JPH0662947U - 魔法瓶用蓋体 - Google Patents
魔法瓶用蓋体Info
- Publication number
- JPH0662947U JPH0662947U JP593293U JP593293U JPH0662947U JP H0662947 U JPH0662947 U JP H0662947U JP 593293 U JP593293 U JP 593293U JP 593293 U JP593293 U JP 593293U JP H0662947 U JPH0662947 U JP H0662947U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner member
- outer member
- fixing
- thermos
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は量産性に秀れた魔法瓶用蓋体を提供
することを目的とする。 【構成】 魔法瓶本体bの上部に付設する蓋体aであっ
て、筒状にして合成樹脂製の内側部材1と,該内側部材
1の外側に被嵌される筒状にして天井部に開口部2を有
する金属製の外側部材3と,該外側部材3を固定する板
状の固定部材4とから成り、内側部材1は下部に外側部
材3の端部を係止する凹部5が設けられ、内側部材1と
外側部材3とは適宜な手段により回り止め状態に設けら
れ、内側部材1と固定部材4とは雄雌嵌合により止着固
定可能に設けられるように構成したものである。
することを目的とする。 【構成】 魔法瓶本体bの上部に付設する蓋体aであっ
て、筒状にして合成樹脂製の内側部材1と,該内側部材
1の外側に被嵌される筒状にして天井部に開口部2を有
する金属製の外側部材3と,該外側部材3を固定する板
状の固定部材4とから成り、内側部材1は下部に外側部
材3の端部を係止する凹部5が設けられ、内側部材1と
外側部材3とは適宜な手段により回り止め状態に設けら
れ、内側部材1と固定部材4とは雄雌嵌合により止着固
定可能に設けられるように構成したものである。
Description
【0001】
本考案は、製造が容易な魔法瓶用蓋体に関するものである。
【0002】
従来から携帯用魔法瓶本体の上部に付設する蓋体として、図5にその一部を示 した通り合成樹脂製の筒状の内側部材31に、筒状にして天井部に開口部を有する ステンレス製の外側部材33を被嵌し、この外側部材33の中央部上方に合成樹脂製 の固定部材34を重合する構成で(以下、従来例という。)、内側部材31の下端部 の凹溝32に外側部材33の下端部を嵌合するとともに固定部材34の垂下片35と内側 部材31の天井面とを超音波溶接し(溶接部はYで図示)、外側部材33を内側部材 31に固定している。
【0003】
しかし、上記従来例は、上述したように超音波溶接という作業が必須の作業と なっており、従って、それだけコスト高になるとともに量産性を妨げるという欠 点を有している。
【0004】 本考案はこのような欠点を解決した構造を具備する魔法瓶用蓋体を提供するこ とを技術的課題とするものである。
【0005】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0006】 魔法瓶本体bの上部に付設する蓋体aであって、筒状にして合成樹脂製の内側 部材1と,該内側部材1の外側に被嵌される筒状にして天井部に開口部2を有す る金属製の外側部材3と,該外側部材3を固定する板状の固定部材4とから成り 、内側部材1は下部に外側部材3の端部を係止する凹部5が設けられ、内側部材 1と外側部材3とは適宜な手段により回り止め状態に設けられ、内側部材1と固 定部材4とは雄雌嵌合により止着固定可能に設けられるように構成したことを特 徴とする魔法瓶用蓋体に係るものである。
【0007】 また、魔法瓶本体bの上部に付設する蓋体aであって、筒状にして合成樹脂製 の内側部材1と,該内側部材1の外側に被嵌される筒状にして天井部に開口部2 を有する金属製の外側部材3と,該外側部材3を固定する板状の固定部材4とか ら成り、内側部材1は下部に外側部材3の端部を係止する凹部5が且つ天井部上 面適当ケ所には突起6及び係止受体7が形成され、外側部材3の前記開口部2の 周縁には内側部材1の前記突起6と合致する切欠部8が形成され、固定部材4の 下面には前記係止受体7と係止する係止体9が垂下せしめられている構成を具備 することを特徴とする魔法瓶用蓋体に係るものである。
【0008】
請求項1記載の考案に係る作用について説明する。
【0009】 外側部材3の端部は凹部5に係止され、且つ内側部材1と外側部材3とは適宜 な手段により回り止め状態となり、且つ内側部材1と固定部材4とは雄雌嵌合に より止着固定される。
【0010】 請求項2記載の考案に係る作用について説明する。
【0011】 内側部材1の突起6と外側部材3の切欠部8とが係止する為、内側部材1と外 側部材3とは回り止め状態となり、また、内側部材1の凹部5には外側部材3の 端部が係止し、且つ内側部材1の係止受体7と固定部材4の係止体9とが係止す る為、外側部材3は内側部材1に固定される。
【0012】
図1,2,3は、本考案の第一実施例,図4は第二実施例を図示したもので、 以下に説明する。
【0013】 有底筒状にして合成樹脂製の内側部材1を形成する。
【0014】 この内側部材1の天井部は、中央部に凹部が形成され、この凹部内には対向状 態で突起6が突設されている(この突起6は1個以上設ければ良い。)。
【0015】 この凹部の外側(膨出部)にはひけ防止の為に肉抜きがされ、環状の凹溝10が 形成されている。
【0016】 また、前記突起6の内側には対向2ケ合計4ケの係止受体7が突設されている 。
【0017】 また、内側部材1の下端部には溝状の凹部5が繞設されている。
【0018】 符号11は魔法瓶本体bの上部に蓋体aを螺着する為の螺子部、13は外瓶、14は 内瓶、15は口金である。
【0019】 外側部材3はステンレス製で、前記内側部材1に被嵌される形状にして天井部 の中央には開口部2が形成され、この開口部2の周縁対向2ケ所には前記内側部 材1の突起6に合致する形状の切欠部8が形成されている。
【0020】 固定部材4は合成樹脂製にして円板形状に形成され、下面には前記内側部材1 の係止受体7と係止する複数の係止体9が所定の間隔を置いて環状に垂下せしめ らている。係止体9は所定の間隔が形成され、且つ撓み用肉抜き部12が存する為 各係止体9は良好に撓むことになる。
【0021】 この係止体9の数は係止受体7の数と一致しておらず、図3に図示したように 、固定部材4をどの位置で内側部材1に重合しても係止体9と係止受体7とが係 止するように該係止体9の長さ,間隔は寸法設計されている。
