JPH09325634A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH09325634A
JPH09325634A JP14295196A JP14295196A JPH09325634A JP H09325634 A JPH09325634 A JP H09325634A JP 14295196 A JP14295196 A JP 14295196A JP 14295196 A JP14295196 A JP 14295196A JP H09325634 A JPH09325634 A JP H09325634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
heating roller
engaging
retaining ring
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14295196A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Sawamura
栄二 沢村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP14295196A priority Critical patent/JPH09325634A/ja
Publication of JPH09325634A publication Critical patent/JPH09325634A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止め輪の端部の先端が軸受の側面に当接する
ことがなくて、軸受が樹脂等によって形成されている場
合でも、この軸受の側面に傷をつけたり、削ったりする
ことのない定着装置を提供する。 【解決手段】 定着装置であって、加熱ローラ1の外周
面に、その軸方向位置を揃えて少なくとも2個の係合孔
2を設けるとともに、この係合孔2に係合する係合部3
を有するほぼC字形のばね材からなる止め輪4を、装置
本体に設けた軸受5に隣接した位置において、加熱ロー
ラ1の外周面に沿って弾力的に嵌着してその係合部3を
加熱ローラ1の係合孔2に係合し、止め輪4の端部を加
熱ローラ1の端部に向けて軸方向外方に屈曲した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トナーが転写さ
れた用紙を、装置本体に回転可能に支持された加熱ロー
ラの外周面に接触させて、トナーを該用紙に定着させる
定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の定着装置において、加熱ロ
ーラが装置本体に対して軸方向に変位するのを防止する
ことが要望され、このような要望に応えることができる
ものとして、実公昭61-19265号公報に開示されているよ
うなものが提案されている。これは図5〜7に示すよう
なものであって、加熱ローラ1の外周面に、その軸方向
位置を揃えて少なくとも2個の係合孔2を設けるととも
に、係合孔2に係合する係合部3を有するほぼC字形の
ばね材からなる止め輪4を、図示しない装置本体に設け
た加熱ローラ1の軸受5に隣接した位置において、加熱
ローラ1の外周面に沿って弾力的に嵌着して係合部3を
係合孔2に係合したものである。そしてこのような定着
装置は、止め輪4が軸受5に当接することによって、加
熱ローラの軸方向移動が防止されることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような定
着装置においては、止め輪4の端部6の先端が変形した
り、又はばりが出たりしてその先端が図7に示すように
軸受5の側面7に当接するようになると、軸受5が樹脂
等によって形成されたすべり軸受である場合、この軸受
5の側面7に傷をつけたり、削ったりする問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の定着装置のもつ問題を解消し、止め輪の端部の先端
が軸受の側面に当接することがなくて、軸受が樹脂等に
よって形成されている場合でも、この軸受の側面に傷を
つけたり、削ったりすることのない定着装置を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、定着装置において、請求項1
に記載の発明は、加熱ローラの外周面に、その軸方向位
置を揃えて少なくとも2個の係合孔を設けるとともに、
この係合孔に係合する係合部を有するほぼC字形のばね
材からなる止め輪を、装置本体に設けた軸受に隣接した
位置において、加熱ローラの外周面に沿って弾力的に嵌
着してその係合部を加熱ローラの係合孔に係合し、止め
輪の端部を加熱ローラの端部に向けて半径方向外方に屈
曲したことを特徴とし、これによって止め輪の端部の先
端が、軸受の側面に当接して傷をつけたり、削ったりす
ることがない。
【0006】請求項2に記載の発明は、加熱ローラの外
周面に、その軸方向位置を揃えて少なくとも2個の係合
孔を設けるとともに、この係合孔に係合する係合部を有
するほぼC字形のばね材からなる止め輪を、装置本体に
設けた軸受に隣接した位置において、加熱ローラの外周
