JP6864256B2 - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置および定着装置を備えた画像形成装置に関する。
定着装置においては、定着部材と加圧部材が当接して、その間にニップ部が形成され、ニップ部で記録媒体を加圧および加熱することにより、記録媒体上の現像剤像を定着させる。
そして、上記のニップ部を形成するために、加圧部材を定着部材の側へ付勢する付勢機構を設け、付勢機構の付勢力によって加圧部材を定着部材に押し当てることで、ニップ部を形成する定着装置が既に知られている。
この種の定着装置として、例えば、加圧部材に接続したバネの付勢力によって、加圧部材を定着部材の側へ押し当てると共に、付勢機構に設けられたカムによって加圧部材に対する付勢力を調整し、加圧部材を定着部材に対して接離させる構成のものが存在する(例えば、特許文献1,2)。
特許文献1や特許文献2の構成では、経年劣化等により、加圧部材の付勢力に対する反発力が低下すると、加圧部材がより強く定着部材の側へ押し当てられ、ニップ部の幅が大きくなる。そして、ニップ部の幅が大きくなると、ニップ部を通過する記録媒体が過熱され、ホットオフセット等の問題を生じてしまう。
ところで、近年では、装置の小型化等を目的として、ゴムやスポンジからなる弾性層を設けた低硬度の加圧部材が採用されている。つまり、定着部材との圧接時に、加圧部材の弾性層が定着部材の外周面の形状に沿うように弾性変形することで、上記のニップ幅を広げることができ、小径の定着部材や加圧部材であっても、十分なニップ幅を確保することができる。しかし、このような低硬度の加圧部材では、特に上記の経年劣化等による反発力の低下が顕著で、ニップ幅の増大によるホットオフセット等の問題が生じやすくなってしまう。
このような事情から、本発明では、加圧部材の硬度の低下により生じる、定着部材と加圧部材との間のニップ幅の変化を抑制することのできる定着装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明は、回転可能な無端状の定着部材と、前記定着部材に圧接され、定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、前記加圧部材を前記定着部材の側へ付勢する付勢機構と、前記定着部材の内周面側に配置されるニップ形成部材とを備え、記録媒体上の画像を定着させる定着装置において、前記ニップ形成部材は、前記定着部材を介して前記加圧部材に当接し、前記ニップ部を形成するニップ形成面を有し、前記加圧部材が前記定着部材を介して前記ニップ形成部材に当接する範囲は、前記ニップ形成部材の前記定着部材に対向する面全体の記録媒体搬送方向一方側端部に及び、前記加圧部材が、前記付勢機構に付勢されて前記定着部材に接近する際に、前記加圧部材を前記搬送方向一方側へ案内する案内機構をさらに備えたことを特徴とする。
本発明では、加圧部材の定着部材に対する接近方向を、記録媒体の搬送方向一方側に傾ける。これにより、加圧部材の硬度の低下によって、加圧部材が定着部材により強く押し当てられた場合でも、ニップ幅が増加する記録媒体の搬送方向の他方側とは反対側へ加圧部材を移動させることができるので、ニップ幅の増加分を相殺することができ、ニップ幅の変化を抑制することができる。
画像形成装置の概略構成図である。 定着装置の概略構成図である。 定着装置の平面図である。 本発明と異なる構成の定着装置について、加圧ローラとニップ形成部材の関係を示す概略図である。 本発明の第一実施形態に係る定着装置の加圧ローラとニップ形成部材の関係を示す概略図である。 第一実施形態に係る定着装置の加圧ローラの案内機構を示す図である。 第二実施形態に係る定着装置の加圧ローラとニップ形成部材の構成を示す概略図である。 第三実施形態に係る定着装置の加圧ローラとニップ形成部材の構成を示す概略図である。 第四実施形態に係る定着装置の加圧ローラとニップ形成部材の構成を示す概略図である。 本発明の異なる構成の定着装置を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1に示すカラー画像形成装置1の中央には、4つのプロセスユニット9Y,9M,9C,9Kが着脱可能に設けられた画像形成部2が配置されている。各プロセスユニット9Y,9M,9C,9Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。
