ容器において、前
    記穴部は端縁の金属板を内側に凹ませて形成し
    た段部と、該段部から更に内側へ折曲して形成
    した短筒部とを有し、前記合成樹脂部材は前記
    段部に係止されるつば部と、前記短筒部内に嵌
    合する垂下部と、該垂下部の下端から横方向へ
    突出する係合部とを有し、該係合部と前記短筒
    部の下端縁に係合したことを特徴とする容器。 2 前記短筒部にスリツトを設けた実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の容器。
JP1985103750U 1985-07-08 1985-07-08 Expired JPH0136415Y2 (ja)

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JP1985103750U JPH0136415Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

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JP1985103750U JPH0136415Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

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JPS6211428U JPS6211428U (ja) 1987-01-23
JPH0136415Y2 true JPH0136415Y2 (ja) 1989-11-06

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JP1985103750U Expired JPH0136415Y2 (ja) 1985-07-08 1985-07-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625524B2 (ja) * 1977-06-16 1981-06-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019604Y2 (ja) * 1979-08-01 1985-06-13 共同印刷株式会社 容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625524B2 (ja) * 1977-06-16 1981-06-12

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JPS6211428U (ja) 1987-01-23

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