JPH0475934A - ローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像記録装置の給送部等に設けられたローラに
関するものである。

（従来の技術） 従来、Ｄカット型給紙ローラは、第４図に示すように、
ローラ軸１０２に、Ｄカット型給紙ローラ１０１の回り
止め１０３として平行ビン又はスプリングビンな軸方向
に対して直角方向に差し込み、Ｄカット型給紙ローラ１
０１をローラ軸１０２の軸方向から差し込んで、回り止
め１０３を給紙ローラ１０１の側面の溝に嵌合させた後
、給紙ローラ１０１がローラ軸１０２からぬけないよう
に、Ｅ型止め輪１０４をローラ軸１０２にはめるように
構成されていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来例では、給紙ローラ１０１をロ
ーラ軸１０２の軸方向から差し込むため、次に挙げるよ
うな問題点があった。

（１）給紙ローラ１０１をローラ軸１０２に組み付ける
工程が多い。

（２）給紙ローラ１０１の回り止め１０３として平行ビ
ン又はスプリングビンな使用するが、平行ビンだとロー
ラ軸１０２からすべり落ち易く、スプリングビンではロ
ーラ軸１０２に打ち込むため、作業が面倒である。

（３）給紙ローラ１０１を交換する際、Ｅ型止め輪１０
４をローラ軸１０２からはずした後に、給紙ローラ１０
１をローラ軸方向に引き抜く必要があり、面倒である。

本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところはローラ本体とローラ
軸の着脱が簡便なローラを提供することにある。

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために本発明にあっては、ローラ軸
にローラ本体を一体に取付は固定したローラにおいて、
前記ローラ本体に軸方向に延びる溝を設け、該溝にロー
ラ軸を係止固定したことを特徴とする。

また、ローラ軸を弾発力でもって挟み込む弾性部材を介
してローラ軸とローラ本体とを係止固定するのが良い。

（作　用） 上記構成のローラにあっては、ローラ本体に設けられた
軸方向に延びる溝に、ローラ軸を係止固定することで、
ローラ軸とローラ本体の着脱が簡単に行なわれる。

また、弾性部材によってローラ本体とローラ軸が係止固
定された場合、弾性部材の弾発力に逆らう力をその弾性
部材に加えることにより、ローラ軸とローラ本体の着脱
がより簡便に行なわれる。

（実施例） 第１図（Ａ）はローラ本体１とローラ軸２の斜視図、第
１図（Ｂ）はローラ本体１の弾性部材１ａを含むローラ
軸２に直角方向の断面図、第１図（Ｃ）は、Ｄカット型
給紙ローラＲ１の斜視図である。

第１図（Ｃ）に示されるようにＤカット型給紙ローラＲ
８は、ローラ本体１とローラ軸２とから構成される。こ
の構成は、以下の実施例についても同様である。ローラ
本体１の円弧部分表面にはゴムシートＩＣが接着されて
おりローラ本体１にはローラ軸２と嵌合するように溝１
ｄが設けられ、この溝１ｄにはローラ軸２の嵌合穴２ｂ
と嵌合する位置にビン１ｂが立設されている。ビン１ｂ
はローラ本体１と同一の部材で一体化されたものでもよ
いし、或は平行ビン等の別部材をローラ本体１に固定し
たものでも良い。

ローラ軸２は弾性部材１ａを押し広げながら、ローラ本
体１の溝１ｄに完全におち込むと、ローラ軸２のＤカッ
ト部２ａに弾性部材１ａの引っ掛は部が引っ掛かり、ロ
ーラ軸２とローラ本体１が結合される。

第２図は第２の実施例を示したもので、第２図（Ａ）は
ローラ本体１とローラ軸２の斜視図、第２図（Ｂ）はロ
ーラ本体１の溝１ｄに設けられた弾性部材１ｅを含むロ
ーラ軸と直角方向の断面図である。第２図（Ｃ）は、Ｄ
カット型給紙ローラＲ２の斜視図である。

以下第１の実施例と同一の構成部材については同一の番
号を符して説明する。

弾性部材１ｅはローラ軸２に対し、ローラ本体１の回り
止めと、ローラ軸２とローラ本体１の結合を担うもので
、ローラ本体１のローラ軸２と嵌合する溝１ｄに２ケ所
設けられている。

