JP2017072713A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017072713A JP2017072713A JP2015199316A JP2015199316A JP2017072713A JP 2017072713 A JP2017072713 A JP 2017072713A JP 2015199316 A JP2015199316 A JP 2015199316A JP 2015199316 A JP2015199316 A JP 2015199316A JP 2017072713 A JP2017072713 A JP 2017072713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- heat insulating
- fixing device
- bearing member
- rotating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
これによれば、環状のスラスト止めによって、軸受との隙間をなくし、軸受部での異音の発生を防止できる。
これによれば、断熱ブッシュとローラとの間の隙間をなくし、断熱ブッシュとローラ間で発生する異音の発生を防止できる。
中空の定着回転体と、
前記定着回転体に対向して設けられる対向回転体と、
前記定着回転体と前記対向回転体で形成されるニップ部において、記録媒体上の未定着画像を定着させる定着装置であって、
前記定着回転体の軸方向端部に外挿される略環状の断熱部材と、
前記断熱部材に外挿される軸受部材と、
前記断熱部材と前記定着回転体を締結する締結部材と、を有する定着装置において、
前記締結部材は、前記軸受部材を該軸受部材の径方向に常に付勢することを特徴とする。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
作像動作が開始されると、各作像部4Y、4M、4C、4Kにおける各感光体5が公知の駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
図2は、本実施形態に係る定着装置を示す断面図である。
定着装置50は、図2に示すように、定着ベルト51aを備えた定着回転体の一例である加熱ローラ51と、加熱ローラ51と接して定着ニップを形成する対向回転体としての加圧ローラ61等から構成される。
定着ベルト51aは、ニッケルやステンレスなどの金属ベルトや、ポリイミド、ポリアミド、フッ素樹脂などの樹脂材料を用いることができる。また、定着ベルト51aの表層は、PFA樹脂層又はPTFE樹脂等の離型層を有し、記録媒体上のトナーが付着しないように離型性をもたせている。なお、定着ベルト51aの基材とPFA樹脂層(またはPTFE樹脂)との間には、シリコーンゴム層などの弾性層を形成するようにしてもよい。
図3、図4は、本発明の第1実施形態に係る加熱ローラ51の端部構成を説明する説明図である。
円筒部52bの内周面には、加熱ローラ51の端部の外周面が嵌り、断熱部材として機能する。
円筒部52bの外周面には、溝部52aが形成され、締結部材53が収まるようになっている。
加熱ローラ51の溝部52aには、スリット51dに対応する位置に、第2貫通孔の一例であるスリット52dが形成され、締結部材53が係合するようになっている。
図5、図7は、本実施形態の加熱ローラ51の端部構成を、従来の加熱ローラの端部構成と比較して説明するための説明図である。
図6は、図5のAA断面にて、本実施形態の加熱ローラ51の端部構成を、従来の加熱ローラの端部構成と比較して説明するための説明図である。
図8は、図7のBB断面にて、本実施形態の加熱ローラ51の端部構成を、従来の加熱ローラの端部構成と比較して説明するための説明図である。
また、締結部材53の延在部53bが、加熱ローラ51のスリット51d及び断熱部材52のスリット52dと係合することで、締結部材53は、断熱部材52と加熱ローラ51とを締結する役割を果たす。そのため、断熱部材52と加熱ローラ51との間の異音の発生を防止できる。
図9、図10は、本発明の第2実施形態に係る加熱ローラの端部構成を説明する説明図である。
第2実施形態では、軸受の構成が異なる点で第1実施形態と相違する。
切欠部154aは、図10に示すように、軸受154の略周方向に形成された面154bと、軸受154の略径方向に形成された面154cとから形成される。締結部材53の突出部53cが、軸受154の略周方向に形成された面154bを、軸受154の径方向に、常に付勢する。また、締結部材53の延在部53bが、軸受154の略径方向に形成された面154cと係合する。
また、締結部材53の延在部53bが軸受154の略径方向に形成された面154cと係合することで、軸受154と断熱部材52の間で、軸受154の周方向に対する相対的な動きが防止される。そのため、軸受154と断熱部材52との間の異音の発生を防止できる。
これにより、加熱ローラ51に帯電した電荷が、加熱ローラ51から締結部材53を介して軸受54,154へと導通され、接地経路を安定して確保できる。そのため、部品費の削減や装置の小型を図ることができる。
51d スリット(第1貫通孔の一例)
61 加圧ローラ(対向回転体の一例)
52 断熱部材
52a 溝部
52d スリット(第2貫通孔の一例)
53 締結部材
53a 基部
53b 延在部
53c 突出部
54 軸受(軸受部材の一例)
P 用紙(記録媒体の一例)
Claims (9)
- 中空の定着回転体と、
前記定着回転体に対向して設けられる対向回転体と、
前記定着回転体と前記対向回転体で形成されるニップ部において、記録媒体上の未定着画像を定着させる定着装置であって、
前記定着回転体の軸方向端部に外挿される略環状の断熱部材と、
前記断熱部材に外挿される略環状の軸受部材と、
前記断熱部材と前記定着回転体を締結する締結部材と、を有する定着装置において、
前記締結部材は、前記軸受部材を該軸受部材の径方向に常に付勢することを特徴とする、定着装置。 - 中空の定着回転体と、
前記定着回転体に対向して設けられる対向回転体と、
前記定着回転体と前記対向回転体で形成されるニップ部において、記録媒体上の未定着画像を定着させる定着装置であって、
前記定着回転体の軸方向端部に外挿される略環状の断熱部材と、
前記断熱部材に外挿される略環状の軸受部材と、
前記断熱部材と前記定着回転体を締結する締結部材と、を有する定着装置において、
前記定着回転体は、軸方向端部に少なくとも2つの第1貫通孔を有し、
前記断熱部材は、該断熱部材の外周面に、前記締結部材が収容される溝部を有し、
前記溝部は、前記第1貫通孔に対応する第2貫通孔を有し、
前記締結部材は、弾性を有する基部と、前記断熱部材の溝部から外側に突出する突出部と、該断熱部材の溝部から内側に延在する延在部とから構成され、
前記延在部は、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔に係合し、
前記突出部は、前記軸受部材を該軸受部材の径方向に常に付勢することを特徴とする、定着装置。 - 前記締結部材は、前記軸受部材の内周面側を付勢していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記突出部は、少なくとも2つであることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の定着装置。
- 前記軸受部材は、少なくとも2つの切欠部を有し、
前記切欠部に前記締結部材が係合することで、前記締結部材が、前記軸受部材を該軸受部材の径方向に常に付勢するとともに、前記軸受部材を該軸受部材の周方向に締結することを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の定着装置。 - 前記切欠部は、少なくとも前記軸受部材の周方向の面と径方向の面から構成され、
前記突出部は、前記軸受部材の周方向の面と係合し、
前記延在部は、前記軸受部材の径方向の面と係合することを特徴とする、請求項5に記載の定着装置。 - 前記締結部材及び前記軸受部材は、導電部材であることを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の定着装置。
