JPS5821401Y2 - 封緘キャップ - Google Patents
封緘キャップInfo
- Publication number
- JPS5821401Y2 JPS5821401Y2 JP1978134870U JP13487078U JPS5821401Y2 JP S5821401 Y2 JPS5821401 Y2 JP S5821401Y2 JP 1978134870 U JP1978134870 U JP 1978134870U JP 13487078 U JP13487078 U JP 13487078U JP S5821401 Y2 JPS5821401 Y2 JP S5821401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- fitted
- cap body
- fitting ring
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、いわゆる封緘キャップに係る。
商品流通過程における不正な開蓋を防止するために、種
々の封緘キャップが使用されている。
々の封緘キャップが使用されている。
しかしこの種キャップの構造は複雑となり易い欠点があ
った。
った。
本案は構造が簡易でしかもその機能が確実であるよう設
けたものであり、以下図面について説明する。
けたものであり、以下図面について説明する。
本案キャップは、キャップ本体と弾性ある封緘用部材と
からなる。
からなる。
キャップ本体１は、周壁２の上部内面に容器体の口頭部
螺合用のねじ部３を有し、その下部内面には凹溝４を周
設させたものである。
螺合用のねじ部３を有し、その下部内面には凹溝４を周
設させたものである。
該凹溝は後述のリング部を嵌着するためのものであるか
ら、その嵌着が容易に行えるように、その凹溝下方の周
壁内面は、下方を大内径とするテーパ５に形成させると
よい。
ら、その嵌着が容易に行えるように、その凹溝下方の周
壁内面は、下方を大内径とするテーパ５に形成させると
よい。
尚６は頂壁７の裏面に接してキャップ本体内に嵌合させ
たバッキングである。
たバッキングである。
封緘用部材８は、リング部９の下面から破断用筒部１０
を介して嵌着用リング部１１を垂設させたもので、リン
グ部９は上記キャップ本体の凹溝４内へ嵌着可能とする
。
を介して嵌着用リング部１１を垂設させたもので、リン
グ部９は上記キャップ本体の凹溝４内へ嵌着可能とする
。
破断用筒部１０は、その上端又は下端に肉薄溝又はミシ
ン目状の線を周設させる等して破断可能に設けたもので
、その破断によってリング部と嵌着用リング部とが二分
されるよう設けておく。
ン目状の線を周設させる等して破断可能に設けたもので
、その破断によってリング部と嵌着用リング部とが二分
されるよう設けておく。
又嵌着用リング部１１は、上部外径を周壁下部内へ嵌合
可能にかつ下部外径を段部１２を介して周壁外径と同一
に形成させてあり、リング部９を凹溝４内へ嵌着させた
とき、嵌着用リング部の上部は周壁下部内に嵌合され、
又段部１２は周壁２の下端面に接しかつ嵌着用リング部
の下部は周壁下方に接続するよう設けである。
可能にかつ下部外径を段部１２を介して周壁外径と同一
に形成させてあり、リング部９を凹溝４内へ嵌着させた
とき、嵌着用リング部の上部は周壁下部内に嵌合され、
又段部１２は周壁２の下端面に接しかつ嵌着用リング部
の下部は周壁下方に接続するよう設けである。
該嵌着用リング部１１の内面には第１係合突条１３を周
設させておく。
設させておく。
該部材は弾性ある合成樹脂材により一体成形すればよい
。
。
１４は、本案封緘キャップを螺合させるための容器体で
あり、１５はその口頚部である。
あり、１５はその口頚部である。
その上半部にはキャップ螺合用ねじ部１６が設けてあり
、又その基部には、既述第１係合突条１３を係合させる
ための第２係合突条１７が設けられている。
、又その基部には、既述第１係合突条１３を係合させる
ための第２係合突条１７が設けられている。
上記構成において、封緘キャップを螺合させると、第２
図が示すように、第２係合突条１７下面に第１係合突条
１３が係合される。
図が示すように、第２係合突条１７下面に第１係合突条
１３が係合される。
該状態からキャップを弛めると、破断用筒部１０の下端
又は上端が破断されて嵌着用リング部１１を口頭部１５
の基部に残したま・又リング部９は凹溝４内に入ったよ
・キャップ本体が容器体口頚部１５から外されることと
なるものである。
