JP3010936U - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP3010936U
JP3010936U JP1994013742U JP1374294U JP3010936U JP 3010936 U JP3010936 U JP 3010936U JP 1994013742 U JP1994013742 U JP 1994013742U JP 1374294 U JP1374294 U JP 1374294U JP 3010936 U JP3010936 U JP 3010936U
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JP1994013742U
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Inventor
隆之 橋本
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加藤電機株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/15Script supports connected to the typewriter or printer

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  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カム機構にグリスを用いなくとも、カム部材
のカム部とスライダーとの間の摩耗と異音の発生を防止
することのできる、開閉体の開閉装置を提供する。 【構成】 装置本体側に設けられる取付部材4と、この
取付部材に開閉体2を支持するためにヒンジピン6を介
して回動自在に連結された支持部材との間に、カム部材
8とこのカム部材のカム部に当接する一方向に摺動附勢
されたスライダー13とから成るカム機構を設けたもの
において、カム部材のカム部とスライダーの少なくとも
互いの接触面の一方又は相方に乾性被膜潤滑剤17をコ
ーティングさせたものである。その際に、カム部材を合
成樹脂製とし、スライダーのカム部材のカム部と当接す
る部分を金属製とし、互いの接触面の一方又は相方に乾
性被膜潤滑剤をコーティングさせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば複写機や印刷機等の原稿圧着板のような開閉体に用いて好 適な開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機や印刷機等の原稿圧着板のような開閉体の開閉装置として、装置 本体側に取り付けられる取付部材と、この取付部材に回動自在に一端部を軸着さ せた支持部材と、前記取付部材側に固着されたカム部材と、このカム部材のカム 部に先端を当接させて前記支持部材内部に一方向へ摺動附勢されて収装されたス ライダーとから成るものが公知である。
【0003】 この従来公知の開閉装置は、カム機構の互いに圧接状態でこすり合わされるカ ム部材のカム部とスライダーの先端との間に、大量のグリスを塗布させて滑りを 良くして使用に伴う摩耗と異音の発生を防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このグリスを用いるものは、永年使用して何らかの原因でグリスが切れてしま うと、開閉体の開閉時に異音を発生させたり、摩耗してしまうという問題がある 他、複写機や印刷機等の原稿圧着板のような開閉体を開閉する際に用いると、コ ンタクトガラス上へ載置させる原稿の形態或は載置態様によっては、原稿が開閉 装置のカム部材やスライダーに接触してグリスで汚れてしまったりするという問 題もあった。
【0005】 また、組立て時や運搬時にうっかりするとグリスで手を汚してしまう等の問題 もあった。
【0006】 この考案の目的は、カム機構にグリスを用いなくともカム部材のカム部とスラ イダーとの間の摩耗と異音の発生を防止することのできる、開閉体の開閉装置を 提供せんとするになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するためにこの考案は、装置本体側に設けられる取付部 材と、この取付部材に開閉体を支持するためにヒンジピンを介して回動自在に連 結された支持部材との間に、カム部材とこのカム部材のカム部に当接する一方向 に摺動附勢されたスライダーとから成るカム機構を設けたものにおいて、前記カ ム部材のカム部とスライダーの互いの接触面の一方又は相方に、乾性被膜潤滑剤 をコーティングさせたものである。
【0008】 その際にこの考案は、弾性手段にコンプレッションスプリングを用いたり、カ ム部材を取付部材側に固着し、スライダーを弾性手段と共に支持部材側に収装す ることができる。
【0009】 この考案はまた、カム部材を合成樹脂製とし、スライダーのカム部材のカム部 と当接する部分を金属製とすることができる。
【0010】
【作用】
請求項1においては、カム部材のカム部又はこのカム部と接触するスライダ ーの一方或は相方にコーティングした乾性被膜潤滑剤によって、カム部やスライ ダーの表面がグリス等で濡れることなく、常に乾いた状態になって、カム部とス ライダーの先端との間の接触移動がスムーズになされ、開閉体の開閉操作にとも なう摩耗やきしみ音のような異音の発生を防止することができるものである。
【0011】 請求項2においては、コンプレッションスプリングにより、開閉体の回転モー メントに近似したヒンジのトルク曲線を創出できる。
【0012】 請求項3においては、カム部材のカム部に圧接した状態でスライダーが支持部 材と共に回動しつつ弾性手段の軸方向へ摺動する。
【0013】 請求項4においては、カム部材と接触する金属部分によって、滑りを良くし、 摩耗を防止することができる。
【0014】
【実施例】
図面はこの考案を複写機や印刷機等の原稿圧着板の開閉装置に適用した場合を 示し、図1において、1は例えば複写機の装置本体、2は原稿圧着板から成る開 閉体、3は開閉体2を開閉する開閉装置である。図面では1個のみ表示してある が、通常は2個用いられる。次に、開閉装置の内部構造について説明する。
【0015】 図2以下において、装置本体1上に固定された断面略コの形状の取付部材4の 両側板4a,4aには、同じく断面略Cチャンネル形状の支持部材5の両側板5 a,5aがその一端部をヒンジピン6を介して回動自在に軸着されている。取付 部材4の両側板4a,4aの間にはヒンジピン6と固定ピン7によってカム部材 8が固着されている。
【0016】 支持部材5の両側板5a,5aの自由端側には、両側に取付板9a,9aを突 設させたリフト部材9がその両側板9b,9bの一側部を支持ピン10を介して 回動自在に軸着させている。このリフト部材9の両側板9b,9bの支持ピン1 0による支持部材5の軸着個所とは異なる位置に作動ピン11が軸架されている 。とくに図3に示したように、リフト部材9の取付板9a,9aには原稿圧着板 から成る開閉体2の取付部2a,2aが固着されている。
【0017】 12,12は圧縮コイルスプリングから成る弾性手段であり、この弾性手段1 2,12は、とくに図3に示したように、支持部材5の抱持部5c,5cに摺動 自在に拘持された筒状のスライダー13内に収納され、このスライダー13と支 持部材5との間に弾設されてスライダー13を一方向へ摺動附勢させている。尚 、14はスプリング受け部材である。このスプリング受け部材14は支持部材5 に揺動可能に軸着されても良い。
【0018】 このようにして、カム機構15は取付部材4に固着されたカム部材8と、支持 部材5内部に弾性手段12と共に一方向へ摺動附勢された収装されたスライダー 13によって構成されている。尚、その他の実施例として、スライダーを取付部 材側に弾性手段と共に収装し、支持部材側にカム部材を固着する構成のものもあ り、この考案はこのタイプの開閉装置にもそのまま適用できる。
【0019】 カム部材8は実施例のものはポリアセタール等の合成樹脂で構成されており、 そのカム部(勿論カム部材全体であっても良い)には、例えば商品名スミロンI FL等のコーティング材がスプレー塗布、浸漬塗布、ハケ塗り、及びタンブリン グ等の手段によってコーティングされ、乾性被膜潤滑剤16が形成させてある。 また、スライダー13の先端には、その先端に例えば1mm程度の材質のSPC C製の金属製の板材を板金加工した頭部13aが嵌着せられ、その表面にはポリ アミドイミド樹脂を主剤とする商品名ドライコート3610を塗布させ、220 ℃で30分間焼成させることによって加温硬化させた、乾性被膜潤滑剤17がコ ーティングされている。尚、塗布の方法としては、スプレー塗布、浸漬塗布、ハ ケ塗り及びタンブリング等の方法がある。
【0020】 以上のように構成した開閉装置3を用いて20万回の開閉テストを行った結果 、グリスを用いなくともカム部及びスライダーの頭部共に摩耗やきしみ音等の異 音の発生は見られず、安定した潤滑性を発揮することが解った。この種の開閉装 置としては、通常5万回の耐久テストに合格することが条件となっているので、 本願考案に係る開閉装置は充分にこの合格基準をクリアーするものである。
【0021】 そして、この考案は複写機や印刷機等の原稿圧着板のような開閉体の開閉装置 以外にも、カム機構を有しこのカム機構にオイルレスを要求されるさまざまな開 閉体用の開閉装置にそのまま適用することができるものである。
【0022】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成したので、次のような効果を奏し得る。
【0023】 請求項1のように構成すると、グリスを用いなくともカム機構の安定した潤滑 性を確保できるので、組立時や運搬中に手を汚す心配がなく、使用中に何らかの 原因でグリスが切れて摩耗や異音が発生する心配もない上に、とくに複写機や印 刷機のような原稿圧着板の開閉装置として用いた場合には、原稿がグリスに触れ て汚れてしまう心配もないという効果を奏し得る。
【0024】 請求項2のように構成すると、コンプレッションスプリングが開閉体の回転モ ーメント曲線に近似したヒンジトルクを創出するので、カム機構に無理な力が加 わるのを極力防止できる利点がある。
【0025】 請求項3のように構成すると、スライダーと弾性手段が支持部材の中に収装さ れることから、支持部材がスプリングケースを兼ねることになり、開閉体の回動 支点を装置本体の後端部より前方へ移動させることができることにより、装置本 体を設置する際の後部スペースを省略できる利点がある。
【0026】 請求項4のように構成すると、カム部材のカム部とスライダーとの間の接触移 動がよりスムーズに行き、永年使用の後においても摩耗が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る開閉装置の側面図である。
【図2】図1に係る開閉装置の側断面図である。
【図3】図1に係る開閉装置のA−A線断面図である。
【図4】図1に係る開閉装置において開閉体を開いて見
た側断面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 開閉体 3 開閉装置 4 取付部材 5 支持部材 6 ヒンジピン 8 カム部材 11 作動ピン 12 弾性手段 13 スライダー 13a 頭部 15 カム機構 16,17 乾性被膜潤滑剤