具体的な各プロセスユニット9としては、表面上に現像剤としてのトナーを担持可能なドラム状の回転体である感光体ドラム10と、感光体ドラム10の表面を一様に帯電させる帯電ローラ11と、感光体ドラム10の表面にトナーを供給する現像ローラを有する現像装置12、クリーニング部13等を備えている。
プロセスユニット9の下方には、露光部3が配置されている。露光部3は、画像データに基づいて、レーザ光を発するように構成されている。
画像形成部2の上方には転写部4が配置されている。転写部4は、無端状の中間転写ベルト16と、各プロセスユニット9の感光体ドラム10に対して中間転写ベルト16を挟んだ対向位置に配置されている一次転写ローラ17と、二次転写ローラ18と、二次転写バックアップローラ14と、クリーニングバックアップローラ15と、テンションローラ27と、ベルトクリーニング装置28とを備える。
中間転写ベルト16は、無端状のベルトであり、二次転写バックアップローラ14、クリーニングバックアップローラ15及びテンションローラ27によって張架されている。ここでは、二次転写バックアップローラ14を回転駆動することによって、中間転写ベルト16は図の矢印A方向に周回走行(回転)するようになっている。
4つの一次転写ローラ17は、それぞれ、各感光体ドラム10との間で中間転写ベルト16を挟み込んで一次転写ニップを形成している。また、各一次転写ローラ17には、電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が各一次転写ローラ17に印加されるようになっている。
二次転写ローラ18は、二次転写バックアップローラ14との間で中間転写ベルト16を挟み込んで二次転写ニップを形成している。また、上記一次転写ローラ17と同様に、二次転写ローラ18にも電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ18に印加されるようになっている。
ベルトクリーニング装置28は、中間転写ベルト16に当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードを有する。このベルトクリーニング装置28で回収された廃トナーは、廃トナー移送ホースを介して廃トナー収容器に収容される。
給紙部5は、画像形成装置1の下部に位置しており、記録媒体としての用紙Pを収容した給紙カセット19や、給紙カセット19から用紙Pを搬出する給紙ローラ20等からなっている。
搬送路6は、給紙部5から搬出された用紙Pを搬送する搬送経路であり、一対のレジストローラ21の他、後述する排紙部8に至るまで、搬送ローラ対が搬送路6の途中に適宜配置されている。
定着装置7は、加熱源によって加熱される定着部材としての定着ベルト22、その定着ベルト22を加圧可能な加圧部材としての加圧ローラ23等を有している。
排紙部8は、画像形成装置1の搬送路6の最下流に設けられる。この排紙部8には、用紙Pを外部へ排出するための一対の排紙ローラ24と、排出された用紙Pをストックするための排紙トレイ25とが配設されている。
画像形成装置1の上部には、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色トナーが充填されたトナーボトル29Y,C,M,Kが着脱可能に設けられている。そして、このトナーボトル29Y,C,M,Kから各現像装置12との間に設けた補給路を介して、各色の現像装置12に各色トナーが補給される。
以下、図1を参照して上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
画像形成装置1において、画像形成動作が開始されると、各プロセスユニット9Y,9C,9M,9Kの感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。各感光体ドラム10に露光部3によって露光される画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。各感光体ドラム10上には静電潜像が形成され、各現像装置12に蓄えられたトナーが、ドラム状の現像ローラによって感光体ドラム10に供給されることにより、静電潜像は顕像であるトナー画像(現像剤像)として可視像化される。
転写部4では、二次転写バックアップローラ14の回転駆動により中間転写ベルト16が図の矢印Aの方向に走行駆動される。また、各一次転写ローラ17には、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加される。これにより、一次転写ニップにおいて転写電界が形成され、各感光体ドラム10に形成されたトナー画像は一次転写ニップにて中間転写ベルト16上に順次重ね合わせて転写される。
