JPH06308834A - マグネットローラ - Google Patents

マグネットローラ

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Publication number
JPH06308834A
JPH06308834A JP9798793A JP9798793A JPH06308834A JP H06308834 A JPH06308834 A JP H06308834A JP 9798793 A JP9798793 A JP 9798793A JP 9798793 A JP9798793 A JP 9798793A JP H06308834 A JPH06308834 A JP H06308834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
hole
insertion hole
magnet
magnet roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9798793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Takebe
浩太郎 武部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP9798793A priority Critical patent/JPH06308834A/ja
Publication of JPH06308834A publication Critical patent/JPH06308834A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
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  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁極の位置合わせが簡単にでき、挿入孔へシ
ャフトをがたつくことなく挿入固定することができるマ
グネットローラを得る。 【構成】 ボンデッドマグネット12の両端面には、円
形の挿入孔18が穿設されており、この挿入孔18へ円
柱状のシャフト16が挿入固定される。このシャフト1
6の挿入部には、円周面を切欠いて係合部16Aが形成
されており、また、挿入孔18内には、係合部16Aと
係合する回転阻止孔18Bが形成されている。従って、
シャフト16を挿入孔18へ挿入するだけで、係合部1
6Aと回転阻止孔18Bとが係合し、挿入孔18に対す
るシャフト16の回転が阻止される。この係合部16A
と回転阻止孔18Bとを、磁極と対応した位置に形成す
ることで、挿入時に磁極の位置合わせの必要がなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機、レーザープリンター、ファクシミリ等に用いられる
現像用、クリーニング用若しくはトナー搬送用のマグネ
ットローラに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンター等に用いられるマグ
ネットローラには、マグネット回転型とマグネット固定
型とがある。
【0003】マグネット回転型は、マグネットの両端部
が回転可能に軸支される構造なので、磁極の位置関係は
任意でよい。ところが、図6に示すように、マグネット
ローラ30を軸方向から見ると、マグネットローラ30
の外周面に沿ってサインカーブ(L)を描いて磁極が変
化する。このため、マグネット固定型、すなわち、固定
されたマグネット部32の外周へスリーブ34が回転可
能に挿通されたものでは、マグネット部32の磁極の位
置合わせが問題となってくる。
【0004】一方、従来のマグネット固定型のマグネッ
トローラの支持構造として、図7に示すように、円形の
挿入孔36に円柱状のシャフト38を挿入したもの、図
8に示すように、奥方に先細りとなったテイパー部40
Aを有する挿入孔40へ、先端にテーパー面42Aが形
成されたシャフト42を挿入したもの、さらに、図9に
示すように、ねじが切られた挿入孔44へ、ねじ山46
が形成されたシャフト48をねじ込むものが実用化され
ているが、構造的にマグネット部の磁極の位置合わせが
難しい。
【0005】そこで、挿入孔及びシャフトを角形とした
支持構造も提案されているが、円柱状のシャフトと比較
してコストがかかり、また、角柱(例えば、6角柱形
等)が対称形状の場合、どの角面においても挿入が可能
であるため、磁極の位置合わせができない。
【0006】また、マグネットローラの振れ、取付角度
のばらつきをなくすためには、公差を小さくして、シャ
フトを挿入孔へがたつかないように固定する必要があ
る。
【0007】しかしながら、公差を小さくすると、シャ
フトの挿入時に挿入孔内の空気が抜け出ないため、シャ
フトを挿入することが困難となる。また、シアノアクリ
レート系の接着剤等でシャフトを挿入孔に固着する場
合、接着剤が空気に触れないため、固着しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、磁極の位置合わせが簡単にでき、挿入孔へシャ
フトをがたつくことなく挿入固定することができるマグ
ネットローラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のマグネ
ットローラは、マグネット部の両端面に穿設された円形
の挿入孔へ円柱状のシャフトが挿入固定され支持される
マグネット固定型のマグネットローラにおいて、前記シ
ャフトの挿入部の円周面を切欠いて形成された係合部
と、前記挿入孔内へ形成され前記係合部と係合する回転
阻止部と、を有することを特徴としている。
【0010】請求項2に記載のマグネットローラは、前
記シャフト及び前記挿入孔内の角部が丸面に縁取りされ
たことを特徴としている。
【0011】請求項3に記載のマグネットローラは、前
記挿入孔の開口周縁から孔軸方向へエア抜き溝を延設し
たことを特徴としている。
【0012】請求項4に記載のマグネットローラは、前
記シャフトの挿入部が滑り止め加工されたことを特徴と
している。
【0013】
【作用】請求項1に記載のマグネットローラでは、マグ
ネット部の両端面に円形の挿入孔が穿設され、この挿入
孔へ円柱状のシャフトが挿入固定される。このシャフト
の挿入部には、円周面を切欠いて係合部が形成されてお
り、また、挿入孔内には、係合部と係合する回転阻止部
が形成されている。
【0014】従って、シャフトを挿入孔へ挿入するだけ
で、係合部と回転阻止部とが係合し、挿入孔に対するシ
ャフトの回転が阻止される。この係合部と回転阻止部と
を、磁極と対応した位置に形成することで、挿入時に磁
極の位置合わせの必要がなくなる。
【0015】また、請求項2に記載のマグネットローラ
では、シャフト及び挿入孔内の角部が丸面に縁取りされ
ているので、挿入時に、角部同士が衝突して挿入孔が欠
損することがない。
【0016】さらに、請求項3に記載のマグネットロー
ラでは、挿入孔の開口周縁から孔軸方向へエア抜き溝が
延設されているので、公差を小さくしても、シャフトの
挿入時にエア抜き溝から挿入孔内の空気が抜ける。この
ため、シャフトの挿入が容易に行なえ、また、接着剤を
使用した場合、接着剤は空気と触れるので、接着効果を
発揮する。
【0017】また、請求項4に記載のマグネットローラ
では、シャフトの挿入部が滑り止め加工されているの
で、接着剤を用いないくても、シャフトを挿入孔内に固
着できる。
【0018】
【実施例】図1に示すように、第1実施例に係るマグネ
ットローラ10は、円柱状のボンデッドマグネット12
と、このボンデッドマグネット12へ回転自在に挿通さ
れ導電性を有するスリーブ管14と、ボンデッドマグネ
ット12の両端を支持するシャフト16と、で構成され
ている。
【0019】ボンデッドマグネット12は、一例とし
て、軸方向へスライド可能な金型内にフェライト等の磁
性部材を射出して成形される。この金型には、後述する
挿入孔18を形成する孔抜き部材が両端に設けられてお
り、金型を軸方向両端へスライドして脱型することで、
挿入孔18がボンデッドマグネット12の両端面へ一体
に成形されるようになっている。
【0020】図2に示すように、挿入孔18の開口付近
は円孔18Aとされ、奥方には円の上部の弧を弦で切り
取ったような略D字形の回転阻止孔18Bが形成されて
いる。一方、この挿入孔18へ挿入される円柱状のシャ
フト16の挿入部は、弧部が軸方向へスライスカットさ
れ略D字形の断面とされている。この略D字形の断面部
分が係合部16Aとされ、シャフト16が挿入孔18へ
挿入されたとき、回転阻止孔18Bと係合する。また、
シャフト16の他端にも、係合部16Aが形成され、図
示しない側板へ回転不能に固定される。
【0021】ここで、回転阻止孔18Bと係合部16A
とが係合したときに、ボンデッドマグネット12の磁極
が所定の位置となるように設定しておけば、挿入後にボ
ンデッドマグネット12の磁極の位置合わせの必要がな
くなる。なお、本実施例では、ボンデッドマグネット1
2の両端に上述した挿入孔18とシャフト16を配設す
るようにしたが、片側だけでも磁極の位置決めは可能で
あることは無論である。また、回転阻止孔18Bと係合
部16Aとに替えて、シャフト16の挿入部にキー溝を
凹設し、挿入孔18内に、このキー溝と係合する突起を
設けて位置決めするようにしてもよい。なお、シャフト
18に耐磨耗性が要求される場合、金属製とすることが
望ましい。
【0022】次に、第2実施例について説明する。図3
に示すように、シャフト16と挿入孔18内の角部が丸
面16B、18Cに縁取りされている。これによって、
シャフト16の挿入時に、角部同士が衝突して挿入孔1
8が欠損することがない。
【0023】次に、第3実施例について説明する。図4
に示すように、挿入孔18の開口縁部から孔軸方向へ凹
状のエア抜き溝18Dが延設されている。これによっ
て、挿入孔18とシャフト16との公差を小さくして
も、シャフト16の挿入時にエア抜き溝18Dから挿入
孔18内の空気が抜けるので、シャフト16の挿入が容
易に行なえ、また、シアノアクリレート系の接着剤を使
用した場合、接着剤が空気と触れるので、十分な固着効
果を発揮する。
【0024】次に、第4実施例について説明する。図5
に示すように、シャフト16の係合部16Aにローレッ
ト加工20が施されている。このため、接着剤を用いな
