JP2017199604A - フィラメントランプ、定着装置、及び画像形成装置 - Google Patents

フィラメントランプ、定着装置、及び画像形成装置 Download PDF

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有信 吉浦
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Abstract

【課題】2以上のフィラメントを用いて加熱領域を互いに異ならせるフィラメントランプにおいて、加熱領域境界での位置決め精度を向上させる。
【解決手段】フィラメントランプは、前記ガラス管軸方向の所定範囲に第一発熱部を有する第一フィラメントと、前記ガラス管軸方向において前記第一発熱部とは異なる所定範囲に第二発熱部を有する第二フィラメントと、を有し、前記第一フィラメント及び前記第二フィラメントは前記ガラス管内径に接触し該第一フィラメント及び該第二フィラメントを保持する保持部材をそれぞれ有し、前記第一発熱部端部と、前記第二発熱部端部の境界では、前記第一フィラメント及び第二フィラメントが共通の前記保持部材により保持されていることを特徴とする。
【選択図】図8

Description

この発明は、フィラメントランプ、フィラメントランプを用いた定着装置、及び定着装置を用いた電子写真複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリなど、定着装置を備えた画像形成装置では、電子写真記録の画像形成プロセスにより、画像転写方式もしくは直接方式により未定着トナー画像が記録材シート、印刷紙、感光紙、静電記録紙などの記録媒体に形成される。この画像形成装置においては、記録媒体に形成された未定着トナー画像は、定着装置により加熱、加圧されて記録媒体に定着するようになっている。
定着装置の一例として、無端状の定着ベルトを有する定着装置が提案されている。この無端状のベルトで定着ベルトを構成する定着装置は、定着ベルトと、ヒータからなる熱源と、定着ベルトを介しニップ部を形成する加圧ローラとを有している。この構成により、定着ベルト全体を温めることを可能にし、加熱待機時からのファーストプリント時間を短縮することができ、かつ定着ベルトの高速回転時の熱量不足を解消することを可能とし、良好な定着性を得ることができるようにしている。
定着装置の熱源としては、ハロゲンヒータを使用した定着装置が広く採用されている。このような定着装置は、用紙の幅サイズに応じて発熱領域の異なる複数のハロゲンヒータを使い分ける構成が提案されている(特許文献1)。このような構成においては、主に定着ベルト軸方向中央を加熱する中央ヒータと、主に定着ベルト軸方向両端を加熱する端部ヒータを有する。
本来、複数のハロゲンヒータの発光部の境界は隙間や重なりがないことが望ましいが、部品の公差により境界に隙間や重なりが生じてしまう。これにより、境界での温度低下や温度上昇が発生し、画像品質に影響を及ぼす。
特許文献2には、加熱領域が異なる複数のハロゲンヒータを軸方向に配置し、各ハロゲンヒータの加熱領域に隙間が生じないように、あらかじめ加熱領域を重ねて配置し、前記加熱領域の重複部に対応する加熱板を他の部分に比べて赤外線吸収率が低い構成とすることが開示されている。
しかしながら、このような構成ではコストが高くなってしまう上に、加熱領域が重複しているため、省エネを犠牲にしているという課題があった。
以上より、これらの課題を解決するとともに、発熱領域の異なる複数のフィラメントランプの発熱領域境界の位置精度を向上させる構成が求められている。
そこで本発明は、異なる領域に加熱源を有する複数のフィラメントの加熱領域境界を共通のサポータで固定することで、加熱領域境界でのフィラメントの位置関係を確実に決めることができるフィラメントランプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ガラス管に封入されたフィラメントを有するフィラメントランプであって、前記フィラメントは前記ガラス管軸方向の所定範囲に第一発熱部を有する第一フィラメントと、前記ガラス管軸方向において前記第一発熱部とは異なる所定範囲に第二発熱部を有する第二フィラメントと、を有し、前記第一フィラメント及び前記第二フィラメントは前記ガラス管内径に接触し該第一フィラメント及び該第二フィラメントを保持する保持部材をそれぞれ有し、前記第一発熱部端部と、前記第二発熱部端部の境界では、前記第一フィラメント及び第二フィラメントが共通の前記保持部材により保持されていることを特徴とするフィラメントランプであることを特徴とする。
