JP2006078578A - 像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルム加熱方式の像加熱装置について、熱効率と高速ウォームアップ特性、低コストといった利点を損なうことなく、被記録材加熱ニップ内の圧分布の最適化をはかり、カラー画像における高速化・高画質化への対応を図ることを目的とする。
【解決手段】板状発熱体23と、板状発熱体と接触しつつ移動する可撓性部材21と、板状発熱体および可撓性部材を保持する支持ホルダー22と、可撓性部材を介して板状発熱体とニップ部Nを形成する弾性ローラ30と、を有し、ニップ部の可撓性部材と弾性ローラとの間で像Tを担持した被記録材Pを挟持搬送して加熱する像加熱装置において、弾性ローラの回転軸線に対して鉛直な断面において、板状発熱体23の中心位置C1がニップ部Nの中心C2よりも被記録材搬送方向上流側に位置し、かつ板状発熱体の被記録材搬送方向下流側端部Kは、ニップ部Nのニップ内にあり、被記録材搬送方向上流側端部Jは定着ニップ部Nのニップ外にあることを特徴とする像加熱装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、複写機、レーザービームプリンター、ファクシミリ等の画像形成装置において、未定着トナー像を形成担持させた被記録材を加熱して、被記録材上に永久固着像を形成するトナー像定着装置として用いて好適な像加熱装置に関する。
本発明は、特にカラー画像形成装置に使用される、低コストで立ち上がり時間(いわゆるウォームアップタイム)の短い、耐久性に優れたオンデマンド定着装置として用いて好適な像加熱装置に関するものである。
例えば、電子写真プロセス・静電記録プロセス等の画像形成装置において、転写方式あるいは直接方式で被記録材(転写紙、印字用紙、感光紙、静電記録紙など)に形成担持させた未定着のトナー像を加熱定着させる加熱定着装置としては、熱ローラ方式、フィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式など各種の方式・構成の像加熱装置が知られている。
これらのうち、フィルム加熱方式の像加熱装置はウォームアップタイムが短く、安価な定着装置として良く知られている。フィルム加熱方式の像加熱装置は、固定支持された、セラミックスヒーターを一般的とする板状発熱体(加熱体)と、この板状発熱体と接触しつつ移動する、耐熱樹脂製フィルムや金属製フィルム等の可撓性部材と、可撓性部材を介して板状発熱体とニップ部を形成する弾性ローラと、を有し、ニップ部の可撓性部材と弾性ローラとの間で像を担持した被記録材を挟持搬送して加熱するものである。このような構成の像加熱装置では、可撓性部材の熱容量が非常に小さくなっているので、板状発熱体に電力を投入した後、短時間でニップ部を所定の像加熱可能温度まで昇温させることが可能である。
特許文献1に記載のフィルム加熱方式の定着装置は、円筒状またはエンドレス状の可撓性部材が加圧部材と加圧当接し定着ニップを形成するとき、可撓性部材を支持する部材の定着ニップ部内相当位置に突起を設け、定着ニップ内に局所的に加圧力の高い部分を形成することで、定着のプロセススピードを高速化したときでも、高いグロスで良好な定着画像が得られるよう工夫されている。
特許文献2に記載のフィルム加熱方式の定着装置は、定着ニップの下流部分で加圧力を急激に変化させている。この手法によれば加圧ローラ汚れを防止できるばかりでなく高速化・高画質化(高光沢化)に対してもある程度の効果が認められる。
フィルム加熱方式の定着装置において更なる高速化・高光沢化を図る手法として、例えば図10に示されるような形態、あるいは特許文献3で提案されているような形態(図12)が考えられる。これらはフィルム加熱方式の定着装置において、円筒状またはエンドレス状フィルムを有する加熱回転体が加圧部材と加圧当接し定着ニップを形成するとき、回転体を支持する部材の定着ニップ部内相当位置に突起を設け、定着ニップ内に局所的に加圧力の高い部分を形成することで、定着のプロセススピードを高速化したときでも、高いグロスで良好な定着画像が得られるよう工夫されている。
特開平11−133776号公報 特開2003−337481号公報 特開平10−198200号公報
しかしながら、板状発熱体で発生した熱を可撓性部材(加熱フィルム)を介して効率的に被記録材に与えることで更なる高速化・高光沢化・ウォームアップタイム短縮を達成すると言う観点に対しては改善の余地が残されていた。