一方、画像形成動作が開始されると、画像形成装置1の下部では、給紙部5の給紙ローラ20が回転駆動することによって、給紙カセット19に収容された用紙Pが搬送路6に送り出される。搬送路6に送り出された用紙Pは、レジストローラ21によってタイミングを計られて、二次転写ローラ18と二次転写バックアップローラ14との間の二次転写ニップに送られる。このとき、中間転写ベルト16上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、二次転写ニップに転写電界が形成されている。二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト16上のトナー画像が用紙P上に一括して転写される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置7へと搬送され、定着ベルト22と加圧ローラ23とによって用紙Pが加熱及び加圧されてトナー画像が用紙Pに定着される。そして、トナー画像が定着された用紙Pは、定着ベルト22から分離され、搬送ローラ対によって搬送され、排紙部8において排紙ローラ24によって排紙トレイ25へと排出される。
以上の説明は、用紙P上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット9Y,9C,9M,9Kのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニット9を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
次に、定着装置7のより詳細な構成について図2を用いて説明する。
図2に示すように、定着装置7は、定着ベルト22と、定着ベルト22に圧接される加圧ローラ23とを有する。
定着ベルト22の内周面側には、ニップ形成部材30と、ニップ形成部材30を支持する支持部材31と、定着ベルト22の内周面に対向するように配置された伝熱部材32と、加熱源としてのヒータ33が設けられる。また、定着ベルト22の外周面に対向して温度センサ34が設けられる。
定着ベルト22は、その内周面側から、基材層、弾性層、離型層が積層されて形成される。基材層は、層厚が30〜100μmに設定され、ニッケル、ステンレス等の金属材料やポリイミド等の樹脂材料で形成される。
定着ベルト22の弾性層は、層厚が100〜300μmに設定され、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム、フッ素ゴム、等のゴム材料で形成される。定着ベルト22に弾性層を設けることで、ニップ部(定着ニップ)Nにおける定着ベルト22表面の微小な凹凸が形成されなくなり、用紙P上のトナー像Tに均一に熱が伝わって柚子肌画像の発生が抑止される。
定着ベルト22の離型層は、層厚が10〜50μmに設定され、PFA(テトラフルオロエチレン‐パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等の材料で形成されている。離型層を設けることで、トナー(トナー像)Tに対する離型性(剥離性)が担保される。
定着ベルト22の直径は15〜120mmの範囲で設定され、一例として30mm程度に設定される。
加圧ローラ23は、中空構造の芯金23a上に弾性層23bを形成して構成され、その直径が30mm程度に設定される。加圧ローラ23は、定着ベルト22の外周面に当接し、ニップ部Nを形成する。
加圧ローラ23の弾性層23bは、発泡性シリコーンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等の材料で形成される。加圧ローラ23が一定の弾性を有するために、弾性層23bは2mm以上の厚みで形成されることが好ましい。
また、加圧ローラ23の表面硬度は、ASKER−C硬度で60以下の硬度であることが好ましい。加圧ローラ23に弾性層を設けてその表面硬度を小さくすることで、加圧ローラ23が定着ベルト22に圧接される際に、加圧ローラ23が弾性変形して定着ベルト22に密着し、加圧ローラ23と定着ベルト22の間に形成されるニップ幅を大きくすることができる。従って、小径の加圧ローラ23や定着ベルト22であっても、十分なニップ幅を確保することができ、定着不良を生じることなく、定着動作の高速化を実現することができる。