この発明は、異なる領域に加熱源を有する複数のフィラメントの加熱領域境界を共通のサポータで固定することで、加熱領域境界でのフィラメントの位置関係を確実に決めることができる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略図である。 本発明の実施の一形態に係る定着装置の断面図である。 定着装置のベルト保持部材が配置された一端部側の構成を示す斜視図である。 ベルト保持部材の斜視図である。 ハロゲンヒータの概略図である。 ハロゲンヒータの概略図である。 サポータの説明図である。 本発明に係る第一の実施形態の概略図である。 本発明に係る第一の実施形態の断面図である。 本発明に係る第二の実施形態の概略図である。 本発明に係る第二の実施形態の断面図である。 本発明に係る第二の実施形態の変形例の断面図である。 本発明に係る第三の実施形態の概略図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kが設けられている。各作像部4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
具体的に、各作像部4Y,4M,4C,4Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体5と、感光体5の表面を帯電させる帯電装置6と、感光体5の表面にトナーを供給する現像装置7と、感光体5の表面をクリーニングするクリーニング装置8などを備える。なお、図1では、ブラックの作像部4Kが備える感光体5、帯電装置6、現像装置7、クリーニング装置8のみに符号を付しており、その他の作像部4Y,4M,4Cにおいては符号を省略している。
各作像部4Y,4M,4C,4Kの下方には、感光体5の表面を露光する露光装置9が配置されている。露光装置9は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を有し、画像データに基づいて各感光体5の表面へレーザー光を照射する。
また、各作像部4Y,4M,4C,4Kの上方には、転写装置3が配置されている。転写装置3は、中間転写体としての中間転写ベルト30と、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ31と、二次転写手段としての二次転写ローラ36と、二次転写バックアップローラ32と、クリーニングバックアップローラ33と、テンションローラ34と、ベルトクリーニング装置35とを備える。
中間転写ベルト30は、無端状のベルトであり、二次転写バックアップローラ32、クリーニングバックアップローラ33及びテンションローラ34によって張架されている。ここでは、二次転写バックアップローラ32を回転駆動することによって、中間転写ベルト30は図の矢印で示す方向に周回走行(回転)する。
4つの一次転写ローラ31は、それぞれ、各感光体5との間で中間転写ベルト30を挟み込んで一次転写ニップを形成している。また、各一次転写ローラ31には、電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が各一次転写ローラ31に印加される。
二次転写ローラ36は、二次転写バックアップローラ32との間で中間転写ベルト30を挟み込んで二次転写ニップを形成している。また、上記一次転写ローラ31と同様に、二次転写ローラ36にも電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ36に印加される。
ベルトクリーニング装置35は、中間転写ベルト30に当接するように配置されたクリーニングブラシとクリーニングブレードを有する。このベルトクリーニング装置35で回収された廃トナーは、廃トナー移送ホースを介して廃トナー収容器に収容される。
画像形成装置本体の上部には、ボトル収容部2が設けられており、ボトル収容部2には、補給用のトナーを収容する4つのトナーボトル2Y,2M,2C,2Kが着脱可能に装着されている。各トナーボトル2Y,2M,2C,2Kと上記各現像装置7との間に設けた補給路を介して、各トナーボトル2Y,2M,2C,2Kから各現像装置7にトナーが補給される。
一方、画像形成装置本体の下部には、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙トレイ10や、給紙トレイ10から用紙Pを搬出する給紙ローラ11等が設けられている。なお、記録媒体には、普通紙以外に、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート等が含まれる。また、手差し給紙機構が設けてあってもよい。