すなわち、図10の定着ニップ部を拡大した図である図11の領域Q、あるいは、図12(b)の領域Qのように、定着ニップ部内に相当する位置に突起を設けると、加熱フィルムと板状発熱体153との間に空隙が生じ、板状発熱体で発生した熱が充分に加熱フィルムに伝達せず、板状発熱体が必要以上に発熱し、板状発熱体を仕持する支持ホルダーの耐熱温度を超えてしまって破損するといった問題が生じていた。
本発明は上記従来技術を更に発展させたものである。すなわち、フィルム加熱方式の像加熱装置について、熱効率と高速ウォームアップ特性、低コストといった利点を損なうことなく、被加熱材を加熱するニップ内の圧分布の最適化をはかり、カラー画像における高速化・高画質化への対応を図ることを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る像加熱装置の代表的な構成は、板状発熱体と、前記板状発熱体と接触しつつ移動する可撓性部材と、前記板状発熱体および前記可撓性部材を保持する支持ホルダーと、前記可撓性部材を介して前記板状発熱体とニップ部を形成する弾性ローラと、を有し、前記ニップ部の前記可撓性部材と前記弾性ローラとの間で像を担持した被記録材を挟持搬送して加熱する像加熱装置において、前記弾性ローラの回転軸線に対して鉛直な断面において、前記板状発熱体の中心位置が前記ニップ部の中心よりも被記録材搬送方向上流側に位置し、かつ前記板状発熱体の被記録材搬送方向下流側端部は、前記ニップ部のニップ内にあり、被記録材搬送方向上流側端部は前記定着ニップ部のニップ外にあることを特徴とする像加熱装置、である。
上記構成において、板状発熱体が弾性ローラの回転中心からニップ部の入口側にオフセットし、かつ板状発熱体下流側端部がニップ部内にあることで、ニップ部内では板状発熱体による加熱と同時に、ニップ中心よりも下流でピーク値となるような圧分布が形成される。これにより被記録材の像がニップ部内で可撓性部材から熱供給を受け、その温度が最も高くなる下流部分、すなわち充分に軟化もしくは溶融した状態において高圧にさらされるため、従来の方式におけるようなニップ中心部で圧分布のピーク値をもつ場合と比較して加圧力を増加させることなく高速条件下においても充分な像加熱性と画質を確保することが可能となる。
また、上流側の板状発熱体端部がニップ部の入口より外側となるように板状発熱体を配置したので、可撓性部材内面と支持ホルダーがニップ部上流側近傍で接触して可撓性部材の熱が支持ホルダーに奪われてしまうことのないため、高速ウォームアップ特性を損なうこともない。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
以下に、第1の実施例を説明する。
(1)画像形成装置例
図1は本発明に従う像加熱装置を定着装置として搭載した画像形成装置の一例の概略構成図である。本例の画像形成装置は転写方式電子写真プロセスを用いた、インライン方式(タンデム型)の4色フルカラーレーザビームプリンタである。
Y・M・C・Bkはそれぞれイエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの各色のトナー像を形成する第1〜第4の4つのプロセスステーション(以下、作像部と記す)であり、プリンタ内に下から上に順に並列配置されている。
各作像部は、それぞれ、時計方向に所定のプロセススピードで回転駆動されるドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)1、1次帯電器2、レーザスキャナユニット3、現像装置4、クリーニング装置5等を有している。
7は被記録材の静電吸着搬送部材としてのエンドレスベルト(以下、搬送ベルトと記す)である。この搬送ベルト7は上側の駆動ローラ8、下側の吸着対向ローラ9、2本のテンションローラ10・11との間に懸回張設してある。駆動ローラ8と吸着対向ローラ9との間の搬送ベルト部分を各作像部に亘らせて縦方向に配設してある。6は転写ローラであり、上記の搬送ベルト7を介して各作像部の感光ドラム1に圧接させている。
そして、各作像部において、感光ドラム1が回転駆動され、1次帯電器2により所定の極性及び電位に一様に1次帯電処理される。その帯電処理面に対してレーザスキャナユニット3により光像露光がなされ、各感光ドラム1上に画像情報に応じた静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置4によってトナー像として現像される。
