JP6226230B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
作像動作が開始されると、各プロセスカートリッジ102における各感光体108が図示しない駆動装置によって図中時計回り方向に回転駆動される。各感光体108の表面にはローラ形状の帯電装置110が圧接されており、感光体108の回転に従動して帯電装置110が回転する。そして、図示しない高圧電源によりDC電圧またはDC電圧にAC電圧が重畳されたバイアスを帯電装置110に印加することで、感光体108の表面が帯電装置110によって所定の極性に一様に帯電される。
図1及び図3は、実施例1における定着装置200の概略を示す構成図である。なお、図1は、図3に示した用紙Pの通過範囲Dにおける定着装置200の断面図である。
図4及び図5は、実施例2に係る定着装置200の概略を示す構成図である。なお、図4は、図5に示した用紙Pの通過範囲Dにおける断面図である。また、実施例2の実施例1に対する相違点を以下で説明する。
図6は、実施例3に係る定着装置200の概略を示す構成図である。なお、本実施例の定着装置200の基本的な構成は、実施例1の定着装置200と同様であり、その説明は省略する。
図7は、実施例4に係る定着装置200の概略を示す構成図である。なお、本実施例の定着装置200の基本的な構成は、実施例2の定着装置200と同様であり、その説明は省略する。
(態様A)
回転可能な無端状の定着ベルト11などの定着ベルトと、定着ベルトの外周面と接触する加圧部材21などの接触部材と、定着ベルトの内周側に配置され定着ベルトを介して接触部材と当接し定着ニップ部Nなどのニップ部を形成するニップ形成部材31などのニップ形成部材と、定着ベルトの内周側に配置されニップ形成部材を支持するステー51などの支持部材と、定着ベルトを加熱するハロゲンヒータ41などの加熱手段とを備えた定着装置200などの定着装置において、前記支持部材は、前記ニップ部での用紙搬送方向と平行なベース部51aなどの平行部と、当該平行部から接触部材側に立ち上がった立ち上がり部51bなどの立ち上がり部とを少なくとも有しており、平行部と立ち上がり部とによってニップ形成部材を支持する。
(態様A)においては、ニップ形成部材の接触部材側とは反対側の面と支持部材の平行部とを接触させ、ニップ形成部材の定着ベルト回転方向の側面と支持部材の立ち上がり部とを接触させてニップ形成部材を支持する。これにより、接触部材側からの加圧力によるニップ形成部材の変形を平行部で抑えるだけではなく、定着ベルトからニップ形成部材が受ける摩擦力によるニップ形成部材の定着ベルト回転方向への倒れや変形を立ち上がり部で抑えることができる。よって、ニップ部の幅や形状を安定して維持することができ、定着不良が発生するのを抑制することができる。
(態様B)
(態様A)において、前記ニップ部における前記定着ベルトの回転方向に沿って前記接触部材の幅よりも外側に前記立ち上がり部が位置している。これによれば、上記実施形態について説明したように、立ち上がり部をニップ部に略垂直且つ接触部材に近づく方向へ高くしても、立ち上がり部が定着ベルトを介して接触部材に干渉するのを回避することができる。これにより、立ち上がり部の高さを高くして、定着ニップから力を受けるニップ形成部材を支持するのに充分な曲げ剛性を確保することができる。
(態様C)
(態様A)または(態様B)において、前記ニップ部のうち前記定着ベルトと前記接触部材との当接圧が周囲よりも高くなっている高加圧領域Xなどの高加圧領域を通過し、当該高加圧領域に略平行な平面Hなどの仮想平面よりも接触部材側まで前記立ち上がり部が立ち上がっている。これによれば、上記実施形態について説明したように、剛性が低く変形しやすいニップ形成部材が高加圧領域で受ける力によって変形するのを抑制することができる。これにより、高加圧領域におけるニップ部の形状と当接圧分布とを安定して維持することができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、前記接触部材は回転可能に設けられたローラ部材であり、前記ニップ部の概形は前記接触部材の表面に沿うように湾曲している。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ部をローラ形状の接触部材に沿った形状とすることでニップ幅を長くでき、記録媒体のニップ通過時間を増やすことができる。また、接触部材の圧縮率を低減することが可能となり接触部材の劣化を抑えることができる。
(態様E)
(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)において、前記支持部材は前記ニップ形成部材よりもヤング率が高い。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ形成部材をヤング率の低い材料で形成しても、ニップ部からの反力によってニップ形成部材が変形するのを抑制できる。
(態様F)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)において、前記ニップ形成部材は前記支持部材よりも熱伝導率が低い。これによれば、上記実施形態について説明したように、支持部材が熱伝導率の大きい材料で形成されていても、定着ベルトのニップ形成部材及び支持部材に対する断熱性を高めることができる。