弾性層23bを発泡性シリコーンゴム等のスポンジ状の材料で形成することにより、ニップ部に作用する加圧力を調整することができ、ニップ形成部材30の撓みを軽減することができる。また、これにより、加圧ローラ23の断熱性を高めることができ、定着ベルト22の加熱効率が向上する。
なお、加圧ローラ23の内部に、ハロゲンヒータ等の熱源を設けることもできる。また、弾性層23bの表層にPFA、PTFE等からなる薄肉の離型層を設けてもよい。
本実施形態では、定着ベルト22の直径を、加圧ローラ23の直径と同程度に設定した。しかし、定着ベルト22の直径を加圧ローラ23の直径よりも小さく設定することで、ニップ部Nにおける定着ベルト22の曲率を加圧ローラ23よりも小さくし、用紙Pがニップ部Nから分離されやすくすることもできる。この他、定着ベルト22の直径を加圧ローラ23の直径よりも大きく設定してもよい。
図3に示すように、加圧ローラ23は、その軸方向両側で、軸受41を介して定着装置7の筐体としての側板42に回転可能に保持される。また、軸受41は、側板42に形成されたガイド孔内を移動可能に設けられ、この移動により、加圧ローラ23を定着ベルト22に対して接離させることができる。
加圧ローラ23の軸方向一端側にはギア43が設けられる。加圧ローラ23は、ギア43を介して駆動力を伝達されることで回転する。図2に示すように、加圧ローラ23が矢印B2方向へ回転することにより、加圧ローラ23に当接する定着ベルト22が、矢印B1方向へ従動回転する。
図3に示すように、ニップ形成部材30、支持部材31、伝熱部材32、および、ヒータ33は、加圧ローラ23の軸方向にわたって設けられ、その両側で側板42によって支持されている。
ニップ形成部材30は、軸方向に延びる板状の部材で、例えば、液晶ポリマー等の耐熱樹脂材料で構成される。ニップ形成部材30は、側板42によって支持されることで、用紙Pの搬送方向に対する位置決めがされる。
支持部材31は、その軸方向の長さがニップ形成部材30と同程度に設定される。図2に示すように、支持部材31が、ニップ形成部材30の背面(ニップ形成面30aとは反対側の面)30bに当接することで、ニップ形成部材30をその背面側から支持する。これにより、加圧ローラ23による加圧力でニップ形成部材30に撓みが生じるのを防止し、定着ベルト22と加圧ローラ23の対向領域の軸方向全体で均一なニップ幅を形成することができる。
支持部材31は、上述した機能を満足するために、ステンレスや鉄等の機械的強度の高い金属材料で形成することが好ましい。また、支持部材31のヒータ33に対向する面に、断熱部材を設けたり、BA処理や鏡面研磨処理を施したりすることもできる。これにより、ヒータ33から支持部材31に伝達される熱量が減少し、ヒータ33がより効率的に定着ベルト22を加熱することができる。
伝熱部材32は、肉厚が0.2mm以下の円筒状部材である。伝熱部材32は、ニップ部Nの位置で、定着ベルト22の内周面側に向けて凹状に形成されており、加圧ローラ23の加圧力が伝熱部材32に作用しないように設けられる。伝熱部材32の材料としては、アルミニウム、鉄、ステンレス等の熱伝導性を有する金属材料を用いることができる。
伝熱部材32は、ニップ部Nを除く位置で、定着ベルト22の内周面に近接もしくは接触するように配置される。これにより、伝熱部材32は、定着ベルト22をその内周面側から支持し、可撓性を有する定着ベルト22が、略円形の断面形状を維持することができる。また、伝熱部材32は、その内周面側で、ヒータ33に対向して設けられており、ヒータ33によって加熱されることで、その熱を定着ベルト22に伝達する。
ところで、伝熱部材32と定着ベルト22が接近しすぎると、定着ベルト22の回転時に、定着ベルト22が摩耗しやすくなる。一方で、伝熱部材32と定着ベルト22が離れすぎると、伝熱部材32から定着ベルト22への伝熱効率が低下してしまう。従って、伝熱部材32と定着ベルト22は、適当な隙間を設けて配置することが好ましく、例えば、伝熱部材32が、定着ベルト22との間に1mm以下の隙間を設けて配置されることが好ましい。
また、伝熱部材32の摺動面側を、低摩擦部材で構成したり、例えばフッ素を含む材料からなる摺動層を設けることで、定着ベルト22との間に生じる摺動抵抗を低減することができる。
ヒータ33は、例えばハロゲンヒータやカーボンヒータ等で構成される。図2に示すように、本実施形態では、2本のハロゲンヒータ33が設けられる。ヒータ33は、電力を供給されることにより、輻射熱によって伝熱部材32を加熱する。
