JPH0521435Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521435Y2 JPH0521435Y2 JP18868787U JP18868787U JPH0521435Y2 JP H0521435 Y2 JPH0521435 Y2 JP H0521435Y2 JP 18868787 U JP18868787 U JP 18868787U JP 18868787 U JP18868787 U JP 18868787U JP H0521435 Y2 JPH0521435 Y2 JP H0521435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- writing instrument
- instrument shaft
- ring
- protruding piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は樹脂成形品の筆記具軸に装飾等を目的
として金属製等のリング等部品をインサート成形
に依ることなく、又、接着剤等を使用することな
く取り付けるための構造に関する。
として金属製等のリング等部品をインサート成形
に依ることなく、又、接着剤等を使用することな
く取り付けるための構造に関する。
従来、樹脂成形品の筆記具軸に金属製等のリン
グ等部品を取り付ける手段としては、(a)圧入によ
る方法、(b)接着剤を使用する方法、(c)インサート
成形する方法等があり、特に薄いリング状部品を
筆記具軸の端面に固定する場合は(c)のインサート
成形以外は困難であつた。しかしながら、圧入に
よる場合は筆記具軸の圧入部に内部変形が生じる
欠点があり、又、接着剤を使用する場合は外観汚
れの欠点があり、インサート成形はコストがアツ
プする欠点があつた。
グ等部品を取り付ける手段としては、(a)圧入によ
る方法、(b)接着剤を使用する方法、(c)インサート
成形する方法等があり、特に薄いリング状部品を
筆記具軸の端面に固定する場合は(c)のインサート
成形以外は困難であつた。しかしながら、圧入に
よる場合は筆記具軸の圧入部に内部変形が生じる
欠点があり、又、接着剤を使用する場合は外観汚
れの欠点があり、インサート成形はコストがアツ
プする欠点があつた。
そこで本考案は、筆記具軸に内部変形が生じる
ことなく、又、外観汚れが生じることなく、更に
薄いリング状部品を筆記具軸の端面に固定するよ
うな場合でもインサート成形に依ることなく容易
且つ確実にリング等部品を軸に対して固定できる
新規な取付構造の提供を目的とするものである。
ことなく、又、外観汚れが生じることなく、更に
薄いリング状部品を筆記具軸の端面に固定するよ
うな場合でもインサート成形に依ることなく容易
且つ確実にリング等部品を軸に対して固定できる
新規な取付構造の提供を目的とするものである。
上記目的を達成するために案出された本願考案
の筆記具軸におけるリング等部品の取付構造は、
樹脂成形品の筆記具軸（キヤツプ等も含む）の端
部等の所要位置に軸方向の隙間を円周状に間に有
してその隙間の一端を開口せしめる２重壁部を設
け、該２重壁部における内壁の円周上の所要位置
に軸方向に対して垂直方向の孔を設け、又、リン
グ等部品本体の側面の円周上の所要位置に肉厚部
を内面部に有する軸方向の突出片を設け、リング
等部品をその突出片を筆記具軸の内壁と外壁の間
の隙間に圧入すると共に突出片の内面肉厚部を内
壁の孔に落とし込むことにより固定することを特
徴とするものである。
の筆記具軸におけるリング等部品の取付構造は、
樹脂成形品の筆記具軸（キヤツプ等も含む）の端
部等の所要位置に軸方向の隙間を円周状に間に有
してその隙間の一端を開口せしめる２重壁部を設
け、該２重壁部における内壁の円周上の所要位置
に軸方向に対して垂直方向の孔を設け、又、リン
グ等部品本体の側面の円周上の所要位置に肉厚部
を内面部に有する軸方向の突出片を設け、リング
等部品をその突出片を筆記具軸の内壁と外壁の間
の隙間に圧入すると共に突出片の内面肉厚部を内
壁の孔に落とし込むことにより固定することを特
徴とするものである。
図示した本考案の一実施例は、樹脂成形品の筆
記具軸１の端部に軸方向の隙間２を円周状に間に
有してその隙間２の一端を筆記具軸１の端面３の
周縁部に設けた段部４に開口せしめた内壁５と外
壁６からなる２重壁部７を設け、該内壁５におけ
る円周上の対向する２地点に軸方向に対して垂直
で隙間２から内孔部８へ開通してその後端縁が軸
方向に対して垂直でその隙間２側に面した前端縁
が斜めに傾斜した孔９を穿設し、又、金属製のリ
ング１０の本体部１１の側面における円周上の対
向する２地点に前後端縁を共に傾斜面とした肉厚
部１２を内面先端部に有する突出片１３を設け、
リング１０をその突出片１３を筆記具軸１の隙間
２に圧入すると共に突出片１３の内面肉厚部１２
を内壁５の孔９に落とし込んで本体部１１を筆記
具軸１の端面３の周縁段部４に位置せしめた状態
で固定するように構成されたものである。
記具軸１の端部に軸方向の隙間２を円周状に間に
有してその隙間２の一端を筆記具軸１の端面３の
周縁部に設けた段部４に開口せしめた内壁５と外
壁６からなる２重壁部７を設け、該内壁５におけ