ローラ軸２の嵌合穴２ｅをローラ本体１の弾性部材１ｅ
に嵌合するように押し込む。弾性部材１ｅの先端は嵌合
穴２ｅより大きいが、２つの弾性部材１ｅの間にある隙
間へ向けて若干たわむことにより、弾性部材１ｅは嵌合
穴２ｅを通り、ローラ軸２が溝１ｄに完全に落ち込み（
（Ｂ）図点線示）、たわんでいた弾性部材１ｅの先端が
元の状態にもどることにより、ローラ軸２が弾性部材１
ｅより抜けるのを防止する。

第３図に第３の実施例を示す。本実施例は板金を折り曲
げたローラ軸２を使用したもので、第３図（Ａ）は、ロ
ーラ本体１とローラ軸２の斜視図、同図（Ｂ）はＤカッ
ト型給紙ローラＲ５の弾性部材１ｆの中心軸を含むロー
ラ軸方向の断面図である。同図（Ｃ）はＤカット型給紙
ローラＲ３の斜視図である。

嵌合穴２ｇと位置決めビン１ｇが嵌合するようにローラ
本体１とローラ軸２を組むと、嵌合穴２ｆを通るのにた
わんでいた弾性部材１ｆが元の状態に戻り、弾性部材ｉ
ｆ先端の引掛は部がローラ軸２に引っかかり、ローラ本
体１とローラ軸２が結合される。また、弾性部材１ｆの
先端はローラ本体１の平坦部１ｈの近くまで延びており
、ローラ本体１の交換時には弾性部材Ｉｆの先端をつま
んで、ローラ軸２の嵌合穴２ｆから弾性部材１ｆをはず
せるように、弾性部材１ｆをたわませ、ローラ本体１を
ローラ軸２から取りはずし易いようになっている。

第１乃至第３の実施例においては、以上述べてきたよう
な構成としたために、ローラを組みたてるための部品と
、工程を減らすことが可能となる。

また、第１乃至第３の実施例で、ローラとしてＤカット
型のものを用いたが、Ｄカット型ローラを使用すると、
シート等の搬送を行なう際に、搬送材に接触しない平坦
部を、ローラ軸とローラ本体の着脱を行なうのに利用で
きるという利点がある。

（発明の効果） 以上説明したように、ローラ本体に、ローラ軸が嵌合す
るための溝を設け、溝にはローラ軸を固定するため弾性
部材を設けることにより、ローラ本体を交換する場合、
ローラ本体を半径方向に弓っ張るだけでローラ軸からは
ずすことができ、着脱が容易となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したローラを示し、同図（Ａ）は
ローラ本体とローラ軸の斜視図、同図（Ｂ）はローラ本
体とローラ軸の半径方向の断面図、 同図（Ｃ）はＤカット型給紙ローラの斜視図、第２図は
第２の実施例を示し、 同図（Ａ）はローラ本体とローラ軸の斜視図、同図（Ｂ
）はローラ本体とローラ軸の半径方向の断面図、 同図（Ｃ）はＤカット型給紙ローラの斜視図、第３図は
第３の実施例を示し、 同図（Ａ）はローラ本体とローラ軸の斜視図、同図（Ｂ
）はローラ本体とローラ軸の軸方向の断面図、 同図（Ｃ）はＤカット型給紙ローラの斜視図第４図は従
来例を示す図である。 符号の説明 Ｒ＋　、Ｒ２、Ｒｓ・・・Ｄカット型給紙ローラ（ロー
ラ） １・・・ローラ本体 ２・・・ローラ軸 １ｄ・・・溝 １　ａ、　　１　ｅ、　　１　ｆ＝弾性部材第１図 ＣＢ） 第 図 （Ｂ） Ｐ 図 ＋０２

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ローラ軸にローラ本体を一体に取付け固定したロ
   ーラにおいて、 前記ローラ本体に軸方向に延びる溝を設け、該溝にロー
   ラ軸を係止固定したことを特徴とするローラ。
2. （２）ローラ軸を弾発力でもって挟み込む弾性部材を介
   してローラ軸とローラ本体とを係止固定したことを特徴
   とする請求項１記載のローラ。