- 前記断熱部材は、ギヤ形状が設けられていることを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の定着装置。
- 請求項1〜8の何れか一項に記載の定着装置を用いることを特徴とする、画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015199316A JP2017072713A (ja) | 2015-10-07 | 2015-10-07 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015199316A JP2017072713A (ja) | 2015-10-07 | 2015-10-07 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017072713A true JP2017072713A (ja) | 2017-04-13 |
Family
ID=58537608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015199316A Pending JP2017072713A (ja) | 2015-10-07 | 2015-10-07 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017072713A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09325634A (ja) * | 1996-06-05 | 1997-12-16 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
US5980245A (en) * | 1997-08-29 | 1999-11-09 | Eastman Kodak Company | Durable gudgeons for fusing rollers |
JP2005257838A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置 |
JP2011197673A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Ricoh Co Ltd | 定着ローラ機構、定着装置、及び画像形成装置 |
CN104252123A (zh) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | 株式会社理光 | 定影装置以及图像形成装置 |
JP2015052687A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | キヤノン株式会社 | 加熱装置及び定着装置 |
-
2015
- 2015-10-07 JP JP2015199316A patent/JP2017072713A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09325634A (ja) * | 1996-06-05 | 1997-12-16 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
US5980245A (en) * | 1997-08-29 | 1999-11-09 | Eastman Kodak Company | Durable gudgeons for fusing rollers |
JP2005257838A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置 |
JP2011197673A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Ricoh Co Ltd | 定着ローラ機構、定着装置、及び画像形成装置 |
CN104252123A (zh) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | 株式会社理光 | 定影装置以及图像形成装置 |
JP2015052687A (ja) * | 2013-09-06 | 2015-03-19 | キヤノン株式会社 | 加熱装置及び定着装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6405779B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US7865120B2 (en) | Image forming apparatus with power supply for charging nip forming member and rotary fixing member | |
JP2018092074A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2013178291A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5533180B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5305008B2 (ja) | 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 | |
JP2015232638A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6676958B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
EP3163377A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP2018120196A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6016100B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2018087845A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2017072713A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2014048598A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014056007A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2018025684A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013186197A (ja) | 定着装置、画像形成装置 | |
JP6094712B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5861981B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2020013015A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6226230B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP7143664B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2018084656A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5769127B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6256204B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180910 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20191120 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191217 |