画像形成装置本体内には、用紙Pを給紙トレイ10から二次転写ニップを通過させて装置外へ排出するための搬送路Rが配置されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向上流側には、搬送タイミングを計って用紙Pを二次転写ニップへ搬送するタイミングローラとしての一対のレジストローラ12が配置されている。
また、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向下流側には、用紙Pに転写された未定着画像を定着するための定着装置20が配置されている。さらに、定着装置20よりも搬送路Rの用紙搬送方向下流側には、用紙を装置外へ排出するための一対の排紙ローラ13が設けられている。また、装置本体の上面部には、装置外に排出された用紙をストックするための排紙トレイ14が設けてある。
続いて、図1を参照して、本実施形態に係るプリンタの基本的動作について説明する。作像動作が開始されると、各作像部4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、二次転写バックアップローラ32が図の反時計回りに回転駆動し、中間転写ベルト30を図の矢印で示す方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ31に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ31と各感光体5との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。
その後、各感光体5の回転に伴い、感光体5上の各色のトナー画像が一次転写ニップに達したときに、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、各感光体5上のトナー画像が中間転写ベルト30上に順次重ね合わせて転写される。かくして、中間転写ベルト30の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。また、中間転写ベルト30に転写しきれなかった各感光体5上のトナーは、クリーニング装置8によって除去される。そして、各感光体5の表面が除電装置によって除電され、表面電位が初期化される。
プリンタの下部では、給紙ローラ11が回転駆動を開始し、給紙トレイ10から用紙Pが搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙Pは、レジストローラ12によって搬送が一旦停止される。
その後、所定のタイミングでレジストローラ12の回転駆動を開始し、中間転写ベルト30上のトナー画像が二次転写ニップに達するタイミングに合わせて、用紙Pを二次転写ニップへ搬送する。このとき、二次転写ローラ36には、中間転写ベルト30上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、この転写電界によって、中間転写ベルト30上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。また、このとき用紙Pに転写しきれなかった中間転写ベルト30上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置35によって除去され、廃トナー収容器へと搬送される。
その後、用紙Pは定着装置20へと搬送され、定着装置20によって用紙P上のトナー画像が当該用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ13によって装置外へ排出され、排紙トレイ14上にストックされる。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つの作像部4Y,4M,4C,4Kのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つの作像部を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