このようなプロセスにより、各作像部Y・M・C・Bkの感光ドラム1の面に、それぞれ、フルカラー画像の色分解成分像である、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。
一方、プリンタ内下部に配設した給紙カセット12内の被記録材(以下、転写材と記す)Pが所定の制御タイミングにて給紙ローラ13により1枚ずつ分離給送される。転写材Pは搬送ローラ14・15で上方に搬送され、レジストローラ16により所定の制御タイミングにて搬送ベルト7の下端部と吸着ローラ17との間の吸着部に導入される。吸着ローラ17は搬送ベルト7を介して吸着対向ローラ9に圧接させてある。吸着ローラ17には吸着バイアス電源17aより電圧が印加されることにより吸着部に導入された転写材Pに電荷が付与される。その転写材Pは搬送ベルトを分極することによってベルト面に静電吸着状態になる。
その転写材Pは搬送ベルト7の回動で上方に搬送されていき、搬送過程で第1〜第4の各作像部Y・M・C・Bkの転写部を通過して、各作像部の感光ドラム面にそれぞれ形成されるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー像の重畳転写を順次に受ける。これにより転写材Pの面に未定着のフルカラートナー像が合成形成される。感光ドラム1から転写材Pへのトナー像の転写は転写ローラ6に転写バイアス電源6aから転写バイアスが印加されて、静電的になされる。
また、各作像部において、転写材Pへのトナー像転写後の感光ドラム1はクリーニング装置5によって転写残トナー等の残存付着物が除去され、繰り返して作像に供される。
4つのトナー像の重畳転写を受けて搬送ベルト7の上端に搬送された転写材Pは搬送ベルト7面から分離されて、像加熱装置である定着装置18に送り込まれ、トナー像の加熱定着を受けた後、フルカラープリントとして排出搬送される。
(2)定着装置18
図2は定着装置18の要部の拡大横断面模型図である。図3はその部分的拡大模型図である。この定着装置18は、可撓性部材として円筒状(スリーブ状)の加熱フィルム(定着フィルム)を用いた、フィルム加熱方式、加圧ローラ駆動方式(テンションレスタイプ)の加熱装置である。
20は加熱ユニット(加熱回転体ユニット)、30は弾性を有する加圧ローラである。この両者20・30の圧接により定着ニップ部Nを形成させている。
加熱ユニット20は、図面に垂直方向(被記録材の搬送路面において被記録材搬送方向に交差する方向)を長手とし、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等の耐熱性と、摺動性を具備した耐熱性樹脂により形成した支持ホルダー22と、この支持ホルダー22の外面側中央部に支持ホルダー長手に沿って設けた凹溝部に嵌め込んで固定して配設した板状発熱体(加熱体)23と、支持ホルダー22の内面側に配設されて支持ホルダーを保持する、横断面U字型の金属製の定着ステー(剛性加圧ステー)24と、上記の支持ホルダー22・板状発熱体23・定着ステー24の組み立て体にルーズに外嵌させた、可撓性部材としての円筒状の加熱フィルム21等からなる。
加圧ローラ30はアルミあるいは鉄製の芯金31、その外側に弾性層32、弾性層32の表面を被覆する離型性層33から形成されている。弾性層32はシリコンゴム等で形成されたソリッドゴム層、あるいは断熱効果を持たせるためシリコンゴムを発泡させ形成されたスポンジゴム層、あるいはシリコンゴム層内に中空のフィラーを分散させ、硬化物内に気泡部分を持たせ、断熱作用を高めた気泡ゴム層などがある。離型性層33は、パーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン樹脂(FEP)等のフッ素系樹脂、あるいはGLSラテックスコーティングを施したものであってもよく、また離型性層43はチューブを被覆させたものでも、表面を塗料でコートしたものであってもよい。
加圧ローラ30は芯金21の両端部を不図示の装置側板間に回転自由に軸受保持させて固定配設してある。この加圧ローラ30に対して加熱ユニット20を板状発熱体23側を加圧ローラ30に向けて加圧ローラ30に並行に配列し、定着ステー24の両端部を不図示のバネ等の加圧手段にて加圧ローラ方向に所定の加圧力Fで加圧ローラ30の弾性層32の弾性に抗して押圧状態にすることで、加圧ローラ30に加熱フィルム21を介して板状発熱体23を加圧ローラ30の弾性層32に所定に侵入させて定着ニップ部Nを形成させている。