る円周上の対向する２地点に軸方向に対して垂直
で隙間２から内孔部８へ開通してその後端縁が軸
方向に対して垂直でその隙間２側に面した前端縁
が斜めに傾斜した孔９を穿設し、又、金属製のリ
ング１０の本体部１１の側面における円周上の対
向する２地点に前後端縁を共に傾斜面とした肉厚
部１２を内面先端部に有する突出片１３を設け、
リング１０をその突出片１３を筆記具軸１の隙間
２に圧入すると共に突出片１３の内面肉厚部１２
を内壁５の孔９に落とし込んで本体部１１を筆記
具軸１の端面３の周縁段部４に位置せしめた状態
で固定するように構成されたものである。
本考案では、リング等部品に設けた突出片を筆
記具軸の内壁と外壁の間の隙間に圧入して固定す
るが、内壁に設けた孔に突出片の肉厚部が落ち込
むので圧入による筆記具軸の変形が抑制される。
又、リング等部品の突出片は２重壁部の外壁によ
つて隠蔽されるので外観に影響を与えることはな
い。又、筆記具軸の孔に落ち込んだ突出片の肉厚
部の縁は孔の縁に掛合するのでリング等部品の抜
き止め効果をもたらす。
記具軸の内壁と外壁の間の隙間に圧入して固定す
るが、内壁に設けた孔に突出片の肉厚部が落ち込
むので圧入による筆記具軸の変形が抑制される。
又、リング等部品の突出片は２重壁部の外壁によ
つて隠蔽されるので外観に影響を与えることはな
い。又、筆記具軸の孔に落ち込んだ突出片の肉厚
部の縁は孔の縁に掛合するのでリング等部品の抜
き止め効果をもたらす。
本考案は以上の通りであり、筆記具軸の変形を
抑制し、又接着剤による外観汚れがなくしかも取
付部（突出片）が隠蔽されるので外観の美感を維
持し、更にリング状部品が薄くてその固定位置が
筆記具軸の端面の如き場所であつてもインサート
成形に依ることなく突出片を圧入するという簡単
な作業で容易且つ確実に取り付けられる等の効果
がある。
抑制し、又接着剤による外観汚れがなくしかも取
付部（突出片）が隠蔽されるので外観の美感を維
持し、更にリング状部品が薄くてその固定位置が
筆記具軸の端面の如き場所であつてもインサート
成形に依ることなく突出片を圧入するという簡単
な作業で容易且つ確実に取り付けられる等の効果
がある。
第１図はリングを取り付ける前の状態の筆記具
軸の一部を切断した斜視図、第２図はリングを筆
記具に取り付けた状態の縦断面図、第３図は第２
図の断面位置から円周方向に90°回転した位置の
縦断面図、第４図は第２図におけるＡ−Ａ線の横
断面図、第５図は第２図におけるＢ−Ｂ線の横断
面図である。 １……筆記具軸、２……隙間、３……端面、４
……段部、５……内壁、６……外壁、７……２重
壁部、８……内孔部、９……孔、１０……リン
グ、１１……本体部、１２……肉厚部、１３……
突出片。
軸の一部を切断した斜視図、第２図はリングを筆
記具に取り付けた状態の縦断面図、第３図は第２
図の断面位置から円周方向に90°回転した位置の
縦断面図、第４図は第２図におけるＡ−Ａ線の横
断面図、第５図は第２図におけるＢ−Ｂ線の横断
面図である。 １……筆記具軸、２……隙間、３……端面、４
……段部、５……内壁、６……外壁、７……２重
壁部、８……内孔部、９……孔、１０……リン
グ、１１……本体部、１２……肉厚部、１３……
突出片。
Claims (1)
- 樹脂成形品の筆記具軸に２重壁部を設け該２重
壁部における内壁の円周上の所要位置に軸方向に
対して垂直方向の孔を設け、又、リング等部品の
本体の円周上の所要位置に肉厚部を内面部に有す
る軸方向の突出片を設け、リング等部品をその突
出片を筆記具軸の内壁と外壁の間の隙間に圧入す
ると共に突出片の内面肉厚部を内壁の孔に落とし
込むことにより固定することを特徴とする筆記具
軸におけるリング等部品の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18868787U JPH0521435Y2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18868787U JPH0521435Y2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0193487U JPH0193487U (ja) | 1989-06-20 |
| JPH0521435Y2 true JPH0521435Y2 (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=31699805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18868787U Expired - Lifetime JPH0521435Y2 (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521435Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP18868787U patent/JPH0521435Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0193487U (ja) | 1989-06-20 |
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