面に沿って弾力的に嵌着してその係合部を加熱ローラの
係合孔に係合し、止め輪に対向する前記軸受の側面に凹
部を設けたことを特徴とし、これによって止め輪の端部
の先端が、請求項1に記載の発明と同様にして、軸受の
側面に当接して傷をつけたり、削ったりすることがな
い。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜4
を参照して説明する。各実施形態において、前記従来例
について説明したと同様の部分には同一の符号を付して
説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0008】図1,2に示すこの発明の第1実施形態
は、止め輪4の端部6を加熱ローラ1の端部に向けて外
方に屈曲したものである。このようにこの実施形態の止
め輪4の端部6が、通常1mm以下の厚さとなっている加
熱ローラ1の端部に向けて外方に屈曲しているので、そ
の先端が軸受5の側面7に当接するようなことがなく、
したがって止め輪4によって軸受5の側面7が傷をつけ
られたり、削られたりすることがない。
【0009】図3,4に示すこの発明の第2実施形態
は、止め輪4に対向する軸受5の側面7に凹部8を設け
たものであり、この場合この凹部8の深さtは通常発生
すると想定される止め輪4の端部6の軸方向内方への屈
曲端部の長さより深くしておく。このようにこの実施形
態では、止め輪4が端部6以外の部分で軸受5の側面7
に支承され、止め輪4の端部6の先端は凹部8内に位置
することとなるので、止め輪4の端部6の先端が前記従
来のもののように、軸受5の側面7に向けて軸方向内方
に屈曲していても、これが軸受5の側面7に当接するよ
うなことがなく、したがって止め輪4によって軸受5の
側面7が傷をつけられたり、削られたりすることがな
い。
【0010】
【発明の効果】この発明は上記のようであって、トナー
が転写された用紙を、装置本体に設けた軸受によって回
転可能に支持された加熱ローラ本体の外周面に接触させ
て、前記トナーを該用紙に定着させる定着装置におい
て、加熱ローラの外周面にその軸方向位置を揃えて少な
くとも2個の係合孔を設けるとともに、この係合孔に係
合する係合部を有するほぼC字形のばね材からなる止め
輪を、装置本体に設けた軸受に隣接した位置において、
加熱ローラの外周面に沿って弾力的に嵌着してその係合
部を加熱ローラの係合孔に係合し、請求項1に記載の発
明は、止め輪の端部を加熱ローラ本体の端部に向けて軸
方向外方に屈曲し、請求項2に記載の発明は、止め輪に
対向する前記軸受の側面に凹部を設けたので、止め輪の
端部の先端が軸方向内方に屈曲していても、軸受の側面
に当接することがなくて、これに傷をつけたり、削った
りすることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の要部の正面図であ
る。
【図2】同上の止め輪の斜面図である。
【図3】この発明の第2実施形態の要部の縦断正面図で
ある。
【図4】同上の左側面図である。
【図5】この発明と同種の従来の定着装置の要部の分解
斜面図である。
【図6】同上の正面図である。
【図7】同上の止め輪の作動説明図である。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 係合孔 3 係合部 4 止め輪 5 軸受 6 端部 7 側面 8 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーが転写された用紙を、装置本体に
    設けた軸受によって回転可能に支持された加熱ローラの
    外周面に接触させて、前記トナーを該用紙に定着させる
    定着装置において、前記加熱ローラの外周面に、その軸
    方向位置を揃えて少なくとも2個の係合孔を設けるとと
    もに、前記係合孔に係合する係合部を有するほぼC字形
    のばね材からなる止め輪を、前記軸受に隣接した位置に
    おいて、前記外周面に沿って加熱ローラに弾力的に嵌着
    して前記係合部を前記係合孔に係合し、前記止め輪の端
    部を加熱ローラの端部に向けて軸方向外方に屈曲したこ
    とを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 トナーが転写された用紙を、装置本体に
    設けた軸受によって回転可能に支持された加熱ローラの
    外周面に接触させて、前記トナーを該用紙に定着させる
    定着装置において、前記加熱ローラの外周面に、その軸
    方向位置を揃えて少なくとも2個の係合孔を設けるとと
    もに、前記係合孔に係合する係合部を有するほぼC字形
    のばね材からなる止め輪を、前記軸受に隣接した位置に
    おいて、前記外周面に沿って加熱ローラに弾力的に嵌着
    して前記係合部を前記係合孔に係合し、前記止め輪に対
    向する前記軸受の側面に凹部を設けたことを特徴とする
    定着装置。
JP14295196A 1996-06-05 1996-06-05 定着装置 Pending JPH09325634A (ja)

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