JPH02212614A - ボス取り付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、モータ等の軸に取り付けられる部材に係わり
軸とボスとの取り付け構造に関するものである。

従来の技術 従来ファン等の部材をモータ軸に固定する方法の一つと
してボス部をネジにより固定する方法がとられている。

この従来例を第３図により説明する。

第３図において、金属よりなるファン１をモータ軸３に
ネジ２て固定する場合、ファンボス４−に設けた軸貫通
穴４ａの内径とモータ軸３の外径のクリアランスは、重
力バランス等の特性に鑑みてきるだけ小さくなされてい
る。この場合、固定用のネジ２の先端によりモータ軸外
径に傷が付き、ファン１をとりはずす場合、傷によりボ
ス４の軸貫通穴４ａの内径とモータ軸３の外径とのクリ
アランスがなくなり、とりはずせない場合が生じていた
。

そのため従来はモータ軸３に第３図ａに示ずＤノノッｈ
３ａ、ｂに示すドリル穴３ｂ、ｃに示ず溝３ｃ等の機械
加工を施していた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら従来のような構成では、モータ軸に機械加
工によるＤカットやトリル穴や溝を加工せねばならず、
加工費によるコスト高となっていた。

課題を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明は、ボスに設ける軸貫
通穴の止めネジが取り付けられる位置に軸方向の溝を形
成したものである。

作用 本発明は上記した構成により、モータ軸にボスをネジに
て固定した際、軸に傷が付いてこの部分が盛り上っても
ボスの軸貫通穴に設けられた溝により傷による盛り上り
をにげられる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面にて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す。

１は合成樹脂にて形成されたファン、２は止めネジ、３
はモータ軸、４はファン１に一体に形成されたボスで、
軸貫通穴４ａを有する。４ｂはファンボス４の軸貫通穴
４ａに設けられた溝である。

以上の構成において、合成樹脂よりなるファンボス４の
内径の止めネジ２が配設される位置に軸方向に止めネジ
２の径より大きい巾の溝４ｂを設け、ファン１を軸３に
取り付けた場合、止めネジ２によりモータ軸３の外径に
傷が付いてもボス４の軸貫通穴４ａの内径との間に十分
なりリアランスがあり、ファン１の取りはずしがスムー
ズに行えるようにしている。

なお、実施例は合成樹脂による成型の際に溝を形成する
ものであるが、ダイカスト等てこの構造を用いても効果
は同じである。

発明の効果 以上の様に本発明は、ボスに止めネジの取り付け位置に
合わせ軸方向の溝を設けることにより、取りはずしに支
障をきたすことがなく、また軸部の加工が不要となり、
コストダウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例におけるファン取り付
けの構造図、第３図は従来例を示す構造図である。 １・・・・・・ファン、２・・・・・・止めネジ、３・
・・・・・モータ軸、４・・・・・・ボス、４ａ・・・
・・・軸貫通穴、４゜ｂ・・・・・・溝。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ばか１名ン ｉ之二、′ 第２図 ａ □（

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ボスに設けた軸貫通穴に軸を挿入し、止めネジにて前記
   ボスを前記軸に固定してなるものにおいて、前記軸貫通
   穴のネジが取り付けられる位置に軸方向の溝を設けたこ
   とを特徴とするボス取り付け構造。