図2は、本実施形態に係る定着装置の断面図である。図2に示すように、定着装置20は、定着部材としての定着ベルト21と、定着ベルト21の外周面に対向する対向部材としての加圧ローラ22と、定着ベルト21を加熱する加熱源としての2本のハロゲンヒータ23a,23bと、定着ベルト21の内周側に配置されたニップ形成部材24と、ニップ形成部材24を支持する支持部材としてのステー25と、両方のハロゲンヒータ23a,23bから放射される熱(輻射熱)又は光を遮蔽する固定遮蔽部材28と、定着ベルト21の温度を検知する温度検知手段としての温度センサ29等を備える。
上記定着ベルト21は、薄肉で可撓性を有する無端状のベルト部材(フィルムも含む)で形成される。詳しくは、定着ベルト21は、ニッケルもしくはSUS等の金属材料又はポリイミド(PI)などの樹脂材料で形成された内周側の基材と、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)又はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などで形成された外周側の離型層によって構成されている。基材と離型層との間に、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、又はフッ素ゴム等のゴム材料で形成された弾性層を介在させてもよい。
弾性層が無い場合は、熱容量が小さくなり定着性の向上を達成できるが、未定着トナーを押しつぶして定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部に光沢ムラを生じる可能性がある。これを防止するには、厚さ100μm以上の弾性層を設けることが望ましい。厚さ100μm以上の弾性層を設けることで、弾性層の弾性変形により微小な凹凸を吸収することができるので、光沢ムラの発生を回避することができるようになる。
本実施形態では、定着ベルト21の低熱容量化を図るために、定着ベルト21を薄くかつ小径化している。具体的には、定着ベルト21を構成する基材、弾性層、離型層のそれぞれの厚さを、20〜50μm、100〜300μm、10〜50μmの範囲に設定し、全体としての厚さを1mm以下に設定している。また、定着ベルト21の直径は、20〜40mmに設定している。さらに低熱容量化を図るためには、望ましくは、定着ベルト21全体の厚さを0.2mm以下にするのがよく、さらに望ましくは、0.16mm以下の厚さとするのがよい。
加圧ローラ22は、芯金22aと、芯金22aの表面に設けられた発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、又はフッ素ゴムといったゴム材料等から成る弾性層22bと、弾性層22bの表面に設けられたPFA又はPTFE等から成る離型層22cとによって構成されている。加圧ローラ22は、加圧機構によって定着ベルト21側へ加圧され、定着ベルト21を介してニップ形成部材24に当接している。この加圧ローラ22と定着ベルト21とが圧接する箇所では、加圧ローラ22の弾性層22bが押しつぶされることで、所定の幅のニップ部Nが形成されている。
また、加圧ローラ22は、装置本体に設けられたモータ等の駆動源によって回転駆動するように構成されている。加圧ローラ22が回転すると、その駆動力が定着ニップNで定着ベルト21に伝達され、定着ベルト21が従動回転する。
本実施形態では、加圧ローラ22を中実のローラとしているが、中空のローラであってもよい。その場合、加圧ローラ22の内部にハロゲンヒータ等の加熱源を配置してもよい。また、弾性層22bはソリッドゴムでもよいが、加圧ローラ22の内部に加熱源が無い場合は、スポンジゴムを用いてもよい。スポンジゴムの方が、断熱性が高まり定着ベルト21の熱が奪われにくくなるのでより望ましい。
各ハロゲンヒータ23a,23bは、定着ベルト21の内周側に配置され、ニップ部N以外の箇所で定着ベルト21を直接加熱する。本実施形態では、各ハロゲンヒータ23a,23bが、定着ベルト21内の用紙搬送方向上流側の領域において定着ベルト21と直接対向しており、この上流側の領域において定着ベルト21は直接加熱される。
また、各ハロゲンヒータ23a,23bは、装置本体に設けられた電源部により出力制御されて発熱する。その出力制御は、温度センサ29による定着ベルト21の表面温度の検知結果に基づいて行われる。このようなヒータ23の出力制御によって、定着ベルト21は所望の温度(定着温度)に維持される。なお、定着ベルト21の温度を検知する温度センサの代わりに、加圧ローラ22の温度を検知する温度センサを設け、その温度センサで検知した温度により、定着ベルト21の温度を予測するようにしてもよい。
