JPS581485Y2 - キヤツプ - Google Patents
キヤツプInfo
- Publication number
- JPS581485Y2 JPS581485Y2 JP11006378U JP11006378U JPS581485Y2 JP S581485 Y2 JPS581485 Y2 JP S581485Y2 JP 11006378 U JP11006378 U JP 11006378U JP 11006378 U JP11006378 U JP 11006378U JP S581485 Y2 JPS581485 Y2 JP S581485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- outer case
- container body
- peripheral wall
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、口紅容器等の密封をあまり要さない容器用の
2重構造となったキャップに関するもので、キャップを
容器本体に組付は保持するキャップ本体の弾性変形をよ
り効果的に生じさせるよう構成したことを目的とするも
のである。
2重構造となったキャップに関するもので、キャップを
容器本体に組付は保持するキャップ本体の弾性変形をよ
り効果的に生じさせるよう構成したことを目的とするも
のである。
口紅容器等のキャップは、この容器本体を密封保持する
必要性はあlりなく、容器本体内へのゴミの侵入を阻止
して内容物を保護するのが主目的であるが、容器本体の
使用目的むよび使用形態からして簡単に着脱ができると
共に嵌着時には強固に嵌着状態が保持されることが望ま
しい。
必要性はあlりなく、容器本体内へのゴミの侵入を阻止
して内容物を保護するのが主目的であるが、容器本体の
使用目的むよび使用形態からして簡単に着脱ができると
共に嵌着時には強固に嵌着状態が保持されることが望ま
しい。
筐た、この種のキャップは、装飾が重要な要件となるの
で、装飾幼果に優れたアルミニウム等の金属で外ケース
を製作し、キャップの容器本体への組付きを実際に達成
保持するのは、この外ケースとは別個に製作される弾性
部材であった。
で、装飾幼果に優れたアルミニウム等の金属で外ケース
を製作し、キャップの容器本体への組付きを実際に達成
保持するのは、この外ケースとは別個に製作される弾性
部材であった。
この弾性部材は外ケース内に組付けられるのであるが、
従来のこのキャップにトける弾性部材は、板バネ金属製
であるために、外ケースとの組付けが面倒であると共に
比較的高価なものとならざるを得なかった。
従来のこのキャップにトける弾性部材は、板バネ金属製
であるために、外ケースとの組付けが面倒であると共に
比較的高価なものとならざるを得なかった。
このように弾性部材を板バネで製作していたので、キャ
ップが組付けられる容器本体部分の表面が摩耗して、例
えば表面のメッキがはがれる等して、容器本体の外観を
劣化させる欠点があった。
ップが組付けられる容器本体部分の表面が摩耗して、例
えば表面のメッキがはがれる等して、容器本体の外観を
劣化させる欠点があった。
さらに、この種のキャップは、容器本体を完全には密封
しなくても良いとは言え、容器本体内へのホコリの侵入
を阻止しかつ内容物中に含有される香料75咄由に発散
しては良くないので、成る程度の密封効果を持つことが
車重れているが、従来のキャップは、外ケースと容器本
体との間に板バネ製の弾性部材が介在してし1うので、
キャップによる容器本体の密封保持は全く不可能であっ
た。
しなくても良いとは言え、容器本体内へのホコリの侵入
を阻止しかつ内容物中に含有される香料75咄由に発散
しては良くないので、成る程度の密封効果を持つことが
車重れているが、従来のキャップは、外ケースと容器本
体との間に板バネ製の弾性部材が介在してし1うので、
キャップによる容器本体の密封保持は全く不可能であっ
た。
本考案は、上記した従来例に3ける欠点および問題点を
解消すべく考案されたもので、外ケース内に嵌装固定さ
れるキャップ本体である弾性部材を弾性ある合成樹脂で
製作し、容器本体に弾接するキャップ本体部分と外ケー
スとの間に間隙を形成してキャップ本体の弾性変形を有
効に発揮させ、また容器本体の開口上端縁を有頂板短筒
形状をしたキャップ本体の上端部に当接させることによ
って容器本体の密封を成る程度強力に保持できるように
したものである。
解消すべく考案されたもので、外ケース内に嵌装固定さ
れるキャップ本体である弾性部材を弾性ある合成樹脂で
製作し、容器本体に弾接するキャップ本体部分と外ケー
スとの間に間隙を形成してキャップ本体の弾性変形を有
効に発揮させ、また容器本体の開口上端縁を有頂板短筒
形状をしたキャップ本体の上端部に当接させることによ
って容器本体の密封を成る程度強力に保持できるように
したものである。