加圧ローラ30は駆動手段Mにより矢印の反時計方向に回転駆動される(加圧ローラ駆動式)。この加圧ローラ30の回転駆動による加圧ローラ30と加熱フィルム21との定着ニップ部Nにおける接触摩擦力で加熱フィルム21に移動力が作用して、円筒状の加熱フィルム21がその内面側が定着ニップ部Nにおいて板状発熱体23の面に密着して摺動しながら支持ホルダー22・板状発熱体23・定着ステー24の組み立て体の外周りを矢印の時計方向に従動回転状態になる。
加圧ローラ30が回転駆動され、それに伴って円筒状の加熱フィルム21が従動回転状態になり、また板状発熱体23に通電がなされ、この板状発熱体23が昇温して所定の温度に立ち上がり温調された状態において、定着ニップ部Nの加熱フィルム21と加圧ローラ30との間に未定着トナー像Tを担持した被記録材である転写材Pが導入される。転写材Pは定着ニップ部Nにおいてトナー像担持面側が加熱フィルム21の外面に密着して加熱フィルム21と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。この挟持搬送過程において、板状発熱体23の熱が加熱フィルム21を介して転写材Pに付与され、転写材P上の未定着トナー像Tが転写材P上に加熱加圧されて溶融定着される。定着ニップ部Nを通過した転写材Pは加熱フィルム21から曲率分離される。
加熱回転体を構成する円筒状の加熱フィルム21は、具体的には、耐熱性、断熱性を有するポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS、PFA、PTFE、FEP等の樹脂製フィルムあるいはニッケル、鉄、ステンレス等の金属性フィルムを基層21aとし、これに、シリコーンゴム、フッ素ゴム、フルオロシリコーンゴム等の、耐熱性、熱伝導率が良い材質からなる弾性層21b、および、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、フルオロシリコーンゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム、PFA、PTFE、FEP等の離型性且つ耐熱性のよい材料からなる離型性層21cを順次形成したものである。
弾性層21bの厚さは10〜500μmであることが好ましく、画像品質と高速ウォームアップ特性の両立の観点から、より好ましくは50〜300μmが良い。また弾性層21bの硬度としては60゜(JIS−A)以下、より好ましくは45゜(JIS−A)以下がよい。そして弾性層21bの熱伝導率λは、2.5×10−1〜8.4×10−1W/m・℃であることが好ましい。熱伝導率λが上記範囲よりも小さい場合には、熱抵抗が大きすぎて、加熱フィルム21の表層である離型性層21cにおける温度上昇が遅くなる。熱伝導率λが上記範囲よりも大きい場合には、弾性層21bの硬度が高くなりすぎたり、圧縮永久歪みが発生しやすくなる。より好ましくは3.3×10−1〜6.3×10−1W/m・℃が良い。
また、離型性層21cの厚さは離型性能や製造の安定性の観点および熱伝導特性の観点から、1〜100μmが好ましい
本実施例に使用する加熱フィルム21は、基層21aとしての厚み50μmの円筒状に形成したポリイミド製のエンドレスベルト上に、弾性層21bとしてシリコーンゴム層をリングコート法により厚さ250μmに形成した。シリコーンゴム層には、熱伝導率が約8.0×10−1W/m・Kと、シリコーンゴムとしては、熱伝導率が高い部類に属する材質を用いた。さらに、離型性層21cとして厚み30μmのPFA樹脂チューブをシリコーンゴム層上に被覆して加熱フィルム(樹脂スリーブ)21を形成した。
図4は板状発熱体23の一例の構成説明図である。この板状発熱体23は、基本的には、アルミナや窒化アルミ等のセラミックスの平板状のヒーター基材と、該基材面に、スクリーン印刷等の手段により、線状もしくは細帯状に塗工し焼成されて形成された、Ag/Pd(銀パラジウム)、RuO、TaN等の抵抗発熱体パターンと、該抵抗発熱体パターンを形成した基材面を被覆させたガラスコート等の絶縁層と、前記抵抗発熱体パターンと電気的に導通されて基材面に形成されており、給電コネクタを介して給電回路から電圧が印加される給電電極パターンと、を有している全体に低熱容量の表(おもて)面加熱型のセラミックスヒーターである。より具体的には
a:定着ニップ部Nにおける被記録材搬送方向PF方向に交差(直交)する方向を長手とする、例えばAlやAlN等の細長・薄肉の平板状の基材23a、
