JPH07314584A - 角底袋用折り込み装置 - Google Patents
角底袋用折り込み装置Info
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- JPH07314584A JPH07314584A JP6115714A JP11571494A JPH07314584A JP H07314584 A JPH07314584 A JP H07314584A JP 6115714 A JP6115714 A JP 6115714A JP 11571494 A JP11571494 A JP 11571494A JP H07314584 A JPH07314584 A JP H07314584A
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Abstract
み部材Aとして、パンタグラフ状に開閉自在に設け、折
り込み部材Aの対称位置になる2組の継ぎ目X,X′、
Y,Y′のうち、1組の継ぎ目X,X′が開閉支点とな
るように1組の対称位置の各位置にて2枚の構成片
a1 ,a2 を1個の連結具6で、構成片a3,a4 を1
個の連結具6′でそれぞれ連結し、連結具6,6′の離
反にて折り込み部材Aを90°位置変動できるよう設
け、二ツ折り状態時に被せた平袋Pの底P1を連結具
6,6′の離反にて角底状に折り込めるようにしてあ
る。 【効果】二ツ折り状態の平袋Pから角底用の中折りを簡
単に実現できることになる。そして、設備上連結具6,
6′の離反をさせる駆動部分だけでよいので、簡単且つ
安価な装置となる。また、サイズの異なる袋に対するサ
イズ替えもし易く、多品種少量生産の場合にも対応の容
易な装置となる。
Description
するために平袋の底を角底用に折り込む装置に関する。
より、熱可塑性樹脂シートを使用して一旦平袋に形成し
たものを角底袋に製造する方法として種々の発明が提案
されている。一例として特公昭59−30541号公報
記載の発明が存するが、この発明の場合、折り込み装置
としては、4枚のパンタグラフ状構成片のうち2枚の構
成片には中間部にそれぞれ回動軸を設け、2本の回動軸
は正逆回転用原動部分からの主動軸を傘歯車を介して伝
達されるよう設けて同調された180°ずつの正逆回転
を行なえるようにして、構成片に被せた平袋を角底用の
中折りに折り込めるよう構成してあるが、4枚の構成片
を開閉するための上記駆動部分の構造が複雑で装置の組
立製作が面倒なばかりか、駆動部分の伝達効率も高いも
のではなかった。また、袋のサイズ替えに伴う装置の変
更に際しても、それぞれの回動軸間の伝達機構になって
いるスパン変更を伴い、それぞれの上下傘歯車間のスパ
ン調整等が非常に面倒となり、多品種少量生産にはきわ
めて不向きなものであった。
袋を深く被せるには適さない装置であるため、直角度が
出難く、寸法、精度も低下するという課題があった。ま
た別な角底形成の方法として、特公平3−33503号
公報による方法は、底をシールした合成樹脂袋を使用し
て予め底辺の両角部を切除して空気抜き用、袋の押え手
段の挿入用として開口部を形成しておき、この開口部を
利用して袋の固定点を挟み手段で挟持後、固定点どうし
を結ぶ線上を熱融着し、不要部分を溶断して角底袋を得
るものであるが、設備が複雑になるほか、各工程の作業
が容易に行ない難く、しかもサイズ替え時の対応にも工
数を要し、多品種少量生産には適さないものであった。
のための折り込みが行ない易く、サイズ替えの際にも即
応し易い折り込み装置を提供することを目的としてい
る。
のできる本発明による折り込み装置の構成としては、請
求項1に記載したように、4枚の構成片を折り込み部材
として、パンタグラフ状に開閉自在に設け、折り込み部
材の対称位置になる2組の継ぎ目のうち、1組の継ぎ目
が開閉支点となるように1組の対称位置の各位置にて2
枚の構成片を1個の連結具にてそれぞれ連結し、連結具
の離反にて折り込み部材を90°位置変動できるよう設
け、二ツ折り状態時に被せた平袋の底を連結具の離反に
て角底状に折り込めるよう構成したことを特徴としてい
る。
に連結具の一方が固定され、他方が可動できるようにし
てある場合と、請求項3のように連結具の双方が可動で
きるようにしてある場合の何れでもよいが、設備上可動
が一方のみの前者の方が装備がし易く、作業上も簡単と
なる。また、連結具は双方で請求項4のように、段差が
設けてあると、連結具どうしの接触によるスペースを配
慮せずにすみ、安定した大きな連結具を使用しても支障
がない。
ると、連結具どうしが位置的に最も近接した状態となる
折り込み部材が二ツ折り状態のときに、平袋の口側から
4枚の構成片からなる折り込み部材に被せ込み、開閉支
点となる1組の対称位置の各位置にある連結具どうしを
離反させると、パンタグラフ状の折り込み部材は角形に
開いた後、90°変位した状態、即ち最初の二ツ折り状
態に対して直角位置で二ツ折りになるような状態へ変位
しながら平袋が折り込み部材から少しせり上がって平袋
の底を角底になる中折り状態へと折り込むもので、この
状態で熱融着具を用い、不要部分を溶断してもよいが、
中折りした折り込み状態で折り込み部材から外して袋を
順次重ね込んで、次の溶断工程へ搬送させることもでき
る。
ラフ状に開閉自在な折り込み部材の対称位置になる2組
の継ぎ目のうち、1組の継ぎ目が開閉支点となるように
して連結具どうしの離反にて変位するものであり、平袋
の被せ込みと、折り込み後の取り外しも至極し易いもの
となる。また、サイズ替えの際にも、連結具との連結を
解いて新たな折り込み部材を連結するだけでよいから、
交換時の作業も簡単となる。
ながら以下に例示する。図1は平面図、図2は側面図を
示しており、10は装置の機台、Aは4枚の構成片
a1 ,a2 ,a3 ,a4 からなる折り込み部材でパンタ
グラフ状に開閉自在に組合せられている。
2組の継ぎ目X,X′、Y,Y′のうち、1組の継ぎ目
X,X′が開閉支点となるように折り込み部材用の連結
具6,6′に連結しているもので、1組の対称位置の各
位置にて2枚の構成片、 即ち構成片a1 とa2 とを連結
具6で、構成片a3 とa4 とを連結具6′でそれぞれ連
結している。そして、図示の場合には一方の連結具6は
折り込み部材用の固定具1に位置固定され、他方の連結
