JP6016100B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
以下、図2に基づき、定着装置20の構成について説明する。
図2に示すように、定着装置20は、定着部材としての定着ベルト21と、定着ベルト21の外周面に当接する対向部材としての加圧ローラ22と、定着ベルト21を加熱する加熱源としてのハロゲンヒータ23と、定着ベルト21の内周側から加圧ローラ22に当接してニップ部Nを形成するニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ26等を備える。
プリンタ本体の電源スイッチが投入されると、ハロゲンヒータ23に電力が供給されると共に、加圧ローラ22が図2中の時計回りに回転駆動を開始する。これにより、定着ベルト21は、加圧ローラ22との摩擦力によって、図2中の反時計回りに従動回転する。
図2に示すように、ニップ形成部材24は、ベース部材40と、金属体41と、摺動シート42等で構成されている。
図3に示すように、ステー25には、その幅方向に渡って複数の凸部25bが設けられている。また、摺動シート42の金属体41の背面側に配設される部分には、ステー25の複数の凸部25bに対応する位置に、それぞれ貫通孔42aが設けられている。そして、ステー25の各凸部25bを、摺動シート42の各貫通孔42a通して金属体41の背面に直接当接させている。
図4に示すように、ベース部材40の背面には、複数の位置決め突起40bが設けられている。複数の位置決め突起40bは、金属体41に設けられた図示しない複数の位置決め孔に挿入可能となっており、各位置決め突起40bが対応する位置決め孔に挿入されることで、金属体41に対するベース部材40の位置決めがなされるようになっている。
図6に示す比較例の定着装置は、上記本発明の実施形態とは異なり、金属体41を備えていない。そのため、ベース部材40にネジ孔40cを形成し、これに挿入されるネジ43によって、ベース部材40に巻き付けた摺動シート42の両端部をネジ止めしている。
そのひとつは、ベース部材40に、摺動シート42をネジ止めするためのネジ孔40cを設けなければならない点である。一般的に、ベース部材40には、耐熱性及び製造性の観点から、液晶ポリマー(LCP)やポリフェニレンスルフィド(PPS)等の樹脂成形品が用いられる。しかし、ネジ孔40cを形成するためのタップ加工は二次加工となるため、製造コストがかかる。また、ネジ孔40cの強度が確保しにくいため、組み付け時にネジ溝が潰れたりする虞がある。ベース部材40の成形時にネジ孔40cも同時に成形する方法もあるが、難易度の高い工法であるため、同様に製造コストが高くなる。また、ベース部材40は、ニップ部Nの形状に大きな影響を与える重要部材であるため、インサートネジ等の異物を含んだ成形方法を採用するのは好ましくない。
図2に示すように、上記実施形態では、ベース部材40が金属体41に直接当接し、金属体41はステー25に直接当接している。すなわち、ベース部材40と金属体41とステー25との間の各当接部において、摺動シート42が介在していないので、ベース部材40の位置精度を向上させることができる。これにより、ニップ部Nの幅や圧力等を高精度に維持することが可能となる。
21 定着ベルト(定着部材)
22 加圧ローラ(対向部材)
25 ステー(支持部材)
25b 凸部
40 ベース部材
40a 当接部
41 金属体
42 摺動シート
42a 貫通孔
43 ネジ
Claims (8)
- 無端状の定着部材と、前記定着部材の内周面に摺動シートを介して当接するベース部材と、前記ベース部材に対向する位置で前記定着部材の外周面に当接する対向部材と、前記ベース部材を支持する支持部材とを備える定着装置において、
前記ベース部材を、金属体を介して前記支持部材に固定し、
前記金属体に前記摺動シートを取り付け、
前記ベース部材の記録媒体搬送方向と交差する幅方向に渡って、前記金属体と当接する凸状の当接部を設け、前記当接部の幅方向の中央部が両端部よりも前記金属体側へ大きく突出するように構成したことを特徴とする定着装置。 - 無端状の定着部材と、前記定着部材の内周面に摺動シートを介して当接するベース部材と、前記ベース部材に対向する位置で前記定着部材の外周面に当接する対向部材と、前記ベース部材を支持する支持部材とを備える定着装置において、
前記ベース部材を、金属体を介して前記支持部材に固定し、
前記金属体の前記支持部材側の背面に前記摺動シートの端部を取り付け、
前記摺動シートの前記金属体の背面側に配設される部分に貫通孔を設け、
前記支持部材に、前記貫通孔を通して前記金属体の背面に直接当接する凸部を設けたことを特徴とする定着装置。 - 前記金属体に、前記摺動シートをネジ止めするためのネジ孔を設けた請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記ベース部材が樹脂製である請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記金属体と前記支持部材とを直接当接させた請求項1に記載の定着装置。
- 前記金属体と前記ベース部材とを直接当接させた請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記摺動シートの記録媒体搬送方向の両端部を、前記金属体に取り付けた請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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