温度センサ34は、定着ベルト22の外周面側であって、伝熱部材32を挟んでヒータ33に対向する位置に設けられる。温度センサ34は、この対向位置において、定着ベルト22の表面温度を検知する。この検知された温度に基づいて、ヒータ33の発熱量が制御され、定着ベルト22が所定の温度に制御される。
定着装置7は、加圧ローラ23を定着ベルト22に対して接離させる接離機構(付勢機構)50を有する。接離機構50は、加圧レバー51、偏心カム52、加圧スプリング53、保持板54等で構成されている。
加圧レバー51は、その一端側の支軸51aを中心に回転可能に設けられる。加圧レバー51の他端側には加圧スプリング53が接続される。また、加圧レバー51は、その中央側で、加圧ローラ23を支持する軸受41(図3参照)に当接する。図2に示すように、加圧スプリング53は、加圧レバー51と接続される側とは反対側の端部で、保持板54を介して偏心カム52に当接する。
定着動作時には、加圧レバー51は、加圧スプリング53の弾性力によって加圧スプリング53の側への引張り方向の力を受ける。そして、加圧レバー51は、軸受41(図3参照)を介して、加圧ローラ23に加圧スプリング53から受けた力を伝達し、加圧ローラ23を定着ベルト22の側へ付勢する。図2に示すように、この付勢力により、加圧ローラ23は、定着ベルト22に圧接され、ニップ部Nを形成する。
定着動作時以外は、偏心カム52が回転することで、偏心カム52に当接する保持板54が定着ベルト22から離れる方向へ移動する。これにより、加圧スプリング53の加圧レバー51に対する引張力が小さくなって、加圧ローラ23が加圧レバー51から受ける付勢力が小さくなり、加圧ローラ23が定着ベルト22から離脱する。このように、接離機構50から加圧ローラ23への付勢力を変更することで、加圧ローラ23を定着ベルト22に対して接離させることができる。
画像形成動作が開始されると、定着装置7に電力が供給されてヒータ33が発熱すると共に、定着ベルト22が矢印B1の方向へ、加圧ローラ23が矢印B2の方向へそれぞれ回転する。ヒータ33の輻射熱は、伝熱部材32を介して定着ベルト22に伝達され、定着ベルト22が定着動作に必要な温度まで加熱される。
そして、未定着画像(トナー像)Tがその表面に形成された用紙Pが、矢印Y1方向(用紙搬送方向)へ搬送されてニップ部Nへ案内され、ニップ部Nで加熱および加圧されることにより、トナー像が用紙Pに定着される。その後、用紙Pは矢印Y2方向へ搬送され、さらに下流の工程へ送られる。
ヒータ33から伝熱部材32に伝達された熱は、伝熱部材32の周方向にも伝達され、伝熱部材32内部でその熱量が均一化する方向へ移動する。そして、周方向に均一化された熱が、伝熱部材32から、伝熱部材32と周方向にわたって対向する定着ベルト22へ伝達される。このように、定着ベルト22は、その一部のみが局所的に加熱されるのではなく、周方向にわたってほぼ全体的に加熱されることになる。従って、定着装置7の定着動作を高速化した場合であっても、定着ベルト22が十分に加熱されて定着不良の発生を抑止することができる。すなわち、比較的簡易な構成で効率良く定着ベルト22を加熱できるために、ウォームアップ時間やファーストプリント時間が短縮化されるとともに、定着装置7の小型化を実現することができる。
図4は、加圧ローラとニップ形成部材の位置関係を示す図で、本実施形態と異なる従来の構成を示す図である。なお、図4では、便宜上、定着ベルトの図示を省略している。
図4に示すように、加圧ローラ23は、軸受41が接離機構から付勢されることで矢印D1の方向へ移動し、定着ベルト22(図2参照)を介してニップ形成部材30に圧接され、ニップ部Nを形成する。この際、図4に示すように、ニップ形成面30aの用紙搬送方向下流側では、加圧ローラ23がその下流側端部30a1にまでわたって当接する。一方、ニップ形成面30aの用紙搬送方向上流側には、加圧ローラ23が当接しない非当接部30a3が設けられる。なお、矢印D1の方向は、加圧ローラ23の長手方向(図4の紙面手前奥方向)に垂直な方向のうち、用紙搬送方向と異なる方向である。
ところで、経年劣化等により加圧ローラ23の弾性層のゴム硬度が低下して、接離機構からの付勢力に対する加圧ローラ23の反発力が弱まると、加圧ローラ23がニップ形成部材30にさらに押し当てられ、弾性層の潰れ量が大きくなる(図4の点線で示す加圧ローラ23’の状態)。これにより、ニップ形成面30aの用紙搬送方向上流側において、より広範囲に加圧ローラ23が押し当てられて非当接部30a3の範囲が狭くなり、用紙搬送方向上流側のニップ幅N2が大きくなる。なお、通常の圧接状態(図の実線で示す加圧ローラ23の状態)で、ニップ形成面30aの用紙搬送方向下流側には非当接部が存在しないため、加圧ローラ23がさらにニップ形成部材30の側へ押し当てられても、用紙搬送方向下流側のニップ幅N1が広がることはない。
