JPH0612248Y2 - ウエザ−ストリツプ取付け用クリツプ - Google Patents

ウエザ−ストリツプ取付け用クリツプ

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JPH0612248Y2
JPH0612248Y2 JP1987001259U JP125987U JPH0612248Y2 JP H0612248 Y2 JPH0612248 Y2 JP H0612248Y2 JP 1987001259 U JP1987001259 U JP 1987001259U JP 125987 U JP125987 U JP 125987U JP H0612248 Y2 JPH0612248 Y2 JP H0612248Y2
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JP
Japan
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clip
bag
mounting hole
weather strip
locking piece
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JP1987001259U
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JPS63109011U (ja
Inventor
博行 浜中
実 手石
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車ドア周縁のウエザーストリツプある
いはサイドモールを取付けるためのクリツプに関するも
のである。
[従来の技術] 例えばドア周縁の下縁部にウエザーストリツプを取付け
る際に、第4図に示すような硬質合成樹脂製のクリツプ
1を第5図に示すようなドアパネル3の取付け孔3aに
そのまま挿入した場合は挿入時にクリツプ1のV字状の
係止片1dがこすれて取付け孔3aの切口3bの塗装が
剥れそのためドアパネル3が錆び易かった。
これの対策として第6図に示すような軟質合成樹脂製の
防錆用袋4をクリツプ1に予め第7図に示すように被せ
たのち、取付孔3aに挿入した。
[考案が解決しようとする問題点] クリツプ1が第8図に示すように挿入されると係止片1
dと防錆用袋4によって覆われるため係止片1dが直接
切口3bに当ることがなく防錆の目的はかなえられる
が、防錆用袋4の内面が滑らかなため係止片1dは取付
け孔3aに確実に係止されずクリツプ1が取付け孔3a
から抜け易いという問題があった。
この考案はこのような問題点を解消するためにクリツプ
に防錆用袋を被せて取付け孔に挿入しても確実に係止さ
れるようにしたウエザーストリツプ取付け用クリツプを
提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 第1図乃至第3図を参考にして説明する。
頭部1aをウエザーストリツプの取付基部に嵌装し、V
字状に係止片1dを突設した脚部1bに軟質合成樹脂製
の防錆用袋2を被せるとともに該脚部1bをパネル3の
取付け孔3aに嵌入するようにした硬質合成樹脂製のク
リツプにおいて、上記防錆用袋2は円環状蓋部2cと円
環状底部2dとを逆截頭円錐形筒部2aによって連結
し、また蓋部2cの周縁は逆截頭円錐形筒部2a上縁外
に鍔状に張出すと共に底部2dの周縁は逆截頭円錐形筒
部2a下縁外に突出しない形状とし、且つ防錆用袋2の
内周に上記係止片1dの先端外角部1eに係合する環状
凹溝2bを形成すると共に蓋部2cの鍔状張出部の下面
と環状凹溝2bの上端との上下方向間隔をパネル3の厚
さより可成り大きくし、しかも取付け孔3aの内径より
も、先端外角部1e,1eの仮想外接円の直径を、大き
く形成したものである。
[作用] 内周に凹溝2bを形成した防錆用袋2をクリツプ1の脚
部1bに被せてドアパネル3の取付け孔3aに挿入した
とき、係止片1dの先端外角部1eが上記凹溝2bに係
合してクリツプ1は取付け孔3aに確実に係止されるも
のである。
[実施例] 第1図乃至第3図に基づいて説明する。
1は硬質合成樹脂製のクリツプで、脚部1aはウエザー