(態様G)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、前記加熱手段が、前記定着ベルトの内側から該定着ベルトの内周面を輻射熱によって加熱するハロゲンヒータ41などの熱輻射ヒータである。これによれば、上記実施形態について説明したように、支持部材によって熱輻射ヒータからの輻射熱が遮蔽される範囲が広がるのを抑えて、安価に定着ベルトの急速昇温を実現することができる。
(態様H)
感光体108などの像担持体と、像担持体上にトナー像を形成する現像装置111などのトナー像形成手段と、トナー像を像担持体上から記録媒体上に転写する転写装置130などの転写手段と、記録媒体上に転写されたトナー像を記録媒体に定着させる定着装置200などの定着手段とを備えたプリンタなどの画像形成装置において、前記定着手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)の定着装置を用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、ニップ部の形状を安定して維持することができ、定着不良を抑えて良好な画像形成を行うことができる。
21 加圧部材
21a 芯金部
21b 弾性層
31 ニップ形成部材
41 ハロゲンヒータ
51 ステー
51a ベース部
51b 立ち上がり部
61 端部フランジ
62 端部フランジ
71 第二側板
72 第二側板
81 駆動ギヤ
91 側板
92 側板
100 プリンタ本体
101 一次転写ローラ
102 プロセスカートリッジ
103 露光装置
104 給紙トレイ
105 給紙ローラ
107 レジストローラ対
108 感光体
109 排紙ローラ対
110 帯電装置
111 現像装置
111a 現像ローラ
112 クリーニング装置
120 中間転写ベルト
121 テンションローラ
122 二次転写バックアップローラ
123 二次転写ローラ
124 トナーマークセンサ
130 転写装置
133 クリーニングバックアップローラ
135 ベルトクリーニング装置
140 駆動ローラ
150 搬送補助ベルト
200 定着装置
Claims (8)
- 回転可能な無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの外周面と接触する接触部材と、
前記定着ベルトの内周側に配置され前記定着ベルトを介して前記接触部材と当接しニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記定着ベルトの内周側に配置され前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、
前記定着ベルトを加熱する加熱手段とを備えた定着装置において、
前記支持部材は、前記ニップ部での用紙搬送方向と平行な平行部と、前記平行部から前記接触部材の側に立ち上がった立ち上がり部とを少なくとも有しており、前記平行部と前記立ち上がり部とによって前記ニップ形成部材を支持し、
前記支持部材の短手方向における前記立ち上がり部の前記接触部材の側の端部位置が、前記接触部材の短手方向における前記接触部材の最大幅よりも外側であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1の定着装置において、
前記支持部材の短手方向における前記立ち上がり部の位置が、前記接触部材の短手方向における前記接触部材の最大幅よりも外側であることを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2の定着装置において、
前記ニップ部のうち前記定着ベルトと前記接触部材との当接圧が周囲よりも高くなっている高加圧領域を通過し、前記高加圧領域に略平行な仮想平面よりも前記接触部材の側まで前記立ち上がり部が立ち上がっていることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2または3の定着装置において、
前記接触部材は回転可能に設けられたローラ部材であり、
前記ニップ部の概形は前記接触部材の表面に沿うように湾曲していることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3または4の定着装置において、
前記支持部材は前記ニップ形成部材よりもヤング率が高いことを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4または5の定着装置において、
前記ニップ形成部材は前記支持部材よりも熱伝導率が低いことを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4、5または6の定着装置において、
前記加熱手段が、前記定着ベルトの内側から前記定着ベルトの内周面を輻射熱によって加熱する熱輻射ヒータであることを特徴とする定着装置。 - 像担持体と、
像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像を前記像担持体上から記録媒体上に転写する転写手段と、
前記記録媒体上に転写されたトナー像を前記記録媒体に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、
前記定着手段として、請求項1、2、3、4、5、6または7の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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