又は上端が破断されて嵌着用リング部１１を口頭部１５
の基部に残したま・又リング部９は凹溝４内に入ったよ
・キャップ本体が容器体口頚部１５から外されることと
なるものである。
本案は上記構成としたもので、キャップ本体１と弾性あ
る封緘用部材８とからなるものとしたから成形が容易と
なり、その封緘用部材は、リング部９の下方から破断用
筒部１０を介して嵌着用リング部１１を垂設させて形成
させておき、そのリング部９をキャップ本体の周壁内面
の凹溝４内へ嵌着させるから、キャップ本体に対する封
緘用部材の装着は極めて容易であると共に封緘用部材装
着後は該封緘用部材を破損しない限りキャップ本体から
１外すことはほぼ不可能となり、更に容器体口頚部への
螺合によって嵌着用リング部の内面に周設された第１係
合突条１３が口頭部１５の第２係合突条１７に係合する
ため、−たん本案キャップを容器体口頚部へ螺合させた
後は破断用筒部１０を破断させないで開蓋することは不
能となり、その封緘ないし封印的機能は極めて確実であ
る。
る封緘用部材８とからなるものとしたから成形が容易と
なり、その封緘用部材は、リング部９の下方から破断用
筒部１０を介して嵌着用リング部１１を垂設させて形成
させておき、そのリング部９をキャップ本体の周壁内面
の凹溝４内へ嵌着させるから、キャップ本体に対する封
緘用部材の装着は極めて容易であると共に封緘用部材装
着後は該封緘用部材を破損しない限りキャップ本体から
１外すことはほぼ不可能となり、更に容器体口頚部への
螺合によって嵌着用リング部の内面に周設された第１係
合突条１３が口頭部１５の第２係合突条１７に係合する
ため、−たん本案キャップを容器体口頚部へ螺合させた
後は破断用筒部１０を破断させないで開蓋することは不
能となり、その封緘ないし封印的機能は極めて確実であ
る。
又、嵌着用リング部１１をキャップ本体の周壁２下部内
に嵌合させているから、封緘キャップの容器体口頚部へ
の螺合の際に、破断用筒部１０が破損することを防ぐこ
とが出来る。
に嵌合させているから、封緘キャップの容器体口頚部へ
の螺合の際に、破断用筒部１０が破損することを防ぐこ
とが出来る。
つまり、仮に嵌着用リング部１１がキャップ本体１内に
嵌合されることなく、キャップ本体周壁下方に垂設され
ておれば、キャップ螺合によって第１係合突条１３が第
２係合突条１７を乗越える際に、嵌着用リング部１１は
弾性に抗して大径化するから、このとき破断用筒部１０
に無理な負担が掛かり、その結果破断用筒部１０が破損
することがあるが、上記のごとく嵌着用リング部１１は
キャップ本体の周壁２下部内に嵌合させてあり、該周壁
下部によって嵌着用リング部１１の大径化が阻止される
ので、上記第１係合突条１３の乗越えは、第１、第２係
合突条１３，１７を各々弾性圧縮させることで行われる
こととなり、破断用筒部１０に無理な負担が掛かること
を避けることが出来、よって、上記のようにキャップ螺
合時の破断用筒部１０の破損を防止することが出来るこ
ととなる。
嵌合されることなく、キャップ本体周壁下方に垂設され
ておれば、キャップ螺合によって第１係合突条１３が第
２係合突条１７を乗越える際に、嵌着用リング部１１は
弾性に抗して大径化するから、このとき破断用筒部１０
に無理な負担が掛かり、その結果破断用筒部１０が破損
することがあるが、上記のごとく嵌着用リング部１１は
キャップ本体の周壁２下部内に嵌合させてあり、該周壁
下部によって嵌着用リング部１１の大径化が阻止される
ので、上記第１係合突条１３の乗越えは、第１、第２係
合突条１３，１７を各々弾性圧縮させることで行われる
こととなり、破断用筒部１０に無理な負担が掛かること
を避けることが出来、よって、上記のようにキャップ螺
合時の破断用筒部１０の破損を防止することが出来るこ
ととなる。
更に、このようにキャップ本体１内に嵌着用リング部１
１を嵌合させ、第１、第２係合突条１３，１７の係合時
に破断用筒部１０が破損することを防止しであるので、
第１、第２係合突条１３゜１７を大きくすることが出来
、よって、封緘キャップの封緘機能を高めることが出来
る。
１を嵌合させ、第１、第２係合突条１３，１７の係合時
に破断用筒部１０が破損することを防止しであるので、
第１、第２係合突条１３゜１７を大きくすることが出来
、よって、封緘キャップの封緘機能を高めることが出来
る。
又更に、封緘用部材８をキャップ本体１内に嵌装させで
あるので、破断用筒部１０に外部から衝撃等が加わって
破損することを防止できる。
あるので、破断用筒部１０に外部から衝撃等が加わって
破損することを防止できる。
