JP3011612B2 - 角底袋用折り込み装置 - Google Patents

角底袋用折り込み装置

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JP3011612B2 JP6115714A JP11571494A JP3011612B2 JP 3011612 B2 JP3011612 B2 JP 3011612B2 JP 6115714 A JP6115714 A JP 6115714A JP 11571494 A JP11571494 A JP 11571494A JP 3011612 B2 JP3011612 B2 JP 3011612B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平袋から角底袋を製造
するために平袋の底を角底用に折り込む装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、熱可塑性樹脂シートを使用して一旦平袋に形成し
たものを角底袋に製造する方法として種々の発明が提案
されている。一例として特公昭59−30541号公報
記載の発明が存するが、この発明の場合、折り込み装置
としては、4枚のパンタグラフ状構成片のうち2枚の構
成片には中間部にそれぞれ回動軸を設け、2本の回動軸
は正逆回転用原動部分からの主動軸を傘歯車を介して伝
達されるよう設けて同調された180°ずつの正逆回転
を行なえるようにして、構成片に被せた平袋を角底用の
中折りに折り込めるよう構成してあるが、4枚の構成片
を開閉するための上記駆動部分の構造が複雑で装置の組
立製作が面倒なばかりか、駆動部分の伝達効率も高いも
のではなかった。また、袋のサイズ替えに伴う装置の変
更に際しても、それぞれの回動軸間の伝達機構になって
いるスパン変更を伴い、それぞれの上下傘歯車間のスパ
ン調整等が非常に面倒となり、多品種少量生産にはきわ
めて不向きなものであった。
【0003】さらに、襠部分の大きい角袋の場合には平
袋を深く被せるには適さない装置であるため、直角度が
出難く、寸法、精度も低下するという課題があった。ま
た別な角底形成の方法として、特公平3−33503号
公報による方法は、底をシールした合成樹脂袋を使用し
て予め底辺の両角部を切除して空気抜き用、袋の押え手
段の挿入用として開口部を形成しておき、この開口部を
利用して袋の固定点を挟み手段で挟持後、固定点どうし
を結ぶ線上を熱融着し、不要部分を溶断して角底袋を得
るものであるが、設備が複雑になるほか、各工程の作業
が容易に行ない難く、しかもサイズ替え時の対応にも工
数を要し、多品種少量生産には適さないものであった。
【0004】そこで、本発明では平袋から角底用中折り
のための折り込みが行ない易く、サイズ替えの際にも即
応し易い折り込み装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すること
のできる本発明による折り込み装置の構成としては、請
求項1に記載したように、4枚の構成片を折り込み部材
として、パンタグラフ状に開閉自在に設け、折り込み部
材の対称位置になる2組の継ぎ目のうち、1組の継ぎ目
が開閉支点となるように1組の対称位置の各位置にて2
ずつの構成片をそれぞれの連結具に連結し、これら2
つの連結具のうち一方が固定され、他方が可動できるよ
うに設けてあり、連結具の離反にて折り込み部材を90
°位置変動できるよう設け、二ツ折り状態時に被せた平
袋の底を連結具の離反にて角底状に折り込めるよう構成
したことを特徴としている。
【0006】また、上記装置において、連結具は双方で
請求項のように、段差が設けてあると、連結具どうし
の接触によるスペースを配慮せずにすみ、安定した大き
な連結具を使用しても支障がない。
【0007】
【作用】上記構成による本発明による折り込み装置によ
ると、連結具どうしが位置的に最も近接した状態となる
折り込み部材が二ツ折り状態のときに、平袋の口側から
4枚の構成片からなる折り込み部材に被せ込み、開閉支
点となる1組の対称位置の各位置にある2つの連結具の
うち、可動できる側の連結具のみを可動させることによ
り、連結具どうしを離反させると、パンタグラフ状の折
り込み部材は角形に開いた後、90°変位した状態、即
ち最初の二ツ折り状態に対して直角位置で二ツ折りにな
るような状態へ変位しながら平袋が折り込み部材から少
しせり上がって平袋の底を角底になる中折り状態へと折
り込むもので、この状態で熱融着具を用い、不要部分を
溶断してもよいが、中折りした折り込み状態で折り込み
部材から外して袋を順次重ね込んで、次の溶断工程へ搬
送させることもできる。
【0008】このように4枚の構成片からなるパンタグ
ラフ状に開閉自在な折り込み部材の対称位置になる2組
の継ぎ目のうち、1組の継ぎ目が開閉支点となるように
して連結具どうしの離反にて変位するものであり、平袋
の被せ込みと、折り込み後の取り外しも至極し易いもの
となる。また、サイズ替えの際にも、連結具との連結を
解いて新たな折り込み部材を連結するだけでよいから、
交換時の作業も簡単となる。
【0009】
【実施例】次いで、本発明の実施例について図を参照し
ながら以下に例示する。図1は平面図、図2は側面図を
示しており、10は装置の機台、Aは4枚の構成片
1 ,a2 ,a3 ,a4 からなる折り込み部材でパンタ
グラフ状に開閉自在に組合せられている。
【0010】そして、折り込み部材Aは対称位置になる
2組の継ぎ目X,X′、Y,Y′のうち、1組の継ぎ目
X,X′が開閉支点となるように折り込み部材用の連結