いでも、シャフト16を挿入孔18内に固着できる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、磁極の位
置合わせが簡単にでき、挿入孔へシャフトをがたつかせ
ることなく挿入固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るマグネットローラの分解斜視
図である。
【図2】第1実施例に係るマグネットローラの側断面図
である。
【図3】第2実施例に係るマグネットローラの端部を示
した側断面図である。
【図4】第3実施例に係るマグネットローラの端部を軸
方向から見た側面図である。
【図5】第4実施例に係るマグネットローラのシャフト
の斜視図である。
【図6】マグネットローラの磁極の変化状態を示した断
面図である。
【図7】従来のマグネットローラを示した側断面図であ
る。
【図8】従来のマグネットローラを示した側断面図であ
る。
【図9】従来のマグネットローラを示した側断面図であ
る。
【符号の説明】
16 シャフト 16A 係合部 16B 丸面 18 挿入孔 18B 回転阻止孔(回転阻止部) 18C 丸面 18D エア抜き溝 20 ローレット加工(滑り止め加工)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネット部の両端面に穿設された円形
    の挿入孔へ円柱状のシャフトが挿入固定され支持される
    マグネット固定型のマグネットローラにおいて、前記シ
    ャフトの挿入部の円周面を切欠いて形成された係合部
    と、前記挿入孔内へ形成され前記係合部と係合する回転
    阻止部と、を有することを特徴とするマグネットロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記シャフト及び前記挿入孔内の角部が
    丸面に縁取りされたことを特徴とする請求項1に記載の
    マグネットローラ。
  3. 【請求項3】 前記挿入孔の開口周縁から孔軸方向へエ
    ア抜き溝を延設したことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のマグネットローラ。
  4. 【請求項4】 前記シャフトの挿入部が滑り止め加工さ
    れたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    に記載のマグネットローラ。
JP9798793A 1993-04-23 1993-04-23 マグネットローラ Pending JPH06308834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9798793A JPH06308834A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 マグネットローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9798793A JPH06308834A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 マグネットローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06308834A true JPH06308834A (ja) 1994-11-04

Family

ID=14207027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9798793A Pending JPH06308834A (ja) 1993-04-23 1993-04-23 マグネットローラ

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JP (1) JPH06308834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7917067B2 (en) 2008-01-07 2011-03-29 Ricoh Company, Ltd. Magnetic field generating member and manufacturing method thereof, magnetic particle support body, image development device, process cartridge and image forming apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7917067B2 (en) 2008-01-07 2011-03-29 Ricoh Company, Ltd. Magnetic field generating member and manufacturing method thereof, magnetic particle support body, image development device, process cartridge and image forming apparatus

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