【0022】 尚、固定部材4と内側部材1とを回り止め状態にすべく例えば固定部材4の下 面に突起を設け、内側部材1の天井部に該突起と嵌合する凹部を設けても良い。 本実施例は上記構成であるから、内側部材1に外側部材3を被嵌し(接着剤に より内側部材1と外側部材3とを接着しても良い。)、外側部材3の下端部を内 側部材1の凹部5に係止せしめ、且つ外側部材3の切欠部8を内側部材1の突起 6に嵌合し、続いて、固定部材4を重合し、固定部材4の係止体9と内側部材1 の係止受体7とを係止すると外側部材3が内側部材1に対して固定されることに なる(尚、仮に外側部材3が弾性により上方が浮き上がろうとした場合には、該 外側部材3は、固定部材4のテーパ部Tが受けることになる。)。
【0023】 従って、本実施例によれば、従来例のように超音波溶接という作業が一切不要 となり、それだけ作業性,量産性に秀れた蓋体aとなる。
【0024】 第二実施例は、固定部材4の外周縁を外側部材3の水平部3'まで延設した延 設部Eを設けて外側部材3と固定部材4との間隙16にゴミ等が侵入するのを防止 している。
【0025】 その余は第一実施例と同様である。
【0026】
本考案は上述のように構成したから、超音波溶接などを一切必要としない量産 性に秀れた魔法瓶用蓋体を提供するものである。
【図1】本考案の第一実施例に係る分解斜視図である。
【図2】同上の一部の断面図である。
【図3】同上の要部の平断面図である。
【図4】別例の一部の断面図である。
【図5】従来例の説明図である。
1 内側部材 2 開口部 3 外側部材 4 固定部材 5 凹部 6 突起 7 係止受体 8 切欠部 9 係止体
Claims (2)
- 【請求項1】 魔法瓶本体の上部に付設する蓋体であっ
て、筒状にして合成樹脂製の内側部材と,該内側部材の
外側に被嵌される筒状にして天井部に開口部を有する金
属製の外側部材と,該外側部材を固定する板状の固定部
材とから成り、内側部材は下部に外側部材の端部を係止
する凹部が設けられ、内側部材と外側部材とは適宜な手
段により回り止め状態に設けられ、内側部材と固定部材
とは雄雌嵌合により止着固定可能に設けられるように構
成したことを特徴とする魔法瓶用蓋体。 - 【請求項2】 魔法瓶本体の上部に付設する蓋体であっ
て、筒状にして合成樹脂製の内側部材と,該内側部材の
外側に被嵌される筒状にして天井部に開口部を有する金
属製の外側部材と,該外側部材を固定する板状の固定部
材とから成り、内側部材は下部に外側部材の端部を係止
する凹部が且つ天井部上面適当ケ所には突起及び係止受
体が形成され、外側部材の前記開口部の周縁には内側部
材の前記突起と合致する切欠部が形成され、固定部材の
下面には前記係止受体と係止する係止体が垂下せしめら
れている構成を具備することを特徴とする魔法瓶用蓋
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP593293U JPH0662947U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 魔法瓶用蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP593293U JPH0662947U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 魔法瓶用蓋体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662947U true JPH0662947U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=11624676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP593293U Pending JPH0662947U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 魔法瓶用蓋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662947U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020029307A (ja) * | 2015-08-04 | 2020-02-27 | サーモス株式会社 | キャップユニット及び飲料用容器 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP593293U patent/JPH0662947U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020029307A (ja) * | 2015-08-04 | 2020-02-27 | サーモス株式会社 | キャップユニット及び飲料用容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10218213A (ja) | 嵌合容器 | |
JPH0662947U (ja) | 魔法瓶用蓋体 | |
JPH0417498Y2 (ja) | ||
JPH0350019Y2 (ja) | ||
JPS6025406Y2 (ja) | 合成樹脂製容器 | |
JPH0350020Y2 (ja) | ||
JPH0430161Y2 (ja) | ||
JPH0423793Y2 (ja) | ||
JPH0330016Y2 (ja) | ||
JPS6025959Y2 (ja) | 角型ポツト | |
JPS6234049Y2 (ja) | ||
JPH0341626Y2 (ja) | ||
JPH0530657Y2 (ja) | ||
JPH046590Y2 (ja) | ||
JPH0418529Y2 (ja) | ||
JP3014525U (ja) | 蓋の落ちない急須等の容器 | |
JPH0411489U (ja) | ||
JPS59178251U (ja) | 容器 | |
JPS58179057U (ja) | 液体容器 | |
JPH0352420Y2 (ja) | ||
JPH0639714Y2 (ja) | 薬液容器 | |
JP2562340Y2 (ja) | マウス用ボールクッション | |
JPS606785Y2 (ja) | 携帯時計のガラス部構造 | |
JPH072445Y2 (ja) | 二重蓋 | |
JPH01128554U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980929 |