b:この基材23aの表面側に基材長手に沿って、例えばAg/Pd(銀パラジウム)等の電気抵抗材料を厚み約10μm、幅1〜5mmにスクリーン印刷等によりパターン塗工し焼成して形成具備させた、並行2条の抵抗発熱体パターン23b、
c:上記の並行2条の抵抗発熱体パターン23bの一端部側の基材面にそれぞれ抵抗発熱体パターン23bに電気的に導通させて形成具備させた第1と第2の通電用電極パターン23d・23e、
d:上記の並行2条の抵抗発熱体パターン23bの他端部側を電気的に直列に導通させてヒーター基材面に形成具備させた導通用電極パターンパターン23f、
e:上記の導通用電極パターンパターン23f側において、基材面に形成具備させた第1と第2の温度制御部出力用電極パターン23g・23h、
f:基材23aの表面側において、抵抗発熱体パターン23bと導通用電極パターンパターン23fとを覆わせて設けた、厚さ10μm程度の薄肉ガラスの表面保護層23c、
g:基材23aの背面(裏面)側において、基材長手中央部に当接させて具備させたサーミスタ等の温度検知素子51、
h:上記の温度検知素子51と電気的に導通させて基材23aの背面に形成具備させた、第1と第2の導電性パターン23i・23j、
i:上記の第1と第2の電極パターン23i・23jの各端部をそれぞれ基板表面側の前記第1と第2の温度制御部出力用電極パターン23g・23hに電気的に導通させた導電性スルーホール23k・23l
等からなる。
そして、この板状発熱体23を表(おもて)面側(抵抗発熱体パターン23b・表面保護層23cを形成具備させた基材面側)を加熱フィルム密着摺動面にして、支持ホルダー22の外面側中央部に支持ホルダー長手に沿って形成具備させた板状発熱体嵌め込み溝内に板状発熱体表面側を外側に露呈させて嵌め入れて固定保持させてある。
52は安全素子としての、温度ヒューズ・サーモスイッチ等のサーモプロテクタであり、集熱板52a部分を板状発熱体背面の所定の設計位置に当接させて配設される。
53は給電用コネクタであり、支持ホルダー22に固定保持させた板状発熱体23の第1と第2の通電用電極パターン23d・23e側に嵌着され、該通電用電極パターン233d・33eにそれぞれ給電用コネクタ53側の電気接点が接触状態になる。
54は温度制御用コネクタであり、支持ホルダー22に固定保持させた板状発熱体23の第1と第2の温度制御部出力用電極パターン23g・23h側に嵌着され、該温度制御部出力用電極パターン23g・23hにそれぞれ温度制御用コネクタ54側の電気接点が接触状態になる。
55はAC電源、56は制御回路部(CPU)、57はトライアックである。板状発熱体23は、AC電源55から給電用コネクタ53、第1と第2の通電用電極パターン23d・23eを介して抵抗発熱体パターン23bに給電されて抵抗発熱体パターン23bが全長にわたって発熱することで迅速急峻に昇温する。その板状発熱体23の昇温が温度検知素子51により検知され、その検知温度の電気的情報が、第1と第2の導電性パターン23i・23j、導電性スルーホール23k・23l、第1と第2の温度制御部出力用電極パターン33g・33h、温度制御用コネクタ54を介して制御回路部56に入力する。制御回路部56はその入力する検知温度情報に基づいてトライアック57をコントロールしてAC電源55から板状発熱体23の抵抗発熱体パターン33bに通電する電力を位相、波数制御等により制御して、板状発熱体23の温度を所定の定着温度に温調制御する。
板状発熱体23の背面に集熱板52a部分を当接させて配設したサーモプロテクタ52は板状発熱体23の抵抗発熱体パターン23bに対する通電回路に電気的に直列に挿入してある。制御回路部56・トライアック57等の何等かの故障原因により電源55から板状発熱体23の抵抗発熱体パターン23bへの通電が無制御状態に陥って抵抗発熱体パターン23bへの通電が連続化して板状発熱体23が許容以上の過加熱状態になるとサーモプロテクタ52がその板状発熱体23の過加熱で電路遮断動作して抵抗発熱体パターン23bへの通電を強制的にシャットダウンして安全を確保する。
板状発熱体23の温調構成は上記に限られず、加圧ローラ30の表面温度もしくは、定着ニップ部Nの加熱フィルム21の内面任意の位置に配された不図示のサーミスタ等の温度検知手段により検知される温度情報を元に、定着ニップ部Nにおいて被記録材P上のトナー像Tを定着するのに必要とされる加熱フィルム21の表面温度を目標設定温度とし、それが維持されるよう板状発熱体23の抵抗発熱体パターン23bへの通電量を制御することもできる。