具6,6′に連結しているもので、1組の対称位置の各
位置にて2枚ずつの構成片、即ち構成片a1 とa2 とを
連結具6で、構成片a3 とa4 とを連結具6′でそれぞ
れ連結している。そして、これら2つの連結具6,6′
のうち、一方の連結具6は折り込み部材用の固定具1に
位置固定され、他方の連結具6′は往復作動できるシリ
ンダ機構4と直結した開閉具2に接続されていて装置の
テーブルTの溝t内を移動できるようになっている
【0011】なお、図の場合、連結具6,6′が直接接
触すると、そのスペース分だけ折り込み部材Aの構成片
が二ツ折りになり難くなるので、固定具1と開閉具2の
位置を段差をつけて設けてあり、連結具6,6′が直接
に接触することの不都合を避けている。次に上記装置を
用いての折り込みの具体例について説明すると、平袋P
が固定具1の箇所にあるの位置では4枚の構成片
1 ,a2 ,a3 ,a4 が二ツ折りにされた状態で連結
具6,6′は上下の段差はあるが、平面からみてほぼ等
しいの位置にある。
【0012】このの位置で、平袋Pを口側から被せ込
み、被せ込みがすむと、開閉具2にて連結具6′側がシ
リンダ機構4の作動にての位置であるパンタグラフが
開いた状態を経て袋底P1は徐々に中折りが進行して、
やがての位置まで連結具6から離反すると、折り込み
部材Aは最初の二ツ折り状態から90°移動して変位し
た二ツ折りの状態になる。この変位にて平袋の底を角底
用の中折りされた状態の折り込みが完了できることにな
る。
【0013】次回の折り込みのためには、連結具6′を
開閉具2にて最初の二ツ折りに戻してやればよいが、
の変位した位置で折り込み完了した袋を外して、その位
置で新たな平袋を被せ込んで、逆の順序で最初の二ツ折
りの状態まで戻すことによっても次の平袋Pに対して角
底用の中折りを折り込めることになる。何れの方法を採
用しても差支えのないものである。
【0014】 さらに、折り込み部材として図示したもの
は、平板状のものであるが、これに限らず、袋を被せ込
めるものであればフレーム状の枠外形のものを構成片と
して用いても実施可能である。また、装置として図示し
たものは水平方向に連結具6,6′どうしが離反する方
式を採用しているが、装置全体を垂直方向に設置しても
よい。
【0015】実施に使用する袋としては、熱可塑性樹脂
シートからなるものが適し、発泡シート又は非発泡シー
トの何れでもよく、非発泡フィルムをラミネートした発
泡シートや、アルミ箔と積層した合成樹脂シート等熱融
着や熱溶断が可能な既知のシートが使用できる。なお、
上記した角底用中折りをすませた袋は不要部分となる先
端の三角状一部を溶断することだけで角底袋を製造する
ことができるのであるが、溶断については、中折り後工
程的に連続させるか、一旦折り込み済み後の袋を多数枚
重ねて、溶断工程部へ搬送させて順次溶断する何れの方
法を次工程に採用してもよいことになる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明装置によると、4枚
の構成片からなり、パンタグラフ状に開閉可能な折り込
み部材は、その対称位置になる2組の継ぎ目のうち、1
組の継ぎ目が開閉支点となるようにして開閉作動させる
ものゆえ、2枚ずつの構成片をそれぞれの連結具に連
して、可動できる側の連結具を可動させることによる
結具どうしの離反だけで折り込み部材を90°変動する
開閉作動ができ、二ツ折り状態時に被せた平袋の底を上
記90°変動にて角底用の中折りを簡単に実現できるこ
とになる。
【0017】そして、上記2つの連結具のうち、一方が
固定され、他方が可動できるよう設けてあるものゆえ、
設備上可動側の連結具に対する駆動部分だけでよいの
で、設備し易く簡単且つ安価な装置となる。また、サイ
ズの異なる袋に対するサイズ替えも折り込み部材を連結
具から外して新たなものを連結するだけで対応できるの
で、特に多品種少量生産の場合にも対応の容易な装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の平面図である。
【図2】本発明装置の側面図である。
【図3】折り込み部材が図1位置の概要斜視図であ
る。
【図4】折り込み部材が位置の概要斜視図である。
【図5】折り込み部材が位置の概要斜視図である。
【符号の説明】
A 折り込み部材 a1 ,a2 ,a3 ,a4 構成片 1 折り込み部材用の固定具 2 折り込み部材用の開閉具 4 シリンダ機構 6,6′ 連結具 X,X′ 継ぎ目 Y,Y′ 継ぎ目 P 平袋 P1 袋底

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4枚の構成片を折り込み部材として、パン
    タグラフ状に開閉自在に設け、折り込み部材の対称位置
    になる2組の継ぎ目のうち、1組の継ぎ目が開閉支点と
    なるように1組の対称位置の各位置にて2枚ずつの構成
    片をそれぞれの連結具に連結し、これら2つの連結具の
    うち一方が固定され、他方が可動できるように設けてあ
    り、連結具の離反にて折り込み部材を90°位置変動で
    きるよう設け、二ツ折り状態時に被せた平袋の底を連結
    具の離反にて角底状に折り込めるよう構成したことを特
    徴とする角底袋用の折り込み装置。
  2. 【請求項2】連結具の位置は双方で段差が設けられてい
    る請求項1記載の角底袋用の折り込み装置。
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