ストリツプの取付基部(図示省略)に嵌装された脚部1
bには鍔部1c及びV字状に突設した係止片1dをそれ
ぞれ設けている。2は軟質合成樹脂製の防錆用袋で、逆
截頭円錐形筒部2aの中程内周に環状凹溝2bを形成す
ると共に鍔を備えた環状蓋部2c及び環状底部2dにそ
れぞれクリツプ1の脚部1bの挿入用孔2eを設けてい
る。
まず、クリツプ1の脚部1bに第2図に示すように防錆
用袋2を被せたのち、第3図に示すようにドアパネル3
にあけられた取付け孔3aに脚部1bが嵌入される。つ
まり、脚部1bの嵌入に伴い防錆用袋2はその蓋部2c
が鍔部1cに当接するまでずり上がりその間係止片1d
の先端外角部1eが凹溝2bに係合する。従つて、係止
片1dは取付け孔3aとの間に防錆用袋2が介在して直
接に当ることがなく、取付け孔3aの切口3bの塗装が
剥れることがない。また、防錆用袋2の凹溝2bに係止
片1dの先端外角部1eが係合するためクリツプ1は取
付け孔3aに確実に係止される。
[考案の効果] この考案によれば、硬質合成樹脂製のクリツプ1の脚部
1bに軟質合成樹脂製の防錆用袋2を被せてドアパネル
3の取付け孔3aに嵌入されるため、その切口3bの塗
装が剥れることがなく錆の発生が防止され、また防錆用
袋2の内周に設けられた凹溝2bにクリツプ1の係止片
1dが係合するため従来の凹溝を設けない防錆用袋の場
合のようにクリツプが取付け孔3aから抜け易いという
ことがなく確実に取付け孔3aに係止されされるもので
ある。また、パネル3の下面と先端外角部1eとの間に
間隔が保たれているので、パネル3の厚さ誤差,防錆用
袋2における蓋部2と凹溝2bの間隔誤差,クリツプ1
における鍔部1cと先端外角部1eとの間隔誤差に対し
ても充分対応出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るウエザーストリツプ取付け用ク
リツプに被せる防錆用袋の断面図、第2図はクリツプに
同上防錆用袋を被せた状態の斜視図、第3図は同上のク
リツプをドアパネルの取付け孔に嵌入した状態の斜視図
である。第4図はクリツプの斜視図、第5図はドアパネ
ルにあけられた取付け孔の斜視図、第6図は従来の防錆
用袋の断面図、第7図はクリツプに同上防錆用袋を被せ
た状態の斜視図、第8図は同上のクリツプをドアパネル
の取付け孔に嵌入した状態の斜視図である。 1……クリツプ 1a……頭部 1b……脚部 1c……鍔部 1d……係止片 1e……先端外角部 2……防錆用袋 2a……逆截頭円錐形筒部 2b……凹溝 2c……蓋部 2d……底部 2e……挿入用孔 3……パネル 3a……取付け孔 3b……切口 4……防錆用袋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部(1a)をウエザーストリツプの取付
    基部に嵌装し、V字状に係止片(1d)を突設した脚部
    (1b)に軟質合成樹脂製の防錆用袋(2)を被せると
    ともに該脚部(1b)をパネル(3)の取付け孔(3
    a)に嵌入するようにした硬質合成樹脂製のクリツプ
    (1)であつて、上記防錆用袋(2)は円環状蓋部(2
    c)と円環状底部(2d)とを逆截頭円錐形筒部(2
    a)によつて連結し、また蓋部(2c)の周縁は逆截頭
    円錐形筒部(2a)上縁外に鍔状に張出すと共に底部
    (2d)の周縁は逆截頭円錐形筒部(2a)下縁外に突
    出しない形状とし、且つ防錆用袋(2)の内周に上記係
    止片(1d)の先端外角部(1e)に係合する環状凹溝
    (2b)を形成すると共に蓋部(2c)の鍔状張出部の
    下面と環状凹溝(2b)の上端との上下方向間隔をパネ
    ル(3)の厚さより可成り大きくし、しかも取付け孔
    (3a)の内径よりも、先端外角部(1e,1e)の仮
    想外接円の直径を、大きく形成したことを特徴とするウ
    エザーストリツプ取付け用クリツプ。
JP1987001259U 1987-01-07 1987-01-07 ウエザ−ストリツプ取付け用クリツプ Expired - Lifetime JPH0612248Y2 (ja)

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