用紙P上に担持された未定着画像Tを定着する際は、まず、加圧ローラ22の回転駆動を開始して定着ベルト21を従動回転させ、ハロゲンヒータ23a,23bの一方又は両方を発熱させて定着ベルト21を加熱する。そして、定着ベルト21の温度が所望の温度にまで上昇した状態で、ニップ部Nに用紙Pを通過させることにより、用紙P上の未定着画像T(トナー)が加熱されると共に加圧されて定着される。本実施形態におけるハロゲンヒータについては後述する。
ニップ形成部材24は、定着ベルト21の内側でかつ定着ベルト21を介して加圧ローラ22と対向する位置に配置されている。ニップ形成部材24は、基材241と熱伝導部材242とを有する。基材241は、耐熱性に富む樹脂材料、例えばポリエーテルサルフォン(PES)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等で形成されている。一方、熱伝導部材242は、基材241よりも大きい熱伝導率の部材、例えばカーボンナノチューブ、グラファイトシート、銀、銅、アルミニウム、SECC(電気亜鉛メッキ鋼)等で形成されている。
熱伝導部材242は、基材241のニップ部N側に配置されている。また、基材241は、ステー25によって支持されている。これにより、加圧ローラ22による加圧力でニップ形成部材24に撓みが生じるのを防止し、定着ベルト21と加圧ローラ22の対向領域の軸方向全体で均一なニップ幅を形成することができる。ステー25は、ニップ形成部材24の撓み防止機能を満足するために、ステンレス等の鋼材をはじめとする金属材料で形成されるが、撓み防止に十分な効果があれば樹脂材料でステー25を形成してもよい。
また、熱伝導部材242のニップ部N側の面には、低摩擦シート243が取り付けられている。定着ベルト21が回転すると、この低摩擦シート243に対して定着ベルト21の内周面が摺動することで、定着ベルト21に作用する摩擦抵抗の低減が図られる。なお、低摩擦シート243を省略することも可能である。
反射部材26は、ステー25とハロゲンヒータ23a,23bとの間に配置され、ステー25に固定支持されている。この反射部材26によって、ハロゲンヒータ23a,23bからの熱を定着ベルト21へ反射することで、熱がステー25等に伝達されるのを抑制し、定着ベルト21を効率良く加熱できるようにして省エネルギー化を図っている。反射部材26の材料としては、アルミニウムやステンレス等が用いられる。特に、アルミニウム製の基材に輻射率の低い(反射率の高い)銀を蒸着したものを用いた場合、定着ベルト21の加熱効率を向上させることが可能である。
また、図4に示すように、定着ベルト21の両端部の内周側には、ベルト保持部材40が挿入されている。定着ベルト21は、その両端部側でベルト保持部材40によって回転可能に支持されており、基本的にベルト保持部材40以外に定着ベルト21を支持する部材は存在しない。つまり、定着ベルト21は、ローラ等に架け渡されていない無張架の状態にある。ベルト保持部材40は、ハロゲンヒータ23a,23b及びステー25と共に、定着ベルト21の軸方向両側に設けられた一対の側板に固定支持されている。
図3は、定着装置のベルト保持部材が配置された一端部側の構成を示す斜視図、図4は、ベルト保持部材の斜視図である。
図3及び図4に示すように、ベルト保持部材40は、定着ベルト21を回転可能に保持する保持部401と、定着ベルト21の軸方向の寄りを規制する規制部402と、定着装置の側板39にネジなどの締結具で固定される固定部403とを有する。保持部401は、周方向の一部に開口部404を有する部分円筒状に形成されている。この保持部401が定着ベルト21の端部内に挿入されることで、定着ベルト21が保持部401によって回転可能に保持される。
図3に示すように、各部材を組み付けた状態では、保持部401の開口部404にはニップ形成部材24の端部が配置される。また、保持部401の内周側には、固定遮蔽部材28が配置される。これにより、ハロゲンヒータ(フィラメントランプ)23a,23bからの熱によってベルト保持部材40が過剰に温度上昇するのが抑制され、熱による変形や破損が防止される。
規制部402は、少なくとも定着ベルト21の外径よりも大きく形成されている。図4に示すように、定着ベルト21は、その端部が規制部402に対向した状態で配置される。そして、駆動中に定着ベルト21に軸方向への寄り移動が生じた場合は、定着ベルト21の端部が規制部402に当接することでその寄り移動が規制される。