このように、加圧ローラ23の弾性層のゴム硬度の低下によって、ニップ部Nのニップ幅が当初の狙いよりも大きくなると、ニップ部Nを通過する用紙Pのトナー像Tが過熱され、ホットオフセット等の問題を生じてしまう。
このような課題を解決する構成として、図5を用いて本実施形態の定着装置の構成を説明する。なお、以下の説明では、用紙搬送方向の上流側、あるいは、用紙搬送方向の下流側を、それぞれ単に、上流側、あるいは、下流側とも呼ぶ。また、図5では、図4と同じく定着ベルトの図示を省略している。
図5に示すように、本実施形態の定着装置では、加圧ローラ23の定着ベルト22(ニップ形成部材30)に対して接近する方向が、矢印D1の方向(図4参照)に対して角度θだけ傾斜した矢印D2の方向に設定される。矢印D2の方向は、定着ベルト22に接近しながら、用紙搬送方向下流側(記録媒体搬送方向一方側)へ向かう方向である。また、加圧ローラ23がニップ形成部材30から離脱する際には、矢印D2と反対の方向へ移動する。
加圧ローラ23は、矢印D2の方向への移動により、定着ベルト22を介してニップ形成部材30に圧接され、ニップ部Nを形成する。この際、加圧ローラ23は、ニップ形成部材30のニップ形成面30aのうち、下流側では、下流側端部30a1にまでわたって当接する。一方、上流側には非当接部30a3が設けられる。
本実施形態では、加圧ローラ23の弾性層のゴム硬度が低下して接離機構からの付勢力に対する加圧ローラ23の反発力が弱まると、加圧ローラ23が、矢印D2の方向へさらに押し当てられた状態になる(図5の点線で示す加圧ローラ23’の状態)。
この場合、ニップ部Nのニップ幅は、加圧ローラ23と加圧ローラ23’の間で大きく変化しない。つまり、本実施形態では、加圧ローラ23がニップ形成部材30の側へさらに押し当てられると、加圧ローラ23が下流側へ移動するため、上流側のニップ幅N2が小さくなる方向へ移動することになる。従って、ニップ幅N2は、加圧ローラ23の移動によりニップ幅が減少する分と、加圧ローラ23がニップ形成部材30に対してより強く押し当てられてニップ幅が増加する分とが、一部、あるいは、全部相殺され、そのニップ幅の変化量が小さく抑えられる。なお、下流側では、加圧ローラ23が既にニップ形成面30aの下流側端部30a1にまでわたって当接しているため、加圧ローラ23がさらに下流側へ移動しても下流側ニップ幅N1が変化することはない。
このように、本実施形態では、加圧ローラ23のニップ形成部材30に対する接近方向を矢印D2の方向に設定し、弾性層のゴム硬度の低下によってニップ幅が広がる方向(用紙搬送方向の上流側)と逆方向へ加圧ローラ23を移動させている。これにより、加圧ローラ23の弾性層のゴム硬度の低下によるニップ幅の変化を抑制することができ、前述したホットオフセットの発生を防止することができる。従って、定着装置7において、低硬度の弾性層を有する加圧ローラ23を採用することができ、小径の加圧ローラ23であっても、十分な幅のニップ部Nを形成することができる。
加圧ローラ23の接近方向の傾きθは、前述のニップ幅N2の減少分を一定量確保するために、10度以上の角度で設けることが好ましい。一方、加圧ローラ23をニップ形成部材30に対して接離させるために、加圧ローラ23の接離方向への移動量を一定量以上確保する必要があり、その角度が大きくなり過ぎないようにする必要がある。
なお、ニップ形成面30aの下流側は、加圧ローラ23の外周面の形状に沿うように、部分的に加圧ローラ23の側へ反った曲面形状に形成される。これにより、ニップ形成面30aの下流側を、定着ベルト22を介して加圧ローラ23に密着させることができ、ニップ部Nの幅を大きくすることができる。
また、ニップ形成部材30は、その下流側端部30a1がR形状に形成される。これにより、下流側端部30a1において、定着ベルト22との間に生じる摺動抵抗を低減することができ、加圧ローラ23から定着ベルト22への加圧状態が長時間維持された場合でも、定着ベルト22の変形が生じることを防止できる。一方、R形状を大きくし過ぎると、加圧ローラ23の定着ベルト22に対する圧接状態によっては、加圧ローラ23と下流側端部30a1が離間し、搬送方向下流側のニップ幅が変動してしまう。そこで、R形状は、その半径が0.3〜2.0mmの範囲で形成することが好ましい。
