JPH0523072Y2 - - Google Patents

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JPH0523072Y2
JPH0523072Y2 JP1988134463U JP13446388U JPH0523072Y2 JP H0523072 Y2 JPH0523072 Y2 JP H0523072Y2 JP 1988134463 U JP1988134463 U JP 1988134463U JP 13446388 U JP13446388 U JP 13446388U JP H0523072 Y2 JPH0523072 Y2 JP H0523072Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は机、椅子などの脚の底面に装着される
脚端具に係り、特に木製の脚の底面に設ける脚端
具に関する。
[従来の技術] 机、椅子などの木製の脚に床面及び脚を保護す
るために取り付ける脚端具としては、例えば、従
来は木ねじの頭部にプラスチツク板を一体に被着
してなる脚端具を脚の底面に螺着したものを用い
ていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら上記のような従来の脚端具による
と、当初は木ねじの頭部がプラスチツク板の中に
埋め込まれていて床面に当接することはないが、
プラスチツク板が破損しあるいは摩耗してくると
木ねじの頭部がプラスチツク板の表面から突出
し、床面を傷付けるという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、摩
耗した部分のみ容易に交換することができ、木ね
じ等の頭部が床面を傷付けることのない脚端具を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本考案に係る脚端
具は、 脚の底面に装着された木ねじあるいは釘類より
なる大径頭部2aと軸部を有する固定金具2と、 該固定金具2の頭部2aに中央の貫通孔1aが
外嵌されて設けられた環状の取付部材1と、 該取付部材1に着脱自在に外嵌されて該取付部
材1及び前記固定金具2の頭部2aを被覆する弾
性を有するキヤツプ状の部材よりなり、内壁面の
中心には前記取付部材1の貫通孔1aの口部1d
内に嵌合される突出部4aが一体に突出形成され
た被覆部材4とからなることを特徴としている。
[作用] 上記の構成によると、被覆部材4が摩耗した場
合には容易に交換することができる。従つて木ね
じ2等の頭部2a等が直接床面に当接してこれを
傷付けることはない。
また、被覆部材4が摩耗した場合でも、木ねじ
2等の頭部2aが接する被覆部材4の中央部は、
突出部4aの分だけ肉厚となつているため、頭部
2aが床面に当接してこれを傷付ける危険が少な
い。
さらに、椅子などを傾けて使用した時のように
被覆部材4の外周に強い横方向の外力が加わつた
場合でも、突出部4aが取付部材1の貫通孔1a
の口部1dに係合して被覆部材4が容易に外れる
という事がない。
[実施例] 以下、本考案に係る脚端具の一実施例を図面を
参照して説明する。
第1図乃至第3図に本考案の実施例を示す。
図において、ジユラコンなどの硬質樹脂で偏平
環状に形成された取付部材1の中心には上方向に
縮径するテーパ状の貫通孔1aが形成されてお
り、この貫通孔1aのテーパ部1bは挿入される
木ねじ2あるいは釘類よりなる固定金具の頭部2
a下面のテーパ部と密着可能な面となつている。
また、この取付部材1の貫通孔1aの小径側の面
の外周にもテーパ部1cが形成されている。
この取付部材1は貫通孔1aを介して木ねじ2
により脚3の底面3aに固定されている。また取
付部材1には同心上にキヤツプ状の被覆部材4が
外嵌装着されている。この被覆部材4はポリプロ
ピレンなどの弾性を有する軟質樹脂で碗型に形成
されており、内側中心には円形台型の突出部4a
が設けられている。そしてこの突出部4aは前記
取付部材1に形成された貫通孔1aの下半の円形
とされた口部1d内に嵌合され位置決めされるよ
うになつている。また被覆部材4の上面内周側に
は突出部4bが形成されており、被覆部材4を取
付部材1に装着したときに取付部材1の上面外周
に形成されたテーパ部1cにこの突出部4bが着
脱自在に係合し係止される。さらに被覆部材4の
下面外周部4cはアール状となつている。
次に上記実施例に係る脚端具の作用を説明す
る。
被覆部材4は取付部材1に外嵌保持されてお
り、突出部4aと口部1dとが密接して嵌合され
ているので、横方向の力が加わつても変形するこ
となく確実に密着保持され位置ずれが発生するこ
とはない。また被覆部材4の下面外周部4cはア
ール状となつているので、脚が取り付けられてい
る椅子などを床面上でずらしたときにも円滑に移
動させることができ、被覆部材4がずれることは
ない。さらに被覆部材4は突出部4bが取付部材
1のテーパ部4bに係合して係止されているのみ
であるので、被覆部材4が摩耗したときは容易に
着脱して交換することができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る脚端具によ
れば、脚の底面に突出した木ねじ等の頭部2a
に、環状の取付部材1を外嵌し、この取付部材1
に、弾性を有するキヤツプ状の被覆部材4を外嵌
装着するようにしたので、被覆部材4が摩耗した
場合には、該被覆部材を取付部材の外周から容易
に外して交換することができ、木ねじ等の頭部が
床面を傷付けることを防止できる。
また、本考案によれば、キヤツプ状被覆部材4
の内壁面の中心には、木ねじ等の頭部2a外周の
環状取付部材1の中心貫通孔1a内に嵌合する突
出部4aが一体に突出形成されているので、被覆
部材4が摩耗した場合、木ねじ2等の頭部2aが
接する被覆部材4の中央部は、上記突出部4aの
分だけ肉厚となつており、頭部2aが床面に当接
してこれを傷付ける危険が少ない。
さらに、椅子などを傾けて使用した時のよう
に、被覆部材4の外周に強い横方向の外力が加わ
つた場合でも、上記突出部4aが取付部材1の貫
通孔1aの口部1dに係合して被覆部材4が容易
に外れるという事がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る脚端具の実施例を示す縦
断面図、第2図は同取付部材と被覆部材の嵌合状
態を示す拡大断面図、第3図は同分離状態を示す
拡大断面図である。 1……取付部材、2……木ねじ、2a……頭
部、3……脚、4……被覆部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 脚の底面に装着された木ねじあるいは釘類より
    なる大径頭部2aと軸部を有する固定金具2と、 該固定金具2の頭部2aに中央の貫通孔1aが
    外嵌されて設けられた環状の取付部材1と、 該取付部材1に着脱自在に外嵌されて該取付部
    材1及び前記固定金具2の頭部2aを被覆する弾
    性を有するキヤツプ状の部材よりなり、内壁面の
    中心には前記取付部材1の貫通孔1aの口部1d
    内に嵌合される突出部4aが一体に突出形成され
    た被覆部材4とからなることを特徴とする脚端
    具。
JP1988134463U 1988-10-17 1988-10-17 Expired - Lifetime JPH0523072Y2 (ja)

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2834413B2 (ja) * 1994-10-13 1998-12-09 株式会社石黒製作所 家具類に用いる受台

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122563U (ja) * 1974-08-09 1976-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518362U (ja) * 1974-07-05 1976-01-21
JPS57163772U (ja) * 1981-04-10 1982-10-15

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JPS5122563U (ja) * 1974-08-09 1976-02-19

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JPH0254440U (ja) 1990-04-19

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