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
図示した実施例は、円筒形状をした容器本体3に組付け
られるキャップを示したもので、このギャップの外観を
形成する外ケース1は、°アルミニウム等の適当な金属
によって有頂板円筒形状に成形されていて、その外表面
にはメッキとか模様を刻設する等して装飾効果が高めら
れている。
られるキャップを示したもので、このギャップの外観を
形成する外ケース1は、°アルミニウム等の適当な金属
によって有頂板円筒形状に成形されていて、その外表面
にはメッキとか模様を刻設する等して装飾効果が高めら
れている。
この外ケース1内の上端部に嵌装固定されるキャップ本
体2は、弾性のある合成樹脂で一体成形されたもので、
外ケース1の頂板IP下面に当接する頂板2aを有する
短円筒体を母体とし、この短円筒体を形成する前記外ケ
ース1の周胴1bの内径と等しいかやや大きい外径を有
する周壁2bの外周面に所望中心角毎(図示実施例の場
合90°)に周胴1b内周面との間に間隙を形成する後
退面2eを成形し、この後退面2eを下方に延長する形
態で、周壁2b下面から所望長さのかつ比較的弾性変形
し易い肉厚で垂下弾片2cを一体に垂下段し、この垂下
弾片2cから周壁2bにかけての内面に、突出端が嵌入
される容器本体3の外面に強く弾接する程度の突出高さ
で縦突条形状の押圧突条2dを条設して構成されている
。
体2は、弾性のある合成樹脂で一体成形されたもので、
外ケース1の頂板IP下面に当接する頂板2aを有する
短円筒体を母体とし、この短円筒体を形成する前記外ケ
ース1の周胴1bの内径と等しいかやや大きい外径を有
する周壁2bの外周面に所望中心角毎(図示実施例の場
合90°)に周胴1b内周面との間に間隙を形成する後
退面2eを成形し、この後退面2eを下方に延長する形
態で、周壁2b下面から所望長さのかつ比較的弾性変形
し易い肉厚で垂下弾片2cを一体に垂下段し、この垂下
弾片2cから周壁2bにかけての内面に、突出端が嵌入
される容器本体3の外面に強く弾接する程度の突出高さ
で縦突条形状の押圧突条2dを条設して構成されている
。
図示実施例の場合、頂板2aと周壁2bとの接続部分で
ある肩部2fは円錐筒形状となっているが、これはキャ
ップ内に容器本体3が嵌装された際に、容器本体3の上
端開口縁が押付けられるこの肩部2fが比較的弾性変形
できるようにするためで、これにより容器本体3の密封
保持が良好に達成される。
ある肩部2fは円錐筒形状となっているが、これはキャ
ップ内に容器本体3が嵌装された際に、容器本体3の上
端開口縁が押付けられるこの肩部2fが比較的弾性変形
できるようにするためで、これにより容器本体3の密封
保持が良好に達成される。
また、第2図釦よび第5図から明らかな如く、押圧突条
2dは垂下弾片2cの中央、すなわち周壁2bおよび垂
下弾片2cの肉厚が最も薄くなって弾性変形し易くなっ
ている箇所に成形するのが良い。
2dは垂下弾片2cの中央、すなわち周壁2bおよび垂
下弾片2cの肉厚が最も薄くなって弾性変形し易くなっ
ている箇所に成形するのが良い。
これは、押圧突条2d単体の弾力だけでなく、周壁2b
釦よび垂下弾片2cの弾力をもキャップの容器本体3へ
の嵌合組付き保持力に作用させることができるからであ
る。
釦よび垂下弾片2cの弾力をもキャップの容器本体3へ
の嵌合組付き保持力に作用させることができるからであ
る。
本考案は上記の如、き構成となっているので、キャップ
を組立てるには、単にキャップ本体2をこのキャップ本
体2の頂板2aが外ケース1の頂板1a下面に当接する
1で外ケース1内に嵌装押込めげ良い。
を組立てるには、単にキャップ本体2をこのキャップ本
体2の頂板2aが外ケース1の頂板1a下面に当接する
1で外ケース1内に嵌装押込めげ良い。
外ケース1内に押込まれたキャップ本体2は、その周壁
2bで強固に外ケース1内に組付き、キャップの容器本
体3から着脱操作によって外ケース1内から抜は出るよ
うなことはない。
2bで強固に外ケース1内に組付き、キャップの容器本
体3から着脱操作によって外ケース1内から抜は出るよ
うなことはない。
また、キャップの容器本体3へ、の組付き保持は、合成
樹脂製のキャップ本体2の弾力によるものであるから、
容器本体3の表面をこの組付き力によって傷つけるよう
なことがない。
樹脂製のキャップ本体2の弾力によるものであるから、
容器本体3の表面をこの組付き力によって傷つけるよう
なことがない。
さらに、キャップ本体2による容器本体3への組付き力
は、キャップ本体2を成形している合成樹脂材料のもつ
弾性だけではなく、外ケース1とキャップ本体2との間
に形成される間隙をも利用しているので、長期間一定し
た保持力を発揮することができ、これによって長期間安
定したキャップの着脱動作を得ることができる。
は、キャップ本体2を成形している合成樹脂材料のもつ
弾性だけではなく、外ケース1とキャップ本体2との間