ところで、非通紙部の過昇温を抑制しつつ多種な紙幅へ対応可能な方法として、発熱領域の異なる複数のハロゲンヒータを用いる定着装置が提案されている。例えば図5に示すように、一つの定着ベルト21内に強発熱領域h1を持つ中央ヒータとしてのハロゲンヒータ23a(以下中央ヒータ23a)と強発熱領域h2を持つ端部ヒータとしてのハロゲンヒータ23b(以下端部ヒータ23b)を有し、中央ヒータ23aと端部ヒータ23bの強発熱領域を組み合わせる方式が提案されて、実際に用いられている。この方式は、紙幅がBより小さい紙の印刷時はハロゲンヒータ23aのみを点灯させるので、非通紙領域での過昇温を抑制することができる。
図6を用いてハロゲンヒータ23をより詳しく説明する。ハロゲンヒータ23は、中空のガラス管50の内部にフィラメント51が設けられ、中央ヒータ23aはフィラメント51の巻きが密である強発熱領域h1を軸方向中央に有し、強発熱領域h1の軸方向外側に弱発熱領域h1aを有する。
弱発熱領域h1aは強発熱領域h1に比べて発熱が弱い。また、弱発熱領域h1aは後述する理由によりフィラメントの巻きが密である被保持部としての密部53及び略素線部としての疎部51Cを有する。
端部ヒータ23bも同様に、中空のガラス管50の内部にフィラメント51が設けられ、端部ヒータ23bはフィラメント51の巻きが密である強発熱領域h2を軸方向両端に有し、左右の強発熱領域h2の間に弱発熱領域h2aを有する。h2の軸方向内側端部をh2in、軸方向外側端部h2outとする。
弱発熱領域h2aは強発熱領域h2に比べて発熱が弱い。また、弱発熱領域h2aは後述する理由によりフィラメントの巻きが密である被保持部としての密部53及び略素線部としての疎部51Cを有する。
一般的なフィラメントランプは、フィラメント51のテンションが低下することやその自重によりガラス管内部で垂れ下がり、ガラス管50に接触することを防ぐために、リング状のサポータ52が取り付けられている。
サポータ52は、例えばタングステンなどのバネ性を有する部材であり、リング状にすることにより弾性力によってガラス管50の内壁に固定することができるものである。
各フィラメントランプの強発熱領域h1またはh2においては、フィラメントがコイル状に密に巻かれているため、コイル状に巻かれた部分にサポータをくくりつけることができる。しかしながら、強発熱部h1またはh2以外のフィラメント(すなわち、弱発熱領域)においては、フィラメントランプが密にまかれた部分が無いと、サポータをフィラメントにくくりつけた際にサポータを安定させることができない。
そこで、弱発熱領域において、被保持部としてフィラメントの巻きが密である密部53を設け、この密部53にサポータ52をくくりつけている(図7(a))。
このようにして、フィラメント51はそれぞれ複数のサポータ52によって支持されているとともに、図7(b)に示すようにフィラメント51がガラス管50の略中心軸に一致するように位置決めされる。
ところで、中央ヒータ23aの強発熱領域h1より大きい用紙を通紙する際、端部ヒータ23bを点灯させる。この際、h1の両端とh2inの境界Kは軸方向で隙間や重なりを有さず、図6でいうh1軸方向端部の上にh2inが位置することが望ましい。すなわち、端部ヒータ23bの強発熱領域h2の端部と中央ヒータ23aの強発熱領域h1の端部は、軸方向で隙間を有さない位置精度を有することが望ましい。なぜならば、境界Kに隙間や重なりがある場合は、温度低下や過昇温に由来する定着不良の原因になるからである。
しかしながら、部品の公差などを原因として、h1、h2の境界Kの位置は軸方向でずれが生じてしまう。とりわけ、フィラメントをガラス管に挿入し、両端を封止する際に、フィラメントにテンションを与えるが、その際にフィラメントのコイル状の部分が微小ながら引き伸ばされる。この工程で、フィラメントが有するコイルすべてが均一に引き伸ばされるわけでないため、中央ヒータ23aと端部ヒータ23bの発熱部h1、h2の位置精度が低下する。これにより、境界Kでの温度低下や過昇温を引き起こす。
(第一実施例)
図8を用いて本願のハロゲンヒータ23を説明する。特に断りのない限り、図6と同一の部材には同一の名称を用いる。
ハロゲンヒータ23は、主要部として例えば石英ガラスからなるガラス管50を備えている。ガラス管50は、全長が例えば316mmである長手方向の垂直断面において楕円形状の細長い管であり、筒状部501とシール部512とで構成されている。筒状部501は、ガラス管50の大部分を占める。
そして、軸方向中央に強発熱領域h1を有するフィラメント51aと軸方向端部に強発熱領域h2を有するフィラメント51bはともに一本の直管状のガラス管50に挿入されている。