又更に、破断用筒部１０は、通常、リング部９、嵌着用
リング部１１より小外径にすることで肉薄に形成され、
そのため封緘用部材８外面に凹凸が生じて外観を損ねる
こととなるが、該封緘用部材をキャップ本体１内に嵌装
して、キャップ本体周壁によって破断用筒部１０を隠し
ているので、美観に優れ体裁のよい封緘キャップを得る
ことが出来る。
リング部１１より小外径にすることで肉薄に形成され、
そのため封緘用部材８外面に凹凸が生じて外観を損ねる
こととなるが、該封緘用部材をキャップ本体１内に嵌装
して、キャップ本体周壁によって破断用筒部１０を隠し
ているので、美観に優れ体裁のよい封緘キャップを得る
ことが出来る。
又構造は極めて簡易であり、廉価に製作することが出来
る。
る。
第１図は本案キャップの分解断面図、第２図は容器体螺
合状態での断面図である。 １・・・・・・キャップ本体、８・・・・・・封緘用部
材。
合状態での断面図である。 １・・・・・・キャップ本体、８・・・・・・封緘用部
材。
Claims (1)
- 周壁２の、上部内面にはねじ部３を設け、かつ下部内面
には凹溝４を周設させてなるキャップ本体１と、上記凹
溝内へ嵌着させたリング部９の下面から破断用筒部１０
を介して、内面に第１係合突条１３を有する嵌着用リン
グ部１１を垂設させ、該嵌着用リング部をキャップ本体
の周壁２下部内に嵌合させてなる弾性を有する封緘用部
材８とからなり、容器体口頚部に螺合させたとき、該口
頚部の基部に周設させた第２係合突条１７の下面に上記
第１係合突条１３が抜出し不能に保合るるように設けた
ことを特徴とする封緘キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978134870U JPS5821401Y2 (ja) | 1978-09-30 | 1978-09-30 | 封緘キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978134870U JPS5821401Y2 (ja) | 1978-09-30 | 1978-09-30 | 封緘キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5550978U JPS5550978U (ja) | 1980-04-03 |
| JPS5821401Y2 true JPS5821401Y2 (ja) | 1983-05-06 |
Family
ID=29104654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978134870U Expired JPS5821401Y2 (ja) | 1978-09-30 | 1978-09-30 | 封緘キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821401Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60123353U (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-20 | 株式会社 柴崎製作所 | ピルフア−プル−フリング付き合成樹脂製キヤツプ |
| JP2933308B2 (ja) * | 1996-12-03 | 1999-08-09 | 聖次 西原 | 合成樹脂製のピルファープルーフキャップ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5031293U (ja) * | 1973-07-21 | 1975-04-07 | ||
| JPS516340U (ja) * | 1974-06-19 | 1976-01-17 |
-
1978
- 1978-09-30 JP JP1978134870U patent/JPS5821401Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5031293U (ja) * | 1973-07-21 | 1975-04-07 | ||
| JPS516340U (ja) * | 1974-06-19 | 1976-01-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5550978U (ja) | 1980-04-03 |
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