(3)定着ニップ部Nの詳細説明
以下において、上流と下流とは、被記録材搬送方向PFまたは加熱フィルムの移動方向において上流と下流を意味するものとする。
前記したように、板状発熱体23は、加熱フィルム21を介して加圧ローラ30と加圧力Fで定着ニップ部Nを形成している。このとき加圧ローラ回転軸線に対して鉛直な断面の定着ニップ部Nにおいて、図3のように、板状発熱体53の被記録材搬送方向PFにおける中心線C1が、定着ニップ部Nの被記録材搬送方向PFにおける中心線C2に対して定着ニップ部Nの被記録材入口に近い上流側にあり、このとき板状発熱体23の下流側端部Kが定着ニップ部N内にある。
ここで、加熱フィルム21は定着ニップ部Nにおける板状発熱体23との接触により板状発熱体23で発生した熱を受け取るが、逆に加熱フィルム21が板状発熱体23以外の部分と接触する場合には板状発熱体23から受け取った熱を接触対象物に奪われることとなり、高速ウォームアップ特性を損なうこととなる。特に加熱フィルム21が板状発熱体23から熱を受け取った直後の定着ニップ部Nの下流近傍、例えば支持ホルダー22と接触する場合などはその影響が顕著に現れる。
そこで、加熱フィルム21が定着ニップ部Nの下流位置近傍において、支持ホルダー22と接触しないよう、支持ホルダー22の形状を設定した。すなわち、加熱フィルム21は定着ニップ部Nの下流位置近傍においても、支持ホルダー22と接触して加熱フィルム21の熱が支持ホルダー22に奪われてしまうことがないため、高速ウォームアップ特性を損なうこともない。
また、同様に定着ニップ部Nの上流位置近傍においても加熱フィルム21と支持ホルダー22が接触しないよう、板状発熱体23の上流側端部Jが定着ニップ部Nの被記録材入口より外側となるように板状発熱体23を配置した。
上記のように、加圧ローラ回転軸線に対して鉛直な断面で、板状発熱体23の被記録材搬送方向中心線C1が、定着ニップ部Nの被記録材搬送方向中心線C2に対して定着ニップ部の被記録材入口に近い上流側にあり、このとき板状発熱体23の下流側端部Kが定着ニップ部内にあり、板状発熱体23が加圧ローラ30に加熱フィルム21を介して圧接されていることで、定着ニップ部N内では板状発熱体23による加熱と同時に、図5に示されるように定着ニップ部Nの被記録材搬送方向中心よりも下流でピーク値となるような圧分布が形成されることになる。
これによりトナーが定着ニップ部N内で加熱フィルム21から熱供給を受け、その温度が最も高くなる下流部分、すなわち充分に軟化もしくは溶融した状態において高い定着圧にさらされるため、従来の方式におけるような定着ニップ部の被記録材搬送方向中心部で圧分布のピーク値をもつ場合と比較して加圧力Fを増加させることなく高速条件下においても充分な定着性を画質を確保することが可能である。
また、加熱フィルム21は定着ニップ部Nの下流位置近傍において、支持ホルダー22と接触して加熱フィルム21の熱が支持ホルダー22に奪われてしまうことのないよう支持ホルダー22の形状を設定し、板状発熱体23の上流側端部Jが定着ニップ部Nの被記録材入口より外側となるように板状発熱体23を配置したので、高速ウォームアップ特性を損なうこともなかった。
以下に、第2の実施例を説明する。本実施例の定着装置を含む画像形成装置の構成は第1の実施例の図1で説明したものと同じであるため再度の説明は省略する。また定着装置について第1の実施例の定着装置と共通する構成部材・部分には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
本実施例の定着装置においては、可撓性部材としての加熱フィルム21はステンレスをベースにした加熱フィルム(金属スリーブ)を用いている。板状発熱体23はこの加熱フィルム21を介して加圧ローラ30に圧接されている。
本実施例においては、板状発熱体は図9に示されるような形態とした。即ち、アルミナや窒化アルミ等のセラミックスの平板状のヒーター基材23aと、該基材表(おもて)面にスクリーン印刷等の手段により塗工されたポリイミド・4フッ化エチレン等の耐熱摺動層23m、該基材裏面にスクリーン印刷等の手段により線状もしくは細帯状に塗工し焼成されて形成された、Ag/Pd(銀パラジウム)、RuO、TaN等の抵抗発熱体パターン23bと、該抵抗発熱体パターンを形成した基材面を被覆させたガラスコート等の絶縁層23cと、前記抵抗発熱体パターンと電気的に導通されて基材面に形成されており、給電コネクタを介して給電回路から電圧が印加される給電電極パターン(不図示)と、を有している全体に低熱容量の裏面加熱型のセラミックスヒーターである。