具6′は往復作動できるシリンダ機構4と直結した開閉
具2に接続されていて装置のテーブルTの溝t内を移動
できるようになっている。3は折り込み部材Aの開きに
対するストッパー、5はストッパー3に対する位置調整
ネジを示している。
触すると、そのスペース分だけ折り込み部材Aの構成片
が二ツ折りになり難くなるので、固定具1と開閉具2の
位置を段差をつけて設けてあり、連結具6,6′が直接
に接触することの不都合を避けている。次に上記装置を
用いての折り込みの具体例について説明すると、平袋P
が固定具1の箇所にあるの位置では4枚の構成片
a1 ,a2 ,a3 ,a4 が二ツ折りにされた状態で連結
具6,6′は上下の段差はあるが、平面からみてほぼ等
しいの位置にある。
み、被せ込みがすむと、開閉具2にて連結具6′側がシ
リンダ機構4の作動にての位置であるパンタグラフが
開いた状態を経て袋底P1は徐々に中折りが進行して、
やがての位置まで連結具6から離反すると、折り込み
部材Aは最初の二ツ折り状態から90°移動して変位し
た二ツ折りの状態になる。この変位にて平袋の底を角底
用の中折りされた状態の折り込みが完了できることにな
る。
開閉具2にて最初の二ツ折りに戻してやればよいが、
の変位した位置で折り込み完了した袋を外して、その位
置で新たな平袋を被せ込んで、逆の順序で最初の二ツ折
りの状態まで戻すことによっても次の平袋Pに対して角
底用の中折りを折り込めることになる。何れの方法を採
用しても差支えのないものである。
6′の一方6′のみを開閉具2で可動させる側を示した
が、双方の連結具6,6′を一定位置である二ツ折り状
態から可動させて互に離反するような方法で作業しても
同様の折り込みが実現できることになる。さらに、折り
込み部材として図示したものは、平板状のものである
が、これに限らず、袋を被せ込めるものであればフレー
ム状の枠外形のものを構成片として用いても実施可能で
ある。また、装置として図示したものは水平方向に連結
具6,6′どうしが離反する方式を採用しているが、装
置全体を垂直方向に設置してもよい。
シートからなるものが適し、発泡シート又は非発泡シー
トの何れでもよく、非発泡フィルムをラミネートした発
泡シートや、アルミ箔と積層した合成樹脂シート等熱融
着や熱溶断が可能な既知のシートが使用できる。なお、
上記した角底用中折りをすませた袋は不要部分となる先
端の三角状一部を溶断することだけで角底袋を製造する
ことができるのであるが、溶断については、中折り後工
程的に連続させるか、一旦折り込み済み後の袋を多数枚
重ねて、溶断工程部へ搬送させて順次溶断する何れの方
法を次工程に採用してもよいことになる。
の構成片からなり、パンタグラフ状に開閉可能な折り込
み部材は、その対称位置になる2組の継ぎ目のうち、1
組の継ぎ目が開閉支点となるようにして開閉作動させる
ものゆえ、2枚の構成片を1個の連結点にてそれぞれ連
結して、連結具どうしの離反だけで折り込み部材を90
°変動する開閉作動ができ、二ツ折り状態時に被せた平
袋の底を上記90°変動にて角底用の中折りを簡単に実
現できることになる。
部分だけでよいので、簡単且つ安価な装置となる。ま
た、サイズの異なる袋に対するサイズ替えも折り込み部
材を連結具から外して新たなものを連結するだけで対応
できるので、特に多品種少量生産の場合にも対応の容易
な装置となる。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】4枚の構成片を折り込み部材として、パン
タグラフ状に開閉自在に設け、折り込み部材の対称位置
になる2組の継ぎ目のうち、1組の継ぎ目が開閉支点と
なるように1組の対称位置の各位置にて2枚の構成片を
1個の連結具にてそれぞれ連結し、連結具の離反にて折
り込み部材を90°位置変動できるよう設け、二ツ折り
状態時に被せた平袋の底を連結具の離反にて角底状に折
り込めるよう構成したことを特徴とする角底袋用の折り
込み装置。 - 【請求項2】連結具の一方が固定され、他方が可動でき
るようにしてある請求項1記載の角底袋用の折り込み装
置。 - 【請求項3】連結具の双方が可動できるようにしてある
請求項1記載の角底袋用の折り込み装置。 - 【請求項4】連結具の位置は双方で段差が設けられてい
る請求項1記載の角底袋用の折り込み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6115714A JP3011612B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 角底袋用折り込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6115714A JP3011612B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 角底袋用折り込み装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07314584A true JPH07314584A (ja) | 1995-12-05 |
JP3011612B2 JP3011612B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=14669365
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP6115714A Expired - Fee Related JP3011612B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 角底袋用折り込み装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3011612B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP6115714A patent/JP3011612B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3011612B2 (ja) | 2000-02-21 |
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