フィラメント51bの強発熱領域h2のh2inとフィラメント51aの強発熱領域h1の両端に有するサポータを共通のサポータ521とする。
共通のサポータとすることで、強発熱領域h1の両端と強発熱領域h2のh2inの位置精度を向上させることができる。
具体的には、フィラメントランプ製造時のフィラメントにテンションを与える工程で、コイル状の部分が引き伸ばされたとしても強発熱領域h1の両端と強発熱領域h2のh2inは共通のサポータ521で固定されているので、境界Kの位置がずれることはない。境界K以外にも、フィラメント51aとフィラメント51bのサポータを共通のサポータとすることで境界Kの位置精度をより向上させることができる。
そうは言ったものの、各フィラメントの強発熱部の長さやフィラメントの太さなどで必要なサポータ数は異なる。特に、強発熱領域ではフィラメントがコイル状になっているため自重により垂れ下がりやすく、弱発熱領域に比べて多くのサポータが必要となる。例えば、フィラメント51aの強発熱領域h1と、それに対向するフィラメント51bの弱発熱領域h2aのサポータ数を同じにすると、弱発熱領域h2aでの密部53を増やす必要があり、非通紙部昇温や省エネを犠牲にすることになってしまう。
そのため、共通のサポータ521の数は、必要とするサポータの数が少ない方のフィラメントを基準に決めることで、境界部の位置精度向上と省エネ性を両立することができる。
図9に図8のA1A2断面を示す。中央ヒータのフィラメント51aと端部ヒータのフィラメント51bが共通のサポータ521により保持され、サポータ521がガラス管50の筒状部501と接触することで、フィラメント51を筒状部501壁面に直接接触させずに配置することができる。なお、境界部において、サポータ521をフィラメント51aとフィラメント51bに取り付ける位置は、各フィラメント51a,51bの略疎線部となっている箇所でも密部となっている位置でもよい。
サポータ521をはめたフィラメント51a及びフィラメント51bがガラス管50に挿入される。サポータ521の外径は筒状部501の内径よりやや小さく作っているので、サポータ521はガラス管50の内径を傷つけることなく挿入することができる。
(第二実施例)
次に、図10を用いて第二の実施例について説明する。特に断りのない限り、図6、図8と同一の部材には同一の名称を用いる。
第一の実施例ではガラス管50の筒状部501を楕円形状としたが、本実施例では筒状部501が軸方向に平行で互いに連通した第一の収容部D1と第2の収容部D2を有する形状である場合を説明する。つまり、平行な円筒形状が互いに連通している形状である。
第一の実施例の場合、筒状部501の形状が軸方向断面で楕円形状であるために、フィラメントから筒状部501の壁面までの距離が断面方向で異なり、筒状部501の温度が断面方向で異なる。その結果ハロゲンサイクルが狙い通り行われず、ガラス管の黒化やハロゲンヒータの低寿命が懸念される。
図11はガラス管50の筒状部501のB1B2断面である。筒状部501の断面形状は筒状部501が軸方向に平行で互いに連通した第一の収容部D1と第2の収容部D2を有する形状であり、具体的には略瓢箪型となっている。
筒状部501の形状を略瓢箪型とすることで、フィラメント51a、51bから筒状部501の壁面までの距離が断面方向でほぼ同じとなり、ガラス管50の温度を略均一となる。それにより、ハロゲンサイクルが狙い通り行われ、ハロゲンサイクルが狙い通り行われないことによるガラス管の黒化を防止でき、ハロゲンヒータへの寿命の高寿命を実現できる。
筒状部501の形状は図11に示すような第一の収容部D1と第2の収容部D2の空間が略等しいものでなくても良い。例えば、フィラメント51aの出力がフィラメント51bより大きい場合は、図12(a)に示すように、第一の収容部D1が第2の収容部D2に比べて大きいものとしても良い。大きい出力でフィラメント51を発光させる場合には、フィラメント51の存在する空間を広く取る必要があるため、端部ヒータまたは中央ヒータの出力に差をつける場合、この形状が適している。
また、筒状部501の内壁面の形状と外壁面の形状が同一である必要はない。例えば、図12(b)に示すように内壁面が略瓢箪型、外壁面が楕円形状とすることも可能である。この形状は、筒状部501の強度が高いという利点がある。
(第三実施例)