そして、この板状発熱体23を表(おもて)面側(耐熱摺動層側)を加熱フィルム密着摺動面にして、支持ホルダー22の外面側中央部に支持ホルダー長手に沿って形成具備させた板状発熱体嵌め込み溝内に板状発熱体表面側を外側に露呈させて嵌め入れて固定保持させてある。
不図示のサーミスタは加熱フィルム内面に接触するように配置され、実施例1と同様の手法によって加熱フィルム内面が一定温度となるように温調制御される。
そして、図6に示されるように、加圧ローラ30の回転軸線に対して鉛直な断面において、板状発熱体23は加圧ローラ30の回転中心に向かって加圧方向Fで加圧されており、定着ニップ部Nにおける加熱フィルム21の内面との板状発熱体23ならびに支持ホルダー22の摺動面の法線方向Uが加圧ローラ30への加圧方向Fに対して平行ではなく、定着ニップ部Nにおいて被記録材Pの搬送方向PFの入口から出口方向にかけて、板状発熱体23ならびに支持ホルダー22の摺動面が加圧ローラ30の表面から内部へ侵入量が増加する方向に傾斜している。
本実施例ではステンレスをベースとした加熱フィルム21を用いているため、第1の実施例で用いたポリイミドをベースとした加熱フィルム21よりも剛性が高くなっている。このため図7に示すように、定着ニップ部上流側における加熱フィルム21の形状も第1の実施例の場合とは異なり、加熱フィルム21が加圧ローラ30側に湾曲する形状となる。そして加熱フィルム21の内面と板状発熱体23とは加熱フィルム21と加圧ローラ30の接触により形成される定着ニップNとは別の、より狭い範囲のフィルム内面ニップ部N’を形成することとなる。
そこで、本実施例においては、板状発熱体23の上流側端部Jが定着ニップ部Nの被記録材入口より内側、かつフィルム内面ニップ部N’の外側となるように板状発熱体23を配置した。このような配置においても加熱フィルム21の内面は支持ホルダー22と接触しない構成とすることが可能であった。また、板状発熱体23の被記録材搬送方向PFにおける中心線C1が、定着ニップ部Nの被記録材搬送方向の中心線C2に対して被記録材Pの搬送方向PFの入口に近い上流側にあり、板状発熱体23の下流側端部Kはフィルム内面ニップ部N’の下流端部に位置する構成とした。
上記のように、板状発熱体23ならびに支持ホルダー22からなる加熱フィルム21内の摺動面法線方向Uが加圧ローラ30への加圧方向Fに対し平行ではなく、摺動面が傾斜しかつその端部の一方Kが定着ニップ部N内にあることにより、第1の実施例での効果と同様に、定着ニップ部N内では板状発熱体23による加熱と同時に、図8に示されるように定着ニップ部Nの出口側(摺動面端部K)位置において定着圧分布がピーク値をもつことになる。
これによりトナーが定着ニップ部N内で加熱フィルム21から熱供給を受け、その温度が最も高くなる下流部分、すなわち充分に軟化もしくは溶融した状態においてより高い定着圧にさらされる。このため、第1の実施例と比較しても、加圧力Fを増加させることなく更なる高速条件下においても充分な定着性と画質を確保することが可能である。
また、加熱フィルム21は定着ニップ部Nの上下流位置近傍において、前記支持ホルダー22と接触して加熱フィルム21の熱が支持ホルダー22に奪われてしまうことのないよう、板状発熱体23の前記中心線C1が、定着ニップ部Nの前記中心線C2に対して被記録材Pの搬送方向PFの入口に近い上流側にあり、板状発熱体23の下流側端部Kがフィルム内面ニップ部N’の下流端部となるように、また板状発熱体23の上流側端部Jがフィルム内面ニップ部N’の入口より外側となるように板状発熱体23を配置したので、高速ウォームアップ特性を損なうこともなかった。
(その他)
1)本発明の像加熱装置は、未定着画像を被記録材に仮に定着せしめる仮定着装置や、定着画像を担持した被記録材を再加熱してつや等の画像表面性を改質する表面改質装置等の像加熱装置を包含する。
2)実施例では板状発熱体23として図4に例示したような構造のセラミックスヒーターを用いているが、これとは異なる構造のセラミックスヒーターであっても勿論よい。抵抗発熱体パターン23bを基材23aの可撓性部材摺動面とは反対側の面に設けた所謂背面加熱型のセラミックスヒーターであってもよい。また抵抗発熱体としてニクロム線等を用いた板状発熱体等や、鉄板片等の電磁誘導発熱性部材を用いた板状発熱体等でもよい。