次に、加圧ローラを矢印D2の方向へ案内する構成について、図6を用いて説明する。
図6に示すように、加圧ローラ23の軸方向両側に設けられた軸受41は、側板42に保持され、側板42のガイド孔(案内機構)42a内を移動可能に設けられる。ガイド孔42aは、定着ベルト22の側(図の左側)へ向かうに従って、用紙搬送方向の下流側(図の上側)に向かって設けられており、軸受41をガイド孔42aの延在方向に案内することで、加圧ローラ23の定着ベルト22に対する方向を当該方向(図5の矢印D2方向およびその逆方向)に設定することができる。
次に、本発明の定着装置について、ニップ形成部材の変形例について説明する。
図7に示すように、第二実施形態のニップ形成部材30は、ニップ形成面30aの上流側に傾斜面30bを有する。傾斜面30bは、上流側へ向かうに従って、加圧ローラ23から離反する方向へ傾斜している。
本実施形態では、ニップ形成部材30が傾斜面30bを有することにより、上流側のニップ幅N2が小さくなる。また、加圧ローラ23がより強くニップ形成部材30の側へ押し当てられた場合のニップ幅N2の増加量や、加圧ローラ23の搬送方向下流側への移動によるニップ幅N2の減少量も小さくなる。従って、加圧ローラ23のニップ形成部材30に対する押し当て量の変化に対して、ニップ幅N2の変化量を小さくすることができる。
また、ニップ形成部材30は、その一部を別部材により構成することもできる。例えば、図8に示すように、第三実施形態のニップ形成部材30は、その一部がその他の部分と別部材である第二部材35により構成される。第二部材35は、ニップ形成面30aの一部を構成する。これにより、ニップ形成面30aの一部を、摩擦係数の小さい部材に置き換えてニップ形成部材30と定着ベルト22の間に生じる摩擦力を低減させたり、ニップ形成面30aの一部を、より耐熱性の高い部材で構成することができる。
以上の実施形態では、搬送方向上流側のニップ幅N2が変化する構成について説明した。しかし、これに限らず、搬送方向下流側のニップ幅N1が変化する構成であってもよい。
具体的には、図9に示すように、本発明の第四実施形態の定着装置は、ニップ形成面30aの上流側(一方側)では、加圧ローラ23が上流側端部30a2にわたって当接する。一方、ニップ形成面30aの下流側には、加圧ローラ23が当接しない非当接部30a3が設けられる。なお、ニップ形成面30aの上流側は、加圧ローラ23の外周面に沿った曲線形状に設けられる。
加圧ローラ23は、接離機構から付勢されて、搬送方向に対して傾斜した矢印D3の方向へ移動し、ニップ形成部材30に押し当てられる。
このような構成では、加圧ローラ23の弾性層のゴム硬度の低下等により、加圧ローラ23がより強くニップ形成部材30の側へ押し当てられると、加圧ローラ23が上流側へ移動する。これにより、下流側のニップ幅N1の変化量が抑えられる。また、搬送方向上流側のニップ幅N2は、加圧ローラ23の押し当て量に関わらず、一定の幅で設けられる。
第四実施形態の定着装置では、加圧ローラ23の押し当て量に関わらず、ニップ部Nの搬送方向上流側の端部位置が、上流側端部30a2に固定される。このため、定着装置7にニップ部Nに通紙される用紙Pの突入時の挙動が安定しやすくなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置は、図1に示すカラー画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置や、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。
記録媒体としては、用紙P(普通紙)の他、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔等が含まれる。
本発明の定着装置は、前述した図2の構成に限らない。例えば、図10に示すように、定着装置7は、伝熱部材が設けられておらず、定着ベルト22がヒータ33によって直接加熱される。加圧ローラ23は、芯金23aと、弾性層23bと、離形層23cとによって構成される。また、加圧ローラ23を定着ベルト22に対して接離させる接離機構50が設けられる。加圧ローラ23は、接離機構50によって定着ベルト22の側へ押圧され、定着ベルト22(ニップ形成部材30)との間にニップ部Nを形成する。
ヒータ33は、一本のハロゲンヒータにより構成される。ただし、前述の実施形態の様に、2本設けてもよいし、3本以上でもよい。また、支持部材31とヒータ33の間には反射部材36が設けられる。反射部材36により、ヒータ33から支持部材31の側へ放射される熱が反射され、定着ベルト22がより効率良く加熱される。