に形成される間隙をも利用しているので、長期間一定し
た保持力を発揮することができ、これによって長期間安
定したキャップの着脱動作を得ることができる。
以上の説明から明らかな如く、本考案は、キャップの組
立てが極めて簡単であり、またキャップ本体2は合成樹
脂製であるから安価にかつ容易に製作することができ、
そして表面にメッキ等を施した容器本体30表面を傷つ
けて容器本体3の外観を害することがなく、さらにキャ
ップの容器本体3への組付き保持力が長期間一定して安
定させることができると共に容器本体3を密封保持する
ことができる等この種のキャップとして多くの優れた作
用効果を有するものである。
立てが極めて簡単であり、またキャップ本体2は合成樹
脂製であるから安価にかつ容易に製作することができ、
そして表面にメッキ等を施した容器本体30表面を傷つ
けて容器本体3の外観を害することがなく、さらにキャ
ップの容器本体3への組付き保持力が長期間一定して安
定させることができると共に容器本体3を密封保持する
ことができる等この種のキャップとして多くの優れた作
用効果を有するものである。
第1図は本考案によるキャップの縦断面図、第2図は第
3図中C−C線に沿って切断矢視した平断面図である。 第3図はキャップ本体の一実施例を示す平面図、第4図
は第3図中C−C線に沿って切断矢視した縦断面図、第
5図は底面図、第6図は第3図中X矢視した側面図、第
7図は第3図中C−C線に沿って切断矢視した縦断面図
、第8図は第3図中X矢視した側面図である。 符号の説明、1:外ケース、1a:頂板、1b:周胴、
2:キャップ本体、2a:頂板、2b:周壁、2c:垂
下弾片、2d:押圧突条、2e:後退面、2f:肩部、
3:容器本体。
3図中C−C線に沿って切断矢視した平断面図である。 第3図はキャップ本体の一実施例を示す平面図、第4図
は第3図中C−C線に沿って切断矢視した縦断面図、第
5図は底面図、第6図は第3図中X矢視した側面図、第
7図は第3図中C−C線に沿って切断矢視した縦断面図
、第8図は第3図中X矢視した側面図である。 符号の説明、1:外ケース、1a:頂板、1b:周胴、
2:キャップ本体、2a:頂板、2b:周壁、2c:垂
下弾片、2d:押圧突条、2e:後退面、2f:肩部、
3:容器本体。
Claims (1)
- アルミニウム等の適宜金属製の有頂板部形状の外ケース
1内上端部に所望弾性を有する合成樹脂製キャップ本体
2をきつく嵌合組付けして戊るキャップであって、前記
キャップ本体2を、外ケース1の周胴1b内径と等しい
かやや大きい外径をもつ有頂板2a短筒形状をした周壁
2bの外周面に所定中心角毎に後退面2eを成形し、該
後退面2eを下方に延長する形態で周壁2b下面から垂
下弾片2cを一体に垂下設し、該垂下弾片2Cから周壁
2bにかけての内面に、キャップ本体2内に挿入される
容器本体3の外周面に突出端を強く押付ける突出高さで
縦突条形状の押圧突条2dを条設して構成したキャップ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006378U JPS581485Y2 (ja) | 1978-08-11 | 1978-08-11 | キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11006378U JPS581485Y2 (ja) | 1978-08-11 | 1978-08-11 | キヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5527640U JPS5527640U (ja) | 1980-02-22 |
JPS581485Y2 true JPS581485Y2 (ja) | 1983-01-11 |
Family
ID=29056596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11006378U Expired JPS581485Y2 (ja) | 1978-08-11 | 1978-08-11 | キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581485Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578040Y2 (ja) * | 1991-06-05 | 1998-08-06 | 三笠産業株式会社 | 容器の栓 |
-
1978
- 1978-08-11 JP JP11006378U patent/JPS581485Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5527640U (ja) | 1980-02-22 |
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