次に、図13を用いて第三の実施例について説明する。第一の実施例では、ガラス管50に、軸方向中央に強発熱領域h1を有するフィラメント51a(ハロゲンヒータ23a)と軸方向端部に強発熱領域h2を有するフィラメント51b(ハロゲンヒータ23b)を設ける例を説明したが、本発明は、側方合わせ方式のハロゲンヒータにも適用可能である。第三の実施例では、側方合わせ方式のハロゲンヒータ23を備える例を説明する。
図13に示す例は、軸方向において一端側から所定範囲に強発熱領域h1を有するフィラメント51a(ハロゲンヒータ23a)と、強発熱領域h1とは重複しない軸方向の範囲に強発熱領域h2を持つフィラメント51b(ハロゲンヒータ23b)を有している。
そして、紙幅がCより小さい紙(例えば、A4サイズ)の印刷時はハロゲンヒータ23aのみを点灯させ、紙幅がCより大きい紙(例えば、A3サイズ)の印刷時は、ハロゲンヒータ23aおよびハロゲンヒータ23bを点灯させる。
第三の実施例では、フィラメント51bの強発熱領域h2とフィラメント51aの強発熱領域h1の境界部に共通のサポータ521を設けている。このように境界部を共通のサポータ521で固定することで、2つのフィラメントの境界部での位置精度をより向上させることができる。
以上、本発明について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。例えば、ハロゲンヒータ23はパーシャルヒータでも非パーシャルヒータでも構わない。また、今回はハロゲンヒータを2本の構成としたが、2本以上であっても良いことは言うまでもない。
本発明を用いた定着装置は、図2に説明したような定着ベルトを直接加熱するタイプに限られず、定着スリーブ内の金属パイプを加熱するタイプや、ベルト定着など、フィラメントランプを用いた種々の加熱定着装置用いることができる。
また、本発明に係る定着装置を搭載する画像形成装置は、図1に示すようなカラープリンタに限らず、モノクロプリンタであってもよい。また、プリンタに限らず、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。
20 定着装置
21 定着ベルト(定着部材)
22 加圧ローラ(対向部材)
23a 端部ヒータ(第2加熱源)
23b 中央ヒータ(第1加熱源)
24 ニップ形成部材
29 温度センサ
50 ガラス管
51 フィラメント
51C 疎部
52 サポータ(保持部材)
53 密部
特開2005−156843号公報 特開2012−145720号公報

Claims (7)

  1. ガラス管に封入されたフィラメントを有するフィラメントランプであって、
    前記フィラメントは前記ガラス管軸方向の所定範囲に第一発熱部を有する第一フィラメントと、
    前記ガラス管軸方向において前記第一発熱部とは異なる所定範囲に第二発熱部を有する第二フィラメントと、を有し、
    前記第一フィラメント及び前記第二フィラメントは前記ガラス管内径に接触し該第一フィラメント及び該第二フィラメントを保持する保持部材をそれぞれ有し、
    前記第一発熱部端部と、前記第二発熱部端部の境界では、前記第一フィラメント及び第二フィラメントが共通の前記保持部材により保持されていることを特徴とするフィラメントランプ。
  2. 前記ガラス管は前記長手方向断面が楕円形状であることを特徴とする請求項1記載のフィラメントランプ。
  3. 前記ガラス管は
    前記第一フィラメントを収容する第一の収容部と前記第二フィラメントを収容する第二の収容部よりなり、
    前記第一の収容部及び第二の収容部はいずれも略円筒形状であり、
    前記第一の収容部と前記第二の収容部は一部で連通していることを特徴とする請求項1記載のフィラメントランプ。
  4. 前記第一発熱部と、該第一発熱部に対向する前記第二フィラメントは共通の前記保持部材により保持されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のフィラメントランプ。
  5. 前記第二発熱部と、該第二発熱部に対向する前記第一フィラメントは共通の前記保持部材により保持されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のフィラメントランプ。
  6. 請求項1から5までのいずれかに記載のフィラメントランプを有することを特徴とする定着装置。
  7. 請求項6記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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