このような低熱容量の定着部材を採用した定着装置7では、ヒータ33によるわずかな加熱で定着ベルト22を定着動作に必要な温度まで加熱することができるが、一方で、定着ベルト22が温度上昇しやすく、前述のホットオフセットの問題を生じやすい。
上記の構成の定着装置においても、図5および図6等を用いて説明した本発明の構成を採用することで、ゴム硬度の低下等により、加圧ローラ23のニップ形成部材30に対する押し当て量が増加した場合でも、ニップ幅の変動量を抑制し、ホットオフセットの発生を防止することができる。なお、図2および図10に示す接離機構は一例であり、加圧ローラ23に適当な付勢力を与えられるものであればよく、適宜、その構成を変更することができる。
1 画像形成装置
7 定着装置
22 定着ベルト(定着部材)
23 加圧ローラ(加圧部材)
30 ニップ形成部材
30a ニップ形成面
30a1 下流側端部(記録媒体の搬送方向一方側端部)
30b 傾斜面
42 側板(定着装置の筐体)
42a ガイド孔(案内機構)
50 接離機構(付勢機構)
N ニップ部
P 用紙(記録媒体)
特開2013−164451号公報 特開2014−199386号公報

Claims (10)

  1. 回転可能な無端状の定着部材と、
    前記定着部材に圧接され、定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、
    前記加圧部材を前記定着部材の側へ付勢する付勢機構と、
    前記定着部材の内周面側に配置されるニップ形成部材とを備え、記録媒体上の画像を定着させる定着装置において、
    前記ニップ形成部材は、前記定着部材を介して前記加圧部材に当接し、前記ニップ部を形成するニップ形成面を有し、
    前記加圧部材が前記定着部材を介して前記ニップ形成部材に当接する範囲は、前記ニップ形成部材の前記定着部材に対向する面全体の記録媒体搬送方向一方側端部に及び、
    前記加圧部材が、前記付勢機構に付勢されて前記定着部材に接近する際に、前記加圧部材を前記搬送方向一方側へ案内する案内機構をさらに備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧部材の前記定着部材に対する接近方向は、加圧部材の長手方向に垂直な方向のうち、前記記録媒体の搬送方向と異なる方向に対して10度以上の傾きを有する方向である請求項1記載の定着装置。
  3. 前記加圧部材は、加圧部材の軸方向両側に設けられた軸受を介して定着装置の筐体に回転可能に保持され、
    前記案内機構は、前記軸受を前記搬送方向一方側へ案内することにより、前記加圧部材を当該方向へ案内する請求項1または2いずれか記載の定着装置。
  4. 前記ニップ形成面は、搬送方向他端側に向けて、前記加圧部材から遠ざかる方向へ傾斜する傾斜面を有する請求項1から3いずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記ニップ形成部材の前記定着部材に対向する面は、記録媒体の搬送方向一方側端部にR形状を有し、その半径が0.3〜2.0mmの範囲に設定される請求項1から4いずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記ニップ形成部材は、耐熱性の樹脂材料によって形成される請求項1から5いずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記加圧部材は、加圧部材の軸方向両側に設けられた軸受を介して定着装置の筐体に回転可能に保持され、
    前記ニップ形成部材は、前記筐体に保持される請求項1から6いずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記加圧部材は、厚さ2mm以上の弾性層を有する請求項1から7いずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記加圧部材の表面硬度は、ASKER−C硬度で60以下に設定される請求項1から8いずれか1項に記載の定着装置。
  10. 請求項1から9いずれか1項に記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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