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体側に設けられる取付部材と、こ
    の取付部材に開閉体を支持するためにヒンジピンを介し
    て回動自在に連結された支持部材との間に、カム部材と
    このカム部材のカム部に当接する一方向に摺動附勢され
    たスライダーとから成るカム機構を設けたものにおい
    て、前記カム部材のカム部とスライダーの互いの接触面
    の一方又は相方に乾性被膜潤滑剤をコーティングさせた
    ことを特徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】 弾性手段がコンプレッションスプリング
    である、請求項1記載の開閉装置。
  3. 【請求項3】 カム部材が取付部材側に固着され、スラ
    イダーが弾性手段と共に支持部材側に収装されているこ
    とを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載の開
    閉装置。
  4. 【請求項4】 カム部材が合成樹脂製であり、スライダ
    ーのカム部材のカム部と当接する部分を金属製としたこ
    とを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の開
    閉装置。
JP1994013742U 1994-11-08 1994-11-08 開閉装置 Expired - Lifetime JP3010936U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008209805A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Kyocera Mita Corp 光学系の走行体支持装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2021019238A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 株式会社リコー 自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置

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JP7283281B2 (ja) 2019-07-18 2023-05-30 株式会社リコー 自動原稿搬送装置及び自動原稿読取装置及び画像形成装置

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KR960016708U (ko) 1996-06-17
KR0138432Y1 (ko) 1999-05-15

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