3)実施例では可撓性部材は円筒状部材(可撓性スリーブ)にして、これを加圧ローラ駆動による従動回転としているが、エンドレスフィルムの内部に駆動ローラを設け駆動ローラを回転駆動することによりフィルムを回転させるなど、任意の回転手段にすることが出来る。また可撓性部材はロール巻きにした長尺の有端ウエブ状部材にしてこれを板状発熱体を経由させて繰り出し走行移動させる像加熱装置構成にすることもできる。
第1の実施例における画像形成装置例の概略図。 像加熱装置である定着装置の横断面模型図。 図2の部分的拡大図。 板状発熱体の一例の構成説明図。 定着ニップ内の圧力分布の説明図。 第2の実施例を示す定着ニップ部の形状図。 定着ニップ部上流側部分の拡大図。 定着ニップ内の圧力分布の説明図。 第2の実施例における板状発熱体の拡大横断面図。 従来の加熱定着装置を示す断面構成図。 図10の定着ニップ部の拡大図。 従来の加熱定着装置を示す構成図。
符号の説明
18・・加熱定着装置(像加熱装置)、20・・加熱ユニット、21・・加熱フィルム、22・・支持ホルダー、23・・板状発熱体、24・・定着ステー、30・・加圧ローラ(弾性ローラ)、31・・芯金、32・・弾性層、33・・離型層、P・・被記録材、T・・トナー像、PF・・被記録材搬送方向、N・・定着ニップ部、C1・・板状発熱体の中心線、C2・・定着ニップ部Nの中心線、U・・摺動面法線方向

Claims (7)

  1. 板状発熱体と、前記板状発熱体と接触しつつ移動する可撓性部材と、前記板状発熱体および前記可撓性部材を保持する支持ホルダーと、前記可撓性部材を介して前記板状発熱体とニップ部を形成する弾性ローラと、を有し、前記ニップ部の前記可撓性部材と前記弾性ローラとの間で像を担持した被記録材を挟持搬送して加熱する像加熱装置において、
    前記弾性ローラの回転軸線に対して鉛直な断面において、前記板状発熱体の中心位置が前記ニップ部の中心よりも被記録材搬送方向上流側に位置し、かつ前記板状発熱体の被記録材搬送方向下流側端部は、前記ニップ部のニップ内にあり、被記録材搬送方向上流側端部は前記定着ニップ部のニップ外にあることを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記可撓性部材は前記定着ニップ部の被記録材搬送方向下流位置において前記支持ホルダーと接触していないことを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 板状発熱体と、前記板状発熱体と接触しつつ移動する可撓性部材と、前記板状発熱体および前記可撓性部材を保持する支持ホルダーと、前記可撓性部材を介して前記板状発熱体とニップ部を形成する弾性ローラと、を有し、前記ニップ部の前記可撓性部材と前記弾性ローラとの間で像を担持した被記録材を挟持搬送させて加熱する像加熱装置において、
    前記弾性ローラの回転軸線に対して鉛直な断面において、前記板状発熱体の中心位置が前記定着ニップ部の中心よりも被記録材搬送方向上流側に位置し、かつ前記板状発熱体の被記録材搬送方向下流側端部は、前記可撓性部材の前記弾性ローラの側とは反対側の面と前記板状発熱体の摺動面が圧接されて形成される可撓性部材内面ニップの可撓性部材移動方向下流側端部に位置することを特徴とする加熱定着装置。
  4. 前記板状発熱体の可撓性部材移動方向上流側端部は前記可撓性部材内面ニップの外に位置することを特徴とする請求項3に記載の像加熱装置。
  5. 前記弾性ローラの回転軸線に対して鉛直な断面において、前記板状発熱体の摺動面が、前記ニップ部の被記録材搬送方向入口から出口方向にかけて、前記弾性ローラの表面から内部への侵入量が増加する方向に傾斜していることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の像加熱装置。
  6. 前記弾性ローラの回転軸線に対して鉛直な断面において、前記ニップ部のニップ内における圧力分布が前記板状発熱体の被記録材搬送方向下流側端部に相当する位置でピーク値を持つことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の像加熱装置。
  7. 前記可撓性部材が円筒状あるいはエンドレスベルト状部材であることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の像加熱装置。
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